2023年1月6日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
カケハシ・レコードです。
2023年が始まりましたね。
今年はうさぎ年!ということで、今回は「うさぎ」に関連を持つアルバムをカケレコ棚から4枚見つけてきました。
それではお楽しみください☆
少し可哀そうな状況ですが、ブリティッシュ・ロックでうさぎジャケと言えばコレでしょうか。
憂い溢れるクラシカルなオルガンと、手数多いシャープなドラムとの対比が鮮やかな名盤!
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RabbitことJohn Douglas Bundrick。
彼がもたらしたアメリカン・ロック的なアーシーな哀愁とポール・コゾフのギターによる英国叙情に富んだブルース・フィーリングとメロウネス。
繊細さと憂いに溢れたセンシティブなブリティッシュ・ロックの逸品。
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Tが一個多いこちらは、この後80年代イエスのキーマンとして活躍するトレヴァー・ラヴィンが率いた南アフリカのロック・バンド。
スーパートランプに通じるキャッチーな抜けの良さとグラム・ロック的な華麗さが調和したスタイルが魅力です。
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オランダ原産の耳の短いウサギ、ネザーランドドワーフ種をアーティスト名に冠した日本のシンフォ・ユニット。
音も70年代プログレへのオマージュや北欧新鋭とのリンクも感じさせるサウンドで、なんとあのKAIPAのHans Lundinがゲスト参加!
愛らしいジャケットにも惹かれますね♪
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「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!
いかがだったでしょうか。
以前に上げた十二支ジャケット記事も合わせてお楽しみください♪
元RARE BIRDのGraham Fieldが、元KING CRIMSONのAndy McCulloch、そしてKING CRIMSONのメンバーPeter Giles、Michael Giles、Boz Burrellとも交流の深かったAlan Barryと結成したイギリスのプログレッシブ・ロックグループによる71年デビュー作。その内容はRARE BIRD時代の名残を感じさせ、Emerson Lake & PalmerともつながるようなGraham Fieldのハモンド・オルガンを中心にしたキーボード・ロックであり、Andy McCullochのジャジーでテクニカルなドラムをはじめとしたバンド・アンサンブルが英国らしい叙情と味を持ちつつ、とてもキャッチーな音楽性を放つ良作となっています。
70年のFREE解散の後、Paul KossoffとSimon Kirkeが、後にFACESでも活躍する日本人ベーシストの山内テツと米国人Key奏者RABBITを迎えて結成したグループ。71年の唯一作。RABBITことJohn Bundrickが10曲中5曲の作曲を担当。RABBITがもたらしたアメリカン・ロック的なアーシーな哀愁とPaul Kossoffのギターによる英国叙情に富んだブルース・フィーリングとメロウネス。繊細さと憂いに溢れたセンシティブなブリティッシュ・ロックの逸品。音と音との「間」の雄弁さはさすが。専任ヴォーカリストの不在が弱点として言われますが、RABBITやSimon Kirkeの誠実な歌声がメロディの繊細な魅力を見事に引き出しています。
70年代プログレへのオマージュに溢れた日本のミュージシャン。2011年のデビュー作。北欧の神秘的な森が目に浮かぶような静謐なイントロから、メロトロンを想わせるキーボードが荘厳に広がり、ミニマルな繰り返しの中にKAIPAなどに通じる叙情美が浮かびあがります。クラシックのスピード感溢れるカバー、鉄琴や木琴がダンサンブルに躍動する中をキーボードが流麗なフレーズを奏でる楽曲、スピーディーな変拍子とコロコロと優美なキーボードがジャケット通りのファンタスティックなサウンドを描く楽曲、ちょっぴりELOを彷彿とさせるスペーシーかつリリカルなテーマが胸を打つ楽曲など、全曲インストながら、印象的なメロディに富んだ楽曲が続きます。70年代プログレの遺伝子とポスト・ロック以降の音響センスとを併せ持つ感覚は、HOSTSONATENなどでお馴染みのイタリアの奇才Fabio Zuffantiをも彷彿とさせます。ファンタスティックなジャケットに「おっ!」となったリスナーは気に入るでしょう。KAIPAのKey奏者Hans Lundinが1曲でゲスト参加。
トレヴァー・ラビンが在籍していた4人組グループ、ラビットの2nd。77年作。貴重な南アフリカ原盤を完全再現。
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