プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

特集『芸術の秋!プログレの秋!ユーロ・ロック編』

「芸術の秋!プログレの秋!」と題して、カケレコ・オススメのユーロ・ロック作品をピックアップいたしました。

70年代の定番作品から90年代以降の新鋭作品まで、イギリスやイタリアから辺境まで、ユーロ各国から新旧の名作をセレクトしております。

秋の夜長にじっくりとお楽しみください!

イタリア

P.F.M.『PHOTOS OF GHOSTS』

芸術とプログレ。2つのキーワードで真っ先に思い浮かぶのは、イタリアのP.F.M。

イタリア盤のデビュー作を選ぼうと思いましたが、よりCDで入手しやすいこちらをセレクト。

プログレ・ファンの度肝を抜いたイタリアン・プログレの原点にして頂点。ユーロ・ロックの大海原へ漕ぎだす最初の道標たる至高の一枚ですね。

試聴 Click!

NEW TROLLS / CONCERTO GROSSO N.1 AND N.2

続いてもイタリアン・ロックをセレクト。

この艶やかなストリングスは、まさに西洋音楽の中心地イタリアならではの音色。

ロックにクラシックを取り入れた英プログレ勢と比べて、クラシックにロックを取り入れた、という方がイタリアの場合は自然。

芸術の秋にふさわしいユーロ・ロック金字塔!

試聴 Click!


イタリアン・ロック特集

【関連記事】

イタリアン・ロック特集

イタリアン・ロックを「プログレ」という視点ではなく、西洋文化の中心地イタリアで育まれたロック・ミュージックとしてとらえなおすと?

HOSTSONATEN/AUTUMNSYMPHONY

70年代の往年のイタリアン・ロックのDNAを継ぐ90年代以降のグループの代表格と言えるのがHOSTSONATEN。

彼らの作品から、その名もずばりな「秋」にぴったりな名作がこちら。

現代イタリアン・ロック最高の才能が描く秋の音世界。

しっとりと艶やかなアコギ、流麗なピアノやヴァイオリン、キャメルに匹敵する映像喚起的でリリカルなエレキ。

美しい・・・。

試聴 Click!

ギリシャ

イタリアを離れ、アドリア海を渡り、同じく地中海の国、ギリシャへ!

APHRODITE’S CHILD『666』

ギリシャが誇る名作と言えば、これですよね。

奇才ヴァンゲリス率いるグループで、ロック、ポップ、クラシック、ジャズ、民族音楽などが渾然一体となっためくるめくサウンド、叙情と狂気を同時に孕んだ圧倒的な表現力は、これぞユーロ・ロック!

試聴 Click!


ギリシャ・プログレ特集!

【関連記事】

ギリシャ・プログレ特集!

ワールドカップ出場国を特集!ということで、日本とも対戦するギリシャのプログレをピックアップ!

イスラエル

さぁ、ギリシャから地中海をさらに南下し、イスラエルへ!

NO NAMES / NO NAMES

イスラエルと言えば、SHESHETが有名ですが、SHESHETの中心人物でありフルート奏者のShem Tov Levyが在籍のグループNO NAMESもまた傑作。

グレッグ・レイクが発見したのが、P.F.M.じゃなくて、こっちだったら、勢力図は変わっていたかも?

試聴 Click!


NO NAMESの75年唯一作『NO NAMES』特集! - イスラエル・ロックの礎を築いた大傑作

【関連記事】

NO NAMESの75年唯一作『NO NAMES』特集! – イスラエル・ロックの礎を築いた大傑作

ユダヤ民族ならではのメランコリー、それと裏腹のオプティミズムやユーモア精神やアカデミズム、そして離散(ディアスポラ)の結果の文化の多様性が幾重にも織り込まれた、ユーロ・ロック屈指と言える「まばゆい」傑作、NO NAMESの唯一作を特集!

イスラエルは、地中海ならではのたおやかさとジャジーな洗練とが絶妙にバランスした秘宝ぞろい。

潮流図にまとめた特集で探求是非!


