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50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第3回:71年2月に誕生した名盤たち!

2021年にカケレコがお届けする特別企画「BACK TO THE 1971」!

今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画です。

ビートルズの活躍を中心としてロックに多様な表現が生まれた1960年代が幕を下ろし、60年代の残り香漂う1970年を経て、いよいよ新たな時代へと目を向けた作品が生まれていったのが1971年という時期。

英米ロックの名作はもちろん、欧州各国の重要作品も取り上げて、各作品の誕生日または誕生月に記事をアップしてまいります。

この機会に、ロックが最もまばゆい輝きを放っていた時代の作品達にぜひ注目していただければ幸いです。

それでは皆で、BACK TO THE 1971 !!!

1971年2月に誕生した名盤たち

有人宇宙飛行機アポロ14号が史上3度目の月面着陸に成功したことで世界中が湧いた71年2月。ちょうどそれと同日の2月5日にリリースされたのがこのアルバムでした。

BARCLAY JAMES HARVEST『ONCE AGAIN』

67年に、ムーディ・ブルースがオーケストラを全面的に取り入れたアルバム『Days Of The Future Past』を発表しプログレッシヴ・ロックの最初の一歩が踏み出されて以来、ロックとオーケストラの共演というスタイルはプログレを象徴するものの一つになりました。

その潮流の中でBJHもまた、オーケストラをフィーチャーしたシンフォニックなサウンドによって70年にデビューアルバムを発表。同路線のアプローチで楽曲の完成度とオーケストラとの融合度を高め、セールス的にも一定の成功を収めたのが『Once Again』でした。

「もう一度」というタイトルは、ほとんど売れなかったという1stアルバムのリベンジの意味合いも込められていたのかもしれません。自分たちの音楽スタイルに自信を持っていた事が窺えます。

彼らは本国だけでなくドイツなど欧州各国でも注目を浴び、次第に先輩格であるムーディ・ブルースとも比較される人気グループへと成長していきました。

そんな彼らの成功の起点となった意味でも本作の意義は大きかったと言えるでしょう。

アルバムについての詳細はコチラ!


50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第1回:BARCLAY JAMES HARVEST『ONCE AGAIN』

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今から50年前、1971年に誕生した名盤たちを1年通してピックアップしてまいります。


もう一枚、71年2月に誕生した英国ロックの重要なアルバムがあります。

URIAHA HEEP『SALISBURY』

60年代末、ジミ・ヘンドリックス、クリーム、レッド・ツェッペリン、ガン、バニラ・ファッジ、ブルー・チアーといったアーティスト達がブルース・ロックやサイケデリック・ロックのラウド化を成し遂げたことで、ハード・ロックという新たなロックの形が生み出されました。

英国において有力なハード・ロック・バンドと目されていたのが、前述のレッド・ツェッペリン、70年に1stアルバムをリリースしたブラック・サバス、70年の4th『In Rock』で本格的にハード・ロック・サウンドを打ち出したディープ・パープル、そして69年に結成されたユーライア・ヒープです。

昨年惜しまれつつ世を去ったキーボーディストKen Hensley(ex.GODS~HEAD MACHINE~TOE FAT)、「悪魔の叫び」とも評されるオペラチックで伸びのあるハイトーンと高い歌唱力を誇るヴォーカリストDavid Byron(ex.SPICE)、ワウ・ペダルを用いた豪快なプレイを特徴とするギタリストMick Box(ex.SPICE)らを中心に、プログレッシヴ・ロックの影響を強く受けたハード・ロックを打ち出し注目を集めました。

そんな彼らのプログレッシヴなハード・ロック・サウンドが存分に堪能できるのがこの71年2nd『SALISBURY』です。何より16分を越える表題曲が素晴らしく、オルガンとブラス・セクションが渾然一体となって迫りくる終始エネルギッシュで迫力満点のアンサンブルが圧巻。得意のワウを効かせ弾きまくるギター、オペラ風の荘厳なコーラスと哀愁のメロディーを勇壮に歌い上げるヴォーカルも見事な、ハード・ロック・ファンもプログレ・ファンも必聴の一曲となっています。

試聴 Click!



一方、ドイツではこのクラウト・ロック名盤が2月に誕生しています。

CAN『TAGO MAGO』

ベースのHolger Czukay、キーボードのIrmin Schmidtら大学で現代音楽・電子音楽を学んだ英才たちと、フリー・ジャズ・シーンでキャリアを積んでいたドラマーJaki Liebezeitらが中心となって、68年に結成されたカン。

それら各メンバーの素養を融合させサイケデリックなロック・サウンドへと落とし込んだ実験的アプローチによって唯一無二の音楽性を誇っただけでなく、後のパンク、ニューウェーブ、エレクトロニック・ミュージックに大きな影響を与えた功績でも伝説的と言えるグループです。

彼らにとって3枚目のアルバムとなった『TAGO MAGO』は、ヴォーカリストが初代のMalcolm Mooneyから日本人のヒッピー ダモ鈴木に交代し制作された最初の作品。無駄を削ぎ落したタイトなアンサンブルとダモ鈴木のヴォーカルが相まってパンクを先取りしたようなナンバーも多く、先鋭性という点では同時期の英国バンド達を凌駕していると言っていいでしょう。

既存の音楽の枠組みに捉われることなく、真にクリエイティヴであり続けたカンというグループの全盛期を象徴する一枚として、あらゆるロック・ファンに聴いてほしい重要作です。

アルバムについての詳細はコチラ!


50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第2回:CAN『TAGO MAGO』

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今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画、それでは皆で、「BACK TO THE 1971 !!!」

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  • URIAH HEEP / SALISBURY

    71年作2nd

    元GodsのKen Hensleyを中心に結成されたグループが71年にヴァーティゴよりリリースした2nd。ヘヴィなギター・リフとケンのオルガンによる重厚感溢れるサウンドと、後のヘヴィ・メタルへと受け継がれる様式美的な曲展開がすでに完成の域に達した名盤。デヴィッド・バイロンの力強いハイ・トーン・ヴォーカルも圧巻。対照的にアコースティカルな楽曲の素晴らしさもさすが。

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