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切ない叙情が胸を打つ、「悲哀」に満ちたプログレッシヴ・ロック名作選!

スタッフ佐藤です。

カケレコがイチオシする新鋭プログレ国内盤がコチラ。

ヴォイチェク・チュライ/灰の中の閃光

注目バンドWALFADでも活躍するポーランドの若き才人が放った19年2nd。格調高く彩るヴァイオリンやピアノとエモーショナルに絡み合うギター&シンセの対比が美しい感動的なコンセプト作で、ムーグを弾くのはSBBのJozef Skrzek!

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彼が生まれ育ったシレジア地方で100年前に起きた武装蜂起をテーマに描かれた作品だけあって、重厚さと悲哀を帯びたドラマチックなサウンドに胸打たれる傑作となっています。

ご興味を持たれた方は、昨年おこなったWOJCIECHへのインタビュー記事もご覧いただければ嬉しく思います!


【アーティスト・インタビュー】ポーランド・プログレ・シーンの注目アーティスト Wojciech Ciuraj

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注目の新世代プログレ・アーティストの魅力に迫る「アーティスト・インタビュー」企画。今回は、来日公演が迫るポーランド・プログレの注目アーティストWojciech Ciuraj氏にお話を伺いました!

そんなわけで、ここからは「悲哀」をテーマにプログレ作品をピックアップしてみましょう。

BARCLAY JAMES HARVEST/TIME HONOURED GHOSTS

ジョン・リーズが弾くギターには確かに「悲哀」が込められていると思うのですがどうでしょう。BJHが英国叙情派プログレの筆頭となりえたのは、天性のメロディセンス/音楽的センスもさることながら、彼のリードギターによるところも大きいのは間違いありません。

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ITOIZ/EZEKIEL

「悲哀」と言うワードで真っ先に浮かんだのが、スペインはバスク地方が誇るこのシンフォ名作。ジャケからしてもう泣きそうになりますが、キャメルをも凌ぐほどにリリカルなアンサンブル、切なさに胸がつまるバスク語のヴォーカルが、絶え間なく涙腺に迫ってきます。

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HAIZEA/HAIZEA

バスクならこの作品も悲哀たっぷり。バスク語の女性ヴォーカルがもたらす民族色とフルート&パーカッションがもたらすサイケデリックな質感が調和し、静謐で幽玄で美しく儚い独自の音世界を作り上げていますね。

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SOLARIS/MARSBELI KRONIKAK (MARTIAN CHRONICLES)

東欧プログレの頂点に君臨する金字塔ですよね。硬質なシンセを中心にエネルギッシュかつとんでもない迫力で突き進むアンサンブルが圧倒的。だけど「静」の場面でフルートが紡ぐ旋律は、無常感とも悲哀ともつかない境地に達している感じがします。

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ハンガリー・プログレの重鎮、SOLARIS特集!

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フォルムラ・トレ/神秘なる館

号泣必至の一曲目「ラディウスのラプソディ」はもちろん、明るいポップなナンバーにおいてさえ、人生における喜びと悲哀が滲みだしているような不朽の名盤。イタリアン・ロックを聴いたことがないロック・ファンに聴いてもらいたい作品でもあります。

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KTZAT ACHERET(NO NAMES)/NO NAMES

ワールドワイドに見ても最高峰に挙げるべき美旋律プログレなのですが、ユダヤの血によるものなのか、そのメロディに悲哀を見出してしまいます。ヘブライ語の神秘的な響きがその悲哀をさらに増幅。

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HOELDERLIN (HOLDERLIN)/HOELDERLIN’S TRAUM

陰気なメロウ・キャンドルって感じ・・・?あ、もちろん褒め言葉ですよ!幻想性と翳りある悲哀のタッチを織り込んだフォーキー・プログレを鳴らす名品です。

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アネクドテン/暗鬱

メロトロンの洪水を背にギターとチェロが紡ぐ狂おしくも悲哀に満ちたサウンドはあらゆるプログレファンに衝撃をもたらしました。クリムゾンのDNAと、グランジを通過した肉感的ヘヴィネスが融合した、テンションみなぎる大傑作!

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ALMENDRA/ALMENDRA

最後はアルゼンチン・ロックの原点と言える歴史的一枚。「悲哀まみれ」のジャケがまずもってインパクト大きいですが、内容もサイケデリックな酩酊感とメロウな郷愁が混じりあって、言い知れない「悲哀」がにじみ出してくるかのよう…。

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  • BARCLAY JAMES HARVEST / TIME HONOURED GHOSTS

    ニール・ヤングやディランのプロデュースで知られるエリオット・メイザーを起用した中期の代表作、75年発表

    英国ロックのナイーブな叙情性とメロディアスで牧歌的なフォーク・ロック的メロディー・メイク、そして、オーケストラを加えた大掛かりな編成でダイナミズムとシンフォニック・ロック然とした音楽性を打ち出した、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロック史に残る名グループの75年作7th。POLYDORへ移籍第3弾である本作は、POLYDOR移籍後の彼らのバンド・サウンドの成果が結実した名盤であり、ポップ・シンフォニック期の彼らの代表作と言えるでしょう。適度にアメリカン・ロック的な雰囲気も覗かせますが、淡い幻想性を持ったサウンドはやはり英国的な甘みを持っています。