イスラエル・ロック特集

【関連記事】

イスラエル・ロック特集

SHESHETやNO NAMESをはじめ、ジャズをベースにした洗練された演奏と巧みなポップ・センスがブレンドしたまばゆい音楽の宝庫、イスラエルを大特集!

スペイン

中世時代に西洋世界=地中海世界の覇権をフランスと争い続けた大国スペイン。

その時に繁栄を築いたのが地中海に面した海洋都市バルセロナ。

コロンブスによる新大陸の発見で、経済の中心が大西洋に移ったことで衰退してしまいましたが、中世時代に育まれたカタルーニャ文化が息づくバルセロナでは、1970年代半ばにイタリアにも負けない地中海プログレの名作が多数生まれました。

そんな歴史に思いを馳せながら音楽を楽しむのもまた秋の一興。

MUSICA URBANA/MUSICA URBANA

後にスペインを代表する音楽家となるJoan Albert Amargosが若い日に結成したジャズ・ロック/アヴァン・ロック・グループ。

地中海音楽やアンダルシア音楽をはじめ、スペインのオペラであるサルスエラ(Zarzuela)も取り込んだ野心的な音楽は、アレアやSHESHETにも負けない完成度。

試聴 Click!


MUSICA URBANAによるスパニッシュ・チェンバー・ロック名作『MUSICA URBANA』 - 【ユーロロック周遊日記】

【関連記事】

MUSICA URBANAによるスパニッシュ・チェンバー・ロック名作『MUSICA URBANA』 – 【ユーロロック周遊日記】

スペインはバルセロナのジャズ・ロック・シーンの名グループ、MUSICA URBANAがZELESTEレーベルよりリリースした76年作1st『MUSICA URBANA』をピックアップ!


ハットフィールド&ザ・ノースのファンにオススメの世界のニッチなジャズ・ロック特集!

【関連記事】

ハットフィールド&ザ・ノースのファンにオススメの世界のニッチなジャズ・ロック特集!

時に繊細にたゆたい、時にキレ味鋭いフレーズでテンションを増幅させるギター。淡く叙情的なハモンド・オルガン。そして、流れるように美しくアイロニーやユーモアもたっぷりな愛すべきメロディとヴォーカル。そんなハットフィールドに通じる作品を世界中からピックアップ!

文化の多様性もまたスペインの魅力。バスク地方のプログレもまた味わい深し。バスク・プログレと言えばこの作品ですね。

ITOIZ/EZEKIEL

バスクは、スペイン北部からフランス南西部にまたがる地域で、バスク人が住み、バスク語が話されている民族的に特別なエリア。

そんなバスク自治州出身のため、スペインと言っても、フラメンコなどの熱い要素はなく、どちらかというと南米はアルゼンチンのロックに通じるような翳りあるリリシズムが印象的。

試聴 Click!


スペインはバスクのプログレITOIZの80年作2nd『EZEKIEL』 - ユーロロック周遊日記

【関連記事】

スペインはバスクのプログレITOIZの80年作2nd『EZEKIEL』 – ユーロロック周遊日記

スペインはバスクが誇る名作を特集。アルゼンチンのPABLO EL ENTERRADORやイタリアのLOCANDA DELLE FATEのファンは必聴ですね!当時のライヴ映像が素晴らしすぎ!

フランス

イベリア半島を後に、フランスへ!
芸術の秋らしく、フランスらしいアーティスティックで幻想に溢れた作品をセレクトいたしましょう。

ASIA MINOR/BETWEEN FLESH AND DIVINE

秋の夜長は、こんな流麗なフルートにいつまでもひたっていたい。

フルートが彩るロマンチックさと、このバンドならではのしっとりとしたメランコリーが絶品。

試聴 Click!

TERPANDRE/TERPANDRE

秋になると一層魅力的に響くのがメロトロンの音色。

ユーロ随一のメロトロン名盤として知られる作品がこちら。

切なくさえずるメロトロンは涙なしには聴けないでしょう。ジャケの情景がありありと眼前に広がる名演。

試聴 Click!

