2024年1月26日 | カテゴリー:Column the Reflection 後藤秀樹,ライターコラム
タグ:
第69回 ロックのヴォーカル・アンサンブルに驚かされた日々の想い出
~ ヴォーカル・ハーモニー、コーラスの魅力 ~ 不定期連載 ➀
私にとって音楽の面白さとは何なのか・・・今更ながら、年末にそんなことを考えてしまった。あれこれと思いを巡らせ、楽しいとか心地よいとか思いながらも聴いた音楽を深く考え、自分でその理由を理解し納得しなければ気が済まないタイプなのだろうな。
一度聞いて、直感的に凄いと思った音楽はそれこそ自分にとって一生ものの音楽になってきたのだが、最近の音楽を聴いてそのように思えるものが少なくなったことを寂しく感じてもいる。実際、昔の音楽について改めてその魅力を考えることのほうが楽しいのだが、時代にどこか取り残されていきそうな不安もある時期には持っていた。
しかし、世の中は不思議なもので、歴史の循環作用があるようだ。私たちが聴いてきた音楽を新たな世代も選んで聴いている様子を最近になって間近に目にした。CDは売れなくなっているというが、レコードが復活し結構売れているというのは確かなようだ。
昨今、老若男女、街を歩く人は耳にイヤホンを入れ、スマホの音楽を聴いているのがひとつの街の風景になっている。私たちの若かった頃のように、小脇にレコード袋を持って歩く様子が普通になれば楽しいだろうな・・・そんなことを思いながら新しい年を迎えた。
**********************************************
昔から西洋音楽の三要素はリズム、メロディ、ハーモニーであると言われている。
ずっと話題にしてきているポピュラーやロックに関しては、その面白さはノリの良さだったり、メロディの良さだったりするわけで、ロック・バンドであればエレキのツイン・リード・ギターが凄いとか、アコースティック・ギターの使用法が面白いといった言い方をする。オルガンやピアノ、メロトロンといった各種キーボードが曲の雰囲気を盛り上げていると言ったりもする。リズム隊の凄さも間違いなくその音楽の重要な側面だ。ある時にはオーケストラや合唱団を導入することで壮大な世界を描き出している例もこれまでたくさん聞いてきた。
そうした音楽性の背後にはミュージシャンの感性やコンセプトを見いだすことが出来るわけで、ミュージシャン自身はもちろんのこと、レーベルやプロダクションの個性から伝わってくるものが自分の好みにつながってきたと言える。私の作業はそんなことを改めて考えてみていることになる。
◎画像1 Capability Brown / 『Voice』内ジャケット
私にとってあらゆる音楽の興味・関心はヴォーカル・スタイルとそのアンサンブル(コーラス、ハーモニー)にあり、それは音楽の大切な要素のひとつだろう。本コラムにおいても開始当初の2回もやはり「コーラス、ハーモニー」を中心にした内容だった。もう6年近く前のことになる。
辰年の始まりは久々に「ヴォーカル・アンサンブルの面白さ、魅力」をテーマに始めていこうと思う。
◎画像2 The Cuff Links + The Beatles『Abbey Road』 + The Beach Boys
60年代後半にはじまる私の洋楽体験だが、そこで出会ったいくつかの音源はその後の自分の根っこの部分で大きな影響力を持っていることは間違いない。そんな中で、カフ・リンクス(The Cuff Links)の70年の大ヒット曲「トレイシー(Tracy)」(米本国では69年)が明るい爽やかな曲調で大好きだった。
それまでのお気に入りは、本コラム2回目で取り上げたフェアリーダストの「誓いのフーガ(Twenty Ten)」のクラシカルで幻想的なコーラスの世界観だったが、この元気なハーモニーにも理屈抜きに夢中になった。
★音源資料A The Cuff Links / Tracy
カフ・リンクスというバンドは、メンバーもシングルのジャケットに写っていたのだが、後になって、売れっ子ソングライター・チーム(ポール・バンスとリー・ポックリス)がロン・ダンテの一人多重唱のヴォーカルで仕立て上げた架空のバンドだということは後に明らかになったこと。しかし、その当時から同じ声を重ねたハーモニーだと気づいていた人は多かったと思われる。
また、アーチーズ(The Archies)のヒット曲「シュガー・シュガー(Sugar Sugar)」(同名アニメのテーマ曲)もじつは同じロン・ダンテのヴォーカルだったのだが、その事実に気づいた時は本当に驚いた。
カフ・リンクスのアルバムは2枚あるのだが、「トレイシー」の大ヒットで、あわててメンバーを集めバンドを仕立て上げることになった。そして2枚目のアルバムにはロン・ダンテは参加せず急遽仕立て上げたバンドでのレコーディングとなっている。どちらのアルバムにもメンバーのクレジットはない。
その頃、実態は仕立て上げられたバンドというのは結構あって、「恋するキャンディダ」「ノックは3回」で知られ、その後「幸せの黄色いリボン」で大ヒットを記録するドーン(Dawn)もそうだ。今では皆知っているトニー・オーランドというヴォーカリストの存在も、当時は匿名扱いだったことになる。ロン・ダンテもトニー・オーランドもそれまでにレコーディング実績を持つ若きベテランだっただけに契約上の理由もあったらしいのだが、当時はそんな事情を知る由もない。
改めて聴いてもじつに清々しい明るいハーモニーは、「懐かしい」と同時に「永遠」であるような気がする。「サンシャイン・ポップ」の枠組みで捉えられてはいるが、「ソフト・ロック」の名曲のひとつと呼んでいいと思っている。
70年はビートルズの『レット・イット・ビー』が発売された年でもあった。当時、東芝のステレオのTV-CMでポールが歌う様子を見て、そのカッコ良さに魅了されてしまった。それまでも幾つかの曲は聞いていたが、まだ私は彼らの実態を掴みきれない中1の坊主だった。
学校の先輩が『レット・イット・ビー』と『アビー・ロード』のどちらがいいかを話し合っているのを聞いて、どちらもアルバムのタイトルであることに初めて気づいたくらいだ。ラジオで「カム・トゥゲザー」(今考えると、そのカタカナ表記も不思議)がかかり、それが気に入ったことを友人に言うと『アビー・ロード』を貸してくれた。最初はA面の「カム・トゥゲザー」と「アイ・ウォント・ユー」ばかり聞いたのだが、B面を聞いてまたぶっ飛んでしまった。1曲目の「ヒア・カムズ・ザ・サン」も、3曲目の以降のメドレーも面白かったのだが、その間に挟まった異色の「ビコーズ」が妙に引っかかっていた。こんなコーラスもあるのか・・・と初めてア・カペラの魅力に触れた瞬間でもあった。
この曲はジョンのアイディアから生まれた曲だが、ある日、隣でヨーコ・オノが弾いていた『月光ソナタ』がヒントになったという。結果として9声の曲として完成させたが、レコーディング・テイクは23回に及び、かなり苦労したことが見えてくる。
★音源資料B The Beatles / Because
その友人から最初に借りたシングルは「ヘルプ/アイム・ダウン」と「恋する二人/ぼくが泣く」だったのだが、イントロ無しでいきなりコーラスが始まる「ヘルプ」には特に魅せられていた。様々な音楽性・実験性を貪欲に取り込んだパイオニアとしてのビートルズはやはり凄い。
時を経て高校の放送局に所属していた頃、『昼時間の校内放送』の選曲についてあれこれ考えていた時。局員の一人が「ビーチ・ボーイズなんてどうだろう」と彼らのベスト・アルバムを持ってきた。私は、ビーチ・ボーイズといえば「サーフィンUSA 」に代表されるオールディーズ系だな・・・とそれほど乗り気ではなかった。しかし、局内のブースに大音量で流れてきた「グッド・バイブレーション」を聞いて言葉を失ってしまったことを思い出す。随所に現れる幾重にも重なるコーラスは、それまで何度も聴いてきた曲のはずなのに完全に違って聞こえた。私はそれまで何を聞いていたのだろうと大きなショックを受けたことは忘れられない思い出だ。