    • UICY9048

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、内袋付仕様、定価2039+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干帯中央部分に色褪せあり

    • UICY9048

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、内袋付仕様、定価2039+税

      盤質:全面に多数傷

      状態:並

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      解説に折れあり、カビあり

      840円

      672円
      (税込739円)

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    • UICY93045

      紙ジャケット仕様、03年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、内袋付仕様、定価2039+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干帯中央部分に色褪せあり、解説に若干汚れあり

  • KTZAT ACHERET(NO NAMES) / NO NAMES

    SHESHETと並ぶイスラエルを代表するプログレ・グループ、ワールドワイドで見ても傑作と言える75年の逸品

    イスラエルではかなり名の知れたミュージシャンでありコンポーザーの3人、Shlomo Gronich(イスラエルのアラン・ソレンティとして有名!)、Shem Tov Levy(SHESHETのフルート奏者!)、Shlomo Ydov(2010年現在でも活躍を続ける名SSW)によるスーパー・トリオ。イスラエル・プログレのNo.1グループとして知られていて、75年リリースの唯一作である本作は、SHESHETの唯一作と並んで人気の傑作。軽やかな変拍子によりめくるめく展開するアンサンブルと巧みなコーラス・ワークはGENTLE GIANTばり!地中海の空気が感じられる詩情豊かなパートも魅力的で、フルート、弦楽器、エレピ、アコギ爪弾きがタペストリーのように丁寧に重なり、美しいメロディを包み込むアンサンブルは、P.F.M.に比肩しています。GENTLE GIANTやCAMELなどブリティッシュ・プログレのファンからP.F.M.などイタリアン・ロックのファンの皆さま!ずばりこの作品は聴かなきゃ損です!素晴らしすぎる逸品!

  • FORMULA 3 / LA GRANDE CASA

    これぞイタリアン・ロック!芳醇な歌心と哀愁に満ちた名作、73年のラスト・アルバム、泣けます。

    現行イタリアン・ポップスの礎を築いたLucio Battistiのバック・バンドとしてその歩みを始め、彼のプロデュースでデビュー。サイケデリックな質感を残したへヴィー・ロック・サウンドを放ち、シンフォニック・ロック、メロディアスなボーカルを中心にした普遍的ロックの境地へとシフトして行ったグループの74年4th。MogolのプロデュースでLucio Battistiが直接関わっていない本作は、前作での路線変更により急成長を遂げた彼らの代表作として名高い名盤。前作よりもプログレッシブ・ロック然としたサウンドが後退した代わりにポップでメロディアスなボーカルナンバーが充実し、とにかくどこまでも溢れ出るイタリア叙情に心震える傑作となっています。

  • WOJCIECH CIURAJ / ISKRY W POPIELE

    [カケレコ国内盤リリース中] ポーランド、WALFADの中心メンバーとしても活躍するギタリスト/ヴォーカリスト、「シレジア蜂起」三部作の第1弾となる19年2ndソロ、SBBのJozef Skrzek参加!

    ポーランドの新鋭プログレ・バンドWALFADの中心メンバーとしても活躍中のギタリスト/ヴォーカリストによる19年2ndソロで、第一次大戦後に彼の出身地シレジア地方で起きた「シレジア蜂起」を題材にしたコンセプト・アルバム。これは傑作!ギターとムーグシンセがエモーショナルに絡み、ヴァイオリンやピアノが格調高く彩る、優雅でドラマチックなメロディアス・シンフォニック・ロックを聴かせてくれます。このムーグのプレイ、どこかで聴いたことがあると思ったら、なんとSBBのJozef Skrzek!SBBでも聴かせた太くスペイシーなトーンでスリリングに疾走するシンセプレイを数曲で披露します。ギルモア調の泣きはそのままに倍の音数にしたようなテクニカルで表現力の高いギターも、シンセに負けじと躍動。弦楽も伴ってドラマチックに高まるサウンドに感動が込み上げます。またしっとり落ち着いたピアノを基調にしたヴォーカル・パートも実に味わい深く、切なさも帯びつつ朗々と歌い上げるポーランド語ヴォーカルが素晴らしいです。ポーランド・プログレらしい静謐で陰影ある音使いを織り交ぜつつ、メロディアスで開放感あるサウンドに仕上げた名品。ズバリおすすめ!
    2019年10月14日「ProgTokyo 2019」に出演した彼へのインタビュー記事はこちら

  • HOELDERLIN (HOLDERLIN) / HOELDERLIN’S TRAUM

    72年デビュー作、陰気なMELLOW CANDLE!?幻想的なジャケットも素晴らしいジャーマン・プログレッシヴ・フォークの名盤

    ドイツらしい深みを持ったフォーク・ロック調のサウンドを紡ぎ、専任ヴィオラ奏者を擁するという個性的なバンド編成から素晴らしいシンフォニック・ロックを生み出したグループの72年作。儚げな女性ボーカルをフューチャーした田園調のフォークサウンドからアコースティックな質感で聴かせ、消え入りそうなメロトロンの上で叙情的なフルートが鳴れば、まさにゲルマンの森から聴こえてくる極上のシンフォニック・ロックの世界。レーベルメイトのBROSELMASCHINEからPeter BurschとMike Hellbachがシタール、タブラで参加し、オリエンタルな色彩も加味。浮遊感を感じさせる内省的なサウンドを作り上げています。

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