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70年代プログレへの憧れと愛情に満ちた新世代プログレ作品を厳選してご紹介!

スタッフ佐藤です。

00年代に入り現在に至るまで各国より次々と良質な新作が発表されている新鋭プログレ・シーンですが、その多くが70年代に活躍したアーティストたちを手本にしたサウンドを聴かせています。

そこで今回は、往年の名アーティストへの憧れを特に強く感じさせる新世代ミュージシャンの作品にフォーカスしてまいりたいと思います!

70年代のプログレに親しんだ方にこそ驚いてもらいたいラインナップでお届けいたしますよ☆

ROBERT REED/SANCTUARY III

まずは、現英国プログレ・シーンを牽引するバンドMAGENTAのリーダーが贈る『チューブラーベルズ』へのオマージュ・シリーズの3作目をピックアップ。基本的な楽器はほぼ自身が演奏しており、特に本人と見紛うほどにマイクの音色とプレイを研究し尽くした瑞々しくも緊張感を帯びたギター・サウンドは目を見張る素晴らしさ。初期マイクを愛するすべての方への贈り物と言える名品に仕上がっています!

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プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!

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90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。

DRY RIVER/2038

初期クイーンへの飽くなき憧憬をそのサウンドに宿した、今カケレコが最もオススメしたいグループがこのDRY RIVER!フレディ・マーキュリーへのリスペクト溢れるヴォーカリストを筆頭に、華麗なコーラスワーク、飛翔感あるメロディラインなど、いたるところでクイーン愛を感じることができて思わずニンマリ。さらにはロックンロール、メタル、フュージョン、ビッグバンドまでを取り入れる奇想天外センスとスペインらしい情熱で仕上げたサウンドは、とことんエネルギッシュで痛快。聴いていてこんな楽しくてワクワクするプログレは他にないと断言!

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待望の3rdアルバムをリリースした、痛快無比のスパニッシュ・プログレ新鋭DRY RIVERを大特集!

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QUEENファンにおすすめの、00~10年代プログレ特集!

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クイーンからの影響を感じさせる新鋭プログレ作品を探求してまいります☆

XAVIER ASALI/PERSPECTIVES

初期ジェネシス愛に溢れたサウンドを繰り広げるメキシコのマルチプレイヤーで、ジャケットはあのポール・ホワイトヘッドが手がけてるって!?英国のアーティスト以上に瑞々しく繊細に紡ぐサウンドメイクの素晴らしさと来たら。この17年作、ずばりジェネシスファン必聴です。

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スタッフ佐藤のカケレコメンド新譜紹介!『XAVIER ASALI / PERSPECTIVES』(※インタビューを追加しました!)

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ジャケットはあのポール・ホワイトヘッド!才能みなぎるメキシコ出身のマルチプレイヤーXAVIER ASALIの17年作『PERSPECTIVE』を特集いたします!

MAGNESIS/PRES EN BULLES…

シンセ、メロトロン、ハケット調のギターらが柔らかく織り上げる、ジェネシス系シンフォかと思ったら、突如陰鬱に広がるシンセ&ギルモア風のブルージーなギターが登場して一気にフロイドに変貌。70年代ファンも思わずニヤリな仏シンフォ新鋭。

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ARABS IN ASPIC/SYNDENES MAGI

この1曲目、「スターレス」から「ピクチャーズ・オブ・ア・シティ」「イージー・マネー」までを持ち味のヴィンテージなヘヴィ・プログレへ絶妙に織り込んだ、クリムゾン・ファンならムフフとなるナンバー。ヒープ色濃厚なオルガン・ハードも炸裂するスウェーデン新鋭17年作!

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キング・クリムゾンのDNAを受け継ぐ新鋭プログレ・グループを世界各国からピックアップ!

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迫りくる凶暴なアンサンブル、そして叙情美。クリムゾンの遺伝子を受け継いだ90年代以降の新鋭グループを世界中からピックアップ!

