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東欧&ロシア・シンフォのオススメ盤をピックアップ!

スタッフ増田です。

ユーロの中でもイタリア、フランスなどの主要国や北欧と違って、初心者にはイマイチ取っ付きにくい地域・・・それが東欧&ロシア。

しかしここ東欧には70年代にこそ作品は少ないものの、多くの主要国でプログレが勢力を弱めつつあった80年代や90年代に数々のシンフォ傑作を残した「遅咲きのプログレ国家」と言うべき国々が多数存在します。

なおかつ現在でもその勢いは衰えず、毎年優れたプログレ・グループを多数輩出している東欧シーン。

今回は新鋭プログレを語る上でも欠かせない、東欧の各国が生んだ名作をご紹介してまいりましょう。

ハンガリー

SOLARIS/MARSBELI KRONIKAK (MARTIAN CHRONICLES)

84年作。これぞ東欧プログレの頂点に君臨する金字塔ですよね。硬質なシンセを中心にエネルギッシュかつとんでもない迫力で突き進むアンサンブルに完全ノックアウト・・。

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ハンガリー・プログレ特集!!

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AFTER CRYING/AFTER CRYING SHOW

そんなSOLARISを受け継ぐ現代のハンガリー・プログレの雄と言えば彼らAFTER CRYING。クラシックとロックをハイレベルに融合させた音楽性をベースに、ワールド・ミュージックやポスト・ロックまでも飲み込んだ、圧倒的な熱量と情報量で押し寄せてきます。格調高くも沸々としたエネルギーはまさしくハンガリー産!

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EAST/BLUE PARADISE

ハンガリー屈指の名シンフォ・グループと言えば彼らも。こちらは彼らのデビュー作『蒼い楽園』の英語バージョン。ロングトーンのメロディアスなギターに荘厳なシンセ、メランコリックで詩情に溢れたメロディ。アーティスティックかつ奥ゆかしさ漂う名作。

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YESTERDAYS/SENKI MADARA

そんなEASTの繊細さを受け継ぐ現代ハンガリー・シンフォと言えば、彼らでしょうか。瑞々しく透明感いっぱいに広がるシンセにきらめくアコギ、フルートやメロトロンに神秘的な女性ヴォーカル…。全シンフォ・ファンの皆様へ、カケレコが自信をもってオススメする18年作!

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ポーランド

QUIDAM/QUIDAM

今や新鋭プログレを語るにおいて欠かせぬ国となったポーランド・シーン。まずは90年代の作品からご紹介!ほの暗い叙情性を帯びたロマンティシズム溢れるキーボード、丁寧にメロディを紡ぐギター、憂いある美しいメロディに透明感溢れる女性ヴォーカル・・・。RENAISSANCEやGENESIS、CAMELを受け継ぐポーランドの女性Voシンフォ・グループ、96年の大傑作1st!

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COLLAGE/MOONSHINE

柔らかで幻想的ながら、同時に仄暗く沈み込むような美しいメロディ、儚げなヴォーカル。これぞポーランド・シンフォの魅力だなあ。QUIDAMと並び90年代ポーランド・シーンを代表するグループ、94年の代表作2nd。

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EXODUS/MOST BEAUTIFUL DAY

少し戻ってこちらは80年作。ポーランドのイエスと言ったらこのグループに決まりかな?イエス『究極』あたりの音楽性が漂う、ハードさと叙情性が絶妙にバランスした好作!

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MILLENIUM/VOCANDA

こちらは00年代以降のポーランドを代表するシンフォニック・ロック・バンド、00年作2nd。『アニマルス』『ウォール』あたりのフロイドのDNAを軸に、ジェネシス譲りの幻想美、そしてピアノには同郷ショパンのエッセンスも感じる・・・壮大な音のドラマが感動的なポーランド産シンフォの逸品。

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LOONYPARK/PERPETUAL

00年代以降のポーランドと言ったら彼らも外せませんっ!クラシカルなエッセンスを軸にニューエイジ色を織り交ぜたサウンドは「美麗」という言葉がぴったり。女性ヴォーカルも美しいし、ジャケも綺麗だし、この16年作はチェック是非!

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セルビア(旧ユーゴスラビア)

SMAK/SMAK

71年に結成された旧ユーゴはセルビア屈指のヘヴィ・プログレ・バンドによる75年デビュー作で、東欧屈指の一枚としてユーロ・ロック・ファンに愛される名作。蘭トレースの端正さと伊レ・オルメのほの暗い叙情美やヘヴィネスを合わせつつ、奇天烈さや熱気、東欧ならではの哀感も混ぜ込んだアンサンブルはプログレ・ファンは歓喜すること間違いなし!

