2019年1月16日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
本日は珠玉のビートルズ・カヴァーを収録した作品をカケレコ在庫よりピックアップしてまいりたいと思います!
♪EVERY LITTLE THING
「アメリカ」と並ぶYESの名カヴァーですね。躍動感いっぱいに弾むファンタジックなアンサンブルはすでにYESナンバーそのもの!
♪STRAWBERRY FIELDS FOREVER
YES加入前のスティーヴ・ハウが在籍していたTOMORROW。
スティーヴ・ハウの焦燥的なギターとトゥインクの偏執狂的なドラム・ワークは、このころからすでに半端ではないテンションです。
♪TOMORROW NEVER KNOWS
81年リリースの1stソロ・アルバムより。
♪ELEANOR RIGBY
過去の代表曲を、オーケストラとの共演で演奏した作品。
よりドラマチックなエリナー・リグビーです。
♪NORWEGIAN WOOD
英国が誇るギター求道者、自身のルーツを辿るようなJAZZスタンダード・カヴァー集。
♪IT’S ONLY LOVE
ロキシー・ミュージック休止中にリリースされたソロ三作目。
ジョン・ウェットン、ポール・トンプソン、クリス・スペディングなどが参加しています。
♪IN MY LIFE
ザ・フーのドラマー、キース・ムーンの75年唯一のソロ作。
ピアノとコーラスをバックにリラックスしたボーカルが響き、しみじみと良いです。
♪RAIN
ビートルズ12枚目のシングル、「PAPERBACK WRITER」のB面曲。
今作はトッド・ラングレンが76年に発表した、7作目でA面は60年代ロックのカバー、B面はオリジナル曲という構成です。
♪ROCKY RACOON
08年のライヴより。ロニー・レインやクラプトンとの共演でも知られる英国の職人肌ギタリスト、「ROCKY RACOON」とは選曲がまた渋い!
♪I FEEL FINE
ビートルズ「I FEEL FINE」をこんなにファンキーにカバーしちゃうとは・・・!「英国の山下達郎」75年作。
♪LET IT BE
STRAWBSのトニー・フーパーがプロデュースした牧歌的でいて格調高い英フォーク・デュオと言えば?メロトロンも入っていて、英国ならではの幻想美がたまらないなぁ。
これは久々に痺れました!スペイン・ジャズ・ロックの重鎮たちが72年に産み落とした全曲ビートルズのカバー・アルバム。イージーリスニングな感じは微塵もなく強烈な躍動感とキラメキ!カケレコが自信を持ってオススメします!!
♪TELL ME WHY
スタジオでのライヴ・パーティを録音した作品。
アコースティックな楽器とコーラス、和気あいあいとした雰囲気が楽しめます。
ビートルズを3曲カバー。
♪HERE, THERE AND EVERYWHERE
アメリカを代表する女性カントリー・ロックSSW、75年作。
優しく美しい歌声が染み渡ります。
エイモス・ギャレットのギターもいいいですね。
♪I’M A LOSER
やさぐれる前のマリアンヌ。
♪YESTERDAY
英ケント州のフォーク・デュオ。
あまりにピュア過ぎて、汚れた心が洗われていきます。
♪LET IT BE
ハワイのソフト・ロック・グループ。愛らしく耳にスッと入る女性ヴォーカルと、ほんのり歌謡曲風なアレンジが親しみやすくて良いです!
いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです。
後にBARCELONA TRACTION〜MUSICA URBANAとスパニッシュ・ジャズ・ロックを代表するグループで活躍する名Key奏者Lucky Guriと70年代初期のスパニッシュ・ジャズ・ロック・シーンを代表するグループMAQUINA!のサックス奏者Peter Roarを中心に、言わずとしれたICEBERGの名ギタリストMax Sunyerや、MAQUINA!のリズム隊が参加したスーパー・グループ。72年作の全曲ビートルズ・カバー・アルバム。もう、このレビュー書きながら、興奮しています!2曲目の「Strawberry Fields Forever」で泣きそうです。イージーリスニングな感じは微塵もなく、サイケ・ポップのカラフル感を残しつつ、ロック的シャープさとオシャレな洗練とが同居した最高にカッコ良くワクワク感溢れるサウンドを聴かせています。シャープでタイトな音色と手数多いフレージングがカッコ良すぎるドラムを中心に、ピアノとサックスが時にどっしりと時に軽やかに躍動し、NUCLEUS時代のChris Speddingを彷彿とさせるセンス溢れるMax Sunyerが脇を固めます。このキラメキが伝わるでしょうか。カケレコが自信を持ってオススメする大傑作!ビートルズ・ファンもサイケ・ポップ・ファンもニッチ・ポップ・ファンもジャズ・ロック・ファンもカンタベリー・ファンも全員必聴!
魅力的なのは、2人のハーモニー。線の細く純粋な2人の歌声が右から左から重なり、美しいハーモニーを奏でます。まるでVASHTI BUNYANとFOLKAL POINTのヴォーカリストが左右からささやいているような感じ。素直なピッキングの軽やかなギターは寄り添うように響きます。自作曲2曲以外はすべて当時のヒット曲のカバーで、「君の友だち」「スカボロ・フェア」をこれ以上なくピュアにカバーしており、てらいのない素朴な演奏に心洗われます。ブリティッシュ・フォーク好き、特にVASHTI BUNYANなど透明感あるフィメール・フォークが好きな方から、PP&MやSIMON & GARFUNKELなどのハーモニーの美しい60年代米国フォークが好きな方におすすめです。
英国はヨークシャー出身、ダニー・クラークとレニー・ウェズリーによるフォーク・デュオ。FOGGY DEW-Oとしてデビューしアルバムを残した後、FOGGYと改名してリリースした72年作。STRAWBSのトニー・フーパーによるプロデュースで、元STRAWBSでデュオHUDSON-FORDでもお馴染みの2人に加え、STRAWBSのKey奏者Blue Weaverが参加。木漏れ日溢れる牧歌性と、トラッドに根ざした格調高さとが絶妙にバランスした英国的なフォーキー・アンサンブル、そして親しみやすい2人のヴォーカルと優しいハーモニー。STRAWBS人脈によるサポートもさすがで、リコーダーやタブラやピアノがそっと艶やかに叙情を描きます。Blue Weaverによるメロトロンも聴き所の一つで、MOODY BLUESのフォーキーな曲が好きなリスナーにはたまらないでしょう。ブリティッシュならではの幻想美に包まれた英フォーク・ロック名品です。
5枚組デジパック仕様(トールサイズ)、豪華96頁ブックレット付き仕様、帯元から無し、情報記載シール付仕様、定価10500
盤質:傷あり
状態:並
帯-
2枚は盤無傷/小傷程度、若干糊付着あり、タバコ臭・黄ばみあり
DVD、帯元から無し、NTSC方式、リージョン2、オリジナルライナーノーツ対訳付き仕様、日本語字幕について明記無し、定価4935
盤質:傷あり
状態:良好
帯-
若干折れ・圧痕あり
DVD7065XNTSC(CLASSIC PICTURES)
DVD、2枚組、NTSC、リージョンフリー
盤質:傷あり
状態:良好
若干圧痕あり
2CD+DVDの3枚組、ボーナス・トラック1曲、DVDはNTSC方式、リージョンフリー、日本語字幕あり、定価5800
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
盤質:傷あり
状態:
SHM-CD+DVDの2枚組、ボーナス・トラック1曲、DVDはNTSC方式、リージョンフリー、日本語字幕あり、定価4100
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
ケース不良、トレーにヒビあり
