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哀愁のハモンドが聴ける世界のロックをピックアップ!

こんにちは。本日はそんなオルガン・ロックの代表格CRESSIDAを筆頭に、哀愁のハモンドが聴ける世界のロックをピックアップいたしました。

CRESSIDA/ASYLUM

哀愁のハモンドといえば、VERTIGOレーベルの誇るこちらのグループ。
とりわけオルガン・ロック史上に残る名曲「Munich」の切なさと美しさと言ったら……筆舌に尽くしがたいですね。
ジャケは変なデザインですが、色合いは秋らしいです。

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DEEP FEELING/DEEP FEELING

イギリスのロック・グループ、エルトン・ジョンで知られるDJMレーベルより発売された71年唯一作。
ダークなジャケ通り全体的にほのかな薄暗さが漂いつつも、英国然としたオルガンの音色が格調高く、さらにビートルズもびっくりの芳醇なメロディや瑞々しいコーラス・ワークも飛び出して驚き。
メロディこそポップですが、緻密なドラミングをはじめとするタイトな演奏と気品あふれる叙情性は他のブリティッシュ・ロックの名盤と並べても全く引けを取らない出来。すばらしいです。

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PLEASE/CIRCUS DAYS

BULLDOG BREEDやT2で知られるドラマー兼名ソングライター、Peter Duntonが率いた英国のグループ。
当時アルバムを残さずに解散した彼らですが、今年新たな発掘音源集がリリース!
オルガンとヴォーカルが物悲しくもリリシズムいっぱいの旋律を綴る「One More Chance」を筆頭に、『これぞ英国叙情』というサウンドが次々と溢れ出します。英ロック・ファンは要チェックの一品。

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AYNSLEY DUNBAR RETALIATION/TO MUM FROM AYNSLEY AND THE BOYS

こちらは英国の名ドラマーAynsley Dunbar率いるブルース・ロック・バンド、69年の3rd。
元々ヘヴィでジャジーなブルース・ロックを聴かせるグループでしたが、本作では時代を反映してかファンクやクラシカル・テイストなども取り入れたバラエティ豊かなサウンドを聴かせています。
MARK-ALMONDやRIFF RAFFで知られるkey奏者Tommy Eyreによるくすんだハモンドをフィーチャーした曲なんかは、クレシダなどVertigoファンにはたまらない流麗&哀愁のオルガン・ロック!

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TETRAGON/NATURE

ドイツのオルガン・ハード・バンドの71年作。
ジャジーだったりクラシカルだったり、サイケな即興が入ったりと作風こそジャーマン・ロックらしいとりとめのなさですが、マイルドなハモンドやギター、クールで切ないヴォーカルのスモーキーな質感が非常に魅力的で、じっくりと聴き入ってしまいます。
芸術の秋にふさわしいアルバムですね。

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AFTER ALL/AFTER ALL

ここからはアメリカの作品をご紹介。まずは何と言っても「アメリカのCRESSIDA」と呼ばれるAFTER ALLですが、CRESSIDAのデビュー・アルバムが70年作なのに対し彼らの唯一作が69年なので、こちらが元祖とも言えるかも……?
それはともかく、叙情たっぷりのハモンドが織り成すオルガン・ロックは、英国産と言われても納得してしまうほどのとてつもない哀愁。
VERTIGOなどの英オルガン・ハード好きなら外すことのできない一枚です。

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SUNDAY FUNNIES/SUNDAY FUNNIES

こちらもアメリカ、デトロイト出身でモータウン傘下のレーベルから発売された71年作。
趣のないジャケですが、プロコル・ハルム「青い影」ばりのオルガン、ニッキー・ホプキンスに通じるリリカルなピアノ溢れる哀愁のナンバー揃いの名盤。
メロディこそサイケ・ポップの延長ですが、英国に通ずる格調高さとたおやかな叙情性は並々でなく、これがアメリカから出てきたことに驚きです。

