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新旧スパニッシュ・プログレ特集!<カタルーニャ&その他地域編>

スタッフ佐藤です。

今回注目するのは、情熱の国「スペイン」のロック・シーン!

西欧諸国のプログレの中でも、その歴史的/文化的背景から各地域に根ざした多様なサウンドが鳴らされてきたのがスパニッシュ・ロックです。

東部沿岸のバルセロナが属するカタルーニャ州では70年代中期「Musica Laietana」と呼ばれるムーヴメント影響下でジャズ・ロック・グループが数多く登場しました。

他方、南部アンダルシア州では伝統芸能フラメンコの要素やイスラム文化の流入を受けた歴史を反映するアラビックなエッセンスを放つサウンドが聴かれます。


新旧スパニッシュ・プログレ特集!<アンダルシアン・ロック編>

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そして北部で注目すべきなのがバスク自治州で、素朴で郷愁が滲むフォーキーなサウンドを持つグループ達が活躍しました。


新旧スパニッシュ・プログレ特集!<バスク・フォーク編>

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このように、地域によってアプローチが大きく異なるのがスパニッシュ・プログレ・シーンの魅力の一つとなっているのは間違いないと思います。

こちらの記事では、バルセロナを中心地とするカタルーニャ地方のグループたちをメインに作品をピックアップしてまいります☆


とその前に、スパニッシュ・プログレからの新作をご紹介しておきましょう♪

DRY RIVER/DC

クイーン愛に溢れたスペインの注目プログレ新鋭による、最高に熱いライヴ音源&映像を収録!傑作3rd『2038』の興奮が、観客の熱狂とともに再び蘇ります…!

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NU/MADRID RIO

名実ともにスペインを代表するプログレ・バンドによる、キャリアを総括した選曲で聴かせる18年ライヴを収録!往年に劣らぬこの溢れんばかりの熱気とパワフルさ、さすがです…。

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それでは、スパニッシュ・ジャズ・ロックの総本山バルセロナを中心に、カタルーニャ地方のバンド達をチェック!

ICEBERG/COSES NOSTRES

名実ともにバルセロナ産ジャズ・ロック・シーンで中核的な存在であったのがこのICEBERG。

のちにソロ・ミュージシャンとしても成功するMax Sunyerによる、ゴリゴリと熱く弾き倒すスタイルのギターを主役に展開するテクニカル・ジャズ・ロックは、ずばり「マハビシュヌへのスペインからの回答」!

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世界のジャズ/フュージョン・ロック特集~シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗な名品集

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BLAY TRITONO/CLOT 20

ジャケも最高だが、音もカッコ良すぎる。変拍子をビシバシとキメながらアグレッシヴに疾走するシャープなリズム隊、時にフリーキーに暴れ、時に牧歌的に和ませる表情豊かな管楽器、精緻なタッチの格調高いピアノなど、カンタベリー/レコメン系に通ずる硬質さとユーモアが絶妙にバランスしたサウンドはすごい完成度です!

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民族音楽とプログレ【70年代編】

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FUSIOON/FUSIOON(1974)

バルセロナのジャズ・ロック・バンドの中では最も知られた存在と言えるのがこのFUSIOON。こちらの2ndは、EGGあたりを思わせるオルガンメインのジャズ・ロックに、初~中期GENTLE GIANTっぽいリズミカルでユーモアあるアレンジを施したかのような、ユニークなサウンドを持ち味としています。とぼけたジャケと共に人懐っこい魅力に溢れたスペインの好グループ!

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BARCELONA TRACTION/BARCELONA TRACTION

ハットフィールドが好き?リターン・トゥ・フォーエヴァーが好き?でしたら、このスペインのグループ、是非一聴を!シャープに引き締まったドラム、流麗に動くメロディアスかつグルーヴィーなベースによる安定感抜群のリズム隊を土台に、エレピが地中海の青空へと吸い込まれていくようなリリカルにたゆたうメロディを奏でます。色彩感豊かなパーカッションやホイッスルなどによる味付けも地中海フレイヴァーたっぷりで絶品!