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの71年作4th。その内容は次作「危機」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、STRAWBSからキーボーディストRick Wakemanが加入、文字通り黄金期を迎えた彼らがトップバンドへと一気に飛躍する様が鮮明に残されています。まだ「危機」のような大作主義こそないものの、「ラウンドアバウト」「燃える朝焼け」など彼らの代表曲を収録。また今作から、その驚異的なエンジニアリング技術で彼らの複雑な楽曲製作に貢献することとなるEddie Offord、そしてその後のYESのトレードマークとなる幻想的なジャケット/ロゴを手がけるRoger Deanが参加、名盤の評価をより一層高めることとなります。
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、定価2100
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
解説に折れあり、紙ジャケに若干圧痕あり
英国プログレを代表するグループ、71年3rd。John Anderson、Bill Bruford、Chris Squireに加えSteve Howeが加入。前作までのPOPさを残しつつクラシック要素が強まり、楽曲構成がより複雑且つドラマティックなものへと変化しています。大作こそ無いもののYESサウンドを確立させたアルバムです。クラシカルなものからフラメンコまで、多様なフレーズを自然に溶け込ませるSteve Howeのギターが圧巻。細かく正確に刻まれるBill Brufordのドラム、メロディアスに高音を響かせるChris Squireのベース、そして天使の歌声John Andersonを加えたアンサンブルは、瑞々しく表情豊かです。本作でバンドを去ることになるTONY KAYEによるハモンド・オルガンも、英国らしいダークな雰囲気を醸し出しており魅力的。『FRAGILE』、『CLOSE TO THE EDGE』に次ぐ人気を誇る代表作。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、09年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲、定価2457+税
盤質:傷あり
状態:
帯有
紙ジャケに小さい破れあり、若干汚れあり
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの72年作5th。その内容は前作「こわれもの」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、20分近い表題曲をメインに据えたコンセプト・アルバムとなっています。Keith Emersonと人気を分かつRick Wakemanによる華麗なキーボード・オーケストレーション、カントリーからフラメンコまでを自在に操る個性派ギタリストSteve Howeの超絶プレイ、難解な哲学詞を伝えるハイトーン・ボーカリストJon Anderson、テクニカルでタイトなBill Brufordのドラム、そしてリッケンバッカーによる硬質なベースさばきを見せるChris Squire、今にも崩れそうな危ういバランスを保ちながら孤高の領域に踏み入れた、まさに「危機」の名に相応しい作品です。
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの73年作。「こわれもの」「危機」で大きな成功を収めた彼らですが、本作は彼らが更なる高みを目指した1枚であり、Jon Andersonの宗教的なコンセプトをテーマに神秘的な雰囲気と独特の瞑想感、スペーシーな雰囲気で進行する良作です。全4曲から構成され、うち3曲は20分を超えると言う大作主義の極みのような作風は圧巻であり、Bill Brufordに代わりドラムにはAlan Whiteが初めて参加しているほか、Rick Wakemanは本作を最後に脱退。非常に複雑な構成から賛否両論のある1枚ですが、やはりその完成度に脱帽してしまう傑作です。
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの73年ライブ作。名盤「Close To The Edge」を生み出した彼らの自信が感じられる名ライブ作であり、その内容はある種、スタジオ盤以上にファンを虜にしているほどです。もはやおなじみとなったストラビンスキーの「火の鳥」でその幕を開け、「シべリアン・カートゥル」や「燃える朝焼け」「同志」「危機」と、「ラウンド・アバウト」と彼らの代表曲をたっぷりと収録。スタジオ作のクオリティーを完璧に再現するだけでなく、スタジオ作には無いドライブ感の詰まった超絶技巧、名演の数々は全ロックファン必聴です。
4面開き紙ジャケット仕様、3枚組、デジタル・リマスター、HDCD、定価4500
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
1枚は盤に傷あり
