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ギリシャ・プログレ特集!

APHRODITE’S CHILD/666

バンドのラストアルバムとして71年にリリースされた通算3枚目のアルバムで、新約聖書のヨハネの黙示録をテーマにした2枚組のコンセプト作。

バンドは、後に世界的なミュージシャンとなる若かりしヴァンゲリスを中心に67年に結成。

その翌年、ギリシャでは、軍部によるクーデターが起こり、軍事独裁政権が樹立。ギリシャ国内で言論統制が強まる中、自由な音楽表現を求めて、フランスに活動の拠点を移します。

ヨーロッパ中でヒット曲を連発し、ヴァンゲリスは、コンポーザー、サウンドクリエイターとして高い評価を獲得。
(ワールドカップと言えば、02年の日韓ワールドカップのテーマソングはヴァンゲリス作!)

2枚のアルバムを残した後、ヴァンゲリスと他のメンバーとの音楽性の相違により解散しますが、契約上の問題でラスト・アルバムを作ることとなります。

こうして作られたのが『666』で、若きヴァンゲリスの才能が見事に花開いた、ギリシャを代表するだけでなく、ユーロ・ロック屈指といえる傑作。

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VANGELIS/HEAVEN AND HELL

71年に『666』をリリースした後、アフロディテズ・チャイルドは解散。

ヴァンゲリスは、バンドと並行してやっていたソロ活動に専念できることとなり、映画音楽をはじめ、コンポーザーとして世界的に活躍。74年には、リック・ウェイクマンが脱退したイエスから誘われますが、ソロ活動に邁進するためになんと断ります(イエスにはパトリック・モラーツが参加)。

パトリック・モラーツが参加した『リレイヤー』は大好きですが、代わりにヴァンゲリスが参加していたら、どんな作品になったんでしょうね!

75年、パリからロンドンへと活動拠点を移し、RCAと契約してはじめてリリースした作品が『HEAVEN & HELL』。彼の代表作の一つと高く評価される傑作です。

イエスからジョン・アンダーソンがゲスト参加!

SOCRATES/PHOS

『HEAVEN & HELL』リリースと同年の75年、ギリシャを代表するハード・ロック・バンド、ソクラテスをプロデューサーとして手がけます。自身もキーボード奏者として参加した作品が、76年リリースの『PHOS』。

ツーンと尖ったトーンのギター、透明感のあるエキゾチックなキーボードは、まるでマイク・オールドフィールドがハード・ロックに挑戦した感じ!?

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IRENE PAPAS & VANGELIS/ODES

女優&歌手とヴァンゲリスによる80年作のコラボ・アルバム。

ヴァンゲリスがプロデュースをはじめ、ほとんどの楽器の演奏も行ったことが特筆で、ヴァンゲリスの作品に女性ヴォーカルを起用した、と言える名品。

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ここまで、ヴァンゲリス関連作をピックアップしてまいりました。

次は、プログレ・ファン必聴と言えるギリシアを代表する3バンドをピックアップいたしましょう!

【プログレ・ファン必聴バンド I】AKRITAS/AKRITAS

73年唯一作。

イタリアン・ロックにも通ずる性急さと、マイク・オールドフィールドも思わせるツーンと尖ったギターやヒンヤリとしたシンセによるオリエンタルな雰囲気。

畳みかけるパートでも終始格調高い雰囲気に満ちた芸術度の高いサウンドは、いかにもギリシャ。

ギリシャのプログレ古典。

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【プログレ・ファン必聴バンド II】AXIS/AXIS

ギリシャ出身で、アフロディテズ・チャイルドと同じく、主にフランスで活動したグループ。

ピアノ/オルガン/メロトロンを操る鍵盤奏者が中心で、デビュー作からギタリストが抜け、ギターレスのキーボード・プログレ4人組となって制作された73年の2nd。

クリムゾン『リザード』に通じる静謐な気品、『太陽と戦慄』ばりのテンションみなぎる変拍子、ヘンリー・カウばりの狂気の室内楽的アンサンブル。

極めつけは全面に出て主旋律を奏でるメロトロン!

