2024年9月13日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
タグ: アシッド・フォーク
こんにちは。カケハシ・レコードです。
アシッド・フォークの良盤が豊富にございます!
今日は「アシッド・フォーク」をテーマに中古棚を探索してまいりましょう。
ヘタヘタ・リコーダーがたまらないんですよね。
虚ろさの中に繊細さとリリシズムがあるヴォーカル&メロディ。
ISBをメロディアスで聴きやすくしたような木漏れ日アシッド・フォーク名品!
スタイルとしては簡素な弾き語りフォークなのですが、彼女の情念のこもったイタリア語ヴォーカルが耳をくぎ付けにします。
ただならぬ存在感を放つイタリアン・アシッド・フォークの逸品。
南アフリカ出身、兄妹ヴォーカルのサイケ/フォーク・グループ。
妹のPhilipaによる、ちょっとミスティックでかわいらしい声のヴォーカルが入ると、一気に「英フォークの深い森」度が増しますね。
ITHACAあたりが好きな方は必殺!
英国叙情たっぷりの穏やかなメロディを持つフォーキーなサウンドながら、男女ヴォーカルによる気だるいハーモニーと、ジャケットの印象通りのミスティックな雰囲気が何ともたまらない作品。
いつ聴いてもトロトロと良い気分になります。
ティム・バックリーの3rd『Happy Sad』が好きという方にピンポイントでオススメしたい作品がこちら。
米アシッド・フォークSSWの75年唯一作で、至極内省的でナイーヴな音像と啜り泣くような演出を交えたヴォーカルが、非常に独特の世界観を形作っています。
ぼーっと聴いていると、この世ならざる場所に連れていかれそう…。
フレンチ・アシッド・フォーク随一の女性SSW、あまりに美しくアヴァンギャルドな未発表音源集。
69年にISLANDレーベルよりリリースされた1stアルバム。サウンドはジャケットの印象通りで、アシッド臭と幻想性が絶妙にブレンドされたまどろみ英国フォーク。1曲目イントロから必殺のヘタヘタ・リコーダーで心奪われます。男女ヴォーカルによる不安定なハーモニーもなんだか美しいですね。サウンドの雰囲気はISBに近いですが、ISBよりはかなりメロディアスで聴きやすいサウンドです。傑作。
71年発表の3rdアルバム。全体的に英国叙情な穏やかなメロディーを基調としたフォーク・サウンドながら、メール&フィーメール・ヴォーカルによる気だるいハーモニーと、ジャケットから受ける印象通りのミスティックな雰囲気がなんともたまらない作品。いつ聴いてもトロトロと良い気分になります。
ユーロ・トラッド・フォークの名盤として人気の高い77年作『MAISON ROSE』で知られるフランスの女性SSW、17年にリリースされた未発表音源集。『MAISON ROSE』直後の78年と81〜82年の音源11曲を収録しており、アートワークのイメージに違わぬ美しくアヴァンギャルドで幻惑的な音空間を生み出しています。『MAISON ROSE』以上に彼女のただならぬ才能をひしひしと感じさせる一枚です。
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