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新旧スパニッシュ・プログレ特集!<バスク・フォーク編>


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今回は、バスク地方のフォークを特集してまいります。

バスク地方とは、イベリア半島の付け根のピレネー山脈の西側に位置し、フランスとスペインの両国にまたがった地方を指します。

バスク地方で有名なものというと、ピカソの絵画で有名なゲルニカはバスク自治州にあり、また宣教師のフランシスコ・サビエルもバスク地方にあったナバラ王国の出身です。

近年ではバスクは「美食の街」としても人気で、旅行者が絶えません。

コンビニエンスストアでも、バスク地方のチーズケーキ「バスチー」が人気ですよね。

さてさて、バスク人はイベリア半島で最も古くから暮らしている民族で、ヨーロッパの他の国の影響の少ない、独自の言語や文化を持っています。

なかでもバスク語は、現存するどの言語とも系統関係が立証されていない孤立した言語で、習得がとても難しい言語としても知られています。
中世には「バスク語を勉強させられる刑」があったとか…

そんな独特な「バスク語」で歌われるバスク地方のフォークは、郷愁の滲む素朴なサウンドが特徴です。

それでは早速、作品を聴いてまいりましょう。

IZUKAITZ / IZUKAITZ

74~78年という短い期間に活動し、2枚のアルバムを残したイスカイス。

こちらは78年1st。民族楽器を用いた幻想的な世界観が見事な名品です。

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【ユーロロック周遊日記】プログレ秘境バスクの民族色豊かなフォーク・プログレ名品IZUKAITZの78年1st「IZUKAITZ」

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HAIZEA / HONTZ GAUA

スペインはバスク地方出身のプログレッシヴ・フォーク・グループ、76年作の2ndアルバム。

幽玄なフルートやチェロ、虚ろな女性ヴォーカル、エキゾチックなパーカッション。

崇高さすら湛えた神秘的なサウンドが鮮烈な印象として残ります。

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.32】スペインはバスクの宵闇プログレ・フォーク、HAIZEAの76年2nd『HONTZ GAUA』

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バスク語フィメール・ヴォーカルを擁する名グループHAIZEAの76年2nd『HONTZ GAUA』をピックアップいたしました。

ITOIZ / EZEKIEL

バスク地方出身の好グループ、80年2nd。

ジャケットのイメージ通りのノスタルジックな雰囲気はそのままに、サックス、ヴァイオリン、シンセサイザーの導入により前作以上にバラエティに富んだプログレッシヴなサウンドが印象的です。

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ENBOR / KATEBEGIAK

バスク地方出身のエレクトリック・フォーク・ロック・グループ、80年2nd。

フォーク・ロック的な1stと比べ、17分を超える大曲を収録するなど、プログレッシヴなサウンドを聴かせています。

1stで聴けた哀愁のフルート、豊かなハーモニーによる穏やかなパートはそのままに、サックスをフューチャーするなどジャズ・ロックのエッセンスも取り入れたアンサンブルはかなり完成度高いです。

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IMANOL / OROITUZ

70年代より活動したバスク地方出身SSW、85年作。

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その他の地域のスパニッシュ・フォーク

ここからは、バスク地方以外のスペインのフォークを聴いてまいります。

CHICOTEN / CHICOTEN

マルチ奏者の5人グループ、チコテンの78年作。

フルートやオーボエ、バンドゥリアやリュートなど、スペインの伝統楽器含む様々なアコースティックな楽器を用い、朗らかなフォークをインストで奏でています。

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MILLADOIRO / O BERRO SECO

スペインはガリシア地方のバンドで、ケルト音楽の影響を受けています。

バグパイプと細やかな弦楽器の音色がたまらなく美しいです。

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VAINICA DOBLE / CONTRACORRIENTE

スペインのフィーメール・デュオ。76年3rd。

2人の美しいハーモニーとなんともけだるいサイケデリックなアレンジが心地良いスパニッシュ・サイケ・フォークの逸品。

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いかがでしたでしょうか。

カタルーニャ&その他地域編アンダルシアン・ロック編もぜひご覧ください!

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  • IZUKAITZ / IZUKAITZ

    バスク出身のフォーク・グループ、78年1st、民族楽器を用いた幻想的な世界観が見事な名品

    バスク出身のフォーク・グループが78年にリリースした1stアルバム。フルート、フィドル、タブラ、アコースティック/エレクトリック・ギターによる流れるようなアンサンブルと、女性・男性ヴォーカルによる包み込むようなヴォーカル、ハーモニーが印象的。トラッド臭は無く、幻想的な雰囲気がたまらない一枚。名作。

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