★音源資料C The Beach Boys / Good Vibrations
ビーチ・ボーイズもそのバンド名からサーファー系オールディーズと70年代に入ってからも思っていたのは私だけではなかったようだ。66年この「グッド・バイブレーション」は、新作アルバムとして『ペット・サウンズ』のためのレコーディングだったのだが、そこには収録されなかった。結果として翌67年発表の『スマイリー・スマイル』に収められ、シングルとして「グッド・バイブレーション」が発表されたのだが、英米ともに1位という素晴らしい成績を収めている。そして、本来作成されるはずだったアルバム『スマイル』の作成の挫折。そこにはブライアン・ウィルソンというビーチ・ボーイズの中心人物の人生の苦悩があったことはよく知られている。60年代から70年代にかけて活躍を見せたミュージシャンのひとつの典型とも言える姿が見え隠れする。しかし、彼の場合はそれらの精神面・健康面のダメージを克服する過程が、以後のビーチ・ボーイズの歴史に刻まれていることが悲しい側面でありながらもじつは幸運だったと言えるかも知れない。
その経緯についてはご存じの方の方が多いとは思うが、いくつかの書籍(*)に詳細に紹介されているのでこの機会に是非読んでいただけたらと思う。しかし、この「グッド・バイブレーションズ」がロック・ポップの歴史においてコーラスを含めた音楽性が重要な意味を持つことは間違いない。
(*)参考➀「ペット・サウンズ」(ジム・フリーリ著/村上春樹訳 新潮社2008 文庫あり)、②「ビーチ・ボーイズ ペット・サウンズ・ストーリー」(キングズレイ・アボット著/雨海弘美翻訳 ストレンジデイズ 2004) ③「ブライアン・ウィルソン&ザ・ビーチ・ボーイズ 消えた『スマイル』を探し求めた40年(ポール・ウィリアムズ著/五十嵐正訳 シンコーミュージック 2016)④「ブライアン・ウィルソン自伝」(ブライアン・ウィルソン著/松永良平訳 DUBOOKS 2019)
プログレで考えてみると、キング・クリムゾンではやはり初期の『宮殿』や『ポセイドンのめざめ』のタイトル曲での荘厳なコーラスが浮かんでくる。クリムゾンにはグレッグ・レイクのヴォーカルの強力さがあったが、「風に語りて」のダブル・ヴォーカルも印象的だった。『太陽と戦慄』期ではジョン・ウェットンのダブル・ヴォーカルが時折聞こえる程度。
ピンク・フロイドも演奏主体の感が強いが、個人的に『おせっかい(Meddle)』中の「エコーズ」でのダブル・ヴォーカルや、『ザ・ウォール』では、(これは特殊だが)子どものコーラスの導入が印象的だった。他でも随所で呟くようなヴォーカルに乗ったハーモニーを聞くことが出来る。
ジェネシスはピーター・ガブリエルの強力な声があるので各所で彼自身のダブル・ヴォーカルが印象的。『そして3人が残った』以降では、やはり基本的にフィル・コリンズのダブル・ヴォーカルを中心にしている。
EL&Pも完全にグレッグ・レイクのダブル・ヴォーカルが聞こえるだけだった。『恐怖の頭脳改革』ではキース・マーソンも1曲のみヴォーカルもとっていたが、コーラスはない・・・って、なかったよな?
コーラス・ハーモニーに積極的だったのはYesだろう。69年のデビュー作から一貫してコーラスも積極的に取り組んでいた。71年『ザ・イエス・アルバム』中の「I’ve Seen All Good People」の冒頭のア・カペラをはじめ印象的なものが幾つもある。何よりも72年の『危機』のタイトル曲の冒頭、突然のブレイク直後の瞬間的なハモリを初めて聞いた時は意表を突かれて唖然とした。それが何度も出てきてどれも完璧なのだから凄い。ジョン・アンダーソンという稀代のヴォーカリストがいただけにハーモニー・パートの安定感は聴いていて心地よかった。その後、「Leave It」のア・カペラ・ヴァージョンもあった。
◎画像3 Asgaerd 『In The Realm Of Asgard』+The Moody Blues 『In Search Of The Lost Chord』
ここでは、日頃あまり話題にのぼることのないプログレ系トリプル・ヴォーカル・バンドを聞いてみよう。ムーディー・ブルースがDecca傘下に設立したスレッショルド(Threshold)レーベルに72年、唯一のアルバム『In The Realm Of Asgaerd』を発表しているアスガード(Asgaerd)だ。
★音源資料D Asgaerd / In The Realm Of Asgard
彼らは、ロドニー・ハリソン(Rodney Harrison)(g,vo);デイヴ・クック(Dave Cook)(b);イアン・スノウ(Ian Snow)(ds);ジェームス・スミス(James Smith)(vo);テッド・バーレット(Ted Barlett)(vo);ピーター・オージル(Peter Orgill)(vln)の5人編成。ヴォーカル専任が2人というクレジットも驚きだが、さらにロドニーも歌うということで3人のメロディアスな迫力あるコーラスが堪能できるアルバムだ。さらにキーボードがいない代わりに、ヴァイオリンを導入していることで牧歌的な雰囲気を持ったサウンドになっている。アルバムのコンセプトは北欧神話にある。
彼らはムーディー・ブルース(MM)のマイク・ピンダーの目にとまったことから、スレッショルドからのリリースとなったわけで、全8曲中5曲はMMのプロデューサーであるトニー・クラークがプロデュースを担当している。
バンドの中心となるロドニーはブルドッグ・ブリード(Bulldog Breed)に参加していた経歴を持ち、彼らのDeramからの唯一のアルバムに収録されていた「Austin Osmanspare」が、このアスガードのアルバムにも収録されている。日本でも一度CD化(1994)され、英Esotericからもリリース(2010)されていたので是非聞いていただきたい作品の一つである。
ここで、ムーディー・ブルースも1曲、68年の「Ride My See-Saw」を聞いていただこう。彼らはフロント・マン全員がヴォーカルをとれるということで、コーラスもお手のものだ。それも厚みのあるヴォーカル・アンサンブルで聴き応えがある。R&Bグループからスタートした彼らも、67年の『サテンの夜(Days Of Future Past)』でその後につながるプログレ・バンドに転身したことで知られているが、68年の『失われたコードを求めて(In Search Of The Lost Chord)』では前作で大々的に採用されたオーケストラは入っていない。彼らの演奏だけだが、マイク・ピンダーのメロトロン(ピンダトロンと命名されていた)が大きな戦力としてより目立つことになった。画面左からピンダーとレイ・トーマス、ジャスティン・ヘイワード、ジョン・ロッジと4人が並んで歌っている。厚みを持った各人のヴォーカルだけでなくそのアンサンブルも既に堂に入っている。ドラマーのグレアム・エッジは歌わないが、各アルバムの冒頭部分でじつに味のある「語り」を担当していたことも忘れがたい。(トーマスとエッジは既に故人となってしまった。)
★音源資料E The Moody Blues / Ride My See Saw
そして、ヴォーカル・アンサンブルについて語るには私はやはりジェントル・ジャイアント(GG)の「On Reflection」を外すことができない。