オランダ

フランスから北上し、オランダに到着。

CODA / SOUNDS OF PASSION

芸術の秋×オランダと言えば、この作品が思い浮かびます。

レビューの皆さまからの評価が物語っています。

「オーケストラの美しい旋律、天空を駆け巡るフルートとギター、SE、小鳥のさえずり等メリハリが利いていて30分の大曲飽きません。」by ばりさん

「シンフォ、叙情美、泣きという点に於いて、これほどマッチする物はないでしょう!一家に一枚の傑作アルバム。」syouimai2002さん
「何より、バンドの芸術性に★5つ。」by appo128さん

試聴 Click!


ダッチ・プログレ特集 ~ 商業の合理主義とプロテスタンティズムの敬虔主義とが息づく【オランダ】生まれのプログレ名品セレクション

【関連記事】

ダッチ・プログレ特集 ~ 商業の合理主義とプロテスタンティズムの敬虔主義とが息づく【オランダ】生まれのプログレ名品セレクション

オランダならではの端正でいて素朴な人情味にも溢れたメロディアスなプログレッシヴ・ロック名作をセレクトいたしましょう。フォーカスの他にも愛すべきグループがたくさん居ますね。

ドイツ

ロマン主義が息づくドイツへと到着!

HOELDERLIN / ヘルダーリンの夢

ドイツと言えば「クラウト・ロック」で有名ですが、ロマン主義が息づく芸術的、観点的なシンフォニック・ロックも多数生まれています。

儚げな女性ボーカルをフューチャーした田園調のフォークサウンドからアコースティックな質感で聴かせ、消え入りそうなメロトロンの上で叙情的なフルートが鳴れば、まさにゲルマンの森から聴こえてくる極上のロマン・プログレ。

試聴 Click!


ドイツPilzレーベル特集

【関連記事】

ドイツPilzレーベル特集

ポポル・ヴの『ホシアナ・マントラ』をはじめ、吸い込まれるような幻想美を持った作品を世に送り出したドイツPilzレーベルを特集!

TETRAGON / NATURE

ジャーマン・シンフォからもう一枚、ジャケが秋らしく素敵なこちらをピックアップ。

バッハの「フーガ」を取り入れて、荘厳なチャーチ・オルガンで盛り上げたと思ったら、ラウドで荒削りなギターでスリリングに畳みかける。

「ごった煮」の魅力に溢れたこれぞ「ゲルマン芸術プログレ」!

試聴 Click!

旧チェコスロヴァキア

さぁ、ここからはゲルマン世界を離れ、スラヴ世界をめぐってまいりましょう。

COLLEGIUM MUSICUM/KONVERGENCIE

これはずばりハプスブルク帝国ロック!?

共産圏のロック、というより、ハプスブルク帝国の文化遺産が息づくブラチスラバという土壌で育まれたロック・ミュージックという方がしっくりくる豊穣な名作!

試聴 Click!


COLLEGIUM MUSICUM『KONVERGENCIE』 - ユーロ・ロック周遊日記

【関連記事】

COLLEGIUM MUSICUM『KONVERGENCIE』 – ユーロ・ロック周遊日記

これはずばりハプスブルク帝国ロック!? 共産圏のロック、というより、ハプスブルク帝国の文化遺産が息づくブラチスラバという土壌で育まれたロック・ミュージックという方がしっくりくる豊穣な名作を特集!

ハンガリー

スラヴの国を後に、次はマジャール人の国ハンガリー!

ヨーロッパにおけるアジア系言語を持つ3つの国の一つですね。ちなみに、あと2つはフィンランドとエストニア。

SOLARIS/MARSBELI KRONIKAK (MARTIAN CHRONICLES)

英国プログレやドイツ・エレクトロ音楽からの影響を下地に、ハンガリー伝統の舞踏音楽が持つ躍動感と構成のダイナミズムを盛り込み、歴史が生んだメランコリーとともに醸成された、スペーシー&ドラマティックなシンフォニック・ロック傑作。

試聴 Click!