ギリシャのみならずユーロ屈指と言える傑作です。

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【プログレ・ファン必聴バンド III】NOSTRADAMOS/NOSTRADAMOS

いなたく哀愁に溢れた男性Voとクリアなハイ・トーンの女性Voの2人のヴォーカルが在籍のグループ。72年の唯一作。

哀愁と翳りに満ちたフルートが良いなぁ。

清楚な女性ヴォーカルとギリシアらしい哀愁いっぱいのメロディ、フルートが彩る陽光降り注ぐようなアンサンブル。

メロウ・キャンドルやヴァーティゴやネオン・レーベルのメロウなバンドに通じる逸品。

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ここからは、エキゾチズム溢れるギリシャ・ロック&フォークをピックアップいたしましょう。

まずは、ギリシャを代表する女性ヴォーカルと言えば、この人ですね!

SAVINA YANNATOU/SONGS OF THE MEDITERRANEAN

ギリシャのみならず地中海一帯のトラッドを歌い上げた98年作。バックを務めるのは、汎地中海的なコンテンポラリートラッドを演奏するバンド、プリマヴェーラ・エン・サロニコ!

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KOSTAS TOURNAS/ASTPOVEIPA

ちょっとマイナーな作品ですが、ギリシャ・プログレの名バンドAKRITASのヴォーカルと一緒にバンドを組んでいたギタリスト、KOSTAS TOUVASの74年作2ndソロ!

エキゾチック&アーティスティックなオルガン・ロックの名品!

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POPI ASTERIADI WITH LAKIS PAPPAS/ANOTHER SUNDAY GONE

当時軍事独裁政権下だった1969年に、こんなにもリリカルでドリーミーなフォーク作品が生まれていたとは。

ピアノ、フルート、ハープシコードが実に美しい涙の逸品。

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もしかしたらワールド・カップのメンバーも聴いているかも知れない!?現代のプログレ・バンドもピックアップいたしましょう!

CICCADA/A CHILD IN THE MIRROR

ギリシャはアテネ出身のプログレ新鋭、その女性ヴォーカルの名はエヴァンゲリス。

美しい響きの名前の通りの澄み切ったハイ・トーンに心奪われます。

ゲスト参加した伊プログレ注目グループYUGENのメンバーもさすがの仕事をしています。

これは至高の一枚!

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LA TULIPE NOIRE/MATRICIDE

オープニングから広がる(おそらく)シンセによる疑似コーラスのスケールが圧倒的!

ヴァンゲリスを彷彿させるクールなトーンのキーボード・ワーク、現代的なダイナミズムに満ちたヘヴィなバンド・アンサンブル。

荘厳極まる現代シンフォ逸品!

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LEMONADE INFLUENCE/LEMONADE INFLUENCE

ギリシャから登場した70s英サイケ/プログレのDNAを継ぐ新鋭サイケ・プログレ!

柔らかでメランコリックで夢見心地で心地良いな〜。

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いかがでしたか?

さすがは、古代ギリシャ文明を生みだし、多数の知識人を輩出した国。

英プログレからの影響を土台に、地中海のエキゾチズム、クールな知性が感じられる格調高い作品ばかりでしたね。

みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

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ギリシャ・プログレ特集

  • AKRITAS / AKRITAS

    性急さと畳み掛けるようなテンションが魅力のギリシャ・プログレを代表する名作、73年唯一作

    ギリシアを代表する名作、73年の唯一作。バロック調のオルガン、端正なタッチのクラシカルなピアノ、アグレッシヴなキーボード、エッジの立ったエキセントリックなギター、手数多くアグレッシヴに疾走するドラム、静と動のパートの鮮やかな対比。これぞまさにプログレ。イタリアン・ロックを想わせる、性急さと畳み掛けるようなテンションも魅力。曲間なく全体がつながったコンセプト作で、静と動を自在に操る演奏力と、30分以上を一気に聴かせる構成力も見事です。

  • APHRODITE’S CHILD / 666

    ギリシャを代表する一枚、72年発表の3rd、プログレ史に残る一大コンセプト作!