75年の彼らの7枚目『Free Hand』に収録されている作品。この曲も最初に聞いた時には複雑なア・カペラを一糸乱れず完璧に歌っていることに圧倒された。というより、あまりにも驚いてしばらく言葉が出なかった。ただただ「見事」だった。完全降伏してしまい、その後GGはリスペクトの対象となった。
私の個人史で言えば、「COLUMN THE REFLECTION」として2018年5月から担当させていただいているこのコラムの名前もそうだが、ずっと遡って1982年1月に個人作業として始めたブリティッシュ・ロックのミニコミのタイトルを「REFLECTION」(計5号作成)としたのもGGの「On Reflection」へのリスペクトを表したことにつながっている。
◎画像4 Gentle Giant『Free Hand』 + Queen 『A Night At The Opera』『ボヘミアン・ラプソディ』
驚いたのは編集作業が出来るスタジオだけでなく、ライヴでもいとも簡単に(そう見える)歌いこなしていたこと。ライヴでは曲の前半と後半が逆になっていて、中世音楽風の演奏に始まり、曲の途中からア・カペラとなる。ここではリマスターが施された78年のBBCライヴ映像を取り上げる。各メンバーの楽器の持ち替えや移動の様子もじつにスマートに行われていて面白い。
GGの詳細については、本コラムの第48回(前編)、第49回(後編)で解説しているので、是非目を通していただけると嬉しい。
★音源資料F Gentle Giant / On Reflection(Live at BBC Sight and Sound 1978)
このGGのアルバムを聴いて間もない時期にとてつもない作品が登場した。それが、今では巨大な伝説となっているクイーンの75年4枚目のアルバム『オペラ座の夜(A Night At The Opera)』だ。アルバムに含まれた「ボヘミアン・ラプソディ」のオフィシャル映像を、当時フィルム・コンサートで見せられたのだからたまらない。コーラスも見事だが、際立つのはドラマチックな曲の途中で展開されるこれまた圧倒的な迫力の無伴奏ア・カペラ。まさに完璧なヴォーカル・アンサンブルだった。
じつはこのクイーンにも思い出がある。73年のデビュー作が日本で出された時、ラジオで「炎のロックン・ロール」をエア・チェック。よく聞くと、レコードではフレディのヴォーカル・メロは2小節を区切って録音段階で交互に歌うというダブル・ヴォーカルになっていることに注目した。(ライヴでは当然続けて歌ってはいるのだが) その面白さの発見がクイーンの思い出の出発点だった。
その後、NHKのリクエスト番組を通して知り合った仲間のロック・サークルに入ることになったのだが、そこでも女性陣の話題はクイーン。特に「英国のバンドなのに、英国での評価が低いので日本で盛り上げていきたい」というファン・クラブの子が、「彼らを日本に呼ぼう」という署名活動を始めるというので手伝うことにした。私は自分の高校で部活(放送局)のメンバーにも協力してもらい全校各クラスに声をかけてもらった。予想以上に数が集まってそれを送ることが出来た。その署名活動の影響がどれほどあったのかは分からないが、結果的にクイーンはその後来日も果たしたわけで、今となっては世界的な人気を誇る伝説のバンドになったことにちょっと特別な思いを持っている。
やはり、『ボヘミアン・ラプソディ』も、途中のア・カペラに注目して聞いてみたい。
★音源資料G Queen / Bohemian Rhapsody
「モダン・ポップ」も幾分曖昧で定義の難しい微妙な言葉だが、ここではプログレが時代の流れに乗ってポップな線を取り入れた形で出された音楽に始まる音楽の総称としてとらえてみる。
◎画像5 Capability Brown 『Voice』 + Krazy Kat『China Seas』『Troubled Air』
最初に出てくるのは73年のキャパビリティ・ブラウン(Capability Brown;以下CB)。彼らについても本コラム第1回でハーモニー・グラス(Harmony Grass)の流れで既に紹介しているのだが、やはりヴォーカル・アンサンブルを売り物にしたロック・バンド。アルバムはカリスマ(Charisma)・レーベルに2枚残している。アルバムB面全体を使った組曲もあり、プログレ的な要素も強いのだが、じつは歌心を大切にしたポップな味わいを見せているところが魅力的。何といっても6人のメンバー全てがヴォーカルを取ることが出来、ア・カペラを含め難解なコーラスをいとも簡単に聞かせてしまうところが凄い。
本当はセカンド・アルバム『Voice』からB面の組曲を・・・と思ったのだが(そこでア・カペラが登場する)、20分を超える大曲なので、ここではA面2曲目の『Sad Am I』を取り上げたい。アコースティック・ギターに乗ったテーマ・メロディの厚いハーモニーに加えて、中間部のスキャット・コーラスがまた素晴らしい。
それにしてもジャケットは見開きで「唇にチャック」というデザイン。ヒプノシスのデザインだが、最初に見た時は「?」だったが、彼らがヴォーカル・ワークに力を入れていることを表現したものと理解している。
★音源資料H Capability Brown / Sad Am I
CBは2枚のアルバムを残して解散したようで残念と思っていたら、77年に新たにクレイジー・キャット(Krazy Kat)というバンドで『China Seas』が英MOUNTAINレーベルからクリス・トーマスのプロデュースの下リリースされた。そこにはCB時代のメンバーが3人(トニー・ファーガソン、グラハム・ホワイト、ロジャー・ウィリス)に、新たなメンバー2人加えた5人編成。クレジットを見ると全員がヴォーカルも担当にもなっていて、間違いなくCBの流れを汲んだグループと言えるだろう。(ところで、バンド名を日本語で何と呼べばいいのかが結構難しい。ここではキャットとしたが、チョコの名称はキット・カットでカットと呼んではいるのだが・・・)
しかしながら、70年代も後半に入った時期なので当時の音楽シーンの変化をとらえ、他の多くのバンドと同様に「モダン・ポップ」と言える雰囲気を持っていた。世の中、ニューウェイヴにパンクといった中で健闘していたバンドのひとつだ。
クレイジー・キャットは続けざま同じメンバーでセカンド・アルバムとなる『Troubled Air』も出している。プロデュースはロビン・ジェフリー・ケーブルに交代していた。ここでは、『China Seas』から「Dundee Calling」を聞いていただこう。CB直系のヴォーカル・アンサンブルの厚味が感じられて嬉しい。
★音源資料I Krazy Kat / Dundee Calling
75年あたりからはそれまで活動していた有名バンドも、その音楽性がよりポップでコマーシャルな方向性に進んでいった。そんな代表の一つがエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)だった。
私はELOの『II』が「これまで聞いたアルバムから10枚を選ぶとしたら」と問われればその中に入れるほどに大好きなアルバムで、その後徐々にポップ・サイドに移行していくのが残念に思えていた。しかし、出されるアルバムは聴き続けていた。
◎画像6 Electric Light Orchestra 『Out Of Blue』 + 『II』
ELOはムーヴ(The Move)にいたロイ・ウッド(Roy Wood)が実験的ポップをジェフ・リン(Jeff Lynne)と一緒になって71年に活動を始めたのだが、自分はすぐに脱退。残ったジェフ・リンが主導権をとり、よりポップな方向に向かっていくようになった。73年の『II』からシングル・カットされた『ロール・オーバー・ベートーベン』のヒットで広く知られるようになったが、その後のアルバムもどれもよく出来ていた。特に77年に2枚組の『アウト・オブ・ブルー』、79年の『ディスカバリー』は大ベストセラーとなり、世界的な人気を得た。彼らはデビュー時から弦楽器奏者も複数メンバーに加え、クラシカルでありながらポップさ、重厚なロック感覚も持ち合わせた希有なバンドだった。