2枚組、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:良好
ケースツメ跡あり、盤に目立つキズあり
2枚組、デジタル・リマスター
盤質:無傷/小傷
状態:
若干タバコ臭あり、若干汚れあり
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの74年作7th。「こわれもの」「危機」で大きな成功を収めた彼らですが、前作「海洋地形学の物語」でキーボードのRick Wakemanが脱退、後任にはRefugeeの技巧派Patrick Morazが加入しています。その内容はPatrick Morazの参加によってラテン・ジャズ、そして即興色が加味され、超絶なインタープレイの応酬で畳み掛けるハイテンションな名盤であり、「サウンド・チェイサー」ではインドネシアのケチャも取り入れるなど、深化した彼らの音楽性が伺えます。もちろん彼ららしい構築的なアンサンブルも健在であり、大曲「錯乱の扉」の一糸乱れぬ変拍子の嵐など、バンドのポテンシャルの高さが伺えます。大きな成功を経て円熟期に入った彼らを象徴する1枚です。
デジパック仕様、CD+DVD-AUDIOの2枚組、NTSC方式、リージョンフリー、スリップケース付き仕様
盤質:傷あり
状態:良好
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの77年作。前作「Relayer」でRick Wakemanに代わりテクニカルなプレイを見せたPatrick Morazが脱退しRick Wakemanが再加入した作品となっています。それに伴い、Patrick Morazの即興色やジャズ色が影響した前作に比べてRick Wakeman色がバンドに再び彩りを与え、シンフォニック然としたアプローチが復活。YESらしい個性が再び芽吹いた1枚と言えるでしょう。加えて、非常にポップな印象を与える作風へとサウンドが変化しており、Doger Deanの幻想的なアートワークからHipgnosisの現実的なアートワークへの移行が興味深い作品となっています。
パンク、ニュー・ウェイブ全盛期の中リリースされた78年9作目。大作主義は鳴りを潜め、10分以下の小曲で構成されているほか、音も時代を反映してそれまでよりもかなり煌びやかでポップなものになっています。とはいえ開放感のある瑞々しいメロディや、各楽器が緻密にメロディを奏でていくアンサンブルの構築性は流石のYESと言ったところ。多様な音色を駆使し、生き生きとフレーズを弾きまくるウェイクマンのキーボード。自由奔放かつ繊細さ溢れるハウのギター。地に足のついたスクワイアのベース、タイトかつ柔軟さのあるホワイトのドラム。そこへアンダーソンのヴォーカルが次から次へとメロディを紡ぎ出す、有無を言わせぬ怒涛のプログレッシヴ・ポップ・サウンドは彼らでなければ生み出し得ないものでしょう。「Release Release」など本作を象徴する1stや2ndに入っていそうなスピーディーでストレートなロック・ナンバーも魅力ですが、白眉は「On The Silent Wings of Freedom」。前作『Going For The One』で聴かせた天上を駆けるような夢想的なサウンドと、「ロック」の引き締まったビートが理想的に共存した名曲に仕上がっています。スタイルは変われどもYESらしさは満点と言っていい好盤。
『90125』の大ヒットから4年、トレヴァー・ラビンがプロデュースを担当し、ハードで重厚なサウンドとなった87年作。
「こわれもの」「危機」を生んだイエス黄金ラインナップからなるABWHと、かつてイエスに在籍した主要メンバー(クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、トニー・ケイ、トレヴァー・ラビン)が合体。8人組新生イエスがここに誕生した91年作。
紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、ボーナス・トラック1曲、定価2100
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
キーボード奏者、イゴール・ホロシェフが加わり6人編成となった99年作。往年のイエスらしさとポップさが融合した名作。ボン・ジョヴィやエアロスミスをも手掛けたプロデューサー、ブルース・フェアバーンの遺作ともなった。
デジパック仕様、2枚組デラックス・エディション(CD2にシングルB面曲や未発表ライヴ音源など10曲を収録)、デジタル・リマスター、定価3000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
盤キズ多めにあり
