2019年9月12日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
今日は、力の抜けた、へろへろとしたアシッド・フォーク作品をピックアップしてまいります。
ボーカルが何だか頼りなかったり、演奏に真剣味が感じられなかったり、でもそれがたまらぬ味わいを醸し出しているようなアルバムたちです。
どうぞご覧ください。
70年にVertigoレーベルよりリリースされた2ndアルバム。
「しっかり歌いなさい」と叱りたくなるほど弱々しいヴォーカルが実に愛らしい。
オルガンやリコーダーもいなたくて良いです。
74年にプライヴェート・プレスでリリースされた激レア盤。アシッド臭いっぱいなヘロヘロのエレキ・ギター、「心ここに在らず」な男性ヴォーカル、ゆらゆらと不安定なコーラス!
音がモコモコしている感じも良いですね。
自主制作で72年に発表された激レア英国フォーク・アルバム。
空間的な広がりが感じられる魅惑的でドリーミーなサウンドと穏やかに淡々と歌われるフィーメール・ヴォイスは、実にうたたねのような心地良さで、聴けば聴くほどヘロヘロになります。
69年に発表されたブリティッシュ・フォークの激レア盤。
繊細で内省的なメロディーと、フルート、オーボエ、サックスによるジャジーなアレンジがなんとも気怠く、「心ここに在らず」なアシッド・フォーク・アルバムです。
フルートがとボーカルが絶妙なタイミングで鳴り響いており、良い味わいです。
男女Voのドリーミーな英サイケ・フォーク、美しいメロディに溢れた72年唯一作。
この脱力したサウンドがたまりません!
英国アシッド・フォークを代表する名グループ、68年作。
宗教や神話をコンセプトに、シタールやハープシコード、フニャフニャなボーカルがゆらゆら揺れています。
いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです!
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