本日、304枚の中古CDをサイトにアップいたしました!
本日は、そんな入荷分からキーボードの名演が楽しめる作品をピックアップしてまいりますよ♪
イタリア屈指の名キーボード奏者による73年のソロ作。優雅に躍動するピアノやシンセサイザーなどキーボードプレイの魅力に加え、イタリアらしいドラマティックな歌の魅力も堪能できる、伊キーボード・プログレの名品の一つですね。
Claudio Baglioniの作品でも知られるキーボード奏者、Toto Torquatiの73年2nd。ソロ名義の作品ながら繊細なアレンジが行き届き、プログレッシヴ・ロック然としたアンサンブルが楽しめます。優美に響き渡るオーケストレーションから幕を開け、ヘヴィーなリフを刻むギターが導入部を先導。透明感溢れるピアノの旋律が引き継ぎ、幾重にも重なるシンセサイザーと共に煌びやかなアンサンブルを奏でます。正に聴き手を惹きつける多彩な音色の変化が楽しめる絶妙のアレンジ。朗々と歌い上げるヴォーカルと、カッチリ締まっているリズム隊もポイント。コーダとしてオーケストラ・テーマが再び登場、全体の構成も練られています。イタリアらしい優雅さが満喫出来る一枚。
のちにARTI E MESTIERIで活躍する超絶ドラマー、フリオ・キリコも参加しているイタリアの実力派キーボード・トリオ。もちろんここでもスーパープレイを連発していますが、本作で聴くべきはエマーソンすら彷彿させるキーボードのセンスみなぎるプレイ。シンセを縦横無尽に駆使してイタリアンな叙情性からELPばりのアグレッションまで演出する手腕は一聴の価値ありです。
後にイタリアを代表するジャズ・ロックバンドARTI E MESTIERIでその技巧的なドラムを聴かせることになるFurio Chiricoが参加したことで知られているプログレッシブ・ロックグループの72年3rd。前作からギタリストが脱退、ドラマーがFurio Chiricoへ交代しキーボード・トリオ編成となりリリースされた本作は、幻の大陸アトランティスをテーマにしたコンセプト・アルバムの形を取り、オルガンやピアノを中心にしたジャズ・ロックフレーバー香るキーボード・ロックを放ちます。荒削りな個性のせめぎあいが聴き所のせわしない作風であり、テクニカルなインタープレイを挟みながら、Furio ChiricoのドラムとJoe Vescoviによるオルガンがドライブする、EL&Pを彷彿とさせる名盤です。
カナダ出身、トリオ編成の名プログレ・バンドの作品をピックアップ。東欧プログレを思わせるスペイシーな広がりを感じさせるシンセ使いが出色ですね。
マンドリンも操るヴァイオリニスト、キーボード、ドラムスという変則的な編成を取り、非常にポップでスペーシーなシンフォニック・ロックを聴かせるカナダのグループの79年2nd。アメリカ大陸ならではのキャッチーなハード・ポップ路線のメロディーと、きらびやかでスペーシーなキーボードを中心とした色彩感あるシンフォニック・ロックとなっています。やはりNash The Slashによるエレクトリック・ヴァイオリンの存在がより一層シンフォニック・ロック然としたサウンドを演出しており、キーボードとのテクニカルな掛け合いやスリリングなパフォーマンスにはプログレッシブな魅力が溢れています。
吸盤シンフォ・・・もといキューバン・シンフォ至高の名盤ですね。ムーグ・シンセの伸びやかな音色が気持ちいい~。南米の青く澄んだ空に溶けこむような名演!
キューバでは国民的なグループとなっているSINTESISは今でも現行バンドであり、息の長い活動を展開している大御所ですが、その初期のサウンドはプログレファンに訴えるものが多く、南米プログレの古典的名盤として古くからファンに愛されてきました。さて、78年発表の本作は、クラシカルなキーボード、混声合唱風のクラシカルなコーラスを導入し、煌びやかで味のあるシンフォニックロックを聴かせる作品です。全編でキーボードサウンドが良く効いており、ピアノ中心、シンセサイザー中心、オルガン中心にトリプルキーボード編成と言う贅沢さ。決して勢いで責めるタイプではなくどの楽曲もミドルテンポで進行し、じんわりと聴かせていくサウンドは自然体な魅力に溢れており、特にストリングスを取り入れたバラードチューンなどはイタリアンロック顔負けの叙情溢れるメロディーラインが胸に沁みます。南米シンフォニックロックとしてはもちろんのこと、その歌モノとしてのクオリティーの高さとふくよかなサウンドは普遍的なロックの傑作と言えます。
カケレコならではの豊富なカテゴライズでリストを絞り込みながら、世界のロック探求をどうぞお楽しみください!
【国内盤】
【輸入盤】
【国内盤】
【輸入盤】
【国内盤】
【輸入盤】
60s&70sロック&ポップスの中古CDリスト【人気度順】を見る
【国内盤】
【輸入盤】
【国内盤】
【輸入盤】
【国内盤】
【輸入盤】
【国内盤】
【輸入盤】
Claudio Baglioniの作品でも知られるキーボード奏者、Toto Torquatiの73年2nd。ソロ名義の作品ながら繊細なアレンジが行き届き、プログレッシヴ・ロック然としたアンサンブルが楽しめます。優美に響き渡るオーケストレーションから幕を開け、ヘヴィーなリフを刻むギターが導入部を先導。透明感溢れるピアノの旋律が引き継ぎ、幾重にも重なるシンセサイザーと共に煌びやかなアンサンブルを奏でます。正に聴き手を惹きつける多彩な音色の変化が楽しめる絶妙のアレンジ。朗々と歌い上げるヴォーカルと、カッチリ締まっているリズム隊もポイント。コーダとしてオーケストラ・テーマが再び登場、全体の構成も練られています。イタリアらしい優雅さが満喫出来る一枚。
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!