ソラリス『火星年代記(MARTIAN CHRONICLES)』 - ユーロ・ロック周遊日記

【関連記事】

ソラリス『火星年代記(MARTIAN CHRONICLES)』 – ユーロ・ロック周遊日記

英国プログレやドイツ・エレクトロ音楽からの影響を下地に、ハンガリー伝統の舞踏音楽が持つ躍動感と構成のダイナミズムを盛り込み、歴史が生んだメランコリーとともに醸成された、スペーシー&ドラマティックなシンフォニック・ロック傑作。

スウェーデン

KAIPA/KAIPA

音で情景を描く芸術家と言えば、KAIPA~FLOWER KINGSを率いる奇才ロイネ・ストルト。

ジェネシスやキャメルなどブリティッシュ・プログレからの影響を土台にしつつ、素朴な温かみ、幻想性、そして柔らかな色彩に彩られた、北欧ならではと言えるファンタジー純度120%のシンフォニック・ロックに仕立て、世界に高らかに提示した傑作。

試聴 Click!


KAIPAの1st『KAIPA』特集! - ユーロ・ロック周遊日記

【関連記事】

KAIPAの1st『KAIPA』特集! – ユーロ・ロック周遊日記

ジェネシスやキャメルからの影響を土台にしつつ、素朴な温かみ、幻想性、そして柔らかな色彩に彩られた、北欧ならではと言えるファンタジー純度120%のシンフォニック・ロックを世界に提示した傑作、KAIPAの1stを特集!

イギリス

ラストはやはりプログレ発祥の国で締めくくりましょう。

70年代の名グループのDNAを継ぐ2作品をセレクトいたします。

BIG BIG TRAIN/UNDERFALL YARD

「ジェネシスやイエスが好きなんだけど、イギリスの現役バンドで良いのないかな。

しかも、フォロワーに終わってなくて、新しさもあるバンドがいいんだよね。」という質問に対しては、本作は文句なしのベストチョイス!

試聴 Click!


BIG BIG TRAIN特集! ~バンド・ヒストリー&ディスコグラフィー~ 大英帝国が誇るプログレ新鋭バンド

【関連記事】

BIG BIG TRAIN特集! ~バンド・ヒストリー&ディスコグラフィー~ 大英帝国が誇るプログレ新鋭バンド

90年代~00年代のイギリス屈指のプログレ新鋭バンドと言えるBIG BIG TRAINを特集。バンドのオフィシャル・サイトのヒストリーを元に、バンドのラインナップの変遷を見ていくとともに、作品を聴いてまいりましょう。


メロトロン溢れる00年代新鋭プログレ特集

【関連記事】

メロトロン溢れる00年代新鋭プログレ特集

新鋭プログレ・グループにより00年代にリリースされた作品の中から、メロトロン溢れる作品をセレクト!

AUTUMN CHORUS/VILLAGE OF THE VALE

バンド名がずばり「秋の合唱団」。

信じられないほどに繊細に紡がれる、牧歌的でいて崇高な圧巻の名作!

試聴 Click!


AUTUMN CHORUS『VILLAGE TO THE VALE』 英プログレ新鋭による傑作2012年デビュー作

【関連記事】

AUTUMN CHORUS『VILLAGE TO THE VALE』 英プログレ新鋭による傑作2012年デビュー作

プログレの本場イギリスから登場した新鋭プログレ・グループ、AUTUMN CHORUSの2012年デビュー作『VILLAGE TO THE VALE』をピックアップ!

いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

関連カテゴリー

芸術の秋!プログレの秋!