その『アウト・オブ・ブルー』に収録された「ミスター・ブルー・スカイ」は近年、日本ではTVでビールのCMとして知られるようになりお馴染みなのだが、彼ららしいポップ・ロックで、クラシカルなヴォーカル・アンサンブルも取り入れることも忘れていなかったことが嬉しい。ジェフ・リンが持つアイドル・レース(The Idle Race)時代からのポップ・センスが結実した名曲の一つと再確認できる。
ドラマーのベフ・ベヴァンも曲の中間部と後半に合唱隊を導入したことについて「スウィングル・シンガーズ風でとてもよく出来た。」と満足した話をしているだけに、私は彼らの曲の良さに加え、最後にこの混声合唱を加えたからこそ、より素晴らしさが広く伝わったと思っている。もちろん、彼ら自身のメロディに乗せたコーラスも味わい深い。
でも、多くの人は、この曲はアルバム中のレコードでいえばC面を使った「雨の日のコンチェルト(Concerto For A Rainy Day)」という4部構成の組曲の4曲目だったということは知らないだろうなあ。
★音源資料J Electric Light Orchestra / Mr.Blue Sky
この「モダン・ポップ」の頃には、他にもスパークス(Sparks)、セイラー(Sailor)、シティ・ボーイ(City Boy)等々の面白いバンドが数多く登場し、ロックの世界もよりポップさが増し新しくなったことを実感させられた。そしてヴォーカル・アンサンブルも洗練され洒落たものが目立つようになった。さらにAOR系のバンドが増えたことで、その感を深めたことを思い出す。それはそれで聞きやすく楽しめたのだが、インパクトを感じるものは少なくなったように思ってしまった。
◎画像7 Voyager 『Halfway Hotel』+『Act Of Love』+『Voyager』 +『Tonton Macoute』
そんな中で、次に紹介するのはヴォイジャー(Voyager)。79年にKrazy Katと同じ英MOUNTAINから最初のアルバム『Halfway Hotel』をリリースした。ジャケットのインパクトは弱く感じるが、ヒプノシスの仕事。そのアルバムからの「Total Amnesia」を聞いていただきたい。これは、久々に「ブラボー!」と言えるほどに衝撃的だった。曲調は現代風(?) なロカビリー、ドゥ・ワップ、ブギウギといった要素のミクスチャーという感じだが、じつに面白い。彼らもメンバー4人がヴォーカルをとるが、リード・ヴォーカルであるポール・フレンチ(Paul French)がまずピアノを弾きながら全体を引っ張っていく。曲の中盤では短いがア・カペラも顔をのぞかせる。
★音源資料K Voyager / Total Amnesia
ヴォイジャーはキーボードのポール・フレンチを中心とした4人組。ポール・フレンチというと英国ロックに詳しい方はすぐに英Neonから71年にリリースされたキーフのジャケットに包まれた『Tonton Macoute』を思い浮かべるだろう。しかし、そのアルバムはジャズ・ロック系の名作として知られていて、このヴォイジャーの姿とは大きなギャップを感じるかもしれない。
しかし、ポール・フレンチも10代の頃はプレスリーをはじめとするロックンロールやブルース、ジャズを聴いていた。ピアノを弾きながら歌うスタイルはレイ・チャールズに影響されたというのだから、昔憧れた音楽のようにやりたいという気持ちになったのかもしれない。アルバムからは同名の「Halfway Hotel」がシングル・カットされ英国では結構なヒットとなっている。しかしアルバムは振るわなかった。ただ、そんな売れ行きに関係なくこのアルバムは素晴らしい。プロデュースを務めたガス・ダジョン(Gus Dudgeon)の関わりも見逃せない。彼はエルトン・ジョンを手がけ大成功したプロデューサーだ。
ガスのひとつのエピソードだが、最初に収録曲の「Halfway Hotel」を録音した時に最初のテイクを聞いて納得せず、リズム面でもっと強力なものを求め、ドラマーを交代させることになった。そうした強引さはどうかとも思うのだが、結果的にアルバムは力強さを感じさせるものとなり、制作面での力量を見せつける結果となっている。私はこのアルバムを完璧にプロデュースされた素晴らしいアルバムと評価したい。
ヴォイジャーは、翌80年に『Act Of Love』(英MOUNTAIN)を、81年に『Voyager』(英RCA)とアルバムを出すものの残念なことに全く売れなかった。しかし2000年代になって復活したという。
なお、この曲「Total Amnesia」はドイツをはじめいくつかの国でシングル・カットされていた。
また、80年代に友人MTさんが英国を旅行した土産に「Halfway Hotel」のシングル盤を買ってきてくれたことも私の思い出のひとつだ。
今回は、改めてヴォーカル・アンサンブルに光を当て、コーラス・ハーモニー、ア・カペラが聴ける曲を中心に選んでみました。しかし、さすがにコーラスを活かしたバンドはかなりの数にのぼり、今回も多くの候補をメモしておいたのにその殆どを削ってしまいました。「○○は出てこないのか!」と言われそうですが、仕方ありません。
ただ、今回は敢えて超大物を幾つもそろえてみました。ビートルズのジョンも、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンも、ヴォーカル・アンサンブルを仕上げるために精神状態に影響を及ぼすほど膨大な時間を費やしたわけです。時代は新しくなっても、クイーンは「ボヘミアン・ラプソディ」のシングル化にあたって、レコード会社との大きな駆け引きというドラマがあったことが、彼らの映画の中でも取り上げられていました。
やはり、コーラスひとつ取ってもその奥が深く、私たちが驚きを持って聴く背景にはミュージシャンの創造性の追求があるわけです。
米国においてはCSN&Yがコーラスの究極を持っていましたし、その後のウェスト・コースト・サウンドにおいてもコーラス・ハーモニーは欠かせないものでした。代表的なイーグルスもドゥービー・ブラザーズの素晴らしさは言うまでもありませんが、個人的には「名前のない馬」でデビューしたアメリカ(America)もメンバー3人のハーモニーが素晴らしく大好きです。今でも初期のアルバムを中心によく聴きます。
これを読んでくださっている皆さんにも、忘れられないヴォーカル・アンサンブル(コーラス、ハーモニー)は幾つもあることでしょう。ハーモニーは「調和」とも訳されます。今年は世の中が調和し、人々が安心して暮らせる平和な日々が訪れることを願いたいものです。
**********************************************
今年も始まって早々に、石川県能登半島での大きな地震に驚かされました。被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。亡くなられた方々の多さにも驚いています。ご冥福をお祈りいたします。
本当に年の初めの災害、そして翌日の航空機の炎上事故も私にとっても大きなショックでした。今年は自分の中では正月気分もないままでもう1月も終わろうとしています。
私は「音楽が持つ力」を信じているので、多くの人が音楽によって救われることを願っています。
そして、元気が出せるようになった時の「笑顔」を大切にしてほしいと思います。
