2016年4月7日 | カテゴリー:ロック探求ランキング,世界のロック探求ナビ
様々なアーティストのTOP 50ソングを発表している海外サイトTOP 50 SONGS。その中からVAN DER GRAAF GENERATORのランキングをピックアップいたします。さっそく上位20曲を動画とともにご紹介。あわせて探求記事もお楽しみください♪
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言わずと知れた名曲からあまりスポットの当たらない隠れた逸曲まで、毎回1曲を取り上げてご紹介していく「プログレ今日の一曲!」。
原文はこちら
http://www.top50songs.org/artist.php?artist=Van%20Der%20Graaf%20Generator
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今日のMEET THE SONGSは、孤高の詩人ピーター・ハミル率いるダークな英国プログレ・グループVAN DER GRAAF GENERATORを特集!
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一般的にはあまり注目を集めることのない作品たちの中から、スタッフ佐藤が愛して止まない作品たちを取り上げて、その魅力を語ります!
ピーター・ハミル率いる英国プログレッシヴ・ロック屈指の名バンド。69年の記念すべき1stアルバム。幻想的なハモンド・オルガンやハープシコード、メロウなアコギのストローク、そして、ピーター・ハミルのエモーショナルなハイ・トーンの歌声と「狂気」と「叙情」が同居する孤高のメロディ・ライン。69年という「プログレッシヴ・ロック」前夜の空気感を見事に収めたアート・ロック・サウンドが実に魅力的です。後の強烈なプログレ作品と比べられ、インパクトで劣る分、過小評価されていますが、もしこの一枚のみで解散していたとしたら、逆にブリティッシュ・ロックの名作としてもっともっと評価されていたことでしょう。ずばり名作です。
非凡なる才能を持ったボーカリストPeter Hammillを擁し、難解な哲学詩と前衛的なアプローチ、初期のKING CRIMSONに負けず劣らずのへヴィネスと神秘性を兼ね備えたイギリスのプログレッシブ・ロックバンドの71年4th。前期VAN DER GRAAF GENERATORの総括的作品として名盤の誉れ高い本作は、20分を超える大作を中心にした3曲で構成され、Peter Hammillはもちろんのこと、Hugh Bantonの痛ましいほどに強烈なオルガンさばき、David Jacksonの荒々しいダブル・ホーンが刺激的な1枚。ゲスト参加したKING CRIMSONのRobert Frippでさえ霞みかけるほどに、一節一節強烈なインパクトを残しています。
カリスマ移籍後3枚の傑作アルバムを発表して72年に解散。その後、ソロ・アルバムをはさみ75年に再結成。本作は、その再結成第一弾作品。
SHM-CD、05年マスター、ボーナス・トラック2曲、定価1714+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
帯中央部分に色褪せあり
再結成第2作。テンション溢れるバンド・アンサンブル、鬼気迫るヴォーカル、流麗なメロディーとどれをとっても第一級の名盤。
77年作。元STRING DRIVEN THINGのGRAHAM SMITHが本作より参加。彼のヴァイオリンが静謐に響く、格調高いナンバーが多く収録されています。感情を巧みにコントロールし、楽曲に起伏をもたらすハミルのヴォーカルは相変わらずの存在感。
紙ジャケット仕様、05年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲、インサート入り仕様、定価2476+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
軽微な角潰れあり、インサートに小さい折れあり
英国プログレの名バンド、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターのフロントマンによる記念すべき1stソロ・アルバム。再生を開始していきなり鳴り響く不穏なオルガンに高まる緊張。VDGGの面々やロバート・フリップがバックを務めているのもあって、VDGG譲りの鬼気迫るサウンドが繰り広げられるかと思いきや、次の瞬間には軽快なリズムが走り出し、ノリの良いアップテンポなロック・ナンバーが飛び出してきてビックリ。ハミルもまるで憑き物が落ちたように爽やかに歌っています。英国的な捻くれ感が楽しいポップなナンバーと、VDGGの叙情性だけを抽出したような美しくナイーヴなナンバーで構成された、とても聴きやすいサウンドを持つ名作です。ジャケットはジェネシスでお馴染みのポール・ホワイトヘッドで、一部演奏にも参加。
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