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TANGERINE DREAMから世界へ、そして新鋭へカケハす!プログレッシヴ・エレクトロの傑作たち

プログレッシヴ・ロックのサブ・ジャンルの中でも、クセの強いエレクトロ・ミュージック系のアーティストたち。

KRAFTWERKを始祖として、特にドイツから個性的なアーティストたちが登場したことで知られていますよね。

そのあまりに先進的な音楽性に、なんとなく敬遠していたカケレコ・ユーザーのみなさんも少なくないのではないでしょうか。

今回はカケレコの在庫から、世界各国の電子音楽の名盤を取り上げ、新鋭アーティストたちへとカケハしていきましょう!

●ジャーマン・エレクトロ編

1枚目 TANGERINE DREAM『STRATOSFEAR』(1976)

TANGERINE DREAMといえば『PHAEDRA』や『RUBYCON』といったアルバムが知られていますが、あえて76年の『STRATOSFEAR』をご紹介。

アナログ・シンセサイザーの無機質なシーケンスフレーズに加えて、生楽器の使用が相乗効果をもたらしている作品ですね。

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2枚目 KLAUS SCHULZE『BIG IN JAPAN LIVE IN TOKYO 2010』(2010)

TANGERINE DREAMやASH RA TEMPLEに関わったドラマーであり、ジャーマン・エレクトロの超重要人物。

あまり見かけない珍しい作品が入荷しています。

2010年の東京公演の模様を収めたライブ・アルバム!

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3枚目 HARMONIA『DELUXE』(1976)

3枚目は、CLUSTERのHans Joachim RoedeliusとDieter Moebius、そしてNEU!を経たMichael Rotherによって結成されたHARMONIAの傑作。

浮遊感とポップセンスを感じさせるミニマル・ミュージックが、とても魅力的です。

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4枚目 NEU!『NEU!』(1972)

KRAFTWERKのメンバーKlaus DingerとMichael Rotherによって結成されたNEU!ですね。

ハンマー・ビートと呼ばれる無機質なビート感は、のちのダンス・ミュージックにも大きな影響を与えました。

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5枚目 ASHRA『NEW AGE OF EARTH』(1976)

ASH RA TEMPELは、デビュー後ジャーマン・エレクトロの名作を次々にドロップし、ASHRAに改名。

『NEW AGE OF EARTH』は現代のアンビエント・テクノに通じるサウンドが素晴らしい傑作です。

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●世界各国に「エレクトロ・ミュージック」でカケハす!

6枚目 エストニア SVEN GRUNBERG『OM』(1988)

エストニアのプログレッシヴ・ロック・グループMESSで活動したシンセサイザー奏者による88年作。

電子楽器の響きが、西欧諸国とはまた違った味わいを持っています。

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7枚目 イタリア SANGIULIANO『TAKE OFF』(1978)

イタリアのキーボード奏者による78年作。

シンセサイザーを中心に、ピアノ、メロトロンを駆使したキーボード・プログレを展開しています。

シンフォニックなサウンドなので、エレクトロ系プログレの入門盤にも最適!

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8枚目 フランス JEAN-MICHEL JARRE『OXYGENE』(1976)

JEAN-MICHEL JARREは、ギネス記録級の観客動員でコンサートを行う、フランスを代表するシンセサイザー奏者です。

76年にリリースされた『OXYGENE』は、スペーシーな電子音楽の傑作です。

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9枚目 ギリシャ VANGELIS『OPERA SAUVAGE』(1979)

『炎のランナー』のサウンドトラックで知られる、ギリシャのアーティスト、VANGELIS。

フレデリック・ロシフ監督によるドキュメンタリーのサウンドトラックとしてリリースされた作品です。

カケレコにはレアな国内盤が入荷しています!

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10枚目 オーストリア GANDALF『MAGIC THEATRE』(1983)

オーストリア出身のマルチインストゥルメンタル奏者Heinz Stroblによるプロジェクト・バンド。

GANDALFは、シンフォニックなサウンドがプログレ・ファンからも高く評価されていますね。

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●新鋭プログレに「エレクトロ・ミュージック」でカケハす!

11枚目 ブラジル MAGNUM OPUS『TRILOGIA』(2023)

2020年代の南米から、まさかこんなレトロなエレクトロ・プログレを奏でるアーティストが登場するなんて!

ジャーマン・エレクトロの、70年代アイテムの初CD化作品と言われたら信じてしまいそうな音楽性ですね!

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11枚目 メキシコ JOSE LUIS FERNANDEZ LEDESMA『UN DIA VI CUARENTA Y TRES ATARDECERES』(2022)

メキシコからは、シンフォニック・プログレ・バンドNIRGAL VALLISのキーボーディストJOSE LUIS FERNANDEZ LEDESMAの作品をピックアップ!

本作は、女性ミュージシャンMargarita Botelloとのコラボ・アルバムとなっています。

シンセサイザーのアプペジオにエキゾチックなパーカッションを絡めたアプローチなど、生の音色を大切にしていることが伝わってきます。

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12枚目 メキシコ ALEJANDRO VILLALON RENAUD 『TIEMPOS DE CUARENTENA』(2023)

もう1枚、メキシコからご紹介。

ALEJANDRO VILLALON RENAUDは、TANGERINE DREAMの流れを汲むメディテーショナルで神秘的なエレクトロニック・ミュージックを聴かせます。

ひんやりした質感のシーケンスフレーズと、ファンタジックで温かみのある音使いが折り重なり、美しくも心地よい音空間が広がります。

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13枚目 イタリア CIRO PERRINO 『ABSENCE OF TIME VOL.ONE』(2023)

CELESTEのリーダーとしても知られるイタリアのキーボーディスト、完全自作自演の22年ソロ作。

12分~14分台の全6曲で構成された作品で、どこかCELESTEにも通じる柔らかく神秘的な音世界が広がる情感豊かなアンビエント・ミュージック。

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いかがだったでしょうか。
気になる作品が見つかりましたら幸いです!