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BARCELONA TRACTION『BARCELONA TRACTION』 - ユーロロック周遊日記

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スペインはバルセロナ出身のジャズ・ロック・トリオ、BARCELONA TRACTIONが75年にリリースした唯一作『BARCELONA TRACTION』をピックアップ!

COMPANYIA ELECTRICA DHARMA/TRAMUNTANA

ギター、サックス、ドラムのFortuny3兄弟を中心とするグループで、70年代半ばにバルセロナのライヴハウスZELESTEを中心に起こったジャズ/アヴァン・ロック・ムーヴメントの中核を担った名グループが彼ら。ジョン・マクラフリンばりのキレ味鋭いジャズ・ロック・ギターと地中海フレイヴァーたっぷりなスペインの民族木管楽器テノーラとのぶつかりあい!うむ、これぞ地中海ジャズ・ロック!

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実験性、民族性、キレのある技巧を詰め込んだ、世界のアヴァン・ジャズ・ロックを探求!

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実験性、民族性、技巧が一体となった、世界の注目すべきアヴァン・ジャズ・ロック作品をチョイスしました!

MAQUINA!/WHY ?

初期ニュークリアスに比肩するジャズ・ロックを繰り広げる、60年代より活動の名グループによるデビュー作!R&Bやジャズが根っこにあるグルーヴィーかつふくよかなリズム隊をバックに、淡いトーンのオルガンがたなびき、ピアノが静謐に鳴り、ファズ・ギターがサイケデリックかつヒリヒリとテンションあるフレーズを紡ぐオープニング・ナンバーからもう抜群のカッコよさ。ちなみにクロワッサンに懐中時計がはまったジャケデザインは、当時のフランコ独裁体制への批判を込めたもの。

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MAQUINA!特集 ~スパニッシュ・ジャズ・ロック/ブラス・ロックの名グループ~ 【ユーロ・ロック周遊日記】

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ORQUESTRA MIRASOL/SALSA CATALANA

BLAY TRITONOに参加するkey奏者を擁するバンドの74年デビュー作。BLAY TRITONOに通じるジャズ・ロックを土台に、初期リターン・トゥ・フォーエヴァー彷彿のフュージョン・タッチ、そしてサルサのエッセンスを取り入れた意欲的なサウンドが持ち味。管楽器、マンドリン、パーカッション、ホイッスルなど雑多な音が溢れますが、賑やかさよりはチェンバー・ロックに通じる緊張感が勝っていて聴き応えたっぷり。

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MAQUINA!特集 ~スパニッシュ・ジャズ・ロック/ブラス・ロックの名グループ~ 【ユーロ・ロック周遊日記】

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MUSICA URBANA/MUSICA URBANA

後にスペインを代表する音楽家となるJoan Albert Amargosが若い日に結成したジャズ・ロック/アヴァン・ロック・グループ。アレアやSHESHETとも呼応した地中海プログレの傑作!

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PETER ROAR / LUCKY GURI / CHARLES BENAVENT / MAX SUNYER / SALVADOR FONT/WE ARE DIGGING THE BEATLES

企画もの的な異色作ではありますが、これは痺れますよ!BARCELONA TRACTION、MUSICA URBANA、MAQUINA!、ICEBERGなどに在籍/参加するメンバーが集結したオールスターによる、全曲ビートルズのカバー・アルバム。イージーリスニングな感じは微塵もなく強烈な躍動感とキラメキ!ジャズ・ロック・ファンやカンタベリー・ファンはもちろんの事、ビートルズ・ファン、サイケ・ポップ・ファン、ニッチ・ポップ・ファンにもお楽しみいただきたい一枚♪

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カケレコ的ビートルズカバー名曲選

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Musica Laietana ライエターナ・ミュージック特集~スペインはバルセロナで起こったジャズ・ロック・ムーヴメント

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70年代にスペインでおこったロック・ムーヴメント「Musica Laietana ライエターナ・ミュージック」を特集!



