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24年4月のカケレコ・ベストセラーを発表いたします!

カケハシ・レコードです。

2024年4月のカケレコ・ベストセラーより、上位ランクイン作品をご紹介してまいりましょう!

今回も、カケレコならではと言える国際色豊かなラインナップとなりましたよ~♪

耳の肥えたカケレコ・ユーザーの方々が今どんな作品に注目しているのか、ぜひチェックしてみてください!


1位:PEREGRINE / SONGS OF MINE

HERON好きなら是非。

12弦の煌びやかな音色も織り込んだ瑞々しいアコースティック・アンサンブルと淡く美しいヴォーカル&コーラスが織りなす、純朴で心温まるブリティッシュ・フォーク。

絶えず木漏れ日が降り注ぐような柔らかい質感のこのサウンド、あまりに心地よいです。

これは休日の昼下がりにぴったりだろうなぁ。

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2位:KATHY SMITH / SOME SONGS I’VE SAVED

ウッドストック・フェスやライヴ・エイドと並ぶ歴史的音楽イベントと言える、1970年の第3回ワイト島フェスティヴァル。

その初日2番手で好演を披露し一躍その名を知らしめたアメリカの女性SSWが彼女。

優雅なヴォーカル、繊細で流れるようなメロディ、英Bridget St.Johnにも通ずるアシッド臭と優美さが良い塩梅のアンサンブル。

管弦楽器による荘厳なアレンジもまた見事な名品です。

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3位:SEPTEMBER / ZADNJA AVANTURA

旧ユーゴ・スロヴェニア出身、エレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーした技巧派ジャズ・ロックを聴かせる彼らの76年1st。

フュージョン・ブーム真っ只中の時期に、この武骨で緊張感みなぎる「これぞジャズ・ロック」なアンサンブルはかえってカッコいいなぁ。

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4位:LOST WORLD BAND(LOST WORLD) / A MOMENT OF PEACE

現プログレ・シーン最高峰のテクニカル・シンフォ・バンド、24年作!

テクニカルながらクラシカルな気品が先立っていた従来の彼らから一転、恐ろしいまでの攻撃性でヘヴィに攻め立てるサウンドに圧倒されます。

こりゃ『太陽と戦慄』好きならニンマリ必至!

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1stアルバム『トラジェクトリー(軌跡)』リイシュー記念☆ ロシアン・プログレの至宝LOST WORLD BAND特集!

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5位:MOON SAFARI / HIMLABACKEN VOL.2

ファンタスティックで爽快な演奏、完璧なコーラスワーク、そしてキャッチー&リリカルな珠玉のメロディ。

そんな変わらぬMOON SAFARI印のサウンドを軸としつつも、メロハー的エッジ感や初期QUEENばりの荘厳さなど新たな要素も取り込んで進化を見せる傑作。

前作『~VOL.1』から10年ぶりの帰還となりましたが、もちろん文句なしに激カケレコメンドです!

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6位:JOE BECK / NATURE BOY

スタン・ゲッツ、マイルス・デイヴィス、ギル・エヴァンスらのもとで活躍したジャズ・ギタリストと言ったら?

アップテンポでノリの良い曲が多く、聴いていて気持ち良~いアルバム。

ジャズ・ファンよりは、むしろブルース・ロック・ファンに直撃しそうなカッコ良さがあります。

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7位:VIIMA / VAISTYY MIELEN YO

キャメルやエニワンズ・ドーターのファン必聴と言えるノルウェー新鋭24年作!

CAMEL彷彿の叙情的なサウンドを、透明度の高さと温かみが調和した北欧バンドならではの音使いで綴る絶品シンフォ。

19分の大作では素晴らしいメロトロン幻想も味わわせてくれて聴きモノです。

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8位:SEPTEMBER / DOMOVINA MOJA

旧ユーゴ・スロヴェニア出身の技巧派ジャズ・ロック・バンドによる最終作。

前作のファンキーさや東欧らしい哀愁は引き継ぎながらも、洒脱でメロディアスな歌ものとしての魅力が大幅アップした傑作!

AORファンにもオススメ!?