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BANGOR FLYING CIRCUS/BANGOR FLYING CIRCUS

シカゴで結成されたプログレ/サイケ・バンドの69年唯一作。
ガレージ・サイケTHE SHADOWS OF KNIGHTのキーボーディストやH.P. LOVECRAFTのドラマーが在籍しているからどんなサイケ・サウンドが飛び出すかと思えば、なんとびっくりCRESSIDAなみのメロディアスなハモンドに軽やかなジャズ・タッチのギターが飛び交うテクニカルさ。
ムーディーかつ洗練されたジャジーな哀愁は英国勢でもなかなか出せるものではなく、かなりのクオリティの高さです。

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W.D.FISHER/W.D.FISHER

最後はこちら。ジャケットが何とも不思議な感じだけど、これは間違いなくケベック・プログレの秘宝的一枚だと思います。
見事なコーラスも交えた、英国のオルガン・ジャズ・ロックに通ずるドラマチックで洗練されたアンサンブルが聴きもの!

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いかがでしたか?
穏やかで少し寂しげなオルガン・ロックは、秋の散歩のBGMにもピッタリですね。

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    71年にVertigoレーベルよりリリースされた2nd、英オルガン・ロックの大傑作!

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    英国らしい幻想性&叙情性に溢れた絶品ブリティッシュ・ロック、71年唯一作。

    エルトン・ジョンで知られるDJMより71年にリリースされた唯一作。格調高く叙情性溢れるメロディ、洗練されたコーラス・ワーク、クラシカルなハモンド&ハープシコードをフィーチャーした、いかにも英国的と言える豊かな香り漂うブリティッシュ・ロック。幻想性溢れるアコースティカルなパート、変拍子を織り交ぜたドラマティックなキメのパートなど、振幅のあるアンサンブルをピシリと引き締める、タイトでドライヴ感溢れるリズム隊も聴き所。演奏はたいへん洗練されていて、音数はそれほど多くなくシンプルなのに、音と音の間に荘厳な空気を感じます。派手さはないものの、かなりの音楽的センスを感じます。ジャケットがただただ残念。ヒプノシスやキーフが印象的なジャケをつけていれば、もっともっと評価されていたでしょう。気品漂う名作です。

  • TETRAGON / NATURE

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    ハード・クラシカルなオルガンを中心にしたスモーキーなジャーマン・ロックを聴かせるドイツのグループの71年作。バッハの「フーガ」を取り入れた楽曲を初めとして、チャーチ・オルガンのごときエコーを効かせたハモンド・オルガンの様式美で聴かせるクラシカルなセクションと、ラウドで荒削りなギターが勢い任せに引っ張るサイケデリック・ハードなセクションに分かれた楽曲は非常にスリリングな表情を見せ、その節操の無いサウンドがとても魅力的です。ジャーマン・ロックらしい実験色も覗かせるなど、個性的でマニアックな好作です。

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    JOHN MAYALL’S BLUES BREAKERSやJEFF BECK GROUPを経、後にザッパ・バンドやJOURNEYを渡り歩く英国の名ドラマーAynsley Dunbar率いるブルース・ロック・バンド。69年の3rdにして実質的な最終作。プロデュースはJohn Mayallが務め、また本作からMARK-ALMONDやRIFF RAFFで知られるkey奏者Tommy Eyreが加入。ずっしりとしたドラム、低く囁くようなヴォーカル、タメの効いたブルージーなギター…重たく陰翳に富んだいぶし銀のブルース・ロックは前作の延長ながら、そこへEyreのメロウで流麗なハモンド&ピアノが加わって、よりジャジーな色合いを持った躍動感のあるアンサンブルを聴かせています。Eyreによるハモンド・ソロをこれでもかと全面に押し出したT3、荘厳な教会風のオルガンで幕を開けるT4、弾むベース&ギターがファンキーなT7など、混沌たる時代を反映するように多彩なジャンルを取り入れた作風もユニーク。Vertigoのジャジーなオルガン・ロック・ファンも気に入ること間違いなしの、聴き応えある名作です。

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