スパニッシュ・プログレの中心地と言えるバルセロナだけに、勿論シンフォ系バンドも実力派揃いです。

GOTIC/ESCENES

昔から「スペインのキャメル」としてユーロ・ロック・ファンに愛されてきた名作ですね。抜群のテクニックで躍動するパートと、叙情的なメロディーと繊細なフルートの音色が心を打つロマンティックなパートが鮮やかに対比される、バルセロナが生んだ極上シンフォ。

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【ユーロロック周遊日記】スパニッシュ・シンフォの至宝GOTICの78年作『ESCENES(夢の情景)』

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一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、スパニッシュ・シンフォの至宝と言うべき名グループGOTICが残した78年デビュー作『ESCENES(夢の情景)』をピックアップいたしましょう。

ATILA/INTENCION and REVIURE

カタルーニャ州の中でもフランス国境に近いジローナを出身地とするグループ。キース・エマーソンになったりリック・ウェイクマンになったりと忙しなく躍動するキーボードのプレイがとにかく痛快なスパニッシュ・シンフォ・ハードを展開します。スパニッシュ・プログレの名作と誉れ高い2ndと、よりシンフォニック色を強めた3rdを収録!

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METAMORFOSIS/PAPALLONES I ELEFANTS

こちらはカタルーニャ出身のインスト・グループによる82年リリースの作品。発表時期もあってほぼ無名の作品ですが、聴いてみると初期P.F.M.みたいな素晴らしさビックリ!スペインらしいエキゾチックなジャズ・ロックとメロディアスな叙情派シンフォの要素を合わせ持った芳醇でイマジネーションに富んだサウンドが感動的。もしこれが75年作だったとしたら、ユーロ・ロック屈指の傑作として評価されていたかも!

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次のページではカタルーニャ以外の主要地域のバンドをピックアップ!

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  • ICEBERG / COSES NOSTRES

    ずばりスパニッシュ・ジャズ・ロックの最高峰!76年リリースの2nd

    スペインはバルセロナ出身のジャズ・ロック・グループ。76年作の2nd。1stよりヴォーカリストが脱退。本作以降はすべてインストゥルメンタル作品になります。Voが居なくなったせいか、サウンドは1stのテクニカルな部分を更に押し進めた硬派なテクニカル・ジャズ・ロック。スペインを代表する天才ギタリストMax Sunyerのギターは相変わらず冴え渡っていて、フラメンコや北アフリカ音楽のエッセンスを感じさせるアラビックでエキゾチックな旋律をゴリゴリとアグレッシヴに、なおかつ地中海フレイヴァーいっぱいに爽やかで流れるように弾き倒すフレージングはテクニック、センスともに抜群。そんなMaxのギターにユニゾンであわせるKey奏者、Josep Mas “Kitflus”も特筆で、彼らの高速ユニゾンと白熱したソロの応酬がバンドの最大の持ち味です。そんなマハビシュヌばりのキレ味抜群のテクニックに加え、シンフォニック&スペーシーなシンセによるプログレ・フレイヴァーや、たおやかさや清涼感やエキゾチズムなどの地中海フレイヴァーもあって、色彩豊かなサウンドは世界的にみても屈指のクオリティ。70年代半ばにバルセロナで興ったジャズ・ロック/アヴァン・ロックのムーヴメント『ライエターナ・ミュージック』を代表する作品で、スペインが世界に誇るジャズ/フュージョン・ロック傑作です。