  • ITOIZ / EZEKIEL

    バスク州出身の好グループ、ユーロ・シンフォの大傑作「ITOIZ」に続いてリリースされた80年2ndアルバム、異国情緒豊かなユーロ・ジャズ・ロックの名品

    バスク地方出身の好グループ。シンフォニック・ロックの大傑作「ITOIZ」に続いてリリースされた2ndアルバム。80年作。ジャケットのイメージ通りのノスタルジックな雰囲気はそのままに、サックス、ヴァイオリン、シンセサイザーの導入により前作以上にバラエティに富んだプログレッシヴなサウンドが印象的。女性ヴォーカルITZIARが一曲ゲスト参加。1stと並ぶスペイン・シンフォニック・ロックの傑作。

  • TERPANDRE / TERPANDRE

    81年作、メロトロンを大きくフィーチャーしたフレンチ・シンフォ屈指の名作

    フランスの叙情派を代表するシンフォニック・ロックバンドの78年録音80年唯一作。ジャジーなシンフォニック・ロックを奏でる、自主制作とは思えない高いクオリティーを持った作品であり、ツイン・キーボードの強みを生かした構成となっています。またメロトロンの洪水系名盤としても有名であり、郷愁を誘うマイルドな各種メロトロンの響きとスリリングなジャズ・ロックアンサンブルの対比がアルバムを通して光っており、専任ヴァイオリン奏者まで擁しているという、この上ないシンフォニック・ロック体勢で聴かせる素晴らしい作品です。

  • ASIA MINOR / BETWEEN FLESH AND DIVINE

    トルコ系フランス人のメンバーが結成したシンフォ・グループ、CAMELを想わせるファンタジックかつメランコリックなフレンチ・シンフォの名作、80年作

    非常にフランスらしい冷ややかな質感を持ち、流麗なメロディーとフルート奏者によるリリカルな調べでCAMEL系の名グループとして知られるバンドの80年2nd。基本的な路線は前作から受け継がれたものですが、よりバンドとしてメリハリがつき、フルート、ボーカルのメロディーの洗練も素晴らしい名盤となっています。また、もともとトルコ系の人物を中心に結成されていることから、前作よりもエキゾチックなフレーズが目立ち、物悲しく郷愁を誘っています。はかなくも美しい美意識の詰まったシンフォニック・ロックの傑作です。

  • NEW TROLLS / CONCERTO GROSSO N.1 AND N.2

    流麗なストリングスをフィーチャーした荘厳かつ美麗な「N.1」、リラックスした雰囲気のクラシカル・ポップで聴かせる「N.2」、どちらもイタリアン・ロック必聴作!

    映画音楽界を代表する作曲家ルイス・エンリケ・バカロフとの共作である71年作「N.1」と76年作「N.2」とをカップリングした2in1。どちらの作品もクラシックとロックがこれ以上無いほど自然な形で融合した傑作。映像音楽家という、映像が放つメッセージを音により増幅させることに長けたバカロフだからこそ、クラシックの優雅さを保ちつつ、ロックのダイナミズムをさらに高めることに成功したのでしょう。必聴作。

  • APHRODITE’S CHILD / 666

    ギリシャを代表する一枚、72年発表の3rd、プログレ史に残る一大コンセプト作!

    72年作の3rdである本作は、黙示録をテーマとした一大コンセプト作品。ロック、ポップ、クラシック、ジャズ、民族音楽などが渾然一体となっためくるめくサウンド、叙情と狂気を同時に孕んだ圧倒的な表現力は、これぞプログレッシヴ・ロック!VANGELIS率いるAPHRODITE’S CHILDが70年代に世に送り出した一大傑作。

  • NO NAMES / NO NAMES

    SHESHETと並ぶイスラエルを代表するプログレ・グループ、ワールドワイドで見ても傑作と言える75年の逸品

    イスラエルではかなり名の知れたミュージシャンでありコンポーザーの3人、Shlomo Gronich(イスラエルのアラン・ソレンティとして有名!)、Shem Tov Levy(SHESHETのフルート奏者!)、Shlomo Ydov(2010年現在でも活躍を続ける名SSW)によるスーパー・トリオ。イスラエル・プログレのNo.1グループとして知られていて、75年リリースの唯一作である本作は、SHESHETの唯一作と並んで人気の傑作。軽やかな変拍子によりめくるめく展開するアンサンブルと巧みなコーラス・ワークはGENTLE GIANTばり!地中海の空気が感じられる詩情豊かなパートも魅力的で、フルート、弦楽器、エレピ、アコギ爪弾きがタペストリーのように丁寧に重なり、美しいメロディを包み込むアンサンブルは、P.F.M.に比肩しています。GENTLE GIANTやCAMELなどブリティッシュ・プログレのファンからP.F.M.などイタリアン・ロックのファンの皆さま!ずばりこの作品は聴かなきゃ損です!素晴らしすぎる逸品!

