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50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第4回:STEELEYE SPAN『PLEASE TO SEE THE KING』

2021年にカケレコがお届けしている特別企画「BACK TO THE 1971」。
今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画です。

ビートルズの活躍を中心としてロックに多様な表現が生まれた1960年代が幕を下ろし、60年代の残り香漂う1970年を経て、いよいよ新たな時代へと目を向けた作品が生まれていったのが1971年という時期。

英米ロックの名作はもちろん、欧州各国の重要作品も取り上げて、各作品の誕生日または誕生月に記事をアップしてまいります。

この機会に、ロックが最もまばゆい輝きを放っていた時代の作品達にぜひ注目していただければ幸いです。

それでは皆で、BACK TO THE 1971 !!!

STEELEYE SPAN『PLEASE TO SEE THE KING』

第4回目にご紹介するのは、FAIRPORT CONVENTION、PENTANGLEと並び3大英国トラッド・バンドと称されるSTEELEYE SPANの2nd、『PLEASE TO SEE THE KING』です。

STEELEYE SPANの作品は1stからの初期3作品が傑作といわれます。とはいっても、1stと2ndではメンバーの入れ替わりがあり、サウンド面も変化しています。ここでメンバーについて詳しくみてみましょう。

STEELEYE SPANの結成は69年。FAIRPORT CONVENTIONのベーシストのAshley Hutchingsが、より本格的なエレクトリック・トラッドの演奏を追求したいとFAIRPORT CONVENTIONを離れて結成しました。

1st『HARK! THE VILLAGE WAIT』時のメンバーは次の5人。女性ヴォーカル2人を擁する布陣でした。

・元FAIRPORT CONVENTIONのべーシストAshley Hutchings
・英国人夫婦のMaddy Prior & Tim Hart
・アイルランド人夫婦のGay & Terry Woods

1stリリース時には既にグループは崩壊状態にあり、録音直後にGay & Terry Woodsが脱退。2ndとなる本作『PLEASE TO SEE THE KING』、次の3rd『TEN MAN MOP OR MR.RESERVOIR BUTLER RIDES AGAIN』は次の5人で制作されます。

・Ashley Hutchings
・Maddy Prior & Tim Hart
・ギターの名手Martin Carthy
・フィドル奏者のPeter Knight

1曲を除きトラッドを取り上げていた1stの意向はそのままに、本作でも全てトラッドを取り上げています。
1stではFAIRPORT CONVENTIONのドラマーDave Mattacksがゲスト参加していましたが、この作品は完全にドラムレスになったこともあり、トラッド色が強いアルバムになっています。

1st、2ndの両方に収録されている「The Blacksmith」でサウンドの違いがよくわかりますので、聴いてまいりましょう。

1st『HARK! THE VILLAGE WAIT』Ver.

試聴 Click!

2nd『PLEASE TO SEE THE KING』Ver.

試聴 Click!

いかがでしょうか。1stでは英国の田園風景を思わせる牧歌的な雰囲気がありますが、2ndでは古く格式高い教会を思わせる厳かな雰囲気です。特にMartin Carthyの硬質なギターが緊張感を醸し出しています。

T2: Cold, Haily, Windy Night

Martin Carthyのギター、Ashley Hutchingsのベース、Peter Knightのフィドルによる鉄壁のアンサンブル!

試聴 Click!

T10: Lovely on the Water

こちらはラストを飾る曲。船員となり戦場へ向かう人を歌ったバラッドで、ひんやりとしたギターのもの悲しいフレーズとMaddy Priorの憂いを含んだ美声が胸に刺さります。

試聴 Click!

この機会に、ぜひ英国エレクトリック・トラッド/フォークの傑作に触れていただければ幸いです!

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