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ニュートロルス&アレア来日公演 1日目ライヴ・レポート

クラブチッタ川崎で9月21日、22日の日程で開催されている、イタリアン・ロックが誇る2組の名バンド、ニュートロルス&アレアの来日公演に行ってまいりました。
その模様を、11年~12年イタリア本国でのライヴ映像を交えてお送りしてまいります!


ニュートロルスは通算3度目、アレアは今年4月の『イタリアン・ロック・フェス 2013』での来日から5カ月ぶり2度目の来日となります。

最初に演奏するのはニュートロルスです。ニュートロルスは、PFMやバンコらと並び伊ロックを代表するバンドとして日本のプログレファンにもよく知られるバンド。イタリア映画音楽の巨匠ルイス・バカロフとタッグを組んだクラシカル・プログレ作品『CONCERTO GROSSO N.1』は、数ある70’sプログレ作品の中でも屈指の名作として多くのファンが認める1枚です。

今回は、今年リリースされたシリーズ第3弾となる『CONCERTO GROSSO N.3』を引っ提げ、シリーズ3作品のトリロジーライヴを披露してくれるということで、開演前から期待が膨らみます。


17時を少し回ったところで、ついに開演。ステージの幕が上がると、そこにはセンターでフルートを構えるVittorio De Scarziの姿が!そしてその後ろには、メインギター、ベース、ドラムの現メンバー4人によるバンドと、総勢15人のストリングス/管楽器奏者が姿を現します。

1曲目は最新作『N.3』のオープニングナンバー「Mythical City」。冒頭、Vittorioの力強いフルートの音色が響きわたり、続く格調高いストリングスとバンドのヘヴィーな演奏との緊張感みなぎる掛け合いに会場が震えます。この時点で、あの名バンドが目の前で演奏しているという確かな実感が沸いてきます。予想を上回るパワフルな演奏でオープニングから観客を圧倒します。このオープニングは鳥肌モノでした!

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続く「Oh Venice」は、叙情的なヴォーカルパートからスケール感いっぱいのストリングスの上をギターがメロディアスに歌う感動的なアンサンブルへと劇的に盛り上がっていく名曲。特にストリングスは15人とは思えない音の厚みをもって聴き手に迫ってきます。アルバム『N.3』は、2011年に30人以上の編成のオーケストラを従えてライヴ録音された作品ですが、生で聴いているとは言え、それを上回るほどの迫力だと感じられます。割れんばかりの拍手がそのパフォーマンスの素晴らしさを物語っていました。

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「Storm In Venice」は、ストリングスとバンド演奏とのスリリングなぶつかり合いがただただ圧倒的!アルバム中でも最もアグレッシブなパートの一つですが、重量感あふれるリズム隊、ハードエッジに駆け抜けるギターら、バンドのへヴィな演奏とも互角以上に渡り合う鋭いストリングスの音色を通して、ルイス・バカロフのアレンジャーとしての衰えぬ手腕もまた伝わってきます。

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そして、Vittorioのロマンティックなヴォーカルが冴えわたる「Like Ophelia」へ。『N.2』のメロディアスな楽曲を彷彿させる、ひたすら優美な一曲です。前曲までの迫力のストリングスも、一転ここでは甘く優雅な音色でヴォーカルを支えます。イタリアのバンドらしい香り高い叙情美に満ちた演奏に、会場中が魅入られているのがわかります。いやーこれにはただただ酔いしれました!

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終始、パート1の格調高さと緊張感、パート2の優美さ、シリーズ2作品の最良の部分を集めたような名演が繰り広げられ大満足!今回生で聴いて、紛れもなく本作が従来の『CONCERTO GROSSO』シリーズの魅力を余すことなく引き継いだ傑作であることを実感。


続いては、いよいよ『CONCERTO GROSSO N.1』の前半の名曲群が登場!
「Allegro」の始まりを告げる格調高いヴァイオリンの調べに思わず息をのみます。そしてそこになだれ込む荒々しいバンド演奏!Vittorioによるトーキング・フルートも当時のままで、会場は一気に71年の空気に包まれます。うーん、やはり荘厳なストリングスと泥臭いバンド演奏とのこの対比は痛快の一言!