  • SOLARIS / MARSBELI KRONIKAK (MARTIAN CHRONICLES)

    圧倒的な構築美、東欧シンフォニック・ロックの一大傑作、84年作

    ハンガリーを代表するプログレッシヴ・ロック・グループ。84年作の1st。クラシカルで荘厳なシンセ、格調高いピアノ、たおやかなフルート、スリリングな泣きのギターを中心に、1音1音が有機的に結びついたダイナミックなアンサンブルは雰囲気抜群。叙情性と緊張感が見事に調和した圧倒的な構築美。シンフォニック・ロックの一大傑作。

  • TETRAGON / NATURE

    71年リリース、これぞジャーマン・クラシック・ロックと言うべき魅力に溢れた名品

    ハード・クラシカルなオルガンを中心にしたスモーキーなジャーマン・ロックを聴かせるドイツのグループの71年作。バッハの「フーガ」を取り入れた楽曲を初めとして、チャーチ・オルガンのごときエコーを効かせたハモンド・オルガンの様式美で聴かせるクラシカルなセクションと、ラウドで荒削りなギターが勢い任せに引っ張るサイケデリック・ハードなセクションに分かれた楽曲は非常にスリリングな表情を見せ、その節操の無いサウンドがとても魅力的です。ジャーマン・ロックらしい実験色も覗かせるなど、個性的でマニアックな好作です。

  • CODA / SOUNDS OF PASSION

    オランダ産シンフォニック・ロックの大傑作、86年作

    オランダを代表するシンフォニック・ロックの大傑作。86年作。ファンタスティックなハモンド、煌びやかなトーンのシンセ、流麗かつクラシカルなピアノなどで構築された重厚なキーボード・アンサンブルを軸に、叙情性溢れる泣きのギターとエモーショナルなヴォーカルがこれでもかとメロディを奏でます。ジャケットのイメージどおりのファンタスティックなシンフォニック・ロック。

  • BIG BIG TRAIN / UNDERFALL YARD

    ジェネシスのヴォーカリストの候補となったDavid Longdonが加入し、強力ラインナップで制作された09年作6th、鮮烈かつファンタスティックな大傑作!

    不動の2人であるGreg Spawton(G)とAndy Poole(B)により90年に結成され、90年代〜00年代のイギリス屈指のプログレ新鋭バンドへと上り詰めたグループ。09年作の6th。Sean Filkins(Vo)とSteve Hughes(Dr)が抜け、David Longdon(Vo/Flute/Key)、Nick D’Virgilio(Dr)が加入。David Longdonは、ジェネシスから誘いを受け、フィル・コリンズの代わりのヴォーカリストのオーディションに参加したという逸材です(結果は、残念ながらRay Wilsonに決定)。サウンドは、ポスト・ロックのエッセンスを強めて「モダン」に振れた前作と比べ、ジェネシスやイエスのエッセンスへと回帰し、幻想的なシンフォニック・ロックへと揺れ戻った印象。しっとりと「陰影」のある美声のDavidもファンタスティックなシンフォニック・ロック・サウンドに見事に溶け込んでいます。そんな幻想サウンドと対を成すように、イエスのエッセンスが今までにないほどの前面に出ているのも特筆で、スリリングに切れ込むオブリガードはスティーヴ・ハウばりのテンションだし、ベースもゴリゴリと疾走しまくるし、イエスの爽快感を受け継いだパートを織り込むことにより、全体としては幻想的なサウンドに見事にダイナミズムが生まれています。「ジェネシスやイエスが好きなんだけど、現役のバンドで良いのないかな。しかも、フォロワーに終わってなくて、新しさもあるバンドがいいんだよね。」という質問に対しては、本作は文句なしのベストチョイス。「鮮烈」と「ファンタスティック」の間をダイナミックに行き交うスペクタクルな傑作です。

  • P.F.M / PHOTOS OF GHOSTS

    「イタリアン・ロック」の存在を全世界に知らしめた衝撃の73年ワールドデビュー作!

    QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの73年3rd。本作はまさにそのMANTICOREからの世界リリース作となった、ヨーロピアン・ロック屈指の1枚であり、Pete Sinfieldが英語詞を担当した傑作です。先にイタリアでリリースされていた2nd「Per Un Amico」の再録音と、デビュー作「Storia Di Un Minuto」より1曲、そして前2作には未収録の新曲1曲で構成されており、イタリアらしいバロック色とダイナミックなロックを融合した奇跡的なサウンドを提示。テクニカルな変拍子と呼応する凄まじい叙情の嵐は唯一無二のものです。

  • COLLEGIUM MUSICUM / KONVERGENCIE

    東欧のキース・エマーソン、Marian Varga率いるクラシカル・キーボード・プログレ!71年作2nd

    東欧のキース・エマーソンと言えるKey奏者、Marian Varga率いる旧チェコスロバキア(現スロヴァキアのブラチスラバ出身)を代表するグループ。オリジナルは2枚組で全4曲という大作の71年作2nd。旧A面は、ジャズ・ロック寄りの手数多いスリリングなドラムの上を、端正な音色のオルガンが伸びやかにリフを奏でたり、時に変調したトーンでソロを奏でたり、ギターも負けじと流麗な早弾きで切れ込む、というスタイルのキーボード・プログレ。EL&Pのファンは「おおっ」となること間違いなしな展開。なお、ギタリストは、後にFERMATAを結成するFrantisek Griglakで、ジミヘンやペイジからの影響が色濃いブルージーなフレーズで楽曲にロック的ダイナミズムと陰影をもたらしています。旧B面は、リムスキー=コルサコフの交響曲『シェヘラザード』をモチーフにした楽曲で、トレースばりにクラシカルなキーボードが躍動するナンバー。キレのあるバンド・アンサンブルも圧倒的なテンションです。旧C面は、後に連名作も出す盟友、ヴォーカルのPavol Hammelを迎えた陽光溢れるようなリリカルなヴォーカル・ナンバー。格調高くもファンタスティックなピアノが絶品です。旧D面は、どんどんと無調のアヴァンギャルドな音世界へと展開・・・。80分にわたり、Marian Vargaのキーボード奏者&コンポーザーとしての才が爆発したキーボード・プログレの傑作です。

  • KAIPA / KAIPA

    ロイネ・ストルト在籍、北欧を代表するシンフォ・グループ、北欧ならではの澄みわたるシンフォニック・サウンドが素晴らしい75年1st

    北欧ロックを語る上では欠かせないアーティストROINE STOLTが在籍したていたことで知られるスウェーデンのグループ。75年作の1st。シンフォニック・ロックの名作。

  • HOELDERLIN (HOLDERLIN) / HOELDERLIN’S TRAUM

    72年デビュー作、陰気なMELLOW CANDLE!?幻想的なジャケットも素晴らしいジャーマン・プログレッシヴ・フォークの名盤

    ドイツらしい深みを持ったフォーク・ロック調のサウンドを紡ぎ、専任ヴィオラ奏者を擁するという個性的なバンド編成から素晴らしいシンフォニック・ロックを生み出したグループの72年作。儚げな女性ボーカルをフューチャーした田園調のフォークサウンドからアコースティックな質感で聴かせ、消え入りそうなメロトロンの上で叙情的なフルートが鳴れば、まさにゲルマンの森から聴こえてくる極上のシンフォニック・ロックの世界。レーベルメイトのBROSELMASCHINEからPeter BurschとMike Hellbachがシタール、タブラで参加し、オリエンタルな色彩も加味。浮遊感を感じさせる内省的なサウンドを作り上げています。

  • AUTUMN CHORUS / VILLAGE OF THE VALE

    英国新鋭プログレ・バンド、2012年デビュー作 、 信じられないほどに繊細に紡がれる、牧歌的でいて崇高な圧巻の名作!