  • MUSICA URBANA / MUSICA URBANA

    現代のスペインを代表する音楽家Joan Albert Amargosが結成したチェンバー・ロック・グループ、76年の名作1st

    スペインはバルセロナ出身、チェンバー/ジャズ・ロックの名グループ。76年にZELESTEレーベルよりリリースされた1st。後にクラシックから映画/演劇音楽でも名を残し現代スペインを代表する音楽家となるJoan Albert Amargosを中心に、60年代末から活躍するブラス・ロック・バンドMAQUINA!のメンバー、BARCELONA TRACTIONのKey奏者により結成。英米ロックから解放されたスパニッシュ・ロックの確立を目指していたようで、地中海音楽やアンダルシア音楽をはじめ、スペインのオペラであるサルスエラ(Zarzuela)も取り込んだチェンバー・ロックが特徴です。緻密かつ地中海の香り漂う芳醇なサウンドは、HATFIELD & THE NORTHのファンをはじめ、イスラエルのSHESHETやイタリアのAREAやPICCHIO DAL POZZOのファンにはたまらないはず。若きJoan Albert Amargosの才気ほとばしるイマジネーション豊かな名品です。

  • PETER ROAR / LUCKY GURI / CHARLES BENAVENT / MAX SUNYER / SALVADOR FONT / WE ARE DIGGING THE BEATLES

    後にスパニッシュ・ジャズ・ロック・シーンで名を残す重鎮たちが70年代初期に産み落とした最高にカッコ良いビートルズ・カバー作

    後にBARCELONA TRACTION〜MUSICA URBANAとスパニッシュ・ジャズ・ロックを代表するグループで活躍する名Key奏者Lucky Guriと70年代初期のスパニッシュ・ジャズ・ロック・シーンを代表するグループMAQUINA!のサックス奏者Peter Roarを中心に、言わずとしれたICEBERGの名ギタリストMax Sunyerや、MAQUINA!のリズム隊が参加したスーパー・グループ。72年作の全曲ビートルズ・カバー・アルバム。もう、このレビュー書きながら、興奮しています!2曲目の「Strawberry Fields Forever」で泣きそうです。イージーリスニングな感じは微塵もなく、サイケ・ポップのカラフル感を残しつつ、ロック的シャープさとオシャレな洗練とが同居した最高にカッコ良くワクワク感溢れるサウンドを聴かせています。シャープでタイトな音色と手数多いフレージングがカッコ良すぎるドラムを中心に、ピアノとサックスが時にどっしりと時に軽やかに躍動し、NUCLEUS時代のChris Speddingを彷彿とさせるセンス溢れるMax Sunyerが脇を固めます。このキラメキが伝わるでしょうか。カケレコが自信を持ってオススメする大傑作!ビートルズ・ファンもサイケ・ポップ・ファンもニッチ・ポップ・ファンもジャズ・ロック・ファンもカンタベリー・ファンも全員必聴!

  • FUSIOON / FUSIOON(1974)

    スペイン、オルガンをメインに展開するジャズ・ロック、74年作2nd

    74年作の2nd。様々な要素が雑然としていた(そこが魅力ですが)1stと異なり、本作で聴けるのはオルガンを中心としたジャズ・ロック。ただ、本格派という感じではなく、人を食ったようなジャケット通りのどこか人懐っこいサウンドが特徴的。目指すところはデイヴ・スチュワート率いるEGGあたりと同じだと思いますが、EGGと比べちゃうとちょっとかわいそうかもしれません。でも、テクニックは安定してるし、曲も魅力的だし、なかなか愛すべき作品です。

  • GOTIC / ESCENES

    スペインのCAMELと異名を取るバルセロナ出身のシンフォニック・ロック・グループ、78年作、たおやかなフュージョン・タッチで紡がれる清涼感溢れる名作!

    スペインのキャメルことGOTICの一世一代の名作。78年発表。叙情的なメロディーと繊細なフルートの音色が心に届く極上シンフォニック・サウンド。流れるような曲展開も素晴らしいの一言で、静と動を巧みに操り、曲の持つエモーションを最大限に引き出しています。

  • BLAY TRITONO / CLOT 20

    76年唯一作、カンタベリー/レコメン系のファンは必聴!スパニッシュ・ジャズ・ロックの名作!

