EXM026(EXPLORE RIGHTS MANAGEMENT) 【2022年発売CD】
デジタル・リマスター、ソーニャ・クリスティーナによる英語ナレーションへの差し替えが施された22年盤!。
これはフルート好きにはたまらん一枚ですな。「不思議の国のアリス」を題材にクラシカルな気品たっぷりの音世界が繰り広げられる、ロマン派ジャーマン・シンフォの傑作!
79年にリリースされた「Battlement」が、ジャーマン・シンフォニック・ロックの名盤として広く知られるグループの、幻のデビューアルバムが30年の時を経てリリース。2ndアルバムでは12弦ギターとしゃがれ声ボーカルによるGENESISの色濃いシンフォニック・ロックが印象的ですが、本作では2ndアルバムのボーカリストはまだ加入しておらず、ナレーションが入る他はオールインストとなっています。音楽的にも、そのお国柄を反映したファンタジックさとリリシズムは共通するも2ndアルバムで聴けるマイルドなシンフォニック・ロックとはやや異質であり、こちらはフルートのリードと、ダブルキーボードのきらびやかなアプローチで聴かせるロマン派ジャーマン・シンフォニック・ロックという趣。また、80年代に足を突っ込みかけていた2ndアルバムとは違い、より70年代的な音像で聴かせている点も大きなポイントでしょう。ファン必聴の素晴らしいコンセプトアルバムであり、2ndアルバムとあわせて霧深いジャーマン・プログレの隠れた名盤となっています。
「城にまつわるアルバム」〜今週の『カケレコのロック探求日誌』PLUS〜
4月6日の「城の日」にちなんで、城にまつわるアルバムをピックアップ!Facebookでの作品にプラスしてご紹介します。
中古棚に眠っている名作を掘り起こして再びスポットを当てることを使命とするカケレコ中古棚探検隊!今回はジャーマン・シンフォを掘り起こします☆
『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜「ジェネシスそっくりバンド大集合!」〜
古今東西、GENESISが好きすぎるあまりそっくりになってしまった(!?)愛すべきGENESISフォロワーたちをご紹介してまいります!
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第七回 NEUSCHWANSTEIN『BATTLEMENT』(ドイツ)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
【ユーロロック周遊日記】初期GENESISフォロワーの決定盤!ジャーマン・シンフォ・グループNEUSCHWANSTEINの79年作『BATTLEMENT』
毎回ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。今回は、世界中に星の数ほど存在するGENESISフォロワーの中でも特に完成度/再現度の高い名作として語られてきた、ジャーマン・シンフォ・グループNEUSCHWANSTEINの当時としては唯一作『BATTLEMENT』をピックアップいたしましょう。
ジャーマン・シンフォニック・ロック特集 - プロテスタントの敬虔主義が息づくドイツならではのシンフォニック・ロック -
プロテスタントの敬虔主義をベースにして生まれた職人的ストイシズムと人間の感情にフォーカスしたロマン主義が息づくドイツで生まれた、器楽的に繊細でいてファンタスティックなリリシズムに溢れたジャーマン・シンフォニック・ロックを特集!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。