2018年12月13日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊
こんにちは。スタッフみなとです。
今日は、ブリジット・セント・ジョンに通じる魅力を持ったSSWをピックアップいたします。
まずは一曲。
♪BRIDGET ST.JOHN / Fly High
ブリジットの魅力・・・
・絶妙な「間」
・幻想的なのに親しみやすいメロディ
・くぐもったサウンド
といったところでしょうか!
さてそれでは、カケレコ棚に参ります。
元インクレディブル・ストリング・バンドのクライヴ・パーマー参加のフォーク・グループ、1969年1st。
幽玄に爪弾かれるギター、そして透き通ったボーカルが、靄がかかったようなミステリアスな旋律に乗せて広がり、言葉を失う美しさです。
英フォーク・シーンの重鎮ギタリスト、バート・ヤンシュと、その妻でありシンガーのLOREN AUERBACHのデュオ。
かすれ気味な声質が、ブリジットに少し似ています。
流麗なギターと透明感たっぷりな歌唱が素晴らしい!
英へヴィ・サイケ・バンドGHOSTのヴォーカリスト、SHIRLEY KENTが自主制作したブリティッシュ・フォークの名盤!75年作。
くぐもったボーカルと優美なメロディーが絶品。
ブリティッシュフォークトリオ、70年唯一作。
少し低めで透明感あるボーカルが素晴らしい紅一点、マリアン・シーガル。すべて作/編曲しているというのだから、とんだ才女です。
英女性SSW、71年の唯一作。全て自作曲で、非常に素朴でじんわりと沁みる佳曲ぞろい。
ちょっと下手っぴなボーカルと、ジョン・マークやトミー・エア、デイヴ・カズンズ等ベテラン勢による洗練されたアレンジがたまらないバランスです。
ジョニ・ミッチェルをセピア色に染めたような奔放かつしっとりとした雰囲気。ローウェル・ジョージプロデュース、73年デビュー作。
オランダのSSW、原盤は高値で取引されている78年の唯一作。
中性的なハイ・トーンの壊れ落ちそうに幻想的な歌声、そして切なく美しいメロディがびんびんと心の琴線に響いていきます。
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あまりにも英国的なジョンの湿ったボーカルが、失神しそうに素晴らしいです。ひんやりしたビヴァリーのボーカルと共に、気だるくジャジーに響いています。
ブリジットとも親交のあった、ニック・ドレイク。
繊細に爪弾かれるアコースティック・ギターと今にも崩れ落ちそうなヴォーカルが唯一無比の存在感を放つ名曲揃いです。
いかがでしたでしょうか。少しでも気になる楽曲が見つかれば、これに勝る喜びはありません。
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ブリジット・セント・ジョンがボーカルで参加している、色々なアーティストのアルバムをピックアップいたします!
孤高の英フォーク・シンガー、ニック・ドレイクが残したレア・トラック集。目玉は、彼が最後にレコーディングした曲と言われる完全未発表曲「Tow The Line」。その他、1stの弦アレンジを担当したロバート・カービーの自宅の納屋から発見された1st収録曲のデモ音源(弾き語りの「River Man」が素晴らしい)や、1stのアウトテイク、ロバートが当時の譜面を元にオーケストラ・アレンジを施した「Time Of No Reply」など、英フォークファン涙の楽曲満載。
70年作の2ndアルバム。弾き語りとストリングスだけのシンプルなサウンドだった1stに比べ、キーボードやホーンなどによるバラエティに富んだアンサンブルが印象的。曲調も開放的なムードに溢れています。繊細な中にも力強さが感じられる歌声からは作品に対する自信が滲み出ています。楽曲、アンサンブルともに完成度の高い名作。リチャード・トンプソン、ジョン・ケイルなど参加。
盤質:無傷/小傷
状態:
ケース不良、ケース1枚にヒビ・トレー1枚にツメ折れ1カ所あり、ボックスに経年・小さい破れあり、その他は状態良好です
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