2020年3月25日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
英国フォーク・シンガーの中で、別格の存在感を放つヴァシュティ・バニヤン。可憐な歌声と、まるで英国の深い森にひっそり流れる泉のような、清らかで神秘的な雰囲気が魅力ですよね。
今日は彼女に近い雰囲気の女性シンガー作品をピックアップしてまいります。
まずはヴァシュティ・バニヤン『SOME THINGS JUST STICK IN YOUR MIND』から一曲どうぞ。
『JUST ANOTHER DIAMOND DAY』以前のヴァシュティの音源を集めたコンピレーションより。
透明感があって、優しくて、本当に素晴らしいです。
「スウィンギング・ロンドン」なヴァシュティが楽しめる、ジャガー/リチャーズ作のシングル曲「Some Things Just Stick In Your Mind」も可愛いらしくてたまりません。
さて、それではカケレコ棚へまいりましょう!
英国の素敵なボーカルの女性シンガーと言えば、ブリジットを忘れてはいけません。
くぐもったアルト・ボイスが何とも英国的です。
去年でしたか一昨年でしたか、初めて来日公演に行ったのですが、喋り声も気品があって美しかったです。
こちらのバンドには、可憐で清楚な歌声が魅力のバーバラ・ガスキンが在籍しています!
1stリリース以前の70年から71年にかけて録音していた未発表音源集。
いやはや、透明感溢れるボーカルが素晴らしいです。
こちらのグループの紅一点、ジル・ジョンソンもたまりませんよ!
透き通っていて繊細で・・・言葉を失う美しさです。
フェイマス・ジャグ・バンドは、インクレディブル・ストリング・バンドを抜けたクライヴ・パーマーが組んだグループで、各地を放浪していたクライヴのオリエンタル・ミュージックへの傾倒が感じられるミステリアスなサウンドに仕上がっています。
こちらは昨日入ってきたコンピレーションなのですが、英国フィメール・フォーク・ファンにはたまらない内容となっています。
ハープシコードと男女ボーカルが広がるメロウ・キャンドルみたいなミスティックなフォークあり、ヴァシュティ・バニヤンみたいな可憐なフィメール・フォークあり…とんでもなく盛り沢山です。
上記コンピレーションにも収録されている英ケント州出身の2人の女性シンガーによるデュオ、74年唯一作。
線の細く純粋な2人の歌声が右から左から重なり、美しいハーモニーを奏でます。まるでヴァシュティとフォーカル・ポイントのヴォーカリストが左右からささやいているような感じです。
まだまだありますよ。
こちらは英ブリックハムで結成された、2組の夫婦からなるフォーク・グループ。
2人のハーモニーにアコギが重なって、えも言われぬ美しさです。
少々時代を上って、86年の作品です。
英国のシンガー・ソングライター、ヴァージニアに坂本龍一が惚れ込みプロデュースした作品で、まるで妖精みたいな可憐なボーカルと上品な電子音が合わさって非常に心地良いサウンドとなっています。
最後はアメリカの作品です。
ヴァシュティ・バニヤンを彷彿させる無垢な女性ヴォーカルに心洗われます。山小屋の前の野に咲く花のように可憐なプライヴェート・フォーク逸品。
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いかがでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです。
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