**********************************************
◎画像8 Utopia 『RA』 + Todd Rundgren 『Faithful』
今回の締め括りに、トッド・ラングレン(Todd Rundgren)のユートピア(Utopia)の77年の『太陽神(RA)』から「永遠の愛(Eternal Love)」を用意しました。
トッドの話題も最近は聞かなくなりましたが、やはり忘れられないサウンド・クリエイターの一人です。ユートピア(Utopia)の活動と並行して76年に多重録音のソロ・アルバム『誓いの明日(Fathful)』で、ビーチ・ボーイズの「グッド・バイブレーションズ」やヤードバーズの「幻の10年」、ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」等を完全コピーした凄いアルバムでした。そうした活動と並行して同時期にバンド活動としてユートピアもやっていた訳ですから、当時の勢いには驚かされました。
このユートピアの『永遠の愛』でも見事なコーラス・ワークが聴かれます。中間部のア・カペラはテープの逆回転のようにも聞こえて、「時間よ、戻れ!(あの平穏な時に・・・)」というメッセージのようにも思えます。
今年も本コラムをよろしくお願いいたします。
★音源資料L Utopia / Eternal Love
【関連記事】
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回はジャーマン・ロックをテーマに語る第3回。今回は、70年後期にテイチクより国内リリースされたBRAINレーベルの名盤群を取り上げます。
【関連記事】
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回はAMON DUUL、CAN、NEKTAR、ANYONE’S DAUGHTERなどが登場、ジャーマン・ロックをテーマに語る第4回目をお届けいたします☆
【関連記事】
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回は、ブリティッシュ・ジャズ・ロックをテーマに語る第1弾をお届け。
氏にとって最初のジャズ・ロック体験となったニュークリアスを中心に、ソフト・マシーンなどにもフォーカスしてまいります!
【関連記事】
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!ブリティッシュ・ジャズ・ロックをテーマに語る第2弾をお届け。今回はカンタベリー・ロックを語ってまいります♪
【関連記事】
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回は、氏が好きな「冬の歌」14選をお届けいたします。どうぞお楽しみくさだい☆
「Column The Reflection」バックナンバーはこちらからチェック!
直輸入盤国内仕様(解説付き)、デジタル・リマスター、帯元から無し、スリップケース付き
盤質:傷あり
状態:並
帯-
スリップケースにスレ・圧痕あり、ブックレットに若干折れあり、解説に黄ばみあり
24bitデジタル・リマスター、ノーノイズ・テクノロジー、32Pオリジナルブックレット付仕様、解説と歌詞カード付仕様、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干黄ばみあり
ボーナスCD付き2枚組、CCCD、24bitデジタル・リマスター、32P英語ブックレット・44P日本語ブックレット付仕様、定価2800
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、解説に折れあり
64年7月リリースの3rdアルバム。全曲レノン=マッカートニーの楽曲による唯一のアルバムであり、ビート・バンドとしての頂点を極めた名曲ぞろいの傑作。ジョンが特にキレまくっていて、メロディ・メイカーとして最も充実していた、といっても過言ではないほど凄みがあります。はちきれんばかりのバンドの勢いが閉じ込められた、ビート・バンドとしての最高傑作。
64年12月4日に発表された、BEATLESのオリジナル・アルバム、第4作目。今作は作詞者としてのLennon-McCartney(JohnとPaulの共同クレジット)のターニング・ポイントとなった作品でもあり、「I’M A LOSER」はJohnがBob Dylanの影響を初めて認めた曲でした。大部分のアルバム制作は、イギリスでの演奏のオフの合間を縫って行われ、アルバムのレコーディング・セッションの大半は9月29日からわずか3週間で完了させたと言います。いかに多作のLennon-McCartney作曲チームでも、クリスマスに間に合うように、自分たちの新曲だけでアルバムを作ることは出来ず、アルバム用の数曲をカバー録音に頼ることに。アルバムには6曲のカバーが入っており、これは彼らの初期の2枚のアルバムと同じ構成でした。とは言え、彼等が初期のアイドルからの脱皮の始まりを感じさせる過渡期的なアルバムであり、George Martinのアレンジも前作「A HARD DAY’S NIGHT」の一発取りの雰囲気に比べて、かなり凝った作りになって来ています。
65年作。ジャケットから受けるイメージ通りの、陰影のあるメロディに溢れた、しっとりとした楽曲が印象的な作品。「NORWEGIAN WOOD」、「MICHELLE」、「IN MY LIFE」の格調高い美しさは絶品の一言。「DRIVE MY CAR」、「YOU WON’T SEE ME」、「NOWHERE MAN」、「RUN FOR YOUR LIFE」など、アコースティカルな中にもバンドのダイナミズムが詰め込まれたフォーク・ロックもまた素晴らしい。シニカルな雰囲気のあるジョージの楽曲も際立っていて、「THINK FOR YOURSELF」「IF I NEEDED SOMEONE」はアルバムを彩り豊かにしています。落ち着きたいときは「RUBBER SOUL」、アッパーな気分の時は「REVOLVER」。そんなイメージで、この2作品を対で考えています。どちらもビートルズのメロディ・メーカーとして頂点を極めた名作。
67年作。同名映画のサントラとして作られたアルバムですが、あなどるなかれ。ポップ・アルバムとして、名作「REVOLVER」に引けを取らない完成度。ポール作の「THE FOOL ON THE HILL」「HELLO GOODBYE」「PENNY LANE」、ジョン作の「I AM THE WALRUS」「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」「ALL YOU NEED IS LOVE」など、名曲がずらりと並んでいて、ベスト盤みたいにワクワクと楽しめる作品。それにしてもポールとジョンのメロディ・メーカーとして才能。凄いです。
「GET BACK」セッションが空中分解し、バラバラになってしまったビートルズ。「昔のように結束して作ろう」というポールの呼びかけに応じ、メンバーみんなが「ビートルズ最後」を意識しながら録音された悲壮感溢れる傑作。特筆すべきは、B面のメドレー。数々の音の断片が、時にダイナミックに、時に優雅につながり、最後まで流れるように聴かせています。ビートルズ最後で最高の名演と言えるでしょう。昔、このメドレーのギターをコピーしたことがありますが、楽曲の彩り豊かさからは想像できないシンプルなフレーズに驚きました。各フレーズはシンプルに洗練されつつも、バンドになると輝きが倍増する。やはり唯一無比のグループです。シングル曲で構成されたA面も見事。特にジョージの2曲、「SOMETHING」「HERE COMES THE SUN」は、彼の生涯でもベストと言える名曲。