    72年作の3rdである本作は、黙示録をテーマとした一大コンセプト作品。ロック、ポップ、クラシック、ジャズ、民族音楽などが渾然一体となっためくるめくサウンド、叙情と狂気を同時に孕んだ圧倒的な表現力は、これぞプログレッシヴ・ロック!VANGELIS率いるAPHRODITE’S CHILDが70年代に世に送り出した一大傑作。

  • AXIS / AXIS

    73年発表、ギリシアのみならずユーロ・ロック屈指と言って過言ではない!アヴァンギャルドかつ気品に満ちた傑作

    ギリシャ出身で主にフランスで活動したグループ。ピアノ/オルガン/メロトロンを操る鍵盤奏者が中心で、デビュー作からギタリストが抜け、ギターレスのキーボード・プログレ4人組となって制作された73年の2nd。ベーシストも代わり、一気にプログレ/アヴァンギャルド色が増しました。キング・クリムゾン『リザード』に通じる静謐な気品を漂わせるパート、鋭利に尖ったトーンのキーボードのミニマルな反復に『太陽と戦慄』ばりに狂気の変拍子が炸裂するパート、ヘンリー・カウばりのフリー・ジャズ/チャンバー・ロックなパートなど、一瞬たりとも気の抜けないテンションみなぎるアンサンブルが続きます。特筆なのがメロトロンで、持続音で荘厳にたなびく感じの使い方が一般的ですが、このグループは、全面に出てまるでピアノばりに主旋律を奏でます。アヴァンギャルドかつクラシカルな気品に満ちたギリシャ屈指・・・なのは言わずもがな、ユーロ・ロック屈指と言っても過言ではない傑作アルバム。必聴です!

  • CICCADA / A CHILD IN THE MIRROR

    ギリシアはアテネ出身のプログレ・グループ、現代伊プログレ注目のバンドYUGENのメンバーも参加し、圧倒的に幽玄なサウンドを聴かせる2010年デビュー・アルバム、これは傑作!

    ギリシャはアテネ出身、女性ヴォーカル、男性フルート/Key奏者、男声ギタリストによるトリオ、2010年デビュー作。グリフォンやジェントル・ジャイアントから影響を受けているようで、艶やかなヴァイオリン、ミスティックでいて気品に満ちたフルートやリコーダーが彩る、クラシカルかつトラディショナルな優雅さに、ゲスト参加した現代イタリアが誇るチェンバー・ロック・バンドYUGENのKey奏者やD.F.A.のドラマーによるチェンバー・ロック/プログレのエッセンスが加わったサウンドは、圧倒的に瑞々しく幽玄。紅一点エヴァンゲリアの澄み切ったハイ・トーンのヴォーカルも絶品です。これは至高の一枚!

  • POPI ASTERIADI WITH LAKIS PAPPAS / ANOTHER SUNDAY GONE

    ギリシャ、繊細かつリリカルな男女フォーク、69年作

    ギリシア、69年作。アコギの爪弾きをベースに、ピアノ、フルート、ハープシコードが透明感溢れるリリカルなフレーズを添える美しいアンサンブルと、ちょっと虚ろな男女ヴォーカルとによるフォーク作品。繊細で格調高いサウンドは、季節で言えば「冬」。ピンとはった空気に心引き締まる好盤。

  • VANGELIS / HEAVEN AND HELL

    RCA移籍後の第一弾となる75年作、ジョン・アンダーソンがヴォーカルで参加

    ギリシアの誇る世界的ミュージシャン、75年作。

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