「3大ギタリスト?誰のことだ?そんなことはお構いなしさ。俺たちゃ、好きな音楽とウイスキーがあれば充分なのさ。」
R&B〜サイケ〜ブルース・ロック〜ハード・ロックと連なるブリティッシュ・ロック・シーン。
そんな豊かなブリティッシュ・ロックを語る上で、主役を張る3大ギタリストとともに、渋い名脇役の存在も忘れてはいけません。
彼らが紡ぐアーシーでメロウなフレーズは、派手さこそないものの、英国ロックの旨味と香りを一層引き立て、グッとシーンの奥行きを広げています。
今こそ彼らいぶし銀ギタリストにスポットライトを!
ビールとウイスキーを飲みながら、今夜はコクのあるグルーヴに酔いしれましょう。
いぶし銀ギタリストの筆頭と言えば、FREEのPaul Kossoffでしょう!FREE解散後、山内テツらと組んだグループ。71年の唯一作より。雄弁な「間」がたまらないアーシーでメロウなギターはグッときますね。
メロディを紡がせたらこの人の右に出るものは居ないギタリスト、Dave Mason。天才R&Bシンガー、Steve Winwoodと組んだグループがTRAFFICの2ndより。アーシー&メロウなメロディ。Dave Masonのメロディ・メイカーとしての才能が光る名曲です。
ご存知SMALL FACESのヴォーカル、Steve Marriott率いるグループですね。Dave Clempsonのギターが冴える3rdより。コシのあるギター・トーンがたまりませんね。Dave Clempsonは、前所属のグループCOLOSSEUMのライヴ盤も必聴です。
TRAFFICは好きだけど、SPOOKY TOOTHは聴いたことがない? Gary WrightとMike Harrison、2人のVo兼Key奏者が醸し出すコクが溢れる名グループですね。Luther Grosvenorのタメの効いたギターもまた素晴らしい。ソウルフル&アーシー&グルーヴィー!
英R&B/ブルース・ロック・シーンの中心人物Keef Hartley率いるグループ。このグループのサウンドの要が、ギタリストのMiller Anderson。ブルージー&グルーヴィーなギターが絶品。ヴォーカリストとしも一級品。彼のソロ作も必聴です。
センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドの前身として知られるグループですね。ハードな2ndに比べてアーシーで旨味ある1stよりご紹介。ギタリストZal Cleminsonは要チェックです。
元TRAMLINE〜JUICY LUCYで後にWHITESNAKEでも活躍するいぶし銀ギタリストMicky Moody率いるハード・ロック・バンド。73年作1stより。アーシーなハード・ロックから哀愁のフォーク・ロックまで彼のギターが躍動する名作。JUICY LUCYも必聴!
ツイン・ギターが絶妙にタメの効いたブルージー&メロウなフレーズを応酬し、英国的な叙情性に満ちたピアノが絡み、雰囲気抜群なヴォーカルが荘厳なメロディを静かに歌い上げる!ギタリストのJohn Turnbullは、後にIan Duryのバック・バンドとして活躍。
NUCLEUSなどで活躍した旨味溢れるいぶし銀ギタリストがChris Spedding。彼が元FREEのベースAndy Fraserと結成したグループ。タメの効いた芳醇なグルーヴ、哀愁溢れるメロディ、音数少ないながらも雄弁なギター。たまりませんね。
音と音の「間」のなんと雄弁なこと。枯れた哀愁が胸に染みる名曲をご紹介。元NICEのドラマーBrian Davisonと後にARCなどで活躍する実力派シンガーGraham Bellを中心とするグループですね。ギタリストのJohn Hedleyは後にマドンナやコステロとも共演!
冒頭のスリリングなリードに痺れまくり!ギタリストは、ご存知Ollie Halsall!TEMPEST〜BOXER〜RUTTLESで活躍し、Kevin Ayersにも徴用されるなど、英ロックを代表するいぶし銀ギタリストですね。
初期JETHRO TULLのギタリストMick Abrahams率いるブルース・ロック・グループ!ブラスやフルートをフィーチャーした熱気溢れる2ndより。
Ken Hensleyと言えば、言わずと知れたURIAH HEEPのKey奏者ですが、ギタリストとしても一流なんですよね。この曲でのタメの効いたメロウなフレーズからは、これぞ英国!と言える旨味が滲み出てますね☆
70年にDECCAよりリリースされた唯一作より。後にFLEETWOOD MACに加入するギタリスト、Bob Westonが中心。ヘヴィな中にも歌心溢れるリフ、スリリングなソロともにさすがのセンス!英国ヘヴィ・ブルース・ロックの名作ですね。
ソロ作も人気のギタリストDave Kelly!姉さんのJo Ann Kellyともども英ブルース・ロックを語る上で欠かせないミュージシャンですね!タメの効いたブルージーなギターはこれぞいぶし銀ですね!