定価2427+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
軽微なカビ・帯に軽微な折れあり、トレーに軽微な油性ペンのインクあり
70年にリリースされたラスト・アルバム。「GET BACK」セッションが空中分解し、その音源をフィル・スペクターがアルバムという形にまとめあげた作品。フィル・スペクターによるエコーに包まれた荘厳なサウンド・プロダクションが、ラスト・アルバムとしての虚無感を倍増させている印象。「LET IT BE…NAKID」はバンドのダイナミズムが閉じこめられた素晴らしい音源でしたが、ラスト・アルバムとしては、やはりこのフィル・スペクター盤がしっくりきます。
廃盤、紙ジャケット仕様、SHM-CD、09年デジタル・リマスター、英語・日本語ブックレット付仕様、内袋付き仕様、定価2800+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無
廃盤、紙ジャケット仕様、2枚組、SHM-CD、09年デジタル・リマスター、内袋付仕様、定価3572
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
ペーパーケース仕様、2枚組、SHM-CD、ブックレット付仕様、定価3800+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
スレあり、解説に小さい汚れ・折れあり、帯に軽微な折れあり
ペーパーケース仕様、2枚組、デジタル・リマスター、定価2476+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、側面部に色褪せあり、若干スレあり
2枚組、角丸帯仕様、英国オリジナル仕様ブックレット48P、日本語ライナーノーツ全曲歌詞・対訳入りブックレット付仕様、定価3495+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、若干カビあり
直輸入盤、帯付き仕様、デジパック仕様、2枚組、解説元からなし、定価2300+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ
DVD、NTSC方式、ブックレット元からあったか不明、「This DVD has no regional coding」の記載あり
盤質:傷あり
状態:良好
2枚組、全57曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
軽微な折れあり、小さい圧痕あり、ケースにシールが貼ってあります
2in1CD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲
盤質:傷あり
状態:良好
ケースにスレあり
Brian Wilsonがスタジオにこもり作り上げたアメリカン・ポップス永遠の傑作。66年作。複雑なコード進行、音楽理論に乗っ取らない楽器のフレーズ、にもかかわらず、難解さのかけらもなく、子供の鼻歌のような無垢さに溢れたエバーグリーンなサウンド。まさに奇跡の一枚。
デジタル・リマスター、HDCD、ステレオver&モノverを収録、ボーナス・トラック1曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ケース裏にコメント貼り付けあり
ロック史に燦然と輝く、未発表アルバムの全貌が遂に明らかに!66年夏から67年初頭にかけての彼らの幻のセッション集!66年のアルバム『ペット・サウンズ』に続く作品となるはずが、最終的にマスター・テープがお蔵入りとなってしまった幻の作品です。AL JARDINE、MIKE LOVE、BRIAN WILSONの参加を得たマスターピースの復元が行われた、伝説のレコーディング記録の全容です。
SHM-CD、マスター2001年、ボーナス・トラック1曲、定価1714+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
帯に小さい折れあり
初期のサーフィン・サウンドももちろん良いし、ブライアン・ウィルソンの才気爆発の「ペット・サウンズ」は大傑作だけど、僕は、メンバーが一丸となった70年代のビーチ・ボーイズが一番好きです。デニス・ウィルソンらしい格調高くも土臭い「Slip On Through」で幕を明け、ブライアン・ウィルソンの奇跡のメロディとカール・ウィルソン一世一代の名唱が光る名曲「This Whole World」、涙なしには聴けないブルース・ジョンストンによる優美な名曲「Deirdre」「Tears In The Morning」、デニス・ウィルソン屈指の名曲「Forever」、ペット・サウンズを彷彿とさせるドリーミーかつ荘厳な「Our Sweet Love」、そして最後を飾るのは、幻の「スマイル」用に作られたパーツをつなぎ合わせて出来た才気溢れる「Cool Cool Water」。もうこれでもかと名曲が続きます。アル・ジャーディン、マイク・ラヴのほのぼのテイストもバンドに無くてはならない重要なピース。メンバー全員の才能が結実したアメリカン・ミュージック史上に残る大傑作。
ブックレット付属スリップケース付デジパック仕様、15曲収録
盤質:傷あり
状態:良好
スリップケースに若干経年変化あり
ブックレット付属スリップケース付デジパック仕様、15曲収録
盤質:無傷/小傷
状態:良好
若干黄ばみあり
活動開始は64年までさかのぼりビート系グループとしてデビュー、シングル・ヒットに恵まれながらも徐々に作風が変化し、プログレッシブ・ロックへのアプローチを開始。後に全盛を築くこととなるプログレッシブ・ロックバンドがデビューすらしていない時期からオーケストラとの競演や実験性に富んだ作品を生み出し、黎明期を作り上げたイギリスのバンドの67年2nd。本作で彼らは70年代を待つことなく、オーケストラとの競演を果たし、1日の時間軸を音楽で表現する、というコンセプト性の高いトータルアルバムを作り上げてしまいました。名曲の誉れ高い「サテンの夜」を収録した彼らの代表作の1つです。
69年作3rd。
紙ジャケット仕様、97年デジタル・リマスター、定価2039+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
紙ジャケに側面部に色褪せあり、スレあり
自ら設立したレーベル「スレッショルド」からリリースした記念すべきアルバム。全英チャートで2位を獲得。不動の五人のメンバーによる美しいメロディと完成されたサウンドは、プログレッシヴ・ロック・グループの台頭に大きな栄光を及ぼした。1969年作。
SHM-CD、ボーナス・トラック5曲、マスター2006年、定価1800
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯有
ケースツメ跡あり、帯はケースに貼ってあります、帯に折れあり、ケースにスレあり
活動開始は64年までさかのぼりビート系グループとしてデビュー、シングル・ヒットに恵まれながらも徐々に作風が変化し、プログレッシブ・ロックへのアプローチを開始。後に全盛を築くこととなるプログレッシブ・ロックバンドがデビューすらしていない時期からオーケストラとの競演や実験性に富んだ作品を生み出し、黎明期を作り上げたイギリスのバンドの71年6th。効果音を使った1曲目から名曲「ストーリー・イン・ユア・アイズ」へとなだれ込むと、ジャケットのようなファンタジックな英国ロマンが広がります。Justin Haywardの甘くジェントリーな歌声にスケールの大きなメロトロンが絶妙に絡み合い、シンフォニックな彩りも絶品。プログレッシブ・ロックのアイコンに恵まれた作品です。