アメリカン・プログレの代表格、74年作1st。デビュー作ながら英プログレの影響をアメリカ流に表現しようという方向性は既に定まっており、初期ならではの溌剌とした勢いが全編から感じられる魅力的なアルバム。中でも8分の大作「Journey From Mariabronn」は本作のハイライト。テンションみなぎる硬質な変拍子の中、キーボードがスピーディーに畳みかけ、「動」から「静」への鮮やかなリズム・チェンジを合図に、ヴァイオリンが高らかにメロディを奏で、ピアノがリリカルに寄り添う。ジェネシスを倍速にしたような、圧倒的なスピード感とダイナミズムに痺れます。怒濤の展開の後、一瞬の「間」の後に若々しいハイトーン・ヴォーカルが伸びやかにメロディを歌い上げる瞬間には、バンドの魅力とエネルギーが凝縮。その後も、「歌心」あるパートと性急のインプロヴィゼーションとの間を緩急自在に行き交いながらドラマティックに登りつめていきます。英プログレのファンはもとより、これからプログレの世界へと足を踏み入れるハード・ロック・ファンにもおすすめしたい豪快な魅力を持ったアルバム。圧巻のデビュー作です。
75年作の3rd。ハード・ロック的なものとプログレ的な二つの方法をとりいれ、従来のプログレ系にはない新しい試みをし独自の音楽世界を打ち出しています。この路線は次作の大ヒット・アルバム「永遠の序曲」につながるものとしてハードとプログレの融合をバンドとしてのアンサンブルのなかから導き出そうとする発想を貫いていました。本アルバムからカンサスは驚異的な成長を遂げていくことになります。全米ゴールド・ディスク獲得アルバム。
抜けの良いアメリカン・ロックのバンド・アンサンブルとクラシカルなヴァイオリンによるシンフォニックなアプローチでアメリカを代表するプログレッシヴ・ロック・グループとなり、後のアメリカン・プログレハードの基礎を築いたグループの75年2nd。その内容はアメリカン・ロックの明快さを崩さずにプログレ然としたアンサンブルを取り込むことに成功した傑作であり、ストレートなロックやブルース調に落ち着いた部分はまだ残しているものの、キャッチー且つポップなメロディーとシンフォニック・ロックの旨みを融合させた表題曲をはじめ、目の覚めるようなアメリカン・シンフォニック・サウンドが提示された記念碑的な作品と言えるでしょう。
紙ジャケット仕様、04年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、定価1890
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、若干圧痕あり
廃盤、紙ジャケット仕様、Blu-spec CD、11年DSDリマスタリング、ボーナス・トラック3曲、定価定価2381+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
抜けの良いアメリカン・ロックのバンド・アンサンブルとクラシカルなヴァイオリンによるシンフォニックなアプローチでアメリカを代表するプログレッシヴ・ロック・グループとなり、後のアメリカン・プログレハードの基礎を築いたグループの76年4th。その内容は、ポップで普遍的なメロディーと抜けの良いバンド・アンサンブル、QUEENのような分厚いコーラスワーク、そしてシンフォニックなヴァイオリンや華やかなキーボードが一体となり、その後のメインストリームである産業ロックへの流れを感じさせる明快な作風を打ち出した傑作です。
抜けの良いアメリカン・ロックのバンド・アンサンブルとクラシカルなヴァイオリンによるシンフォニックなアプローチでアメリカを代表するプログレッシヴ・ロック・グループとなり、後のアメリカン・プログレハードの基礎を築いたグループの77年5th。「Point Of No Return」や「Dust In The Wind」といった彼らの代表曲を収録した本作は、彼らの持ち味であるアメリカン・ロックの明快さと、複雑に構築されたプログレッシブ・ロック然としたバンド・アンサンブルが最も良いバランスで同居した傑作となっており、キャッチーな覚えやすいメロディーとテクニカルなプレイとの対比が素晴らしい、彼らの代表作です。
抜けの良いアメリカン・ロックのバンド・アンサンブルとクラシカルなヴァイオリンによるシンフォニックなアプローチでアメリカを代表するプログレッシヴ・ロック・グループとなり、後のアメリカン・プログレハードの基礎を築いたグループの78年ライブアルバム。77年から78年に行われた3つのツアーからの抜粋で収録された音源であり、この時点での彼らのベスト・ヒット的な選曲がなされたライブ作となっています。スタジオ作以上にアメリカン・ロックのダイナミズムとテクニカルなプログレッシブ・ロック・アンサンブルを感じられる、名作と言えるでしょう。
廃盤、紙ジャケット仕様、ボーナス・トラック1曲、定価2000
盤質:傷あり
状態:不良
帯有
いたみあり、若干カビあり、帯に破れ・コーヒーシミあり
