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<BACK TO THE 1971>第18回:71年7月に誕生した名盤たち!



2021年にカケレコがお届けする特別企画「BACK TO THE 1971」!

今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画です。

ビートルズの活躍を中心としてロックに多様な表現が生まれた1960年代が幕を下ろし、60年代の残り香漂う1970年を経て、いよいよ新たな時代へと目を向けた作品が生まれていったのが1971年という時期。

英米ロックの名作はもちろん、欧州各国の重要作品も取り上げて、各作品の誕生日または誕生月に記事をアップしてまいります。

この機会に、ロックが最もまばゆい輝きを放っていた時代の作品達にぜひ注目していただければ幸いです。

それでは皆で、BACK TO THE 1971 !!!

1971年7月に誕生した名盤たち

71年7月には、偉大な2人のミュージシャンがこの世を去りました。

一人は、ジャズ・シーンのみならずアメリカの音楽界を象徴する存在として国民的人気を誇ったトランぺッター/シンガーの”サッチモ”ことルイ・アームストロングです。

7月6日の睡眠中、心臓発作にて永眠。享年69歳でした。

ビング・クロスビー、エラ・フィッツジェラルド、ディジー・ガレスピー、カウント・ベイシー、フランク・シナトラ、エド・サリバンなど錚々たる面々が棺側添人を務め、一時代を築いた偉大なミュージシャンを天国へ送り出しました。


そして、その3日前の7月3日にこの世を去ったのが、ドアーズを率いたカリスマ、ジム・モリソン。

滞在先であったパリ市内のホテルの浴室で死去。同年4月の『L.A.WOMAN』リリースからわずか3か月後の悲劇でした。

死因は、心臓発作とも、薬物のオーバードーズによるものとも云われますが、定かではありません。

ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックスらの死と共に、カリスマ・ミュージシャンたちが27歳で死を迎えるというジンクスがまことしやかに噂されたのは有名な話です。

そんな71年7月に生まれた名盤を見てまいりましょう。


DEEP PURPLE/FIREBALL

70年作『IN ROCK』で本格的にハード・ロック路線を打ち出した彼らが、続いて送り出したのがこのアルバム。

ツアーの合間を縫っての制作だった関係上、事前に十分なアルバム構想を練る事が出来ず、レコーディングにおいても精彩を欠いた作品とされており、メンバーたちからは概ね低評価という不遇の一枚です。

それでも、前作『IN ROCK』を引き継ぐような疾走感抜群の1曲目「FIREBALL」、ジョン・ロードのオルガンが素晴らしい長尺曲「Fools」など、随所に聴き所を見出せるのはやはりさすが。

ちなみにドイツのシンフォ・グループANYONE’S DAUGHTERがその名を拝借した楽曲「ANYONE’S DAUGHTER」は、まさかのカントリー調ナンバー。

試聴 Click!


そのDEEP PURPLEと双璧を成すこのハード・ロック・バンドも堂々の3rdアルバムを7月に送り出しています。


BLACK SABBATH/MASTER OF REALITY

トニー・アイオミによるヘヴィ・リフをフィーチャーした楽曲を中心とする一方で、トラッド、クラシック要素が芽を出し始め、叙情的なギター・ソロが挿入された楽曲をいくつか収録。

メリハリのついた構成となり、重低音が炸裂するアルバムながら一気に聴けるアルバムとなりました。

静謐なインストゥルメンタルの「Embryo」から、凄まじいまでの音塊がゴリゴリ迫りくる「Children Of The Grave」へと至る流れは鳥肌もの!

