2022年10月26日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
10月のMARQUEE/ベル・アンティーク新譜から、カケレコでの取り扱いタイトルをご紹介!関連記事を合わせてお楽しみください♪
今月は、英ロック・バンド、パトゥの4タイトルがリリース!紙ジャケット・SHM-CD・最新リマスターで登場です☆
70年代初期のブリティッシュ・ハード・ロックを代表する名作。
翻弄されるほどの速弾きギターに、絞り出すようにパワフルなヴォーカル。ユーモラスさと職人芸とも言えるテクニカルさのバランスは、ブリティッシュ・ハード界でも随一です。
ソウル、ファンク要素を強めつつも純度100%と言える英国サウンドで聴かせちゃう、PATTO一世一代の最強ごった煮ロック炸裂!1st、2ndが有名ですが、この3rdも負けない、というかインパクトでは凌駕する大名盤!
73年に録音され、そのままお蔵入りになっていた幻の4th。熱気むんむんのマイク・パトゥーのヴォーカルとオリー・ハルソールによるこれぞ英国ロックなギターが相変わらずに素晴らしい好盤☆
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フルート好きにはたまらん一枚ですな。陽光降り注ぐクラシカルなリリシズムに映えるフルート。ロマン派ジャーマン・シンフォの名作ですね。
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2021年、突然の事故でこの世を去ったビッグ・ビッグ・トレインのヴォーカリスト、デイヴィッド・ロングドンのソロ・アルバム。ソロとしては2004年のWILD ROVER以来の2作目となる。未完成だった録音は、友人達の手によって仕上げられた。FISHのベーシスト、ステイーヴ・ヴァンシス、キング・クリムゾンのドラマー、ジェレミー・ステイシー等の多彩なゲストを迎え、近年、BBTのソングライターとしても頭角を現していたデイヴィッドの丹精な楽曲が心に染み入る作品。(レーベルインフォより)
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入荷次第追加します!
71年にVertigoレーベルよりリリースされた2nd。前作で既に確立していた、オリー・ハルソールの職人芸的なドライヴィング・ギターとマイク・パトゥの熱唱ヴォーカルというスタイルに更に磨きがかかった名作。もうスピーカーから汗がピシピシ飛び散ってます。ライヴはさそがし凄かったんだろうな、と思わせるブリティッシュ・ハードの名作。
紙ジャケット仕様、05年24bitリマスター、ボーナス・トラック3曲、内袋付き仕様、定価2039+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
軽微なカビあり
紙ジャケット仕様、05年24bitリマスター、ボーナス・トラック3曲、内袋付き仕様、定価2039+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
黄ばみあり
紙ジャケット仕様、SHM-CD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲、内袋付仕様、シリアルナンバー入りレーベルカード付仕様、定価2667+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
紙ジャケット仕様、SHM-CD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲、内袋付仕様、シリアルナンバー入りレーベルカード付仕様、定価2667+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
17年リイシュー、デジタル・リマスター、2枚組、DISC2には71年のBBCセッション音源&アウトテイク全11曲を収録
盤質:傷あり
状態:良好
1枚は傷多め、若干圧痕あり
71年にVertigoレーベルより発売された記念すべき1stアルバム。オリー・ハルソールのムーディーなギターとマイク・パトゥのソウルフルなヴォーカルのからみがドラマティックな1曲目からいきなりトップギアで、続くハード・ドライヴィングなナンバーで興奮はすでに最高潮。4曲目のエキサイティングなアドリブ・パートにもう卒倒です。5曲目以降も熱演続きで、時にハードに時にジャジーに暴れまわるリズム隊もマイクとオリーに負けず劣らずの熱演。狭〜い地下スタジオで上半身裸、汗だらだら流しながら演奏するバンドの姿が目に浮かびます。70年代初期のブリティッシュ・ハード・ロックを代表する名作。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、22年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、オリジナル国内LP帯付仕様、定価3182+税
紙ジャケット仕様、05年24bitデジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、内袋付仕様、定価2039+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケット仕様、SHM-CD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、シリアルナンバー入りレーベル・カード封入、内袋付仕様、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケに色褪せあり
紙ジャケット仕様、SHM-CD、22年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、オリジナル国内LP帯付仕様、定価3182+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
いぶし銀の天才ギタリスト、オリー・ハルソール率いるブリティッシュ・ロック・グループ。VERTIGOからISLANDへと移籍し、72年にリリースされた3rdアルバムにしてラスト作。ジャジーなハード・ロックを聴かせた1st、R&B〜パブ・ロック風味も入れてグルーヴ感と洗練を増した2ndに続き、ファンクやボンゾ・ドッグにも通じる諧謔さも取り入れた、個性派ごった煮ロックを展開。オリー・ハルソールはジャジーで流れるような早弾きギターだけでなく、アラン・トゥーサンばりのグルーヴィーなピアノにも磨きがかかって、天才マルチ・プレイヤーと言ってしまって過言ではないプレイヤーへと進化。オリーのピアノが光るパブ・ロッキンな曲、ファンクのリズムにオリーの英国臭ぷんぷんの哀愁ギターが混ぜ合った曲、ギターがグネグネと変態的にねじ曲がって炸裂する超絶ハード曲、ドラマーがリードする諧謔ロックなど、やりたい放題。荒々しいリズムに乗って、唸るオルガン、疾走するきらめくピアノ、スキャット風の女性コーラス、マイク・パトゥのソウルフルなヴォーカルが混ざり合う「TURN TURTLE」は、本作ならではのグルーヴがつまった名曲。ソウル、ファンク要素を強めつつも純度100%と言える英国サウンドで聴かせる稀有な一枚。PATTO一世一代の最強ごった煮ロック炸裂!一般的には、1st、2ndが有名ですが、この3rdも負けない、というかインパクトでは凌駕する大名盤です。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、22年デジタル・リマスター、定価3182+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
73年に録音され、そのままお蔵入りになっていた幻の4thアルバム。熱気むんむんのマイク・パトゥのヴォーカルとオリー・ハルソールによるこれぞ英国ロックないぶし銀かつキレのあるギターのコンビネーションは相変わらずの素晴らしさ。製作途中でオリーは脱退していますが、その穴を埋めているメル・コリンズによるさすがのサックスも聴き所です。
盤質:無傷/小傷
状態:良好
79年にリリースされた「Battlement」が、ジャーマン・シンフォニック・ロックの名盤として広く知られるグループの、幻のデビューアルバムが30年の時を経てリリース。2ndアルバムでは12弦ギターとしゃがれ声ボーカルによるGENESISの色濃いシンフォニック・ロックが印象的ですが、本作では2ndアルバムのボーカリストはまだ加入しておらず、ナレーションが入る他はオールインストとなっています。音楽的にも、そのお国柄を反映したファンタジックさとリリシズムは共通するも2ndアルバムで聴けるマイルドなシンフォニック・ロックとはやや異質であり、こちらはフルートのリードと、ダブルキーボードのきらびやかなアプローチで聴かせるロマン派ジャーマン・シンフォニック・ロックという趣。また、80年代に足を突っ込みかけていた2ndアルバムとは違い、より70年代的な音像で聴かせている点も大きなポイントでしょう。ファン必聴の素晴らしいコンセプトアルバムであり、2ndアルバムとあわせて霧深いジャーマン・プログレの隠れた名盤となっています。
EXM026(EXPLORE RIGHTS MANAGEMENT)
デジタル・リマスター、ソーニャ・クリスティーナによる英語ナレーションへの差し替えが施された22年盤!
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