WAVE/ME AND REALITY

「狂気」~「ウォール」期フロイドをポーランド特有の深い陰影とモダンな質感で蘇らせたような新鋭バンド。エフェクトを効かせ淡く幻想的なトーンを鳴らす2本のギターと、ひんやりと冷たい質感を持つシンセが浮遊感あるダークな色調の音世界を構築します。深遠かつ静謐な幻想性に溢れたサウンドは、フロイドに肉薄!

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ピンク・フロイドのDNAを受け継ぐ00年代の新鋭プログレ・バンド選

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00年代に入って世界各国から芽吹くフロイドのDNAを特集!

MAGIC BUS/PHILLIP THE EGG

冒頭から人懐っこいトーンのギターとフルートが優しく彩る、キャラヴァン「GOLF GIRL」を想い起こさずにはいられないほのぼのカンタベリーサウンドが飛び出してきてビックリ!動画からもキャラヴァンや70年代英ロック・バンドへの憧憬が滲み出ていて素敵です☆

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カンタベリー・ロックの遺伝子を受け継いだ各国の新鋭ジャズ・ロック・バンドを探求!

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70年代に欧州を中心に世界中へと拡散したカンタベリー・ロックの影響。現代のバンドにもその音楽性は引き継がれカンタベリー・タイプの新鋭を数多く誕生させています。実力派揃いでお送りいたしましょう♪

L’ALBERO DEL VELENO/TALE OF A DARK FATE

こ、これは哀愁溢れるGOBLIN!?このイタリア新鋭、GOBLIN譲りのホラー感覚を随所で発揮しつつも、哀愁たっぷりでドラマチックというイタリアン・ロック本来の魅力も備えた素晴らしいインスト・プログレを聴かせてくれます。ずばり激カケレコメンド!

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伊ホラー系プログレの新鋭L'ALBERO DEL VELENOによる13年1st『LE RADICI DEL MALE』

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ゴブリンなどホラー系イタリアン・プログレの系譜を継ぐ新鋭グループによる13年デビュー作がリリース。

FIVE-STOREY ENSEMBLE/NIGHT EN FACE

全盛期ユニヴェル・ゼロに接近した格調高くも不穏さに満ちた暗黒チェンバー・ロックは美しくも底なしに陰鬱。ベラルーシ出身チェンバー・ロック・バンドによる待望の17年作2nd!


スタッフ佐藤のオススメ新作『FIVE-STOREY ENSEMBLE / NIGHT EN FACE』

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ユニヴェル・ゼロなど往年の名バンドにも匹敵する本格派チェンバー・ロックを聴かせるベラルーシの新鋭FIVE-STOREY ENSEMBLEの2ndアルバムが到着しました!

LA MASCHERA DI CERA/LE PORTE DEL DOMANI

90年代以降プログレシーンを代表するコンポーザー、Fabio Zunffantiによるヴィンテージ指向のグループが、なんと、あのレ・オルメの傑作の続編を制作!めくるめく「静」と「動」の圧倒的な対比。す、凄い・・・。

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ヴォーカルに注目してプログレ新鋭を聴いてみよう!

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新鋭プログレ・シーンで注目すべきヴォーカリストに焦点を当てて、その魅力をご紹介してまいります!

往年の名グループたちの遺伝子を強く受け継いだ新鋭たちを厳選してお送りしてまいりましたが、いかがでしたか?

気になる作品が見つかれば嬉しく思います!

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  • DRY RIVER / 2038

    スペインの新鋭プログレ・バンド、前作より3年ぶりとなった18年作3rd、クイーン+ドリーム・シアターをベースに前作以上のエネルギーで快走する傑作!