    スペインはバルセロナで興った「ライエターナ・ミュージック」屈指の傑作と言われる76年唯一作。メンバーの中心は、現在までプレイヤー/コンポーザーとして活躍するサックス/テノーラ奏者のJoan Josep Blay。他、ジャズ・ピアノの名手でORQUESTRA MIRASOLでも活躍するKey奏者Victor Ammannと、トランペット奏者、トロンボーン奏者、リズム隊による6人編成。Joan Josep Blayによるテノーラ(スペインの民族木管楽器)のチャルメラ風フレーズを軸に、トランペットとトロンボーンがたおやかにむせぶ地中海フレイヴァーたっぷりのサウンドを聴かせます。ビシバシと切れ味鋭いドラムとメロディアスに動きまくるベースによるリズム隊も鉄壁。Key奏者のVictor Ammannもさすがで、ギルガメッシュのAlan Gowenにも比肩する緻密で煌びやかなピアノ&エレピが印象的です。ハットフィールドやギルガメッシュなどカンタベリーの名作と比べても何ら遜色ないクオリティ。これはユーロ・ジャズ/アヴァン・ロック屈指の傑作です。

  • DRY RIVER / DC

    クイーン愛に溢れたスペインの注目プログレ新鋭、19年1月の最高に熱いステージを収録したライヴ作!

    12年デビュー、メンバーほぼ全員がクイーンとドリーム・シアターをフェイバリットに挙げるスペインの新鋭プログレ・バンド、2019年1月マドリッドでの熱いライヴを収録した2CD+DVD!注目は何と言っても、18年にリリースされた傑作3rd『2038』のナンバーを中心にしたセットリストである点。冒頭、力の入ったMCがDRY RIVERを紹介すると、3rdアルバム1曲目「Perder El Norte」でスタート!スタジオ盤での演奏の精度はそのままに、観客も巻き込んだ最高にエネルギッシュで痛快なステージが幕を開けます。観客は1曲通して大合唱で、ライヴならではの臨場感がみなぎっており雰囲気が素晴らしい。もちろんお約束のクイーン「BOHEMIAN RHAPSODY」の完全再現も披露しています。1曲では、リッチー・ブラックモア率いるレインボーで現ヴォーカルを務めるチリ出身シンガーRonnie Romeroをゲストに迎えていて、フレディ愛たっぷりな2人のヴォーカルが会場を最高潮に盛り上がていて感動的です。1stと2ndの曲を披露した17年ライヴ作『ROCK & ROLLO… !Y CANA!』とともに、彼らの情熱みなぎるサウンドに胸打たれた方なら必聴と言える傑作ライヴ盤!

  • BARCELONA TRACTION / BARCELONA TRACTION

    バルセロナ出身、エレピが優美なメロディを奏でるジャズ・ロック/クロスオーバーの逸品、75年発表

    スペインはバルセロナ出身のジャズ・ロック・トリオ、75年の唯一作。バンドのリーダーは、Key奏者のLucky Guriで、バルセロナ・ジャズ・ロック・シーンの名手達が集まったビートルズのカヴァー作品(傑作!)に参加したり、後には地中海ジャズ・ロックの名バンドMUSICA URBANAに参加するなど、バルセロナ・シーンを代表するKey奏者。シャープに引き締まったドラム、流麗に動くメロディアスかつグルーヴィーなベースによる安定感抜群のリズム隊を土台に、エレピが地中海の青空へと吸い込まれていくようなリリカルにたゆたうメロディを奏でます。色彩感豊かなパーカッションやホイッスルなどによる味付けも地中海フレイヴァーたっぷり。バンドは、スペインはカタルーニャ地方のウッドストック・フェスと言える75年に行われた伝説の「Festival Canet Rock」に参加し、高い評価を得ます。その後は解散してしまい、残念ながら唯一作となってしまいましたが、バルセロナ産ジャズ・ロック「MUSICA LAIETANA」シーンを代表する一枚として名高い傑作です。

  • METAMORFOSIS / PAPALLONES I ELEFANTS

    カタルーニャのグループ、82年作、スパニッシュ・ジャズ・ロック meets 叙情派シンフォ!

