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50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第1回:BARCLAY JAMES HARVEST『ONCE AGAIN』

2021年にカケレコがお届けする特別企画「BACK TO THE 1971」!

今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画です。

ビートルズの活躍を中心としてロックに多様な表現が生まれた1960年代が幕を下ろし、60年代の残り香漂う1970年を経て、いよいよ新たな時代へと目を向けた作品が生まれていったのが1971年という時期。

英米ロックの名作はもちろん、欧州各国の重要作品も取り上げて、各作品の誕生日または誕生月に記事をアップしてまいります。

この機会に、ロックが最もまばゆい輝きを放っていた時代の作品達にぜひ注目していただければ幸いです。

それでは皆で、BACK TO THE 1971 !!!

BARCLAY JAMES HARVEST『ONCE AGAIN』

第1回目にご紹介するのは、BARCLAY JAMES HARVESTの『ONCE AGAIN』。ちょうど50年前の今日、1971年2月5日にリリースされました。

CAMELやMOODY BLUESと並び英国叙情派プログレの最高峰と言える名グループの2nd。後にENIDを結成するロバート・ジョン・ゴドフリーによるオーケストラ・アレンジを導入し、初期のスケールの大きいシンフォニック・サウンドを方向づけた傑作です。

早速オープニング・ナンバーを聴いてまいりましょう。

T1:She Said

試聴 Click!

いや~いきなりの名曲。メロトロンの洪水、メランコリックなヴォーカル。荘厳という言葉がピッタリです。力強いメインパートから儚いメロトロンのパートへ、そこからまたメインパートへと移る強弱の対比が見事。最後の泣きのギターソロが圧巻です。ジョン・リーズはキャメルのアンディ・ラティマーと並び立つ英国叙情派ギタリストに推したいですね。

T5:Mocking Bird

次はこのアルバムのみならず、BARCLAY JAMES HARVESTを代表するこのナンバー。叙情的なメロディをメロトロン、オーケストラが幻想的かつ壮大に彩っていき、中盤~終盤のドラマティックな展開に圧倒されます。

試聴 Click!

T6:Vanessa Simmons

最後にピックアップするのはアコースティックなナンバー。オーケストラを取り入れたシンフォニック・ナンバーとアコースティック・ナンバーが同居しているのはBARCLAY JAMES HARVESTならではですよね。牧歌的で切ないメロディラインが胸に響きます。

試聴 Click!

CAMEL、MOODY BLUESは聴いたけど、BARCLAY JAMES HARVESTは聴いていないなぁという方もいるのではないでしょうか。これを機にお聴きいただければ幸いです!

こちらの探求記事も合わせてご覧ください。


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BARCLAY JAMES HARVESTの在庫

  • BARCLAY JAMES HARVEST / CLASSIC ROCK MAGAZINE LEGENDS: BARCLAY JAMES HARVEST

    2010年のスタジオ・ライヴ映像を収録

  • BARCLAY JAMES HARVEST / BARCLAY JAMES HARVEST

    CAMELに迫る英国叙情派プログレの筆頭格、英国の田園地帯を想起させるリリカルなメロディが素晴らしい1st

    70年にHarvestレーベルより発表した1stアルバム。彼らといえば、メロトロンが洪水のように流れる叙情的かつ荘厳なサウンドがトレードマークですが、本作では、まだ初々しさも残る牧歌的な英国ポップを聴かせてくれています。決して個性的ではありませんが、スタックリッジ「山高帽の男」などにも似た英国の田園を想わせる親しみ安いメロディーが素晴らしい好盤です。いや〜、素晴らしい。

  • BARCLAY JAMES HARVEST / BABY JAMES HARVEST

    2nd、3rdの延長線上にあるリリカルかつドラマチックな72年4thアルバム

    72年にHarvestより発表された4thアルバム。傑作2nd、3rdの延長線上にある、叙情的かつ重厚なサウンドが素晴らしい名作。「Moonwater」は、よりクラシック然としたサウンドが素晴らしい名曲。

  • BARCLAY JAMES HARVEST / BBC IN CONCERT 1972

    72年のBBCライヴ音源を収録

  • BARCLAY JAMES HARVEST / LIVE

    74年の初ライヴ・アルバム、メロトロンが溢れ出す重厚なアンサンブルは圧巻!11曲収録

    英国ロックのナイーブな叙情性とメロディアスで牧歌的なフォーク・ロック的メロディー・メイク、そして、オーケストラを加えた大掛かりな編成でダイナミズムとシンフォニック・ロック然とした音楽性を打ち出した、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロック史に残る名グループの74年作6thにしてライブ作。オーケストラを伴わずに4人のメンバーのみの演奏となっていますが、その内容は彼らのバンドとしての一体感が味わえる名ライブ盤であり、Woolly Wolstenholmeのメロトロンなど各種キーボードのシンフォニックな存在感をはじめ、非常に骨のあるダイナミックな演奏はスタジオ作とはまた違った魅力を放ちます。