活動開始は64年までさかのぼりビート系グループとしてデビュー、シングル・ヒットに恵まれながらも徐々に作風が変化し、プログレッシブ・ロックへのアプローチを開始。後に全盛を築くこととなるプログレッシブ・ロックバンドがデビューすらしていない時期からオーケストラとの競演や実験性に富んだ作品を生み出し、黎明期を作り上げたイギリスのバンドの72年7th。もはやプログレッシブ・ロックの全盛を待たずに円熟の域にすら達してしまった作品であり一聴して前作よりも平坦な印象を持ちますが、緻密に練られたアレンジと、ポップさに磨きがかかった珠玉のメロディーが溢れています。過去の作品には無かったカットアウトでアルバムは締めくくられ、メンバーはそれぞれのソロ活動へと移行。THE MOODY BLUESはしばらくの間休眠することとなります。
廃盤、紙ジャケット仕様、SHM-CD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、インサート入り、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:
帯有
帯中央部分に色褪せあり、若干黄ばみあり、その他は状態良好です
Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。『Acquiring The Taste』は1971年のセカンド・アルバムであり、聴き手を選ぶツウ好みの内容ながら、彼らの溢れんばかりの音楽的探究心が結実したという意味ではやはり傑作。GENTLE GIANTといえば、メンバーたちのマルチ・プレイヤーぶりがしばしば話題となりますが、その印象は本作を発端としているのでしょう。おびただしい数の楽器がクレジットされており、その様はまるで劇薬を生み出さんとするマッド・サイエンティストの実験室のようです。一聴して耳に残るような派手さにこそ乏しい印象を持つものの、プログレッシヴ・ロックの特徴のひとつである緻密なバンド・アンサンブルの始祖的な位置にある作品であり、噛めば噛むほど味が出る、聴くたびに新たな発見のある名盤です。
シャルマン3兄弟を中心に結成された英プログレッシヴ・ロック・グループ、73年4th。クラシックやジャズの要素を取り入れ、変拍子や転調を繰り返す複雑な曲展開が特徴です。本作は従来通りの変化に富んだ楽曲展開に加えて、牧歌的なメロディを前面に押し出し、よりPOPになったアルバム。端正なコーラス・パートから一転、切迫感をあおるキーボードがフェード・インし、力強いドラムとギターがスリリングに展開。メンバーそれぞれが楽器を持ち替える曲芸的演奏によって生み出されるダイナミックなアンサンブルが最大の持ち味で、長くても5分程の中につまった山あり谷ありの展開はこのグループならではの魅力でしょう。知名度では劣りますが英プログレの5大バンドに匹敵するオリジナリティを持つグループ。バンドの代表作と評価される名作です。
4面開きペーパーケース仕様、SACD〜SHM仕様(専用プレーヤーのみで再生可)、デジタル・リマスター、定価4286+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
盤質:無傷/小傷
状態:良好
Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、ルネサンスの様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。『Three Friends』は1972年のサード・アルバムであり、ドラマーのMartin Smithがメンバー間の確執により脱退、後任ドラマーにMalcolm Mortimoreが迎えられ制作されました。その内容は、GENTLE GIANTにとって初のコンセプト・アルバム。タイトルの通り「幼馴染の3人が資本家、芸術家、労働者になり、それぞれ別々の人生を歩んでいく」というストーリーに基づきアルバムが進行していきます。GENTLE GIANTのひねりの効いた音楽性は本作でも健在であり、幼い頃を回想する懐かしくも寂しいようなテーマと絶妙にマッチング。グループは本作でアメリカ・デビューを果たし、ビルボード・チャート入りを経験しました。また、本作を最後にドラマーMalcolm Mortimoreは脱退し、グループは新たなドラマーJohn Weathersを迎えることになります。
Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。前作『Octopus』をリリース後に三兄弟のPhil Shulmanが脱退するアクシデントに見舞われたグループでしたが、そのピンチを乗り越え発表された本作でも彼らの生み出すサウンドに一切ブレはありません。1973年の5thアルバム『In A Glass House』は、「ガラスの家に住む者は石を投げてはならない」という格言(自分自身も完璧ではないのだから他人のことを批判してはならない、という意味)から生まれたタイトルであり、その名の通り、ガラスが割れる音色を切り貼りしたリズムから始まります。4thアルバム『Octopus』時に、ドラマーがMalcolm MortimoreからJohn Weathersに交代した好影響は本作にも表れており、バラエティー豊かなリズムの存在によって彼らの技巧色が際立つ作風となっています。その一方で、リコーダーによる古楽的なアプローチなど、クラシカルな聴きどころもある名盤です。
RGFCD1001(ROAD GOES ON FOREVER)
プリントが入った特殊ケース仕様
盤質:傷あり
状態:良好
軽微なスレあり、ケースに小さいヒビあり
Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。1975年の7thアルバム『Free Hand』は新たにクリサリス・レコードと契約し、リリースされました。その内容は、前作『The Power And The Glory』の作風をさらに推し進めたサウンドであり、ファンク・ロック、ジャズ・ロック、フォーク、古楽、クラシック、現代音楽など様々な音楽ジャンルを放り込み唯一無二のGENTLE GIANTサウンドへと昇華しています。前作同様、リズム・セクションのJohn WeathersとRay Shulmanが非常に複雑な展開を難なく行き来し、Gary GreenのギターとKerry Minnearのパーカッシブなキーボードが跳ね回るという軽快なサウンドが特徴的。もちろん、グループの大きな個性であるポップ・フィーリングは本作でも健在です。なおGENTLE GIANTは本作で、グループ最高位となるビルボード・チャートのトップ50入りを果たしました。
盤質:無傷/小傷
状態:良好
スリップケースに若干スレ・若干圧痕あり
Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。1974年の6thアルバム『The Power And The Glory』は、ウォーターゲート事件などの時事問題に影響を受け、「腐敗する権力」や「市井の人々が権力者からどのような影響を受けるか」といったテーマに基づいて制作されました。前作『In A Glass House』と比べると、各曲の収録時間が短くなったことが最も大きな変化と言えるでしょう。またサウンド面については、耳に馴染むソフトな音色が多用されており、重厚なヘヴィー・プログレが後退したことによって彼らの持ち味であるポップ・フィーリングが強調されています。とは言え、そこはもちろんクセのある音楽性で知られるGENTLE GIANTであり、コンパクトな中にも変則的なリズムの跳躍や突拍子もない急展開など、聴き手の予想を裏切るユニークな仕掛けが満載の名盤となっています。
