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明日のカケレコ事務所BGM 2023年10月10日編

カケレコ・ユーザーの皆さん、こんにちは!

カケレコではスタッフのデスクに挟まれる中央にスピーカーが置かれており、スタッフたちは各々好きなアルバムをBGMに流したり、新入荷アイテムを試聴しながらショップ・レビューを執筆したりしています。

ここでは、明日カケレコ事務所で流れる予定のBGMをご紹介していきましょう♪


●SYMPOZION / KUNDABUFFER (2006)

イスラエルのSYMPOZIONは、GENTLE GIANTが引き合いに出されるテクニカルなサウンドが持ち味のプログレ・バンド。

また、ポリリズムの多用などは80年代前期のKING CRIMSONを彷彿とさせ、音色にはカンタベリー・ロックのようなマイルドな味わいも。

とても難解な音楽ながら不思議と耳に馴染んでしまう、クセになるアルバムです。

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●LORD FLIMNAP / POINT OF VIEW (1989)

80年代末のイスラエルでリリースされていたプログレッシヴ・ロック・アルバム。

キーボード・サウンドが中心となり、YESの構築美やGENESISの抒情性を独自のシンフォニック・ロックに落とし込んでいます。

80年代末という時代的にも、とても興味深い音源でした。

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●HORIZONT / SUMMER IN TOWN (1985)

ロシアのシンフォニック・ロック・グループ、HORIZONTが85年に発表したデビュー・アルバム。

YESのように構築的であり、キーボードを中心としたスタイルはEMERSON, LAKE & PALMERも彷彿とさせます。

リズミカルにはじけるオルガンが印象的なオープニング・ナンバーが、とてもいい感じ♪

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●IL BACIO DELLA MEDUSA / DISCESA AGL’INFERI D’UN GIOVANE AMANTE (2008)

イタリアのヘヴィー・シンフォ・グループIL BACIO DELLA MEDUSAが2023年の新譜『IMILLA』を発表したので、過去作と一緒に聴いてみました。

2008年の『DISCESA AGL’INFERI D’UN GIOVANE AMANTE』は、彼らのセカンド・アルバム。

メンバーに女性フルート奏者を擁し、とてもイタリアらしいシンフォ・サウンドを構築しています。

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●MALAAVIA / DANZE D’INCENSO (2004)

PREMIATA FORNERIA MARCONIのギタリストとして知られるFranco Mussidaにもその才能を認められたイタリアン・シンフォニック・ロック・グループ、MALAAVIAによるデビュー・アルバム。

地中海音楽からの影響を色濃く感じさせる、とてもイタリアらしいシンフォニック・ロックを展開。

フルートやサックスといった管楽器奏者の存在も、サウンドのアクセントになっています♪

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●MURPLE / QUADRI DI UN’ESPOSIZIONE (2008)

74年にイタリアン・プログレの傑作『IO SONO MURPLE』を発表したMURPLEの、2008年復活作!

34年ぶりの新譜は、当時とても大きな話題になりました。

ビンテージな音作りで、70年代のイタリアン・プログレをよみがえらせた好作品です。

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●CARAVAN / IN THE LAND OF GRAY AND PINK (1971)

ブリティッシュ・プログレの定番では、今日はCARAVANの71年作『IN THE LAND OF GRAY AND PINK』を流しました。

SOFT MACHINEと並んで、カンタベリー・ロックの最重要グループのひとつ。

ポップな音楽性とヒネクレたアレンジ、そしてジャジーでマイルドなアンサンブルは、いつ聴いても傑作ですね。

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●YESTERDAYS / A MOONLIT NIGHT IN BUDAPEST (2023)

2023年の新譜からは、YESTERDAYSの2023年作『A MOONLIT NIGHT IN BUDAPEST』。

YESTERDAYSは同じく2023年のスタジオ・アルバム『SAINT-EXUPERY ALMA』をリリースしたばかりですが、こちらの『A MOONLIT NIGHT IN BUDAPEST』はライブ・アルバムです。

スタジオ・アルバムよりもダイナミックなサウンドで、YESを彷彿とさせる音楽性を聴かせる注目作!

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今回は、プログレ史上に残るべき名ライヴ・アルバムにフォーカスしてまいりますよ♪


●POKS / JA CZLOWIEK (2023)

素晴らしいアーティストが次々とデビューしプログレ・シーンを活性化させているポーランドから登場した新たな才能、POKSによる2023年作。

ポーランドのプログレ・バンドの最も多いPINK FLOYD型のメランコリックな音楽性を基調に、アイスランドのSIGUR ROSなどを引き合いに出したくなるようなポスト・ロック・センスも発揮されています。

今後の活躍が楽しみな注目株!

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いかがでしたか?

カケレコ・ユーザーの皆さんと同様、カケレコ・スタッフもプログレッシヴ・ロックを聴きながら毎日を過ごしています!

気になる作品がありましたら、是非チェックしてみてくださいね!

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    • SCR1010SEACREST OY

      ペーパーケース仕様、新装ジャケット&オリジナル・オーディオでの2014年新規リイシュー盤。バンドサイトでは、MUSEA盤と異なる06年にハンガリーでリリースされた音源で、LPのようなアナログのフィーリングを最大限に活かし、アコースティックやメロトロンが魅力的に響くようにミックスされているそうです

      盤質:傷あり

      状態:良好

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    06年デビュー作『HOLDFENYKERT』でシンフォ・ファンの度肝を抜いた、ハンガリー出身/ルーマニアを拠点とする新鋭シンフォ・グループ、18年作3rd。いや今作も素晴らしいですよ〜!シャープなキレを持つリズム・セクションを土台として、メロトロンが幻想のカーテンをなびかせ、フルートが幽玄を奏で、品のある艷やかなシンセが疾走し、そして柔らかなアコースティックギターが心地よく響く、驚くほどに瑞々しく透明度の高いアンサンブル。そこに命を吹き込むのが、土着的な響きを持つハンガリー語を息を呑むほど神秘的に聴かせる女性ヴォーカル。それらがしなやかに組み合わされて形作られていくどこまでも繊細な音世界は、過去作よりもさらに美しく洗練されている印象です。ここぞという場面でヴァイオリン奏法を駆使して優美に泣くギターのプレイも胸を打ちます。パーカッションを交えエキゾチックに彩る民族エッセンスもシンフォニックなサウンドに自然に溶け込んでいて素晴らしい。終始、この世とは思えない淡く浮遊感ある幻想世界が眼前に広がる名品。文句なしにおすすめ!

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      ペーパーケース仕様、盤面が黒い特殊CD-Rです

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  • YESTERDAYS / SAINT-EXUPERY ALMA

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  • YESTERDAYS / A MOONLIT NIGHT IN BUDAPEST

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