2021年8月18日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,皆様と選ぶイメージソング
タグ: ハード・ロック
ここ数日、夏とは思えない涼しさが続き、このまま夏が終わってしまうような気がして少し切なくなっています・・・
っと、しめっぽいお話は置いておかせていただきまして、先日まで募集させていだいていた、皆さまの「夏に聴きたいハード・ロック」をご紹介させていただきます!
■ロック哲学 さんからのご投稿
グランド・ファンク・レイル・ロード/ イン・ニード
二十歳ぐらいの夏に、車のカーステで初めて聴いたのですが、エンジン音に負けない、正に地を這うベースって感じで、グランド、ファンク、レイル、ロードって歌詞のあたりに痺れました。
■スタッフ佐藤の共感ポイント
湿り気をあまり含まないアメリカのハード・ロックは比較的どれも夏向きなイメージですが、GFRはその中でも別格に夏が似合いますね!特にメル・サッチャーのブイブイ唸る存在感抜群のベースは本当にカッコいい!
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FIRE / FLAMES
真っ先に思い浮かんだのはブルーチアーの『サマータイムブルース』でしたが、他にも投稿される方がたくさんいらっしゃいそうでしたので、この曲を。
ハードロックというよりサイケかな?
■スタッフ佐藤の共感ポイント
旧ユーゴスラヴィアはクロアチアから、ブルーチアーに負けず劣らずヘヴィなサイケ・ハードを聴かせる一曲をチョイスしていただきました。ノイジーに歪んだギターが暴れまわる狂暴なサウンドは、今の時期、聴いてるだけで汗が滲んできそうですね!
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COUNTING CROWS / HARD CANDY
この曲自体に出会ったのが夏だったってのが一番の理由。でも、この湿り気がないからっとしたメロディも好き。
■スタッフ佐藤の共感ポイント
楽曲自体の持つ季節感はもちろんですが、どの季節に初めて聴いたのかもかなり影響しますよね。西海岸バークリー出身のバンドだけあって、おっしゃる通り湿度0%のキャッチーかつ爽やかなメロディラインが堪りませんね~。
シン・リジィ / ヤツらはデンジャラス
あえて邦題
■スタッフ佐藤の共感ポイント
ゲイリー・ムーアが参加した彼らの代表作『ブラック・ローズ』のオープニングを飾るナンバーで、邦題は「ヤツらはデンジャラス!!」。ノリの良いゴキゲンな曲調とメロディアスに飛翔するツインリードが、夏のイメージにぴったり過ぎ!
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左右に配された2本のギターが時に美しくハモリ、時にお互いのリードをぶつけ合う。世界各国に生まれたツイン・リード・ギターの作品を定番からニッチ盤までピックアップ!
最後に、お買い物に同梱させていただいているミニコミ紙、カケレコ・ストリートにも掲載させていただいた、「カケレコスタッフの夏に聴きたいハード・ロック」もご紹介させていただきます!
■スタッフ佐藤のセレクト
HUSTLER / HIGH STREET
フリーを彷彿とさせる骨太ブルージーな演奏に、ジョン・ロードばりのオルガンなどクラシカルな様式美HRテイストが飛び込んでくる演奏と、男くさくシャウトするヴォーカル、聴いてるこっちが汗ばんできそうな熱いサウンドで夏の暑さに対抗!
■スタッフ青山のセレクト
CHRISSY ZEBBY TEMBO & NGOZI FAMILY / HEAVY CONNECTION
ザンビア産ロック=ザム・ロックシーンの重要人物、Paul Ngozi率いるバンド、NGOZI FAMILYの78年作です。アフリカンなビートとファズ・ギターが熱気ムンムンのサイケハード。真夏の日差しをジリジリ浴びながらその熱気に浸りたいです。
■スタッフしまだのセレクト
HEART / LITTLE QUEEN
「BARRACUDA」最高です。女性版ロバート・プラントとも称されたアン・ウィルソンのパワフルなヴォーカル、真夏のうだるような暑さにも負けません。
皆さんとカケレコスタッフが夏に聴きたいハード・ロック、いかがでしたでしょうか?
夏の暑さに負けないような熱量高めの熱いタイトルばかりでしたね!
ご投稿いただいた皆様、ありがとうございました!
次回の募集企画もお楽しみに!
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ビート・ブーム、サイケデリック革命、シンプルなバンド演奏へと回帰したブルース・ロック・ブームを経て、テクノロジーの発達とともに60年代末にいよいよ花開いた「ブリティッシュ・ハード・ロック」!胎動の67年からメジャーシーンを席巻した70年まで、年代を追って英ハード・ロックの名作をピックアップしながら、英ハードの進化と深化を探ってまいります。
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