日本を代表するプログレッシブ・ロック・バンド。「18歳の若さでPINK FLOYDの“Echoes”を完璧に演奏できるバンド」としてライヴ会場を震撼させていた、森園勝敏/岡井大二/中村真一によるバンド「ザ・サンニン」を母体に71年に結成。本作は、74年リリースのメジャー・デビュー作。PINK FLOYD影響下のサウンド、日本語の持つ語感/情感を生かした抽象的な詞世界、そして若干21-22歳とは信じ難い卓越した演奏力。ジャパニーズ・プログレ永遠の金字塔。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、ターコイズブルー・レーベル、HRカッティング、復刻巻き帯付き仕様、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:
帯有
紙ジャケに若干汚れあり、その他は状態良好です
米国出身天才作曲家兼マルチ・プレイヤー兼プロデューサー、1972年3rdアルバム。溢れるアイディアを詰め込んだ2枚組。DISC2の6曲目までを一人多重録音、7曲目以降を30人以上のミュージシャンを起用しての一発録り、とスタイルを変えて制作。持ち味でもある実験精神は控えめで、ビートリッシュなメロディが炸裂するポップな楽曲揃い。特にオープニングを飾る「I Saw The Light」は、メロディ・メイカーの才能が爆発した代表曲。シンプルながら心躍るイントロ、AメロもBメロもサビもすべてが完璧なメロディ、スウィートなヴォーカル。そして、控えめながら完璧なタイミングでメロディの魅力を引き立てるコーラス・ワークとスライド・ギター!聴くものすべてを希望の光で包み込む名曲です。その他の楽曲もフックに富んだメロディとキャッチーなアンサンブルを持つ佳曲揃い。いつ何時聴いても幸せな気分にしてくれる最高のポップアルバム。一家に一枚、是非!
紙ジャケット仕様、2枚組、K2HDリマスタリング、HQCD、ボーナス・トラック6曲、定価3333+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
解説無、帯無
現在、エリック・クラプトン・バンドで活躍する重鎮アンディ・フェアウェザー・ロウが74年にリリースした1stソロ。ニール・ヤングを手がけた名匠エリオット・メイザーのプロデュースの下、ヘンリー・マックロー、マーク・ナフタリン、チャーリー・マッコイ、メンフィス・ホーンズ他が参加してナッシュヴィルで制作された名作。
英国はヨークシャー出身、ダニー・クラークとレニー・ウェズリーによるフォーク・デュオ。FOGGY DEW-Oとしてデビューしアルバムを残した後、FOGGYと改名してリリースした72年作。STRAWBSのトニー・フーパーによるプロデュースで、元STRAWBSでデュオHUDSON-FORDでもお馴染みの2人に加え、STRAWBSのKey奏者Blue Weaverが参加。木漏れ日溢れる牧歌性と、トラッドに根ざした格調高さとが絶妙にバランスした英国的なフォーキー・アンサンブル、そして親しみやすい2人のヴォーカルと優しいハーモニー。STRAWBS人脈によるサポートもさすがで、リコーダーやタブラやピアノがそっと艶やかに叙情を描きます。Blue Weaverによるメロトロンも聴き所の一つで、MOODY BLUESのフォーキーな曲が好きなリスナーにはたまらないでしょう。ブリティッシュならではの幻想美に包まれた英フォーク・ロック名品です。
後にBARCELONA TRACTION〜MUSICA URBANAとスパニッシュ・ジャズ・ロックを代表するグループで活躍する名Key奏者Lucky Guriと70年代初期のスパニッシュ・ジャズ・ロック・シーンを代表するグループMAQUINA!のサックス奏者Peter Roarを中心に、言わずとしれたICEBERGの名ギタリストMax Sunyerや、MAQUINA!のリズム隊が参加したスーパー・グループ。72年作の全曲ビートルズ・カバー・アルバム。もう、このレビュー書きながら、興奮しています!2曲目の「Strawberry Fields Forever」で泣きそうです。イージーリスニングな感じは微塵もなく、サイケ・ポップのカラフル感を残しつつ、ロック的シャープさとオシャレな洗練とが同居した最高にカッコ良くワクワク感溢れるサウンドを聴かせています。シャープでタイトな音色と手数多いフレージングがカッコ良すぎるドラムを中心に、ピアノとサックスが時にどっしりと時に軽やかに躍動し、NUCLEUS時代のChris Speddingを彷彿とさせるセンス溢れるMax Sunyerが脇を固めます。このキラメキが伝わるでしょうか。カケレコが自信を持ってオススメする大傑作!ビートルズ・ファンもサイケ・ポップ・ファンもニッチ・ポップ・ファンもジャズ・ロック・ファンもカンタベリー・ファンも全員必聴!