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  • SANGIULIANO / TAKE OFF

    バロック様式の教会でクラシック音楽をシンセサイザーによって演奏したようなイタリアン・プログレ、78年リリース

    イタリアのキーボード奏者、78年作。シンセサイザーを中心に、ピアノ、メロトロンを駆使したシンフォニックなキーボード・プログレ。シンセサイザーが中心ながら無機質さはなく、クラシックの確かな素養を土台にした、荘厳でエモーショナルなサウンドが印象的。バロック様式の教会で、クラシック音楽をシンセサイザーで演奏したようなイメージ。イタリアらしくアーティスティックな感性がほとばしる傑作。

  • SVEN GRUNBERG / OM

    母国エストニアのみならず東欧を代表するシンセ奏者の一人、壮大な音の宇宙を描き出す88年作

    70年代にはシンフォ・グループMESSを率い活動したエストニア出身のシンセサイザー奏者による88年2ndソロ。スペーシーなトーンのシンセサイザーを幾層にも重ねて作り上げられる音空間は、とにかく息をのむほどに壮大。無限に広がる宇宙空間を想起させる音像にただただ圧倒されます。TANGERINE DREAMやKlaus Schulzeらジャーマン・エレクトロに通じるスタイルですが、シンセの音に無機質な感触はなく、美しく繊細な出音が魅力的。どこか和のテイストを感じさせるパーカッションや弦楽器も自身で演奏、スペーシーなシンセサイザーと見事な調和を聴かせており、恐るべきセンスを発揮しています。IN SPEなど他のエストニア・プログレでも感じられた、時に宇宙すら通り越して異世界の景色が見えてきそうな途方もない映像喚起力を有した傑作です。

  • ALEJANDRO VILLALON RENAUD / TIEMPOS DE CUARENTENA

    メキシコのコンポーザー/キーボーディスト、23年作、TANGERINE DREAMの流れを汲むメディテーショナルで神秘的なエレクトロニック・ミュージック逸品

    メキシコ出身のコンポーザー/キーボーディストによる23年作。TANGERINE DREAMの流れを汲むメディテーショナルで神秘的なエレクトロニック・ミュージックを聴かせます。ひんやりした質感のシーケンスフレーズと、ファンタジックで温かみのある音使いが折り重なり、美しくも心地よい音空間が広がります。TDファンなら一聴の価値ありの一枚です。

  • CIRO PERRINO / ABSENCE OF TIME VOL.ONE

    CELESTEのリーダーとしても知られるイタリアのキーボーディスト、22年作

    CELESTEのリーダーとしても知られるイタリアのキーボーディスト、完全自作自演の22年ソロ作。12分〜14分台の全6曲で構成された作品で、どこかCELESTEにも通じる柔らかく神秘的な音世界が広がる情感豊かなアンビエント・ミュージック。ゆったりと敷き詰められていくシンセを主体に、川のせせらぎや雨音のSEも交えてほんのりファンタジックにたゆたうサウンドは、まるで桃源郷にいるのような最高の心地よさをもたらしてくれます。明確なメロディはほとんど提示されないのですが、どこか「歌心」を感じさせる音作りはさすがイタリアで、他国の同系統作品とは一味違う温もりがこもっているような印象。イーノなどのアンビエント本流がお好きな方、またTANGERINE DREAMのエレクトロ感が強くないドリーミーな楽曲がお好きな方にも一度味わってみて欲しい作品です。

  • JOSE LUIS FERNANDEZ LEDESMA/MARGARITA BOTELLO / UN DIA VI CUARENTA Y TRES ATARDECCERES

    メキシコ、NIRGAL VALLISやSAENAを率いるキーボード/マルチ・プレイヤー&SAENAの女性ヴォーカルによる22年連名作、美しきワールド・ミュージック調アンビエント・プログレ!

    84年デビューのメキシカン・プログレ・フォーク・グループNIRGAL VALLISのリーダーで、21年に2ndをリリースしたSAENAでも中核を担うキーボーディスト/マルチ・プレイヤー、SAENAの女性ヴォーカルとの連名による22年作。細やかに鳴らされる緻密な打楽器群、浮遊感あるエレクトロニクス、ミニマルなピアノやアコーディオンらが融合した、たおやかで芳醇な音空間。そこに女性ヴォーカルが神秘的なスキャットを乗せると、ワールド・ミュージック的なエキゾチズムを放出する世にも美しきアンビエント・プログレが広がります。最高に心地よい音楽体験を提供してくれる一枚!

  • MAGNUM OPUS / TRILOGIA

    半世紀前の電子音楽がよみがえる!ジャーマン・エレクトロを彷彿とさせるブラジルの新星、23年作!

    ブラジルのマルチ奏者、Daniel Klimekによるソロ・プロジェクト、MAGNUM OPUSの2023年作。内容は、TANGERINE DREAM周辺らドイツのシンセサイザー・アーティストたちを彷彿とさせるヴィンテージ・エレクトロ・ミュージックとなっています。Daniel Klimekはゲスト・プレイヤーを招くことなく自らの多重録音のみで本作を作り切っており、シンセサイザーはもちろんのこと、ギターやベース、サックスなどの楽器もプレイ。シンセサイザー音楽というと最先端の機材を用いるアーティストが多い中、アナログ・シンセサイザーの無機質なアルペジオ、ノイズなどの装飾音によるスペーシーな印象、シンセサイザーとギターのコンビネーションによるサイケデリックな酩酊感などを楽しめます。70年代のシンセサイザー・ミュージックを振り返る珍しい作風の1枚です。

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