2016年4月7日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは、カケレコ店長の田中です。
今朝、朝ドラを見ていたら唐突に停電となりまして、その後、一時、ネットにつながらなくなりました。
「そういえば、前もこういうことあったなぁ。あの時は11時ぐらいまでつながらなくて、えらい目にあったなぁ」。
なんて思いながら祈るようにモデムとルーターを再起動して、ふ~、今日はすぐに復旧して一安心。
ネットで仕事をしていると、ネットがつながらないと本当に何もできなくなってしまうんですよね。
さてさて、本日は新譜がたくさん入荷しましたので、ピックアップいたしましょう!
視聴しながら、どうぞロック探求をお楽しみください。
みなさまにぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
ソラリス『火星年代記』など70年代のユーロ・ロックが好き?
んで、日本の今のバンドを聴いてみたい?
なら、このバンドは要チェックですよ~。
05年の結成以来、関東を中心に活動を続けている日本のプログレ・バンド。2016年作の3rdで、仏MUSEAからの世界リリース盤!
なぜにそのジャケットにしたのさ!?
SERU GIRANなど70年代のアルゼンチン・ロックの名バンドへのオマージュに溢れた演奏、そして、清楚な女性ヴォーカル。
悪趣味ジャケと正反対の美麗なるプログレ傑作っ!
『太陽と戦慄』や『レッド』に、マイク・オールドフィールドがゲスト参加したとしたら?
アンデス山脈の麓から鳴らされる孤高なる名作!
チャーリー・ガルシアやスピネッタの詩情や芸術性の高い音作りが好き?
この新星は、ずばり彼らの系譜にあるマルチミュージシャンと言えるでしょう。
スペーシーなシンセが全編で鳴っているのに、溢れんばかりの生命力・・・。
こんなシンフォニック・ロック、アルゼンチンでしか生まれないだろうな。
すばらし!
ツェッペリンやサバスを受け継いだハード&グルーヴィーなアンサンブル、そこに注入される南米の熱気と野暮ったさ。
ライヴはさぞ爆音なんだろうなぁ。体験したい!
ブエノスアイレス近郊のビールで有名な町キルメス出身のハード・ロック新鋭トリオ。2015年のデビュー作。
堂々たる野暮ったさ!
南米ペルーにこんなにもささくれだったハード・ロック・バンドが居たとは・・・。
ずばりワルシャワのアトール!
このスタイルでアルバム作ってれば、きっと東欧プログレ名作として名を残したはずなのにっ!
メロウ・キャンドルに酔っ払ったニール・ヤングが乱入したような感じ!?
04年にデビューしたアメリカの新鋭アシッド・フォーク・バンドESPERSの女性ヴォーカルMeg Baird等により結成されたサイケデリック・フォーク・ロック・バンド。2016年デビュー作!
若僧にはこの音は出せまい!?
大自然の中のフェスが似合うような「開放感」と密室の「実験精神」とが同時に鳴らされたようなサウンドはただただ孤高。
北欧ラジカル・トラッド最前線!
ヤードバーズも好きだし、アフィニティも好き?
そんなあなたに60年代末のポーランドのアート・ロック・バンドをご紹介っ!
フリー・フォームなジャズ・ロックで、クリムゾン『太陽と戦慄』のジェイミー・ミューアのパートを彷彿させるなぁ、と思ってたら、なんとポーランドのバンド!
う~む、これは痺れた!
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
またお会いいたしましょう。
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聴かなくなったプログレ&オールド・ロックのCDがございましたら、カケレコを是非ご検討ください。
1枚1枚、専任スタッフが丁寧に査定させていただきます。
05年の結成以来、関東を中心に活動を続けている日本のプログレ・バンド。2016年作の3rdで、仏MUSEAからの世界リリース盤。聴いていて頭に浮かんだキーワードが「日本のソラリス」。全編で瑞々しく躍動するフルート、ハケットやラティマーなどへの敬意とともにフュージョン・タッチの洗練も感じさせるエレキ・ギター、そして、透明度の高いシャープな音空間を演出するピアノやキーボード。しっかりしたテーマのパートを軸にしつつ、拍子の異なる「静」と「動」の多彩なパートをめくるめく繰り出していくダイナミックな展開もまた聴きどころです。オール・インストのため、何も情報なく聴けば、日本のバンドとは思わず、ヨーロッパのバンドと思うでしょう。「鮮烈」でありながら「静謐」。これは70年代のユーロ・ロックのファンは必聴といえる名作です。
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