「PETER ROAR / LUCKY GURI / CHARLES BENAVENT / MAX SUNYER / SALVADOR FONTの在庫」をもっと見る
65年リリース。スタジオ・ワークに専念したブライアン・ウィルソンの才能が一気に花開いた超名作。「Do You Wanna Dance ?」「Good To My Baby」「When I Grow Up」「Help Me Ronda」「Please Let Me wonder」「She Knows Me Too Well」など、美しいメロディの宝箱。
ロック史に燦然と輝く、未発表アルバムの全貌が遂に明らかに!66年夏から67年初頭にかけての彼らの幻のセッション集!66年のアルバム『ペット・サウンズ』に続く作品となるはずが、最終的にマスター・テープがお蔵入りとなってしまった幻の作品です。AL JARDINE、MIKE LOVE、BRIAN WILSONの参加を得たマスターピースの復元が行われた、伝説のレコーディング記録の全容です。
5CD+2LP+2シングルLPボックス仕様、ハードカヴァーブックレット・ポスター付き仕様、解説・情報記載シール付き仕様、定価20000
盤質:傷あり
状態:並
帯-
情報記載シールあり、カビあり、(ボックス付属品ではない)「ブライアン・ウィルソン・プレゼンツ・ツアー」のパンフレット付き(若干汚れあり)
ロック史上最も有名な未完のアルバム「スマイル」の入り口を垣間見る事のできる貴重なアルバム。
魅力的なのは、2人のハーモニー。線の細く純粋な2人の歌声が右から左から重なり、美しいハーモニーを奏でます。まるでVASHTI BUNYANとFOLKAL POINTのヴォーカリストが左右からささやいているような感じ。素直なピッキングの軽やかなギターは寄り添うように響きます。自作曲2曲以外はすべて当時のヒット曲のカバーで、「君の友だち」「スカボロ・フェア」をこれ以上なくピュアにカバーしており、てらいのない素朴な演奏に心洗われます。ブリティッシュ・フォーク好き、特にVASHTI BUNYANなど透明感あるフィメール・フォークが好きな方から、PP&MやSIMON & GARFUNKELなどのハーモニーの美しい60年代米国フォークが好きな方におすすめです。
コックニー・レベルや10ccへの参加からモダン・ポップ人脈と見られがちですが、ソロではプログレ・ミュージシャンとしての技巧と楽曲構築センスを発揮した、怒涛のキーボード・プログレを残しているんです!
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2390円 (税込2629円)
売り切れ
あのピーター・バラカン氏の実弟ミック・バラカンが在籍したこのグループ、ちょっぴりマイナーながらサウンドは素晴らしいんです!前身バンドの唯一作や未発表音源もまとめて収録した、あっぱれな全作BOXセット!
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これはビートリッシュな英ニッチ・ポップの極めつけですね。なぜかフランスでしかリリースされなかった幻の作品。田舎のバッドフィンガーって感じで胸キュン必至!
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これはビートリッシュな英ニッチ・ポップの極めつけですね。なぜかフランスでしかリリースされなかった幻の作品。田舎のバッドフィンガーって感じで胸キュン必至!
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スコットランドのポール・マッカトニーと言われるソングライター率いるグループと言えば?「田舎のビートルズ」と言える愛すべき名曲ですね。ピアノが踊る間奏で木漏れ日が降ってきます。
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