    12年デビュー、メンバーほぼ全員がクイーンとドリーム・シアターをフェイバリットに挙げるスペインの新鋭プログレ・バンド、前作より3年ぶりとなった18年作3rd。前2作も素晴らしいアルバムでしたが、この3rd、もうとことんエネルギッシュで痛快。聴いていてこんなに楽しくってワクワクするプログレって他にないかもしれませんっ!ベースとなるのは最も影響を受けているクイーンとドリーム・シアターの合わせ技。そこにシンフォ、ロックン・ロール、様式美ハード・ロック、ビッグ・バンド・ジャズ、フュージョンなどを自在に結合させて、スペイン産らしい情熱的かつダイナミックなプログレに仕立て上げた、エネルギーがぎっちり詰まったサウンドを構築しています。歌い回しにフレディ・マーキュリー愛を感じさせる声量みなぎるスペイン語ヴォーカルとオペラチックな分厚いコーラスがドラマチックに舞い上がるクイーン風のヴォーカル・パートから、ド派手に鳴らすヴィンテージ・トーンのオルガン&クラシカルで可憐なタッチのピアノを操るキーボードが溢れ出し、ギターがテクニカルかつハードエッジに疾走。ギターはメタリックにゴリゴリしてはいるのですが、同時にコシの強いグルーヴ感があり、ロックンロールのノリの良さが先立っているのが特徴。硬質ながら人間味たっぷりに熱く弾き飛ばすプレイ・スタイルがカッコいい!ギターが牽引する強度あるヘヴィ・プログレに突如ゴージャスなビッグ・バンドが絡んできたり、クラシカルな速弾きが炸裂する様式美系ハード・ロックがごく自然に南国風フュージョンに発展したりと、あまりに先の読めない奇想天外なサウンドには軽く目眩が起きそうなほど。その後には一転して美しいメロディが冴え渡る叙情バラードを持ってくるセンスも憎い限りです。前作が彼らの完成形かと思いきや、まだまだ進化するDRY RIVERサウンドを見せつける大傑作!おすすめです!

  • LA MASCHERA DI CERA / LE PORTE DEL DOMANI

    充実の00年代伊プログレシーンを牽引する奇才Fabio Zuffanti率いるヴィンテージ・プログレ・バンド12年作、LE ORMEの名作『FELONA E SORONA』の続編として作られたコンセプト作!

    FINISTERE〜LA MASCHERA DI CERA〜HOSTSONATENで00年代伊プログレシーンを牽引する奇才Fabio Zuffantiが70年イタリアン・ロックへのオマージュをコンセプトに結成したプログレ・バンド、2012年作6th。LE ORMEの72年の名作『FELONA E SORONA』の続編として制作されたコンセプト作。ゲストとしてDELIRIUMのフルート奏者Martin Griceが参加。オープニングから、前のめりな焦燥感で手数多く畳みかけるドラムとアグレッシヴに吹かれるフルートと荘厳なコラールがこれぞイタリアン・ロックと言える先鋭的なドラマティックさで聴き手を飲み込むと、ヴィンテージなトーンの荘厳なキーボード、リリカルなタッチの格調高いピアノ、伸びやかなトーンのメロディアスなギターがこれでもかとドラマティックにメロディを浴びせます。『FELONA E SORONA』の印象的なテーマも巧みに挿入され、ヴィンテージ・プログレ・ファンはただただ興奮と涙するしかありません。イタリアらしい力強くエモーショナルに歌い上げるヴォーカルが胸を打つ叙情的なパートも素晴らしく、バックではメロトロンが荘厳に鳴らされ、フルートがもの悲しくメロディをサポートします。めくるめく「静」と「動」の圧倒的な対比。往年のあらゆるイタリアン・ロックのDNAを受け継ぎ、現代的なヴィヴィッドな音像で練り上げた、隙のない一枚に仕上がっています。これは素晴らしすぎる傑作です!

