【カケレコ中古棚探検隊】英トラッド・フォーク～デイヴィ・グレアムに影響を受けたギタリスト達～

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こんにちは。スタッフ青山です。
前半天気の良かったGW。埼玉は後半は天気が怪しくなり、昨日は雷雨でした。今日は一転、晴れて風も気持ちいいです。

今日はカケレコの中古棚からブリティッシュ・トラディッショナル・フォークの作品を見つけてきました。
60年代ブリティッシュ・フォーク・シーンの重要人物、デイヴィ・グレアムに大きな影響受けたギタリストの作品をピックアップ。フォーク界のみならず、ジミー・ペイジやレイ・デイヴィスといったロック界のミュージシャンにも大きな影響を与えたギタリストですね。

まずは、グレアム本人の作品からまいりましょう。

SHIRLEY COLLINS & DAVY GRAHAM/FOLK ROOTS NEW ROUTES

トラッドの歌姫と英フォーク・シーンに変則チューニングで切り込んだデイヴィ・グレアムとの共演盤。英フォークの伝統と革新が交差した歴史的名盤。

MARTIN CARTHY & DAVE SWARBRICK

後にスティーライ・スパンに加わるギタリスト、マーティン・カーシーと、フェアポート・コンヴェンションに加わるフィルド奏者デイヴ・スウォーブリックによる69年作。
マーティンはグレアムの変則オープン・チューニングに大きな影響を受けました。

V.A./SHINING BRIGHT – THE SONGS OF LAL AND MIKE WATERSON

英国フォークの傑作 LAL & MIKE WATERSON/BRIGHT PHOEBUSのトリビュート盤。マーティンはオリジナルにも参加していますが、このトリビュート盤にも参加しています。

WIZZ JONES/WIZZ JONES

バート・ヤンシュに「最も過小評価されているギタリストの一人」と評されたいぶし銀のフォーク・シンガー、ウィズ・ジョーンズもグレアムの変則オープン・チューニングに大きな影響を受けた一人。

69年1st。憂いのある爪弾きのアルペジオなど、英国的な叙情性が実にいい塩梅。

WIZZ JONES/WHEN I LEAVE BERLIN

73年4th。4曲オリジナル、他はウディー・ガスリーやトラディショナルなどのカヴァーを収録。JESSE WINCHESTERの71年作から「Skip Rope Song」もピックアップしています。

ROY HARPER/FOLKJOKEOPUS

ミュージシャンズ・ミュージシャンとして知られる孤高の英SSW、70年作。
弾き語り中心ながらその存在感は既に突出しており、変則オープンチューニングによるアクの強いサウンドは一度はまると病みつきになります。

JOHN RENBOURN/SIR JOHN ALOT OF MERRIE ENGLANDES MUSYK THYNG AND YE GRENE KNYGHTE

ジョン・レンボーンもグレアムを敬愛するギタリストの一人。ペンタングルに加入する直前の68年にリリースしたソロ作をピックアップいたしましょう。

最後に、グレアムの62年リリースEP『3/4 A.D』収録の「Angi」をカヴァーしている3作品をご紹介いたします。

BERT JANSCH/BERT JANSCH(1965)

SIMON & GARFUNKEL/SOUNDS OF SILENCE(1965)

CHICKEN SHACK/100 TON CHICKEN(1969)

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