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9位:MITEN (ANDY DESMOND) / LIVING ON A SHOESTRING

骨太なブルース・ロックかハード・ロックが飛び出しそうなジャケですが、実際はこれぞ英国田園ポップ。

ニッチ・ポップの米国憧憬部門でもトップクラスの出来映えですね。

すご~くマイナーな一枚ですが、泣ける名盤ですこれ。

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10位:SERFS / EARLY BIRD CAFE

ハモンドの名手Mike Finnigan在籍グループ。冒頭のソウルフルな「Like A Rolling Stone」が素晴らしくって、テンポを落としてエネルギッシュ且つ劇的に聴かせるアレンジ、叙情を帯びたソウルvo、そしてMikeのハモンドが聴きモノのナイスカバー!

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いかがだったでしょうか。
気になる作品が見つかりましたら幸いです!

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  • MITEN (ANDY DESMOND) / LIVING ON A SHOESTRING

    元GOTHIC HORIZON、英フォーキー・ポップの味わいがたっぷりと詰まった芳醇な英SSW作、75年1stソロ

    フォーキーな英ポップで人気のGOTHIC HORIZONの元メンバーによる、75年作1stソロ。英国の田園風景が目に浮かぶ枯れたトーンのメロディアスなギター、甘く人懐っこいヴォーカルとハートウォーミングでノスタルジックなハーモニー。土臭さとポップさとのさじ加減が絶妙なメロディ・センスは、STEALERS WHEELやBRINSLEY SCHWARZ等、アメリカかぶれのフォーク・ロック・ファンならグットくること間違いなし。Pete Dello作「(DO I FIGURE)IN YOUR LIFE」のカヴァーも胸に染みます。ちなみに原盤は、キンクスのレイ・デイヴィスによるコンク・レコードから。これぞスルメ名盤。

  • KATHY SMITH / SOME SONGS I’VE SAVED

    ワイト島フェスでの好演によって名を上げた米フィメールSSW、70年デビュー作

    知る人ぞ知る米フィーメールSSWの名作。70年作の1st。うっとりと聴いてしまう優雅なヴォーカル、繊細で流れるようなメロディ、英国のBridget St.Johnあたりに通ずるようなアシッド臭と優美さがブレンドしたアンサンブル。管弦楽器による荘厳なアレンジも見事。本当に素晴らしい作品です。名作。

  • LOST WORLD BAND(LOST WORLD) / A MOMENT OF PEACE

    現プログレ・シーン屈指のテクニカル・シンフォ・バンド、バンド史上一番の緊張感とヘヴィネスで畳みかける24年作!

    ロシア出身、ヴァイオリン/ギターetc.のAndrey Didorenkoを中心に90年代初頭に結成され、現在はアメリカを拠点に活動するテクニカル・シンフォ・バンド、24年作!今作ではAndriiがギター/ベース/ヴァイオリン/パーカッション/キーボードを兼任するソロ・プロジェクト的形態となり、フルート奏者/ヴォーカリスト/ドラマーらをゲスト・ミュージシャンに迎えての制作となっています。最長でも3分台というコンパクトな全16の楽曲群で構成される本作ですが、注目すべきはその恐ろしいまでの攻撃性。テクニカルでエッジの効いた音ではありつつも、あくまでクラシカルな気品高さが先立っていた従来の彼らを払拭するかのように、リズム・セクションとギターを中心にこれでもかとヘヴィかつタイトに攻め立てるサウンドに驚かされること必至。デビュー時より内包していたKING CRIMSONの影響が、むき出しの狂暴性となって襲い掛かってきます。バンドを特徴づけてきたヴァイオリンも狂気を露わにしながらスリリングに弾きまくっていて圧巻。荒れ狂うようなヘヴィ・プログレ・チューンが数曲続くと、かつての彼らを思わせる優美なクラシカル・シンフォニック・ロックが悠然と立ち上がって来る構成も見事で、その振れ幅が素晴らしい対比を生み出しています。クラシカル・サイドではゲストの女性ヴォーカルによる麗しくも憂いを帯びた歌声が絶品。KING CRIMSONファン、特に『太陽と戦慄』が好きな方はきっとニンマリとしてしまうでしょう!

    下記ページで全曲試聴可能です!
    https://lostworldband.bandcamp.com/album/a-moment-of-peace

  • PEREGRINE / SONGS OF MINE

    男性3人組の英フォーク・グループによる72年唯一作。HERON好きには是非オススメしたい絶品フォーク!

