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VAN DER GRAAF GENERATORから巡る、「濃い味」プログレ!?

こんにちは。スタッフ増田です。

最近本当に、年を取ると味覚って変わるんだなあという事を実感しております。

昔は甘い物に目が無かったのですが、今ではコンビニの菓子パン1つですら食べきるのに苦労したり。
母親の手料理に「薄い!」と文句を言って塩を振ったりしていましたが、今ではすっかりあっさり派。

でもたまには、胃もたれ覚悟でこってりしたラーメンや脂っこい焼肉を食べたくなることもありますよね!?

そんな訳で今回の特集は、『VDGGから巡る「濃い味」プログレ』。
Peter Hammillばりの個性的なヴォーカル、アクの強いサックス等を特色とするグループを集めてみました。

VAN DER GRAAF GENERATOR/LIVE AT ROCKPALAST – LEVERKUSEN 2005

稀代のヴォーカリストPeter Hammillによる演劇的で哲学的なヴォーカルと、ヘヴィで神秘的なバンド・サウンドを持ち味とする英国の名プログレ・グループ。
こちらは今年2018年にリリースされたばかりの、復活後05年に残したライヴ音源&映像を収録した一枚!
この生々しくも叙情あふれる音世界、26年もの歳月が経っても変わらず孤高だなぁ。

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GNIDROLOG/LADY LAKE

VDGGに通ずる英国のグループと言えばこちらでしょう。
強靭なサックスのスリリングなアンサンブルとジェスロ・タルを思わせる泥臭いフルート、ちょっぴりハスキーなヴォーカル。
幻想性とダークさを併せ持った72年の名盤!

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AUDIENCE/FRIENDS FRIENDS FRIEND

まるで、VDGGのピーター・ハミルとジェスロ・タルのイアン・アンダーソンとキンクスのレイ・デイヴィスの3人がセッションした感じ!?
むせぶサックス、どっしりしたベースなどアンサンブルのアクとともにフックに富んだメロディがいい塩梅!

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NINE DAYS WONDER/WE NEVER LOST CONTROL

ピーター・ハミルを彷彿とさせるシアトリカルなヴォーカルと、ジャンル雑多な曲展開を特徴とするドイツのグループ。
変則的なジャズ・ロックと思いきや中間部ではディープ・パープル並の様式美オルガン・ソロが始まったり、この一曲目からしてかなりキてます。

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MAD CURRY/MAD CURRY

ヴァン・ダー・グラーフにソウルフルな女性ヴォーカルが入ったら?そんなバンドをベルギーで発見!
強烈な暗黒おとぼけジャケに負けず、サウンドも実に個性的!

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最後は「濃ゆい」実力派ヴォーカル擁する新鋭グループを2つご紹介!

IL BACIO DELLA MEDUSA/DEUS LO VULT

04年にデビューしたイタリアの新鋭、12年作3rd。
とにかくイタリアらしい濃厚な歌唱とハード・ロックなハイトーン・シャウトを使い分ける実力派ヴォーカルが特筆。
演奏もヘヴィー・シンフォというよりはもはやヘヴィー・メタルな凄まじさ…。

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KENTISH SPIRES/LAST HARVEST

18年にデビューした英国の新鋭。
VDGG、カンタベリー・ロックなどからの影響を織り交ぜたタイトなアンサンブル、そしてエモーションたっぷりの姉御ヴォーカル。
英国プログレ・ファンには堪らない要素が詰まった一枚です!

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  • AUDIENCE / FRIENDS FRIENDS FRIEND

    ピーター・ハミルにも比肩する名ヴォーカルHoward Werth率いる英ロックの曲者グループ、カリスマ移籍後の70年作2nd

    あのジム・モリソン亡き後にドアーズに誘われたというヴォーカル&ギターのHoward Werthと後にSAMMYやSTACKRIDGEでも活躍する管楽器奏者Keith Gemmellを中心にロンドンで結成され、69年にデビューしたグループ。カリスマと契約し70年にリリースされた2ndアルバム。力強いHowardのヴォーカルとKeithのぶいぶいとむせぶサックスやフルートをフィーチャーしたアクの強いアンダーグラウンド臭と牧歌性とがごちゃ混ぜとなったサウンドはデビュー作で既に完成されており、本作もその延長線上にあるサウンドが印象的。まるで、VDGGのピーター・ハミルとジェスロ・タルのイアン・アンダーソンとキンクスのレイ・デイヴィスの3人がセッションした感じ!?ファミリーとかブロドウィン・ピッグとかパトゥとかそのあたりのバンドに通じる愛すべき英国臭がぷんぷん。ソングライティングはデビュー作から磨きがかかった印象で、アンサンブルのアクとともにフックに富んだメロディがいい塩梅です。これは名作!

  • NINE DAYS WONDER / WE NEVER LOST CONTROL

    サックスをフィーチャーした個性派ジャーマン・プログレ、73年作2nd

    後にGNIDROLOGに参加するSAX奏者が在籍したジャーマン・プログレ・グループ、73年作2nd。リーダーでありヴォーカルのWalter Seyffer以外のメンバーが一新され、前作以上につかみどころのない拡散的な内容に仕上がっています。VDGGやGONGを彷彿とさせる演劇的ヴォーカルをフィーチャーした変則的なジャズ・ロックかと思いきや、パープル風の様式美ハード・ロックが始まったり、民族風のパーカッションや荘厳なメロトロンが突如鳴り響いたり…。流れるように展開やリズムが変化していく奇抜な作風ですが、キレのあるサックスをはじめとする丁寧かつテクニカルな演奏で違和感なく聴かせてくれます。個性豊かな好グループです。

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