  • WAVE / ME AND REALITY

    「狂気」〜「ウォール」期フロイドをポーランド特有の深い陰影とモダンな質感で蘇らせたようなサウンドを持ち味とする好バンド、17年デビュー作

    2人のギタリストを擁する5人編成によるポーランドの新鋭プログレ・バンド、17年リリースのデビューアルバム。エフェクトを効かせ淡く幻想的なトーンを鳴らす2本のギターと、ひんやりと冷たい質感を持つシンセが浮遊感あるダークな色調の音世界を構築する、「狂気」〜「ウォール」あたりのピンク・フロイドから大きく影響を受けたサウンドを鳴らします。交錯する2本のギターに深遠に響くピアノも交えて織り上げられる静謐な幻想性に溢れたサウンドは、フロイドに肉薄すると言っていいほどのメランコリックな美しさを湛えます。そんなサウンドと鮮やかな対比をなすように浮かび上がるタイトなリズム・セクション、スタイリッシュに歌い上げる英詞ヴォーカルもいいです。往年のフロイドをポーランド特有の深い陰影とモダンな質感で蘇らせたようなサウンドを持ち味とする好バンド!

  • ROBERT REED / SANCTUARY III

    MAGENTAのギタリスト/コンポーザーによる、『TUBULAR BELLS』へのオマージュ・シリーズ第3作目、初期マイクを愛するすべての方への贈り物と言える素晴らしき名品!

    現在の英プログレ・シーンを牽引するバンドMAGENTAのギタリスト/コンポーザーである彼が、敬愛するマイク・オールドフィールドの名作『TUBULAR BELLS』へのオマージュを込めて制作する一人多重録音アルバム・シリーズ「SANCTUARY」の第3作目となる2018年作。本人と見紛うほどにマイクの音色とプレイを研究し尽くした瑞々しくも緊張感を帯びたギター・サウンドを軸に、緻密かつクリアに織り上げられていく音のタペストリーは、前2作を楽しんだ方はもちろん、初期マイクのファンなら必ずや感動がこみ上げてくるはず。「OMMADAWN」で演奏したリコーダー奏者Les Pennings、名手Simon Phillips、そしてプロデュースには前作に引き続き『TUBULAR BELLS』を手がけたTom Newmanを起用しており、脇を固めるメンツからも本気度が伝わってきます。草原を吹き抜ける風のように凛とした美声を提供する女性ヴォーカリストAngharad Brinnも相変わらず素晴らしい。前2作同様、初期マイクを愛するすべての方への贈り物と言える名品に仕上がっています。

  • L’ALBERO DEL VELENO / TALE OF A DARK FATE

    GOBLINタイプのホラー感覚で聴かせる伊プログレ新鋭、哀愁みなぎるGOBLINと言えそうな17年作!

    2010年結成のイタリア産新鋭シンフォ・バンド、17年作。70年代のGOBLINに通じるミステリアスなフレーズを散りばめるピアノ/キーボードを軸とする緊張感溢れるアンサンブルと、重厚なギターが唸りを上げヘヴィに畳み掛けるパートがダイナミックに交差するダークな色調のインスト・シンフォニック・ロック。そこにクラシカルな格調高さを加えるヴァイオリンやフルートの悲哀の旋律も聴き所で、得意とするホラー感覚を随所で発揮しながらも、全体としては哀愁たっぷりでドラマチックというイタリアン・ロック本来の魅力をも備えたサウンドが大変素晴らしいです。ヴァイオリンは哀愁のプレイのほかにややアヴァンギャルドな演奏も交えたチェンバー・ロック色も付与しており、GOBLINのフォロワーに留まらずバンドならではのアプローチによってもホラーな世界観を作り上げています。終始緊張感を途切れさせず聴き手を作品世界に誘い込む聴き応えたっぷりの力作です!

  • MAGNESIS / PRES EN BULLES…

    ジェネシス、キャメル、フロイドなどに影響を受けたフレンチ・シンフォ新鋭、22分/27分の大作2曲から構成された17年作9th!