    THE MUSICAL BOXの唯一作やJancis Harveyの2nd『Words You Left Behind』などをリリースしたウェールズのレーベルWESTWOODに残された、男性3人組のフォーク・グループによる72年唯一作。12弦の煌びやかな音色も織り込んだ瑞々しいアコースティック・ギター・アンサンブルと、淡く美しいヴォーカル&コーラスによる、純朴で心温まる絶品フォークを奏でます。トラッド的な荘厳さや緊張感は一切含まない、絶えず木漏れ日が降り注ぐような柔らかい質感のこのサウンド、あまりに心地よいです。なだらかな丘陵や風にそよぐ木々など、英国片田舎の自然情景が浮かび上がってきそうな名品。HERONがお好きなら是非。

    • BIGPINK907BIG PINK

      紙ジャケット仕様、帯記載のアルバムタイトル「SONGS OF MIND」は誤表記です

      レーベル管理の問題で、紙ジャケット下部に圧痕がある場合がございます。ご了承ください。

  • SEPTEMBER / ZADNJA AVANTURA

    旧ユーゴ・スロヴェニア出身、エレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーした技巧派ジャズ・ロック、76年1st!

    旧ユーゴ・スロヴェニア出身、70年代後半の5年間活動したジャズ・ロック・バンドによる76年1stアルバム。エレクトリック・ヴァイオリン奏者を擁する6人編成で、骨太かつ東欧らしい哀愁にも溢れた技巧派ジャズ・ロックを繰り広げます。開始早々フリオ・キリコに迫るバカテクドラムとヴァイオリン&ギターのスリリングなユニゾンが飛び出してくるテンション高いオープニングに興奮。母国語のヴォーカルが入るとグッと哀愁が増し、エレピやオルガンも叙情的に鳴り響きます。76年と言うとフュージョンが世界を席巻していた時期ですが、随所でファンキーさは見せつつも終始武骨で緊張感あるアンサンブルは、まさに「ジャズ・ロック」と呼ぶべき音。そんな骨太な演奏の中、エレクトリック・ヴァイオリンがエディ・ジョブソンばりの鮮やかなプレイでソロを取るのが一際印象的で、そこはU.K.を彷彿させます。また熱唱タイプのヴォーカリストの影響か、母国語ながらイタリアン・ロックみたいに聴こえる箇所が多いのも面白いところ。テクニカルながらも絶妙に洗練されてない感じがかえって堪らない好盤です。

  • MOON SAFARI / HIMLABACKEN VOL.2

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    00年代プログレを代表するバンドの一つと言えるスウェーデンの人気グループによる、待望の「HIMLABACKEN」第2部となる23年作!高らかに響くシンセサイザーにキラキラしたピアノが寄り添うワクワクするような冒頭、そこにリズム隊とギターがバーンッと入ってくると一気に視界が開けます。ギターの流麗なフレーズを合図に、お待ちかねの力強くも優しさに溢れたコーラスが飛び出してきて、10年待ち続けた身としては早くも感動。まばゆいばかりのオープニングに、ファンであれば「MOON SAFARIが帰って来た…!」と呟いてしまう事でしょう。ハードなギターとドラマティックに歌い上げるヴォーカルになんとJOURNEYがよぎるキャッチーな2曲目、かと思うと『LOVER’S END』に入っていそうなめくるめくポップ・チューンの3曲目も実に素晴らしい。必殺のコーラスワークが劇的に盛り上げる胸を打つバラードの4曲目も最高です。そして21分の大作がまた聴きモノ。ストリングスが荘厳に迫りくるQUEENばりの導入部に始まり、ハートフルでメロディアスなMOON SAFARI節のヴォーカル・パートを経ると、シンセとギターがアグレッシヴに疾走しシアトリカルなヴォーカル&コーラスが登場する『II』『オペラ座』QUEEN彷彿の展開が再び幕を開けます。終盤には彼ららしい美麗なコーラスを生かしたファンタスティックな演奏へと回帰し、北欧の雄大な自然を映し出すようなイマジネーション溢れるサウンドでエンディングを迎える、この一大シンフォ絵巻には間違いなく圧倒されてしまうはず。抜けるようにファンタジックで爽快な演奏と、マジカルなコーラスワーク、そして珠玉のメロディ。そんな変わらぬMOON SAFARI印のサウンドを核としつつも、エッジの効いたメロディアス・ハード的表現や初期QUEENばりの荘厳さなど新たな要素も織り込んで、前進する彼らの姿を浮き彫りする傑作に仕上がっています。文句なしのカケレコメンド!