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ウクライナ

OBIYMY DOSCHU/ELEHIA

1曲目ですでにこのグループがただものではないことが分かります。アネクドテンのファンは悶絶必至!狂おしいばかりに美しく荘厳なウクライナ・シンフォ、09年デビュー作。

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ベラルーシ

PROEZD ZAPRESHCHEN/ON THE VERGE…

東欧版『狂気』はたまた『ザ・ウォール』と言ったら褒めすぎ!?80年代終盤のベラルーシにこんなハイクオリティなプログレ作品が存在したとは驚きました…。まるで重厚な映画作品を観ているかのような深遠でアーティスティックな音世界を描き出す傑作!

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ロシア

HORIZONT/SUMMER IN TOWN

85年作。イエスの明瞭さやテクニックをベースに、クリムゾン的ダークネスやヘンリー・カウの硬質さを加えたようなイメージ!? ロシアン・プログレの古典的名作ですね。

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LOST WORLD/SOUND SOURCE

90年代初めから活動するロシアのシンフォ・グループ、09年3rd。張りつめた旋律美を持つテクニカル・シンフォに、『太陽と戦慄』の硬質なヘヴィネスを加え、ロシアらしいエレガンスでまとめ上げたこのセンスは超一級!か、かっこいい~。

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ロシア・プログレ新鋭特集!

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  • SOLARIS / MARSBELI KRONIKAK (MARTIAN CHRONICLES)

    圧倒的な構築美、東欧シンフォニック・ロックの一大傑作、84年作

    ハンガリーを代表するプログレッシヴ・ロック・グループ。84年作の1st。クラシカルで荘厳なシンセ、格調高いピアノ、たおやかなフルート、スリリングな泣きのギターを中心に、1音1音が有機的に結びついたダイナミックなアンサンブルは雰囲気抜群。叙情性と緊張感が見事に調和した圧倒的な構築美。シンフォニック・ロックの一大傑作。

  • OBIYMY DOSCHU / ELEHIA

    ウクライナの恐るべき新鋭、09年デビュー作、狂おしいばかりに美しく荘厳なシンフォ名作

    ウクライナのシンフォ新鋭。09年のデビュー作。1曲目ですでにこのグループがただものではないことが分かります。透明感と温かみを内包したエモーショナルでヘヴィなギター、タイトなリズム隊による力強いバッキングを軸に、深みあるヴィオラの調べとストリングス・シンセが重厚な響きで空間を一気に広げる。後ろで静かに鳴り続ける、艶やかなトーンのアコギ、格調高くリリカルなピアノも素晴らしい。憂いのあるヴォーカルも胸に迫ります。アコースティックなパートからヘヴィなパートへスイッチするところのダイナミズムは圧倒的。アネクドテンのデビュー作のインパクトに負けていません。狂おしいばかりに美しく荘厳な名曲です。その後も、ジャケットのイメージ通りの静かにヘヴィに叙情を紡ぐ佳曲が続きます。アネクドテンやアングラガルドあたりのファンは興奮必至の名作!

  • YESTERDAYS / SENKI MADARA

    ハンガリーの新鋭シンフォ・グループによる18年作3rd、変わらずの淡く浮遊感ある幻想世界を描き出す渾身の傑作!

    06年デビュー作『HOLDFENYKERT』でシンフォ・ファンの度肝を抜いた、ハンガリー出身/ルーマニアを拠点とする新鋭シンフォ・グループ、18年作3rd。いや今作も素晴らしいですよ〜!シャープなキレを持つリズム・セクションを土台として、メロトロンが幻想のカーテンをなびかせ、フルートが幽玄を奏で、品のある艷やかなシンセが疾走し、そして柔らかなアコースティックギターが心地よく響く、驚くほどに瑞々しく透明度の高いアンサンブル。そこに命を吹き込むのが、土着的な響きを持つハンガリー語を息を呑むほど神秘的に聴かせる女性ヴォーカル。それらがしなやかに組み合わされて形作られていくどこまでも繊細な音世界は、過去作よりもさらに美しく洗練されている印象です。ここぞという場面でヴァイオリン奏法を駆使して優美に泣くギターのプレイも胸を打ちます。パーカッションを交えエキゾチックに彩る民族エッセンスもシンフォニックなサウンドに自然に溶け込んでいて素晴らしい。終始、この世とは思えない淡く浮遊感ある幻想世界が眼前に広がる名品。文句なしにおすすめ!

  • LOST WORLD BAND(LOST WORLD) / SOUND SOURCE

    ロシアのシンフォ・グループ、傑作2ndに続く、09年作3rd、文句無しの傑作、鮮烈!