  • BARCLAY JAMES HARVEST / TIME HONOURED GHOSTS

    ニール・ヤングやディランのプロデュースで知られるエリオット・メイザーを起用した中期の代表作、75年発表

    英国ロックのナイーブな叙情性とメロディアスで牧歌的なフォーク・ロック的メロディー・メイク、そして、オーケストラを加えた大掛かりな編成でダイナミズムとシンフォニック・ロック然とした音楽性を打ち出した、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロック史に残る名グループの75年作7th。POLYDORへ移籍第3弾である本作は、POLYDOR移籍後の彼らのバンド・サウンドの成果が結実した名盤であり、ポップ・シンフォニック期の彼らの代表作と言えるでしょう。適度にアメリカン・ロック的な雰囲気も覗かせますが、淡い幻想性を持ったサウンドはやはり英国的な甘みを持っています。

    • UICY9048

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、内袋付仕様、定価2039+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干帯中央部分に色褪せあり

    • UICY9048

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、内袋付仕様、定価2039+税

      盤質:全面に多数傷

      状態:並

      帯有

      解説に折れあり、カビあり

      840円

      672円
      (税込739円)

      185円お得!


      CD詳細ページへ

    • UICY93045

      紙ジャケット仕様、03年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、内袋付仕様、定価2039+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干帯中央部分に色褪せあり、解説に若干汚れあり

  • BARCLAY JAMES HARVEST / OCTOBERON

    英叙情派プログレの代表格、76年発表の8th

    英国ロックのナイーブな叙情性とメロディアスで牧歌的なフォーク・ロック的メロディーメイク、そして、オーケストラを加えた大掛かりな編成でダイナミズムとシンフォニック・ロック然とした音楽性を打ち出した、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロック史に残る名グループによる76年作8th。HARVESTレーベルを離れPOLYDORへ移籍後は生オーケストラを封印しシンセサイザーによってシンフォニックなドラマ性を演出するアプローチを取った彼らですが、本作では再びオーケストラを起用、加えて混声合唱も導入したスケール大きく神秘的な音作りを行なっています。持ち前のポップ・フィーリングは相変わらずのクオリティを誇りますが、楽曲の展開などには非常にプログレッシブ・ロック然とした雄大な流れが伺える名作です。

  • BARCLAY JAMES HARVEST / GONE TO EARTH

    「Hymn」「Poor Mans Moody Blues」「Sea Of Tranquility」などの70年代後期の代表曲を収録した77年作

    英国叙情派プログレ屈指の名バンド。77年に発表された通算10枚目で、ジャケットのイメージどおりの陰影豊かな叙情と幻想性に満ちた佳曲がつまった名盤であり代表作。オープニングを飾る代表曲のひとつ「Hymn」から彼ららしい優美で穏やかで詩情豊かな音世界が広がります。アコースティックで柔らかな冒頭からキーボード、そしてストリングスと被さってきて壮大にフィナーレを迎える展開が実に感動的です。ある評論家が彼らのことを「Poor Man’s Moody Blues」と揶揄したことに反発して作った楽曲も粋で、ムーディーズの代表曲「サテンの夜」に似せつつもバークレイならではの美しさがつまった名曲に仕上げていてあっぱれ。その他の曲もアコースティックな温かみとメロトロンやオーケストラの壮大さ、英国ならではのメロディがとけあった佳曲が続きます。英国叙情派プログレの傑作です。

  • BARCLAY JAMES HARVEST / XII

    CAMELやMOODY BLUESと並び英叙情派プログレの最高峰バンド、78年作

    78年発表の12枚目。より洗練を極めたクラシカルで美しいポップ・ナンバーが揃った名盤

  • BARCLAY JAMES HARVEST / CAUGHT LIVE

    ドキュメンタリー+74年ライヴ映像

    インタヴューやサウンド・チェック映像を盛り込んだドキュメンタリーと74年のDrury Lane Concertを収録したDVD。全76分収録。収録曲は、1: Child Of The Universe、2: Rock And Roll Star、3: Hard Hearted Woman 、4: Suicide ?、5: Mockingbird、6: Polk Street Rag、7: Hymn、8: Crazy City 、9: For No One。

  • BARCLAY JAMES HARVEST / CAUGHT IN THE LIGHT

    英国叙情派プログレを代表するグループ、円熟の美旋律を響かせる93年作20th!

    英国叙情派プログレを代表する名グループ。93年作。しっとりとメロディアスなギター、幻想的にたなびくキーボード、優しく紡がれる英国らしい叙情的なメロディと親しみやすいヴォーカル。変わらぬ美旋律を飾らず誠実に響かせる職人芸の名品です。

  • BARCLAY JAMES HARVEST / THEIR 1ST ALBUM / BABY JAMES HARVEST

    英叙情派プログレの筆頭バンド、70/72年作。

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