74年ドイツ、75年アメリカ・ツアー時のTV放送ライヴ映像を収録。全盛期の超絶パフォーマンスをたっぷり味わえる必見DVD映像!いずれも良好な画質・音質にて、楽器の持ち替えを含む超絶的テクニックとアンサンブルを見ることができます。
盤質:傷あり
状態:不良
カビあり、オリジナルケースではありません
SHM-CD、定価2500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、ケースに小さいヒビあり、小さい折れ・背ジャケに圧痕あり
74年作の2nd。「ホワイト」そして「ブラック」のアルバム・コンセプトの基、中世ヨーロッパ的な世界観が広がる歌詞が魅力の初期クイーン・ワールドが全開。スタジオ技術の粋を集め、ほぼノンストップで展開されるドラマティックな楽曲が並ぶ初期の大傑作。シングル・カットをしていないにも関わらず「THE FAIRY FELLER’S MASTER-STROKE」や「NEVERMORE」は、ファンの間ではとても人気の高い曲である。「THE MARCH OF THE BLACK QUEEN」のQUEENらしいドラマティックな構成美も圧巻。ヒット・シングル「SEVEN SEAS OF RHYE」収録。
紙ジャケット仕様、初回プレス盤(銀色・アーガイル柄の帯)、01年24ビット・デジタル・リマスタリング、内袋付仕様、定価2476+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケにスレあり
ブライアン・メイ、フレディ・マーキュリーを擁する70年代の英国を代表するロック・グループ、75年作4th。初期QUEENの魅力を凝縮させたバラエティ豊かな楽曲群を収録しており、特に「Bohemian Rhapsody」は彼らの代名詞的名曲。アカペラ・コーラスによるハーモニーで幕を開け、ピアノをバックにフレディの独唱〜むせび泣くギター・ソロ〜緻密にコーラスを重ねたオペラ・パート〜ドライヴ感溢れるハード・ロック、と目まぐるしく曲調を変化させるドラマティックな展開が見事な代表曲。緻密な多重録音もまた聴き所です。転調が多いハード・ロック・ナンバー「Death On Two Legs」、穏やかなバラード「You’re My Best Friends」、コミカルな「Seaside Rendezvous」など、「Bohemian Rhapsody」以外の楽曲も名曲が目白押し。英国ロックを代表する名盤です。
ボーナス・トラック1曲、デジタル・リマスター、スリップケース付き仕様、定価2427
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
スリップケースついていません、帯に若干折れあり
2枚組、DVD、NTSC方式、リージョン記載なし、ブックレット付仕様
盤質:傷あり
状態:並
ケース不良、カビあり、DVDケースにスレ・若干汚れあり
初回盤、スリップケース付き仕様、日本盤初回のみオール・カラー40Pブックレット付き仕様、定価2427+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
カビあり、帯にケースツメ跡・折れあり
ヴォーカルやギターなどCAPABILITY BROWNの主力メンバーにより結成されたグループ。76年作1stと77年作2ndとをカップリングした2in1CD。美しいツイン・リード・ギターとドラマティックなコーラス・ワークによるポップ・プログレ、ヌケの良いギター・リフとキャッチーなメロディ&ハーモニーによるハード・ポップ、粘っこいファンキー・ロック、英国らしい憂いのあるメロディと流れるようなアンサンブルが胸にしみるフォーク・ロックなど、どの曲も印象的なメロディと味わい深いアンサンブルが絶妙な佳曲ぞろい。CAPABILITY BROWNのファンはもちろん、PILOTや10ccやBADFINGERやQUEENなどブリティッシュ・ポップのファン、ニッチ・ポップのファンはかなりグッとくるグループです。おすすめ
ボーナスディスク付きの2枚組、スリップケース付仕様、CD-EXTRA収録、デジタル・リマスター、,定価3670
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、スリップケースに目立つスレ・若干黄ばみあり、解説に黄ばみあり
紙ジャケット仕様、06年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック4曲、内袋付仕様、定価1800+税
盤質:全面に多数傷
状態:良好
帯有
ELOの魅力を詰め込んだ、ロック史上に燦然と輝くアルバム。オリジナル・アルバムは2枚組で、特にC面を費やした組曲「雨の日のコンチェルト」は圧巻。「TURN TO STONE」「MR.BLUE SKY」などの代表曲を満載したポップ・ファンのマスト・アイテム。
3枚組、帯・ブックレット・スリップケース付き仕様、定価5810
盤質:全面に多数傷
状態:良好
帯無
解説無、帯無、スリップケース・ブックレット無し
EDLEAG1762/EDGCD091/GAS0000091EDG(EAGLE)
2枚組、全29曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
背ジャケに圧痕あり
デジパック仕様、2CD+DVD+ブルーレイディスクの4枚組、リージョンフリー、入力方式記載なし、ブックレット付仕様
盤質:無傷/小傷
状態:良好
1枚は傷あり、3枚は無傷〜傷少なめ
5枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様
盤質:傷あり
状態:良好
3枚は傷あり・2枚は無傷〜傷少なめ、ボックスにスレあり
米国出身天才作曲家兼マルチ・プレイヤー兼プロデューサー、1972年3rdアルバム。溢れるアイディアを詰め込んだ2枚組。DISC2の6曲目までを一人多重録音、7曲目以降を30人以上のミュージシャンを起用しての一発録り、とスタイルを変えて制作。持ち味でもある実験精神は控えめで、ビートリッシュなメロディが炸裂するポップな楽曲揃い。特にオープニングを飾る「I Saw The Light」は、メロディ・メイカーの才能が爆発した代表曲。シンプルながら心躍るイントロ、AメロもBメロもサビもすべてが完璧なメロディ、スウィートなヴォーカル。そして、控えめながら完璧なタイミングでメロディの魅力を引き立てるコーラス・ワークとスライド・ギター!聴くものすべてを希望の光で包み込む名曲です。その他の楽曲もフックに富んだメロディとキャッチーなアンサンブルを持つ佳曲揃い。いつ何時聴いても幸せな気分にしてくれる最高のポップアルバム。一家に一枚、是非!
盤質:傷あり
状態:良好
スリップケースなし、ケースツメ跡あり
ペーパーケース仕様、情報記載シール付仕様、シリアル・ナンバー入り、定価1980+税
盤質:傷あり
状態:並
帯-
情報記載シールに汚れあり、解説に折れあり
2枚組、三方背ケース付き仕様、全16曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、三方背ケースに若干圧痕あり
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!