    90年代初めから活動するロシアのシンフォ・グループ。高い評価を得た06年作2ndに続く09年作。ヌケが良く疾走感溢れるリズム・ギターとアグレッシヴなリズム隊が築くスケールの大きなキャンバスの上を、ヴァイオリンとギターが奔放に美しいメロディを描き、そこに流麗なピアノが鮮やかな色を付ける。聴いていて思わず笑みがこぼれる躍動感いっぱいのアンサンブル。まさに「鮮烈」の一言。ただ、ゴリ押しで畳みかけることは決してなく、どんなにアグレッシヴなパートでも、静謐とも言えるような格調高さを常に感じさせるのが特筆もの。前作同様に「静」と「動」の対比鮮やかで、「静」のパートでは、フルートが柔らかに舞い、優美なメロディを描く。ファンタスティックなシンフォを軸に、「太陽と戦慄」期クリムゾンのような硬質なヘヴィネスや、ディシプリン期クリムゾンのような浮遊感とサウンドのエッジをうまく織り込み、なおかつ全体的には優美さでまとめ上げるセンスは超一級。サウンド・プロダクションも抜群で、モダンなビビッドさとビンテージな温かみとのバランスが絶妙。これは傑作です!

  • COLLAGE / MOONSHINE

    90年代ポーランドを代表するシンフォ・グループ、94年リリースの傑作

    ポーランドを代表するグループ。94年作の2nd。基本的なサウンドは1stと同傾向ですが、表現力が増し、持ち味の「幻想的な優美さ」には磨きが掛かっています。キーボード、ギター、ピアノは、すべてのフレーズが伸びやかで流麗。包み込むようにしっとり歌い上げるヴォーカルも格段に魅力が増しています。全体的に柔らかい音色で、深めにエコーを掛けたサウンド・プロダクションも印象的で、バンドの持つ神秘性を最大限に引き出しています。アートワークは「終焉の画家」と呼ばれるZdzislaw Beksinski。

  • AFTER CRYING / AFTER CRYING SHOW

    ハンガリー出身、現東欧シーンを代表するプログレ・グループ、03年作

    直輸入盤のため、ジャケットに若干ツメ跡等ある場合があります。ご了承ください。

    東欧を代表するハンガリーのプログレ・グループ、03年作。クラシックとヘヴィ・ロックとの融合という近作の音楽性をベースに、ワールド・ミュージックやポスト・ロックまでも飲み込んだ、相変わらずスケールの大きな作品に仕上がっています。男性ヴォーカルを新たに迎えており、退廃的な雰囲気のエモーショナルな歌声がサウンドの荘厳さを一層引き立てています。無機的なパートと感情的なパートとが織り成す、格調高くも沸々としたエネルギーを感じる逸品。

  • LOONYPARK / PERPETUAL

    女性ヴォーカルを擁するポーランドのシンフォ・グループ、2016年作の4thで「美麗」というキーワードがぴったりの傑作

    ポーランド出身、女性ヴォーカルを擁するシンフォニック・ロック・グループ。2016年作の4thアルバム。温かで荘厳なハモンド・オルガン、しっとりと艶やかなピアノ、壮麗なオーケストラなどによるクラシカルなエッセンスを軸に、ウクライナの新鋭バンドKARFAGENにも通じるニューエイジ色を織り交ぜたサウンドは「美麗」という言葉がぴったり。伸びやかな歌声とエモーショナルな歌唱が素晴らしい女性ヴォーカルが見事に映えています。ゲスト参加したヴァイオリン奏者による艶やかなリードも聴きどころ。ここぞでは、中域寄りのハード&マイルドなトーンのエレキ・ギターがアグレッシヴにリズムを刻んでダイナミズムを注入。メリハリの効いたドラマティックな展開も見事です。00年代以降のポーランドを代表するシンフォニック・ロック・バンドによる、ジャケットのイメージどおりの美しい傑作です。

  • SMAK / SMAK

    旧ユーゴ屈指のプログレ・バンド、クラシック、ブルース、ジャズ/フュージョンが見事に融合した75年の名デビュー作

    71年に結成された旧ユーゴはセルビア屈指のヘヴィ・プログレ・バンドによる75年デビュー作で、東欧屈指の一枚としてユーロ・ロック・ファンに愛される名作。特筆なのが旧B面すべてを使った19分近い大曲。手数多く前のめりで性急なドラム、クラシカルでいて東欧ならではの独特の哀感もあるエレピやオルガン、そして、キーボードと時に高速ユニゾンを奏で、時にハードエッジなリズム・ギターでロック的ダイナミズムを生み出すギター。オランダのトレースの端正さとイタリアのレ・オルメのほの暗い叙情美やヘヴィネスを合わせつつ、時にジェントル・ジャイアントばりの奇天烈さ、時に伊ヘヴィ・シンフォばりの熱気を注入しつつ、東欧ならではの独特の哀感もあるアンサンブルはプログレ・ファンは歓喜すること間違いなし。クラシック、ブルース〜ハード・ロック、ジャズ/フュージョンの見事な融合。ずばりユーロ・ロック屈指の名曲でしょう。旧A面の小曲も魅力で、ツェッペリンばりのハード・エッジなアンサンブルと線の細いハイ・トーンのヴォーカルからは辺境プログレならではの翳りがぷんぷん漂っています。それにしても、後にBIJELO DUGMEにも参加し、ソロでも活躍するLaza Ristovskiはプログレファン注目のKey奏者と言えるでしょう。東欧屈指の名作です。

