ポーランド・プログレの重鎮バンドMILLENIUM待望の13年作＆ポーランド・プログレの注目作品をレコメンド！

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こんにちは、カケレコ・スタッフ佐藤です。

本日は、00年代以降のポーランド・プログレ・シーンの中核を担うバンド、MILLENIUMの13年作を始め、彼らの過去作とその他の注目バンドをレコメンドしてまります！

では早速その13年作『EGO』をご紹介いたしましょう。

• 現ポーランドを代表するバンドと言ったら彼らですよね。ジェネシスの叙情美とフロイドの内省感を合わせたようなメロディーを東欧的なメランコリーいっぱいのアンサンブルが包み込んだこの13年作、ドラマティック過ぎっ！

  

  MILLENIUM/EGO

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ジェネシス+フロイド+ポーランド特有のメランコリックな陰影と言うべき彼らの作風の完成形と言っても過言ではない、壮大さとドラマティックさに満ち満ちた力作。東欧の薄暗く霧がかった森に木霊するような雄大なサウンドが素晴らしいですよね?。う?ん、これはたまらない！

そんなわけで格段に深まった表現力とドラマ性が印象深い13年作ですが、彼らのこれまでの作品だって、ポーランド・プログレを代表するクオリティを誇る傑作揃い。まずは00年作から。

• 荘厳なストリングスとも互角にやり合う現代ポーリッシュ・シンフォの代表格2nd

  

  MILLENIUM/VOCANDA

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ピンク・フロイドからの影響が色濃く感じ取れるメランコリックなアンサンブルから、シンセがリードを取り始めると途端にジェネシス譲りのファンタジックさが顔を見せます。13年作で登り詰めた到達点をこの頃から目指していたのがわかりますよね。

次は05年作を聴いてみましょう。

• この人の歌ってめちゃカッコよくありません？スタイリッシュというか・・。声質もいいしなぁ?。今ポーランド・シンフォ界隈で引っ張りだこのヴォーカリスト、名をGALLと言います

  

  MILLENIUM/INTERDEAD

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続いては傑作と誉れ高い08年をどうぞ！

• 東欧特有の翳りと開放感なナチュラルさが共存したサウンドが何とも心地よい、メロディアス・シンフォの傑作ですねぇ。大曲4曲という構成もプログレ・ファンなら思わずニヤリ

  

  MILLENIUM/EXIST

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まるでピンク・フロイドをどこまでもドラマティックに広がる開放感で彩ったようなアンサンブルは、まさしくシンフォ版フロイドと言ってもいいほどの完成度。ジェネシス/キャメルなどに始まる70年叙情派プログレがポンプ・ロックを経て現代的に進化を遂げたサウンドとも解釈できるサウンドです。

• LYNXレーベル総帥の率いるポーリッシュ・シンフォ・バンドの11年作。雄大に広がりを持つシンセ・ワークと洗練を極めたダイナミックな曲展開は、現代ポーランドの中心的バンドというポジションに相応しい存在感！

  

  MILLENIUM/PUZZLES

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11年作は2枚組の大作。08年作での大曲主義的アプローチをスマートで洗練されたアンサンブルへと凝縮させた力作に仕上がりました。ヴォーカリストGALLの声質を生かしたバラードも絶品！

• 現代ポーリッシュ・シンフォの代表格MILLENIUMのライヴDVD+CDが登場！！プログレ・バンドらしからぬスタイリッシュな出で立ちと、そこから繰り出される貫禄溢れる音世界に虜になること間違いなし！？

  

  MILLENIUM/BACK AFTER YEARS: LIVE IN KRAKOW 2009

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映像で彼らを見るとプログレ・プログレらしからぬそのスタリッシュな出で立ちに驚きますよね。こんなライヴ、一度は生で見てみたいものです。

ここからは、その他のポーランド・プログレ注目の新鋭たちをご紹介！

• カケレコ屈指の人気バンドLOONYPARKのKEY奏者によるプロジェクト・バンド12年作が登場！アコギとピアノによって紡がれる、水面に陽光がきらめくようなまばゆい輝きをまとったアンサンブルがもう素晴らしすぎる名品なんですよ?

  

  PADRE/FROM FARAWAY ISLANDS

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• このバンド、東欧のANEKDOTENと言っちゃっていいかな？しかし夢見るようなロマンティシズムがより前面に出ているのがポーランドらしくて何とも素敵ですよねぇ☆極上だなぁ・・

  

  ANANKE/SHANGRI-LA

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• このあまりにも情感豊かなサックスと雄大に広がるシンセとの絡み・・シンフォ・ファンならこの導入部で早くもノックアウトでしょう。ポーランドらしい深い陰影もたっぷり。これぞファンタスティック・シンフォの大傑作！

  

  MOONRISE/STOPOVER-LIFE

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• この音響派を思わせる「静」のパートと重厚かつプログレッシヴな「動」のパートの劇的な切り替わりは凄い・・。新鋭ポーランド勢に多い分厚いキーボード・サウンドとは一味違う、洗練されたストイックさが印象深いプログレ新鋭！

  

  TUNE/LUCID MOMENTS

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いかがだったでしょうか。70年代にNIEMEN、SBBなどから始まったポーランド・プログレが、COLLAGEなどを経て今やシンフォ系プログレの名盤を数多く生み出す一大勢力へと成長、そのクオリティの高さは、同じく東欧のハンガリー、ひいてはプログレ大国イタリアにも引けを取りません。2013年に入っても注目作が続々とリリースされているポーランド・プログレ・シーンに今後も是非ご注目ください！

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