    スペインはカタルーニャ出身のインスト・グループ。82年の唯一作。イマジネーション豊かなスパニッシュ・ジャズ・ロックと、叙情派シンフォのエッセンスが入ったジャジーかつメロディアスなプログレとの二つのスタイルにより、アルバムを彩り豊かに構成。手数多くシャープなドラム、アグレッシヴなベースによるいかにもジャズ・ロックなリズム隊を土台に、ギターが時にジャジーかつスリリング、時にヴァイオリン奏法などを駆使して切々と胸に響くフレーズで引っ張り、柔らかなエレピやリリカルなピアノが全体を包む。かなりマイナーなグループですが、実力は驚愕のレベル。必聴盤です。

  • ORQUESTRA MIRASOL / SALSA CATALANA

    74年発表、エレクトリック・マイルスや初期リターン・トゥ・フォーエヴァーに対するスペインからの回答!

    74年にバルセロナで結成されたジャズ/フュージョン・ロック・グループ、74年のデビュー作。主なメンバーは、OMやJordi Sabatesのソロに参加したマンドリン/ベース奏者のXavier Batllesと、後にBLAY TRITONOに参加するKey奏者のVictor Ammann。OM〜Jordi Sabates〜BLAY TRITONOの流れにあるジャズ・ロック〜アヴァンギャルドを軸に、初期リターン・トゥ・フォーエヴァーのフュージョン、そしてサルサを取り入れた意欲的なサウンドが持ち味。Key奏者はアヴァン色の強いBLAY TRITONOに参加するだけあり、チック・コリアと比べてトーン、フレーズともに暗く重いのが特徴で、マンドリンや管楽器にもチェンバー・ロック的な張りつめた空気感があり、パーカーションやホイッスルなどサルサのエッセンスをブレンドしていますが、全体的には爽やかさはなく緊張感があります。静謐なタッチのピアノ、よく動くベースは、ベルギーのCOSあたりに通じる雰囲気もあって印象的。名作ぞろいのバルセロナ産ジャズ・ロックの中でも屈指と言える一枚。ずばり地中海ジャズ・ロックの傑作です!

  • COMPANYIA ELECTRICA DHARMA / TRAMUNTANA

    スペインはバルセロナの名グループ、77年3rd、ジャズ/フュージョンと地中海民族音楽フレイヴァーとがブレンドしたサウンドは北欧サムラにも比肩する完成度!

    スペインはバルセロナ出身、ギター、サックス、ドラムのFortuny3兄弟を中心とするグループで、70年代半ばにバルセロナのライヴハウスZELESTEを中心に起こったジャズ/アヴァン・ロック・ムーヴメントの代表格。77年にZelesteよりリリースされた3rd。ジャズ/フュージョン・ロックの傑作デビュー作から、一転して2ndでは地中海フレイヴァーが香るサウンドでオリジナリティを確立。その延長線上で、一気に洗練を増したのが本作。細かいリズムを軽快に切り刻むキレ味抜群のドラム、よく動くベース、淡い陰影と浮遊感を加えるエレピ、そしてサムラを彷彿させるツブ立ちの良さとジョン・マクラフリン的ジャズ・ロック・フィーリングが織り成すテクニック&センス抜群のエレキ・ギター。そこに地中海フレイヴァーを加えるスペインの民族木管楽器テノーラによるエキゾチックな旋律がシャープな演奏に違和感なく溶け込んでいて恐るべし。それにしてもこのクオリティでこの知名度の低さときたら!サムラに比肩する名グループ。ギタリストのEsteve Fortunyは、ICEBERGのMax Sunyerと並び称されるべき名手!

  • NU / MADRID RIO

    スペインを代表するプログレ/ハード・ロック・バンド、歴代ナンバーを披露した18年2月のライヴ音源&映像を収録!