    92年にデビューを果たしたフレンチ・シンフォ新鋭、22分/27分の大作2曲から構成された17年作9th。1曲目は、鳥のさえずりや小川のせせらぎなどのSEを散りばめた豊かな自然情景をイメージさせるサウンドメイクに、瑞々しく艶のあるシンセサイザー、泉のように湧き上がるメロトロン、ハケット調のデリケートな音運びのギターらが折り重なり柔らかく優美なシンフォニック・ロックを織り上げていきます。キャメルやジェネシスからの影響を強く感じさせるスタイルです。一方リッケンバッカー風のゴリゴリしたベースとジャズ・ロックがよく合いそうな骨っぽい硬質なドラミングが、タイトにアンサンブルをまとめ上げていて、シンフォニックながら甘くなり過ぎずすっきりとした演奏で聴かせます。と思っていると終盤、突如としてうっすらと陰鬱に広がるシンセサイザーにギルモア度の高いブルージーなギターが登場、一気にピンク・フロイド憧憬のパートへと突入していき、70年代プログレへの憧れを一段と感じさせる展開に思わずニヤリ。2曲目は、フロイド〜同郷PULSARも想起させる緊張感ある静謐なパート、ヘヴィなギターをフィーチャーしたジャズ・ロック・パート、荘厳なメロトロンとピアノが邂逅する神秘的なパート、伸びやかなギターをメインとする感動的なシンフォ・パートと、目まぐるしく展開していくプログレ然とした名組曲。ヴォーカルはないのですが、実にフレンチ・プログレらしくストーリーに合わせて場面が次々と切り替わっていくようなシアトリカルな魅力が十分に堪能できるのが凄いところです。これは力作!

  • MAGIC BUS / PHILLIP THE EGG

    英新鋭プログレ、17年作3rd、キャラヴァン憧憬の朗らかなカンタベリー・ポップとモダン・プログレを融合させた逸品

    イギリス南端に近いデヴォン州出身、新鋭ブリティッシュ・プログレ・グループの17年3rd。冒頭から人懐っこいトーンのギターとフルートが優しく彩る、キャラヴァン「GOLF GIRL」を想い起こさずにはいられないほのぼのカンタベリーサウンドが飛び出してきてビックリ!それも『グレイとピンクの地』に入っていても違和感のない完成度でさらに驚きます。かと思うと曲の後半はヘヴィに唸りを上げるギターをフィーチャーしたダイナミックなプログレへと変貌し、演奏力の高さも証明。メロトロン、ヴィンテージなオルガンによる芳醇な音色もグッと来ます。全体的に屈折したポップなメロディセンスもいいし、コロコロと表情を変えていく先の読めない曲展開も素晴らしいですが、どの曲にもキャラヴァンを始めとするカンタベリー・ロックのポップサイドからの流れを汲むセンスが息づいていて不思議な懐かしさに溢れているのが何よりの魅力。それを新鋭バンドらしいモダン・プログレの質感とうまく融合させた手腕は特筆です。70年代の愛すべきブリティッシュ・ポップの精神を受け継いだ大変いいバンド!

  • XAVIER ASALI / PERSPECTIVES

    メキシコ出身のマルチ・プレイヤーによる17年作、初期ジェネシスへの止めどない愛情を感じさせるファンタスティックなシンフォニック・ロックを聴かせる快作!

    キーボード/ギター/ベース/ドラム/ヴォーカルに加えトランペットなど管楽器もこなすメキシコ出身のマルチ・プレイヤーXavier Asaliが、ギタリスト/ベーシスト/ドラマーらとともに制作した17年作。ジャケットイラストのタッチにピンときた方もいらっしゃるかもしれません、アートワークを手掛けているのは初期GENESISで知られるPaul Whiteheadその人!そのイメージ通り、初期GENESISへの止めどない愛情を感じさせる薫り高きシンフォニック・ロックが溢れ出します。Tony Banks直系と言える華麗に疾走するモーグシンセ&オルガン、一音一音が煌めくような美しいアコースティック・ギター、そしてPater GabrielとPhil Collinsの中間という感じのシアトリカルなスタイルも交えたヴォーカル。音だけを聴けばメキシコ出身とはまず思わない、GENESIS的英国叙情を湛えた繊細かつファンタスティックなサウンドには驚くこと間違い無し。バンドスタイルの楽曲の合間にはXavierがマルチプレイヤーぶりを発揮する多重録音ナンバーも収録されていて、より内省的なドラマ性の高いサウンドを聴かせておりこちらも完成度高いです。まさに、今Paul Whiteheadのジャケットがこれほど相応しいサウンドはないと思わせてくれる、GENESISファンなら必聴と言える快作です!カケレコメンド!