  • EXODUS / MOST BEAUTIFUL DAY

    ポーランド出身、YESからの影響を感じさせる東欧シンフォ・プログレの名作、80年発表

    ポーランドのシンフォ・プログレ・グループ、80年作の1st。物悲しくリリカルなメロディ、ハイ・トーンの憂いを帯びたヴォーカルがとにかく素晴らしい。YESのようにテクニカルに疾走するパートや、GENESISのように美しいアコギ・アルペジオを中心とするファンタスティックなパートなど、秀逸なメロディをさらに引き立てるアンサンブルもハイレベル&ハイセンス。ほの暗く冷たいトーンのキーボードもいかにも東欧的で良い感じ。名作。

  • MILLENIUM / VOCANDA

    00年代以降のポーランドを代表するシンフォニック・ロック・バンド、00年作2nd

    99年結成のポーランド屈指のプログレ新鋭バンド。コンセプト・アルバムとなった00年作の2nd。デビュー作で印象的だった、ネオ・プログレの叙情性とともにピンク・フロイドのDNAを継ぎ、メランコリックかつ映像喚起的なサウンドの延長線上に、「静」と「動」の対比鮮やかに、よりスケールを増した印象。『アニマルス』『ウォール』あたりのフロイドを彷彿させるアコースティックなオープニング・ナンバーからはじまり、無機的な音色のストリングス・シンセをバックにヘヴィなギターが炸裂し、ジェネシスばりのドラマティックなリズムのアクセントとともに、サックスが乱入して荘厳に盛り上がる展開にノックアウト。前作以上にエモーショナルに泣きのフレーズを奏でるギターも素晴らしいし、気品あるタッチのピアノやワルツ曲などポーランド生まれのショパンのエッセンスを感じるし、前作以上にメロディアスさが際立っています。なお、前作はポーランド語でしたが、本作は英語で歌われています。曲間なく繰り広げられる壮大な音のドラマに感動すること間違いなしな傑作。

  • EAST / BLUE PARADISE

    ハンガリーの名グループ、81年リリースのデビュー作『JATEKOK(邦題:蒼い楽園)』の英語バージョン

    ハンガリー屈指のシンフォニック・ロック・バンド。81年リリースのデビュー作『JATEKOK(邦題:蒼い楽園)』の英語バージョン。ほの暗いスペーシーさとセンチメンタルな叙情美とがブレンドした翳りに満ちたキーボード、ロングトーンのメロディアスなギター、動きの多いベース、霧の向こうで鳴らされているようなドラム、メランコリックなヴォーカル、詩情に溢れたメロディが印象的なシンフォニック・ロック。全体を覆う重苦しく荘厳な雰囲気がいかにも東欧的です。アーティスティックで奥ゆかしさが漂う名作。

  • PROEZD ZAPRESHCHEN / ON THE VERGE…

    80年代終盤のベラルーシにこんなハイクオリティなプログレ作品が存在したとは!東欧版ピンク・フロイド『狂気』はたまた『ザ・ウォール』と言いたい傑作!

    東欧はベラルーシ出身、4人組メロディアス・プログレ・バンドによる89年作。東欧版ピンク・フロイド『狂気』はたまた『ザ・ウォール』と言ってしまうとさすがに大げさかもしれませんが、そう言いたくなるほどにこのドラマチックかつ深遠な広がりを持つサウンドは素晴らしい!エッジの立ったプレイで疾走するギターを軸に、東欧らしいスペイシーにうねるシンセやジャジーにむせぶサックス、そしてロシア語の浮遊感あるヴォーカルがミステリアスに舞う音世界は、アーティスティックにして鮮烈。SEとモノローグが漂う小曲を挟みながら曲間なく進行していく、まるで重厚な映画作品を観ているようなアルバム構成も秀逸です。劇的な盛り上がりを見せる終盤の展開も見事で、ここではマリリオンのスティーヴ・ロザリーとデイヴ・ギルモアを合わせたような、気品高さと熱いエモーションを乗せたメロディアスなギターソロが感動を呼びます。80年代終盤のベラルーシにこんなハイクオリティなプログレ作品が存在したとは!傑作です。

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