    78年にデビューしたスペインを代表するプログレ/ハード・ロック・バンド、18年2月のライヴを収録した2CD+DVD。1stアルバムのナンバーも含む彼らの歴史を俯瞰するセットリストで、力強く溢れ出すオルガンと往年のままにキレのあるハードエッジなギターを中心に熱っぽくパワフルに突き進むアンサンブルがひたすらカッコいいです。フルートも操るフロントマンJose Carlos Molinaによるハイトーンのスペイン語ヴォーカルも健在。スパニッシュ・プログレの伝説的バンドによる堂々たるパフォーマンスたっぷりと堪能できる音源&映像です。

    • RER159ROCK ESTATAL

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      レーベル管理上、デジパックに角潰れがある場合がございます。ご了承ください。

  • MAQUINA! / WHY ?

    スペインはバルセロナ出身、70年作1st、スパニッシュ・プログレ黎明期屈指の傑作

    68年にバルセロナで結成された、スパニッシュ・プログレ黎明期を代表するグループ。中心人物は、ベール&VoのJordi BatisteとKey奏者のEnric Herreraの2人で、結成前は、ディランなど先進的なフォーク・シーンに影響を受けつつ、カタルーニャ地方ならではのフォーク音楽を目指したGrup de Folkのメンバーとして活動していました。その他メンバーは、後にMUSICA URBANAに参加するギターのLuigi Cabanachと後にTAPIMANを結成するドラマーのTapi Vilaseca。シングル2枚をリリースした後、70年に録音されたのが本デビュー作です。レコーディング中にJordi Batisteが徴兵で抜けたため、代わりにギターのJosep Maria Parisが加入し、元々ギターのLuigi Cabanachがベース&Voとなり、レコーディング続行。R&Bやジャズが根っこにあるグルーヴィーかつふくよかなリズム隊をバックに、淡いトーンのオルガンがたなびき、ピアノが静謐に鳴り、ファズ・ギターがサイケデリックかつヒリヒリとテンションあるフレーズを紡ぐオープニング・ナンバーから抜群のカッコよさ。爆発的なテクニックこそありませんが、フツフツとしたエネルギーを内に秘めた、終始テンション溢れるアンサンブルは本格感プンプンで、初期ニュークリアスを思い出します。タイトルトラックでは、Jordi Batisteのヴォーカルが登場。「あれ、女性ヴォーカル居たっけ」と思ってしまうほどに中性的な歌声で、グルーヴィーに疾走するアンサンブルとともに、アフィニティやキャロル・グライムス&デリヴァリーを彷彿させます。うつむき加減で淡々と音をぶつけ合いながら、徐々に熱を帯びて畳み掛けていく演奏に終始痺れっぱなし。60年代末のR&B〜ジャズ・ロック作の中でも屈指と言える一枚。これはオススメです。ちなみに歌詞は英語。クロワッサンに懐中時計がはまったジャケデザインは、当時のフランコ独裁体制への批判がこめられているようです。

  • ATILA / INTENCION and REVIURE

    スペインらしい熱気と哀愁に溢れるプログレ・ハード、76年の2nd+78年の3rdをカップリング

    スペイン北東部でフランス国境に近いジローナ出身のグループ、76年作2ndと78年作3rdを収録。エネルギッシュなドラム、よく動くベース、キース・エマーソンになったりリック・ウェイクマンになったり忙しいキーボード、ハードかつエモーショナルなギターによる、熱気と哀愁に溢れるプログレ・ハード。洗練とはほど遠く、なかなかバタバタとしていますが、それがまた哀愁を増幅していてグッとくるものがあります。3rdはよりシンフォニックな色合いを強めた作風で、「静」のパートと「動」のパートをダイナミックに行き来するアンサンブルが聴きモノ。「動」のパートでのキーボードとギターがユニゾンで疾走するキメのパートは、プログレ・ファンで心躍らない人はいないでしょう。両作とも傑作です。

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