2014年2月25日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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こんにちは、カケレコ店長の田中です。
入荷したCD、売れたCDの中から店長オススメの作品をピックアップするこちらのコーナー「日々是ロック」。
試聴用の動画とともに、関連する特集記事やジュークボックス・コンテンツやニッチな中古リストをご紹介してまいります。
注目のオランダの天才マルチ・ミュージシャン。才能ほとばしる映像喚起的でファンタスティックなサウンドと、オランダならではの柔らかなポップ・フィーリングがマジカルすぎ。これは、傑作ですよ~。
新鋭プログレは中古CDも豊富!是非、リストチェックください!
CHRISへのアーティストインタビュー記事はこちら。
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注目のプログレ新鋭の魅力に迫る「アーティスト・インタビュー」企画。近年続々とメロディアスな名作がリリースされているオランダのプログレ・シーンの中でも特にその才能に注目が集まるコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者のCHRISことChristiaan Bruinにインタビュー。
スティーヴ・ハケットゆずりの繊細なタッチのリリカルなギター、鼻にちょっぴりかかったハート・ウォームさとフィル・コリンズばりの劇的なエモーションが魅力のヴォーカル。伊新鋭による、『月影の騎士』の音世界を受け継ぐ逸品!
イタリアの新鋭なら、この作品もベストセラー!
PFMからCELESTEまでを宿す香り高く豊潤なイタリア叙情に、MOON SAFARIの爽やかなポップフィーリングを加えたようなサウンドが素晴らしい伊新鋭~!
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メロトロンというと、60~70年代という印象を持つ方が多いかもしれません。しかし00年代以降に登場した新鋭の中には、この幽玄なる響きに魅せられたバンドが数多く存在するんです。そんなわけで、メロトロンを巧みに導入した世界中の新鋭グループたちを一挙ご紹介いたします!
90年代以降を代表するトニー・バンクス憧憬のイタリア人キーボード奏者と言えば?
イタリアの新鋭プログレに絞って中古リストを見たい?カケレコならおやすいご用ですよ~^^。
アメリカに現れた恐るべき高速変拍子で疾走する狂気の暴走チェンバー・ロック・バンド!この2012年作2nd、凄まじ過ぎです・・・。
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ここ最近の新譜を見ていると、チェンバー・ロック/アヴァン系ジャズ・ロックの充実ぶりが凄い!最近リリースされた注目の作品をピックアップいたしましょう。
キレのある変拍子による爆発的にテンション高いアンサンブル、そしてイタリアならではのクラシカルな気品!イタリアン・ロックへの扉を開けるならこの作品がオススメ!
2月22日に交通事故に亡くなられたジャコモ氏。追悼記事はこちら。
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イタリアン・ロック・バンドBANCOのヴォーカリストであるフランシスコ・ディ・ジャコモ氏(FARANCESCO DI GIACOMO)が、交通事故により亡くなられました。
彼のこれまでの活躍を動画を交えて振り返ってまいります。
ドイツのジェネシス・フォロワー屈指の名作ですね。イントロのメロトロン、まるでジェネシス「Watcher Of The Skies」!クラシカル&リリカルなパートが美しいですねぇ。
ジェネシスが好き?ディープにユーロ・ロックが聴きたい?しかもできれば中古で?こちらのリストをどうぞ!
このジャケは・・・なしだろう・・・。幻想的でメロディアスなケベック産プログレの秘宝なんだけどなぁ・・・。
北米&オセアニアのプログレの中古CDコーナーもございますよ~。カンサスやパブロフス・ドッグなど定番から、ニッチな名作まで在庫豊富!
昨日、再入荷!在庫豊富に仕入れましたが、お早めにゲットどうぞ!
スウェーデンのカイパに対するノルウェーからの回答と言える名グループによる渾身の13年作。キャメル直系の叙情と北欧シンフォならではの手工芸品のような温かみが融合に涙。
北欧プログレの中古買取には力を入れております。在庫豊富ですし、北欧に絞ってリストアップできますよ~。
CAMELスタイルの往年のプログレ名作に絞って中古を表示すると?
ロッド・スチュワートでお馴染みの名曲「セイリング」はカヴァーだったってご存知でしょうか。原曲はこちらに収録!
イギリスのSSW/スワンプ/パブ・ロックの中古も在庫豊富ですよ~。
ジェリー・ラファティのスティーラーズ・ホイールに通じるハーモニーと、ジェフ・ベック・グループ~ハミングバードのメンバーがサポートした洗練された演奏ときたら、英ポップファンは要チェック!
強烈ファズ、やったらめったら忙しくのたうつドラム、ダミ声シャウトがからみつくヘヴィ・ブルージー・サイケ・・・そうですね、「男汁はじけ飛ぶ系」とでも名付けいたしましょう。
DRAGONFLYはレココレのサイケ特集にも掲載されていましたね。他にも特集掲載作品を中古で探してみましょう。
太いハイ・トーンのシャウト、最高!ロバート・プラントやスティーヴ・マリオットばりですよね?マイナーな米ハードですが、これカッコ良いっす。
アメリカのハード・ロックの中古リストはこちら!中古もニッチ&ディープな良作が揃ってます。英ロックファンもチェック是非!
テキサス出身なのか~。カナダSSWに通じる透明感や繊細さ、英国SSWに通じる気品や叙情美が感じられるSSW逸品だなぁ。女性ヴォーカルがゲスト参加したこの曲なんか、初期フェアポートばりの美しさ!