    イギリス南東部のブライトン出身で、ヴォーカル、ギター、トランペット、オルガンを操るマルチ奏者ロビー・ウィルソンを中心に07年に結成された4人組。現代イタリア・プログレ・シーンの注目のレーベルAltrockと契約し、その傘下のFADING RECORDSより2012年にリリースされたデビュー作。アルバムの幕を静かに開けるのが鉄琴の一種であるグロッケンシュピール。まるでオルゴールのように静謐でいてファンタスティックなイントロではじまり、ドラムが入ると、オルガンが幻想的にたなびき、トランペットやストリングスなど管弦楽器が艶やかな音色を奏でるなど、クラシック・ミュージック由来の格調高さと温かみとともに、ポスト・ロック的な浮遊感が絶妙にブレンドされたイマジネーション溢れる音世界が次々と描かれていきます。ささやくように歌うハイ・トーンの繊細でメランコリックな美声男性ヴォーカル、聖歌隊のように厳粛なコーラス・ワークも絶品。レーベルからのインフォには、参考バンドとして英国70sプログレの名グループFANTASYとアイスランドのポスト・ロック・バンドSIGUR ROSが挙げられていますが、なるほどその通り!ジャケットのイメージ通りのいかにも英国的な牧歌性や幻想性と、宗教的とも言える崇高さとが完璧に融合したサウンドにただただ言葉を失います。全ての楽器と声とが信じられないほどに繊細に紡がれた、凛とした音の透明感。デビュー作とは思えない孤高の逸品です。これは名作でしょう!

  • HOSTSONATEN / AUTUMNSYMPHONY

    90年代以降屈指のミュージシャンとなった奇才Fabio Zuffantiによるプロジェクト、09年の傑作

    FINISTERREやLA MASCHERA DI CERAの中心人物Fabio Zuffantiによるプロジェクト・グループ。「SPRINGSONG」「WINTERTHROUGH」に続き、四季をテーマにした作品の「秋」編。09年作。格調高さのなかにも温かみを感じさせるピアノやキーボード、郷愁を感じるリリカルなヴァイオリンやフルート、憂いを帯びたメロディアスなギターなど、秋の風情を感じさせる叙情に溢れたアンサンブルが印象的。ファンタスティックなアンサンブルの中に、ジャズのアコースティックなテイストが効いています。ここぞの場面で流れるメロトロンも相変わらず印象的。文句なしの名作。

  • MUSICA URBANA / MUSICA URBANA

    現代のスペインを代表する音楽家Joan Albert Amargosが結成したチェンバー・ロック・グループ、76年の名作1st

    スペインはバルセロナ出身、チェンバー/ジャズ・ロックの名グループ。76年にZELESTEレーベルよりリリースされた1st。後にクラシックから映画/演劇音楽でも名を残し現代スペインを代表する音楽家となるJoan Albert Amargosを中心に、60年代末から活躍するブラス・ロック・バンドMAQUINA!のメンバー、BARCELONA TRACTIONのKey奏者により結成。英米ロックから解放されたスパニッシュ・ロックの確立を目指していたようで、地中海音楽やアンダルシア音楽をはじめ、スペインのオペラであるサルスエラ(Zarzuela)も取り込んだチェンバー・ロックが特徴です。緻密かつ地中海の香り漂う芳醇なサウンドは、HATFIELD & THE NORTHのファンをはじめ、イスラエルのSHESHETやイタリアのAREAやPICCHIO DAL POZZOのファンにはたまらないはず。若きJoan Albert Amargosの才気ほとばしるイマジネーション豊かな名品です。

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事

中古CD買取案内

カケレコ洋楽ロック支店

新着記事

もっと見る

プロのライター&ミュージシャンによるコラム好評連載中!

文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

文・後藤秀樹

人気記事ランキング

* RSS FEED

ロック探求特集

図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。