「Adagio」での、ヴァイオリンの物悲しい美旋律も絶品!そしてストリングスと泣きのギターが劇的に絡み合う間奏。何度も聴きこんだあの名曲が当時のまま演奏されているのを見ていると思わず胸が熱くなります。きっと会場の誰もがそんな思いを抱いていたはず!そう思えるほどに素晴らしい演奏でした。

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続く「Cadenza-Andantet Con Molto」はヴァイオリン独奏がすごかった~!『Concerto Grosso』のあの世界観を見事に再現して見せるストリングスが本当に見事です。
ジミ・ヘンドリックスに捧げられた「Shadows」では、ギターのAndrea Maddaloneがまさにジミヘンばりの熱い名演を聴かせてくれました。Vittorioのフルートに導かれ徐々に熱を帯びていくギター、最後には両膝をついて天を仰ぐように弾きまくる姿にジミが重なります。この過剰なまでに熱くドラマティックな演奏もイタリアン・ロックに欠かせない魅力の一つですよね。

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最後は『Concerto Grosso N.2』からのナンバーも披露されました。傑作『N.1』の影に隠れがちで語られることの少ない本作ですが、ストリングスを伴った生演奏で聴くとその楽曲の素晴らしさが際立ちます。特にオープニングを飾る「Vivace」は、ストリングスとバンドがぶつかり合うことなく見事に融合した名曲。甘美なバラード「Andante」も『N.1』の名曲群に匹敵する泣きが素晴らしかったです!『N.2』の楽曲はヴォーカルの比重が大きいこともあり、ここにきてVittorioの張りのあるヴォーカルとメンバーによる巧みなコーラスワークも披露されます。

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全ての演奏が終了すると、会場総立ちで大歓声と拍手が送られます。
いや~『Concerto Grosso』の真髄、存分に堪能いたしました!シリーズ3作からのベストセレクションと言うべき選曲で、観にきていた往年のファンも大満足の内容だったことと思います。Vittorioとともにニュートロルスの要の存在であるNico Di Paloは不在だったものの、ニュートロルス以外では考えられない圧巻のスケールを誇る名演のオンパレードで、最後まで感動しっぱなしのステージでした!


続いての登場がアレア。アレアは前回4月の来日時にもその往年と変わらぬテンションの素晴らしいステージを体験しており、今回はどのように楽しませてくれるのか、俄然期待が高まります。

幕が上がるとともにスタートしたのが1stのタイトル曲「Arbeit Macht Frei」。しなやかで弾力に富んだリズム隊に、電気処理を施し様々に音色を変えながらプレイするギター、故Demetrio Stratosのヴォーカルパートを軽快になぞるピアノ。この演奏を聴いた時点で、以前聴いたあのアレアだということを実感します。

メンバーは前回と同じく、キーボードのPatrizio Fariselli、ギターのPaolo Tofani、ベースのAres Tavolazzinoのオリジナルメンバー3人と、2010年より加入の技巧派ドラマーWalter Paoliの4人。グランドピアノの上にシンセを設置したキーボードのセッティングと、50cmほどの台の上に胡坐をかいて演奏するPaoloが印象的です。

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通訳を通じて曲紹介をするPatrizio。次の曲は、前回も衝撃的だったアレアの全ての曲を80秒の中に詰め込んだというナンバーです。一聴するとノイズ・ミュージックのような轟音の嵐が続くだけの曲。おそらく各曲の断片的なフレーズによって構成された曲なのでしょうが、前回同様一曲も見つけられませんでした。