詳細はこちらの記事でお楽しみください☆


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今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画です。「これぞサバス!」な重低音が炸裂するへヴィなサウンドは言わずもがな、サイケとはまた一味違う、ドロドロとした陶酔感を感じさせてくれる歴史的な一作となっています。


プログレ関連では、VDGGのフロントマンによる記念すべき1stソロが71年7月のリリース。

ピーター・ハミル/フールズ・メイト

VAN DER GRAAF GENERATORのヴォーカリストにしてプログレ界の孤高の詩人が放った71年1stソロ。

VDGGの面々が演奏に参加しており、冒頭サイレンのような緊張感ある電子音に「やはり!」と思いますが、そこからは情緒豊かで爽やかなSSWスタイルの楽曲が紡ぎ出されていきます。

ジャケットはジェネシスでお馴染みポール・ホワイトヘッドで、なんと一部演奏にも参加。

VDGGのダークで生々しいサウンドはちと苦手…という方も、この作品は絶対聴いてみて欲しいです。

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ジェントル・ジャイアント/アクワイアリング・ザ・テイスト

英国が誇る超絶技巧プログレ集団による圧巻の2nd。

彼らのディスコグラフィでは比較的地味なポジションに甘んじている作品ですが、1stに比べ、より湿り気と陰影を帯びた英国然としたサウンドになっていると同時に、偏執的なまでの音作りへのこだわりが早くも垣間見える一枚です。

霧のヴェールを纏ったような儚く幻想的なアンサンブルが見事で、英国然とした繊細さと幻想性という点では本作がNo.1で間違いありません。

アンサンブルの息をのむようなデリケートさは、同年発表のGENESIS『Nursery Cryme』と並び突出していると思います。

試聴 Click!

ムーディー・ブルース/童夢

この英国プログレの金字塔も7月のリリースでした。

聴き進めるほどに、あまりに壮大でファンタジックな物語的作品世界に惹き込まれていきます。

スケール感、暖かさ、英国的叙情、幻想性…どれを取っても文句なしの一大傑作!

詳細は下記記事をどうぞ☆


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プログレというイメージが強いけど、ロック・リスナーに広く聴いて欲しいブリティッシュ・ポップの名作なんです!


いやはやこの月もハード・ロック&プログレの名盤ラッシュでしたね!
8月はいったいどんな作品が生まれていたのか、どうぞお楽しみに☆


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    最古のプログレ・バンドとされる英国の名グループ、全米2位/全英1位を獲得した文句なしの代表作71年6th!

    活動開始は64年までさかのぼりビート系グループとしてデビュー、シングル・ヒットに恵まれながらも徐々に作風が変化し、プログレッシブ・ロックへのアプローチを開始。後に全盛を築くこととなるプログレッシブ・ロックバンドがデビューすらしていない時期からオーケストラとの競演や実験性に富んだ作品を生み出し、黎明期を作り上げたイギリスのバンドの71年6th。効果音を使った1曲目から名曲「ストーリー・イン・ユア・アイズ」へとなだれ込むと、ジャケットのようなファンタジックな英国ロマンが広がります。Justin Haywardの甘くジェントリーな歌声にスケールの大きなメロトロンが絶妙に絡み合い、シンフォニックな彩りも絶品。プログレッシブ・ロックのアイコンに恵まれた作品です。

  • GENTLE GIANT / ACQUIRING THE TASTE

    実験精神に溢れる趣向を凝らしたアイデアの数々を技巧的なアンサンブルで描き出す、初期GGの持ち味が発揮された71年2nd

    演奏のテクニカルさと前のめりな変拍子、先の読めない複雑な展開、どこまでも偏屈でひねくれたポップセンスなど、聴き手を何度も罠に嵌める仕掛けに溢れた楽曲から、まさにプログレッシブ・ロックと呼ぶにふさわしいイギリスのグループの71年2nd。Tony Viscontiのプロデュースによる本作は、メンバー全員がやりすぎなほどのマルチプレイヤーぶりを発揮し、中世ヨーロッパ的な湿り気と翳りを持ったサウンドを展開。比較的地味な印象を与えがちな作品ではあるものの、その裏に秘めた技巧的なアプローチの数々はやはり彼らにしか成し得ない妙技であり、名盤と呼ぶにふさわしい1枚です。

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