  • FIVE-STOREY ENSEMBLE / NIGHT EN FACE

    ベラルーシ出身の新鋭チェンバー・ロック・バンド17年作2nd、全盛期ユニヴェル・ゼロに接近した格調高くも不穏さに満ちた暗黒チェンバー・ロックを繰り広げる傑作!

    東欧はベラルーシのチェンバー・ロック・バンドRATIONAL DIETのメインコンポーザーだったキーボード奏者とバスーン奏者を中心に、管弦楽器奏者など総勢11名で結成されたグループ。17年作2nd。冒頭より、闇の中で鳴らされるようなピアノとヴァイオリン、チェロ、ダブル・ベースが織りなす、美しくも底なしに陰鬱なチェンバー・アンサンブルに思わず震えが来ます。チェンバー・ミュージック然としたアカデミックな気品を纏ったサウンドが印象的だった前作に比べ、本作はユニヴェル・ゼロを意識したような暗黒感が立ち込めているのが最大の特徴で、バンド本来の格調高さと、何かが忍び寄ってくるような不気味さが同時に迫りくる音像がとにかく衝撃的です。アンサンブルの中核を成すのはピアノとヴァイオリンなど弦楽ですが、本作を印象づける独特の不気味さを演出しているのがバスーン。単独だととぼけた味のある音色にも聴こえますが、緊張感ある演奏の中に放り込まれると途端に不安を掻き立てる強烈なアクセントとして機能します。パーカッションによるリズムが入るM4では、ほとんどユニヴェル・ゼロの3rdや4thに入っていてもいい完成度のチェンバー・ロックを聴かせていて必聴。ユニヴェル・ゼロを始めとする暗黒チェンバーのファンなら歓喜すること間違い無しの現代チェンバー・ロックの傑作!

  • ARABS IN ASPIC / SYNDENES MAGI

    ノルウェーの新鋭ヘヴィ・プログレ・バンド、17年作、キング・クリムゾンやユーライア・ヒープ影響下の強靭なヘヴィ・プログレを聴かせる逸品、メロトロンも爆発!

    往年のプログレ/ハード・ロックから影響を受けたヴィンテージなヘヴィ・プログレを聴かせてきたノルウェー新鋭バンドによる17年作。1曲目から強烈!メロトロンがジワリジワリと湧き上がり、タイトなリズムが鋭く切り込む「STARLESS」の変奏曲のようなイントロ、そしてメロトロンが最高潮に達すると、今度は「PICTURES OF A CITY」を彷彿させる重いリフで畳み掛けます。この冒頭4分間は圧巻です。憂いあるオルガンとギター、メロトロンを伴った哀愁たっぷりのヴォーカルパートを経ると、またもやクリムゾン憧憬の嵐のような轟音アンサンブルが吹き荒れます。2曲目ではユーライア・ヒープ風のオルガンをフィーチャーした邪悪な構築美も発揮。カッコイイです。3曲目は20分の大曲で、まさにクリムゾンとヒープがぶつかったかのようなヘヴィでダークで荘厳で哀愁も漂わせたスケールの大きなヘヴィ・プログレを聴かせます。ゴリゴリとヘヴィな中でも、メロトロンが鳴り響くと、ノルウェーの深い森の情景をイメージさせるような神秘性が溢れてきて素晴らしい。クリムゾンを始めとする70年代ロックへの限りない憧れを強靭なヘヴィ・プログレに乗せて聴かせる強力作!

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