3rd収録の「Nervi Scoperti」も素晴らしかった!派手なシンセフレーズがカッコいいメインパートから、ベースソロ、ギターとベースのアヴァンギャルドな語らいを経て、ド迫力のドラムソロへと繋がっていく中間部、そして再びメインパートへと戻ってくる、各メンバーの見せ場たっぷりのナンバー。中でもジャジーでどこか浮遊感のあるAresのベースプレイ、オリジナル・ドラマーの故Giulio Capiozzoに引けを取らない圧巻のテクニックを披露するWalterのドラミングが出色でした。

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「Cometa Rossa」「L’elefente Bianco」など往年の代表曲での切れ味抜群の変拍子ジャズ・ロックは、相変わらずの素晴らしさ。前回も思ったことですが、とても70歳を目前にしたミュージシャンの演奏とは思えない凄まじいまでのキレの良さに圧倒されます。

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そんな事を思っていると、メンバーがおもむろに取り出したのがリンゴ。もちろんあの曲になぞらえたもので客席から拍手が沸きます。リンゴをひと齧り。演奏が始まるかと思うとさらにひと齧り。咀嚼音をマイクが拾ってシャリシャリという大きな音が会場に響きます。黙々とリンゴを食べ続けるメンバーの姿に笑いが起こる客席。

たっぷり5分ほどかけて食べ終えた後、一気に「La Mela Di Odessa」へと突入!もうこの瞬間のカッコよさと言ったらありません。わき目も振らずリンゴを食べ続ける間の抜けたステージの空気を切り裂くように始まる超絶テクニカルな演奏。これにはものの見事にやられました。Demetrioを彷彿させるPaoloのヴォイス・パフォーマンスも絶好調です!

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次の曲に入る前にPatrizioが通訳の方を呼び、これからパレスチナの人々に捧げるある曲を演奏すること、パレスチナにおける代々親が子にかつては存在した自分の家の鍵を託す風習のこと、そしてその曲の間、自分の家の鍵を鳴らして演奏に参加してほしいと呼びかけます。

会場にシャラシャラと鍵を鳴らす音が鳴り始めると始まったのが「Luglio Agosto Settembre(Nero)〈7月8月9月(黒)〉」。あのエキゾチックなシンセのリフレインに導かれ、快速エスニック・ジャズ・ロック・アンサンブルが展開されます。Demetrioのヴォーカルメロディーをなぞるピアノ。電気処理で管楽器のような音になったギターを中心とした混沌の即興パートが圧巻!混沌を抜けたあと、ベースに導かれてテーマ演奏へと回帰する構成もやはり感動的です。どんどんスピードを増していってタンッと一糸乱れず終わった瞬間、大歓声と拍手が沸き起こります。もちろん会場総立ちです。

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アンコールは前回と同じく3rd収録の「Gioia e Rivoluzione」。アレアの曲の中では最も明るい曲調のナンバーの一つで、まさにアンコールに相応しい一曲です。会場の手拍子に乗ってリズミカルで賑々しく演奏するメンバーの楽しそうな姿が印象的でした。

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1日目は昔の曲を中心に、2日目は新しい曲を中心に演奏するというPatrizioの言葉通り、過去の名曲満載の大満足のステージとなりました!とは言え、単に過去の再現ステージのようなものになっていないのがこのバンドの素晴らしいところ。ちゃんと「現代のアレア」として独自のサウンドを確立しているのが、彼らのプレイから伝わってくるのです。活動を開始してから40年を経てなお新しい音へと飽くなき追求を続けるところに、彼らに息づくプログレッシヴな精神が感じられます。



それにしても両バンドとも、客席の予想をはるかに上回る白熱のパフォーマンスで大いに楽しませてくれました!
本当に来て良かった~!それでは2日目のパフォーマンスがより素晴らしいものになることを祈っています。ありがとう、ニュートロルス&アレア!





各バンドの歩みについてはこちらの特集記事にまとめてありますので、是非合わせてどうぞ☆


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