  • SERFS / EARLY BIRD CAFE

    ハモンドの名手として知られるkey/vo.Mike Finnigan在籍のソウル・ジャズ・ロック・グループ、69年唯一作

    ハモンドの名手として知られる米キーボーディスト/ヴォーカリストMike Finniganが在籍したソウル・ジャズ・ロック・グループ、69年唯一作。一曲目は「Like A Rolling Stone」のソウルフルなカバー。テンポを落としてエネルギッシュ且つドラマティックに聴かせるアレンジ、叙情を帯びたソウル・ヴォーカル、そしてオリジナルでのAl Kooperにも負けないMikeのハモンドのプレイが聴きモノのナイスカバーです。その後もMike Finniganの活躍が出色で、カントリー・タッチのナンバーではブルースハープと素晴らしいコンビネーションを聴かせる転がるように軽快なピアノを披露し、ブルージーなバラードではリリカルなピアノ&いぶし銀のスモーキーなオルガンでサポートします。極めつけは「I’m A Man」の高速カバーで、ワイルドに唸る疾走感抜群のハモンドが痛快無比。数多くのアーティストをサポートしソロでは名盤を残す、Mike Finniganの後の活躍を十分に予見させる好盤となっています。

  • JOE BECK / NATURE BOY

    スタン・ゲッツ、マイルス・デイヴィス、ギル・エヴァンスらのもとで活躍したジャズ・ギタリスト、68年のソロ・デビュー作!

    ジャズ/フュージョン系ギタリストとして今も活躍しているJoe Beckが68年にリリースしたデビュー・アルバム。トランペット奏者Randy Brecker、Neil Youndとの活動で知られるギタリストDanny Whittenなどがゲスト参加。R&B、ブルース、ジャズのエッセンスが濃い、ファンキーなロック。アップテンポでノリの良い曲が多く、聴いていて気持ち良〜いアルバム。文句なしに格好良いです!

  • VIIMA / VAISTYY MIELEN YO

    06年デビューのフィンランド出身シンフォ・グループ、CAMELやANYONE’S DAUGHTERのファンは必聴と言える24年作!

    06年にデビューしたフィンランドのシンフォ・グループによる24年作3rdアルバム。CAMEL彷彿の叙情的なサウンドを、透明度の高さと温かみが調和した北欧バンドならではの音使いで綴る絶品シンフォニック・ロック。北欧トラッド的な神秘性を宿した旋律を奏でるフルートとメランコリックなアコギが織りなす1曲目はCAMEL『Moonmadness』的世界観ですが、フィンランド語の少し「いなたい」響きが哀愁を醸し出していてとても良い感じ。白眉は19分に及ぶ2曲目で、繊細な1曲目から一転してオルガンがアグレッシヴに噴き出す迫力あるオープニングに惹きこまれます。タイトなリズムを土台にエッジの効いたギターとシンセが疾走するインスト・パートと、美しいエレピも活躍するロマンティックなヴォーカル・パートで描き出す、イマジネーションが溢れんばかりのサウンドに19分間があっという間に過ぎていきます。ここぞで登場するメロトロンの使いどころも見事。この硬軟自在なアンサンブルと徹底してメロディアスな旋律の素晴らしさは、ドイツのANYONE’S DAUGHTERがお好きであれば絶対気に入ると思いますよ。叙情派シンフォニック・ロック好きなら、ずばり必聴レベルの逸品です!

  • SEPTEMBER / DOMOVINA MOJA

    旧ユーゴ・スロヴェニア出身ジャズ・ロック・バンド、洒脱でメロディアスな歌ものとしての魅力が大幅アップした79年作2nd!

    旧ユーゴ・スロヴェニア出身、70年代後半の5年間活動したジャズ・ロック・バンドによる79年2ndにして最終作。ヴァイオリニストの脱退と一部メンバーの交代を経ています。武骨で緊張感あるジャズ・ロック然としたサウンドが印象的だったデビュー作に対し、本作はファンク・テイストや東欧らしい哀愁は引き続き漂わせながらも、洒脱でメロディアスな歌ものとしての魅力が大幅アップ。演奏もツボを押さえたフレーズを連発するギターと流麗なシンセ/エレピを軸とする軽やかなタッチが非常に気持ちいいです。リード・ヴォーカルは前作と同一人物ですが、熱唱タイプだったのがコーラスを伴って涼しげに歌うAORタイプの歌唱がメインになっていて、こちらも勿論良いです。名盤!

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