70年にDECCAよりリリースされた唯一のアルバム。後にFLEETWOOD MACに加入するギタリスト、Bob Westonを中心に結成されたグループ。ヘヴィな中にも歌心溢れるリフ、スリリングなソロともに並外れたセンスを聴かせるBobのギターがやはり聴き所。英国トラッド的なマンドリンも弾きこなすなど、懐の深さも並はずれたものがあります。タイト&ルーズなリズム隊、太いシャウトを炸裂させるヴォーカルも印象的。英国ヘヴィ・ブルース・ロックの名作。
廃盤、紙ジャケット仕様、04年デジタル・リマスター、定価2039+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干経年変化あり
ジェスロ・タルの1st「This Was」のギタリスト、ミック・エイブラハムズが、ブルース/ジャズ・ロック的な方向性を押し進めるべく結成したグループ。本作は、70年に発表した2ndアルバム。1stから全く音楽性が変わっていませんが、またそのひたむきなブルース・ロック魂がなんとも格好いいですね。ハードな演奏とブラスによる掛け合いは鳥肌もので、それだけではなくツバ飛びまくりのフルートなんかも絡んでくるんですから本当たまりません。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
トレーにスレあり、ケースツメ跡あり
ピーター・フランプトンに代わるギタリストとして、名手デイヴ"クレム"クレムスンが加入、米アルバム・チャート6位をマークした6thアルバム。スティーヴ・マリオットの、かつて以上にブルージーでソウルフルなリード・ヴォーカルを主軸に、勢いと安定感を兼ね備えた圧倒的なパフォーマンスを披露した傑作。72年作。
定価2136+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
小さいカビあり、帯に色褪せあり、ケースにスレあり
SHM-CD、07年マスター使用、定価1800
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、側面部に色褪せあり
SHM-CD、07年マスター使用、定価1800
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したグループ。69年にデッカ傘下のデラムよりリリースされた1stアルバム。キーフのタイトで重みのあるスリリングなドラム、キーフが自伝の中で「今でも俺はロバート・プラントより良いヴォーカルだと思ってるぜ」と絶賛するミラー・アンダーソンのエモーショナル&ソウルフルなヴォーカル&雄弁なブルース・ギター、そして、ゲスト参加したヘンリー・ローザーの英国らしく淡くむせぶジャジーなトランペット。ウッドストックに出演し、本場米国のブルース・マンも魅了した英ブルース・ロックの傑作。派手さはないものの、聴けば聴くほどに味わいが増す、激渋&いぶし銀の逸品です。
70年のFREE解散の後、Paul KossoffとSimon Kirkeが、後にFACESでも活躍する日本人ベーシストの山内テツと米国人Key奏者RABBITを迎えて結成したグループ。71年の唯一作。RABBITことJohn Bundrickが10曲中5曲の作曲を担当。RABBITがもたらしたアメリカン・ロック的なアーシーな哀愁とPaul Kossoffのギターによる英国叙情に富んだブルース・フィーリングとメロウネス。繊細さと憂いに溢れたセンシティブなブリティッシュ・ロックの逸品。音と音との「間」の雄弁さはさすが。専任ヴォーカリストの不在が弱点として言われますが、RABBITやSimon Kirkeの誠実な歌声がメロディの繊細な魅力を見事に引き出しています。
71年にVertigoレーベルより発売された記念すべき1stアルバム。オリー・ハルソールのムーディーなギターとマイク・パトゥのソウルフルなヴォーカルのからみがドラマティックな1曲目からいきなりトップギアで、続くハード・ドライヴィングなナンバーで興奮はすでに最高潮。4曲目のエキサイティングなアドリブ・パートにもう卒倒です。5曲目以降も熱演続きで、時にハードに時にジャジーに暴れまわるリズム隊もマイクとオリーに負けず劣らずの熱演。狭〜い地下スタジオで上半身裸、汗だらだら流しながら演奏するバンドの姿が目に浮かびます。70年代初期のブリティッシュ・ハード・ロックを代表する名作。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、22年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、オリジナル国内LP帯付仕様、定価3182+税
紙ジャケット仕様、05年24bitデジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、内袋付仕様、定価2039+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
解説・内袋に黄ばみあり
紙ジャケット仕様、05年24bitデジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、内袋付仕様、定価2039+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
マイク・ハリスン&ゲイリー・ライトによるツイン・キーボードとルーサー・グロヴナーのスリリングなギターを中心としたソリッドなアンサンブルが魅力の英ハード・ロック・グループ。69年作の2nd。
デジパック仕様、ボーナス・トラック4曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
天才スティーヴ・ウィンウッドがデイヴ・メイソン、ジム・キャパルディなどと組んだグループ。68年作2nd。1stでのサイケ色は無くなり、シンプルなフォーク・ロック・サウンドになったことで、演奏の巧みさ、バンドが持つ絶妙なグルーヴが際立っています。デイヴ・メイスンの作曲センスも特筆もので、特に「Feelin'Alright?」は、後のソロ作を彷彿とさせる憂いのあるメロディとシンプルながらメロディの魅力を倍増させるギターワークが堪能できる名曲。
紙ジャケット仕様、01年マスター採用、ボーナス・トラック3曲、ブックレット付仕様、定価2039+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干黄ばみあり、紙ジャケット裏面に小さいシールが貼ってあります。
SHM-CD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲、定価1851
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ボーナス・トラック5曲、定価1380+税、帯・盤以外は規格番号UICY20023
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
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