アメリカのルーツ・ロック/SSWの中古のラインナップにも力を入れています。BIG PINKレーベルの紙ジャケなど韓国リイシュー盤も中古で在庫ございますよ~。
メロウ・キャンドルにかなり影響受けてるな、なんて思いましたが、発表年を見てびっくり!彼らより早いじゃないですか!!
英フォークは中古も在庫豊富ですよ~。
ジャケは全部手書きで絵が違うって!? スウェーデンなのに、ラーガなサイケ・フォークだって!?
アシッド・フォークの中古コーナーはこちらにございますよ~。ニッチ&ディープなカケレコ、中古でも世界のアシッド・フォーク名品が揃っておりますよ~。
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えP.F.M.に続いて世界デビューを果たしたバンドの73年3rd。その内容は、前作で爆発的なテンションを聴かせた攻撃性、アヴァンギャルドなサウンドをオリジナリティーに落とし込み、クラシカルな気品を持ったシンフォニック・ロックにまとめた名盤です。勢いで押し続けるような作風からバランスの取れたトータルなサウンドへの移行が見受けられ全体的にスッキリした印象を持ちますが、それによってへヴィーなセクションと静寂に包まれるセクションの対比が明確に描かれています。
紙ジャケット仕様、K2 24bitデジタル・リマスター、透明プラ台紙付き仕様、定価2000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
帯に軽微な折れあり
初めて聴いた時は、メロウ・キャンドルにかなり影響受けてるな、なんて思いましたが、発表年を見てびっくり。彼らより早いじゃないですか。こんな音源がおそらく友達に配られただけで埋もれていたなんて、空恐ろしい。フィーメール2人とメール1人による幻想的なコーラス・ワークと魅惑的なメロディーは、いわゆる英国フォーク3美神なんかと比べても引けをとりません。絶品です!
72年に結成され、80年にデビューしたノルウェーを代表するキャメル系シンフォ・グループ。2002年作以来、11年振りとなる2013年6thアルバム。オープニングから、アンディ・ラティマー直系の太くマイルドなトーンのギターが炸裂!これでもかと伸びやかに美しい旋律を奏でます。優しいアコーディオンの響きや、ツンツンと尖った躍動感あるリズムには、北欧トラッド/舞踏音楽の幻想性がにじみ、北欧シンフォならではの手工芸品のようなサウンドに心温まります。伸びやかで力強い歌声を聴かせるのは、元MAGIC PIEで、近年のケン・ヘンズレーのバンドにも参加するヴォーカリストEirikur Hauksson。彼のエモーショナルなヴォーカルが映像喚起的なサウンドをより劇的に演出しています。とにもかくにも、キャメルばりのとめどなく歌心溢れるシンフォニックなパートと、北欧フレイヴァーいっぱいのキレのあるプログレ・ハード的パートとの鮮やかな対比が見事。モダンで明瞭なサウンドにより、一音一音が際立ち、バンドの持つ構築美とそこからこぼれ落ちる叙情とがくっきりと捉えられていることも特筆。スウェーデンのカイパに対するノルウェーからの回答と言える名グループによる、新鋭バンドにも負けないエネルギーのつまった傑作。これはシンフォ・ファン必聴ですよ〜。
イタリアの新鋭プログレ・バンド、2013年デビュー作。凛とした響きのアコギ・アルペジオ、格調高いピアノ、クラシック然とした艶やかなストリングス、柔らかに舞うフルート。オープニングからまるであのチェレステの傑作のように、イタリアならではの叙情が溢れ出します。英語で歌うジェントルでハートウォームな男性ヴォーカルも特筆。2曲目に切り替わるとドラムが入り、ヴィンテージなトーンのシンセが軽やかに伸びやかに透明感あるメロディを奏でます。包み込むように優美なハーモニーも絶品。この躍動感あるポップセンスは、そう、まるでムーン・サファリ!ポップさはそのままに、ギターは初期P.F.M.を彷彿させるし、メロトロンも溢れるし、まだ2曲目までしか聴いてないのに、イマジネーション豊かなアンサンブルの連続に圧倒されます。たおやかなアコギを基調としたハートウォームさとP.F.M.など70年代のイタリアン・プログレのDNAを継いだプログレッシヴな感覚とが見事に融合したファンタスティックすぎる名作。これはオススメです。
カリフォルニアの4人組ヘヴィ・サイケ・バンド、70年唯一作。ビリビリと痙攣し続ける強烈なファズ、ドッタンバッタンしたり突如マーチングしたりとやったらめったら忙しくのたうつドラムに、R.Russelによるダミ声シャウトが絡みつく「男汁はじけ飛ぶ系」の特濃ヘヴィ・ブルージー・サイケ!同郷のBETTYやUTOPIAなど、この手の男臭いサイケがお好きな方には激推薦!
イタリアのキーボード奏者Corrado Sardellaによるプロジェクト・バンド、4作目となる01年作。クラシックの確かな素養を感じさせるトニー・バンクス直系の華やかなキーボード・サウンドを軸に、ハケットをハードロック寄りにしたようなトーンのギターが縦横無尽に舞い、ヴァイオリンが凛とした叙情美を加えるあまりにファンタスティックなアンサンブル。そこに抜けの良いイタリア語ヴォーカルが入ると、初期GENESISへの憧憬が音から止めどなく溢れ出てくる、どこまでもファンタジックなシンフォニック・ロックが幕を開けます。17分、25分超の大曲を壮大なスケール感で描き切る構築的なセンス、そして描写力に優れた演奏技術に終始圧倒される傑作!
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