2020年10月15日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ佐藤です。
妖艶な女性ヴォーカルはもちろん魅力的ですが、セクシーな男性ヴォーカルにもドキッとしませんか?
個人的に、セクシーな男性ヴォーカルの筆頭が、T.レックスのグラム・ロック・ヒーロー=マーク・ボラン。
あの時に囁くように時には気だるげに歌う、絶妙に力の抜けた歌声は、他のミュージシャンにはそうそう出せない男の色気がたっぷりですよね。
今回は、そんなセクシーな男性ヴォーカルが特徴的なアルバムを探求してみたいと思います☆
まずはT.レックスより、このアルバムでスタート!
このジャケ、実はリンゴ・スターが撮影したってご存知?
ちょっぴりダークなブギ・サウンドに厚みのあるストリングス、そして囁くような独特の歌い方がセクシーなボランのヴォーカル!
言うまでもなくロック史に残る名盤ですね。
続いてもイギリスから、『第2のディープ・パープル』という触れ込みでデビューしたこのバンドをチョイス♪
ミック・ロックが手掛けたオシャレ度MAXのジャケにも痺れる75年デビュー作!
このアルバムにはモダンポップの捻くれセンス、グラムロックのギラギラ感、ハードロックのエッジ、パンクの剥き出しのエネルギーなどが全て詰まってますね。
極めつけの現実逃避的でセクシャルなヴォーカルもカッコいいし、とにかく尖りまくり!
ラストはアメリカから、先日、初CD化を果たしたこの作品を。あらあら、ジャケットからしてセクシーじゃあないですか。
俳優としても活躍した米SSW/ギタリストが残した唯一作なのですが、
ちょっぴりハスキーなんだけど枯れた感じのない、溌溂とした中にもセクシーさを秘めたヴォーカルが極上だなぁ。
名手たちが紡ぐアンサンブルに乗って伸び伸びと歌う、ずばりジャケットそのままのサウンド!
いかがだったでしょうか。
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オーストラリア出身で渡英したRoss Stagg(Vo、G)を中心に、元QUATERMASSのドラマーMick Underwood等で結成されたブリティッシュ・グラム/ハード・ロック・バンド。EMIハーヴェストから76年にリリースされたデビュー作。写真家Mick Rockによるジャケット、リリース当時の『貴婦人たちの午后』という邦題がイメージできる通りの背徳感たっぷりのサウンドが持ち味。オープニングの代表曲「School Girl Funk」からキレッキレで、ストレートに突っ走るパワフル&タイトなリズム、ファンキーにうねるクラヴィネット、パンキッシュに切れ込むエレキ・ギター、そして、Ross Staggによる現実逃避的でセクシャルなヴォーカルと歌詞世界。モダン・ポップの捻くれ、グラムのギラギラさ、ハード・ロックのエッジ、パンクの剥き出しのエネルギーなどがぶつかりあった痺れるサウンドが印象的です。その他の曲も尖りまくった佳曲ぞろい。これは快作です。プロデュースは、ロジャー・クローヴァー。
イギリス出身、Marc Bolan率いるロック・グループによる72年作。アシッド・フォーク時代のTYRANNOSAURUS REXからロック化を図りT.REXと名義を変更しての3枚目で、彼独特のグラム・ロック・サウンドを完成させた前作と並ぶ代表作。ポップなメロディを歌い上げるセクシーなヴォーカル、賑やかな男性コーラス、Tony Viscontiによるストリングス・アレンジが一体となった「Metal Guru」と「Telegram Sam」の二大代表曲を始め、ヴァイオリンとギターが絡みあうヘヴィ・チューン「Buick Mackane」、ドリーミーな女性コーラスが彩るアコースティック・ナンバー「Main Man」など盛りだくさんの内容。骨太なバンド・アンサンブルによるキャッチーなメロディを、華麗なストリングスで包み込んだロック史に残る名盤。
廃盤、紙ジャケット仕様、SHM-CD、内袋付仕様、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
帯ミシン目に沿って切れ目あり、黄ばみあり
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