2018年12月12日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
今日は、現在来日中のブリジット・セント・ジョンがボーカルで参加している、色々なアーティストのアルバムをピックアップいたします!
まずはこちらから。
ケヴィン・エアーズの2作目は、英現代音楽家デヴィッド・ベッドフォードやマイク・オールドフィールド、ジャズ系ミュージシャンのロル・コックスヒルなどとバンドを組んだ、実験的要素とポップさが見事に合わさったサウンド。
当時知り合ったブリジット・セント・ジョンとのデュオも、素晴らしい出来です。
ケヴィンの力の抜けた歌唱と、ブリジットの奥行ある歌声が相性抜群です。
こちらは76年の編集盤。
ブリジットの歌声は、フランス語がぴったり合いますね!
こちらはケヴィン・エアーズの遺作となった07年ソロ作。
「The Oyster And The Flying Fish」にも勝るとも劣らない楽曲です!
英国が誇る天才マルチ・ミュージシャン、マイク・オールドフィールドの75年作3rd。
アイルランド人の血を引く彼のケルト音楽への想いが集約された、初期の大傑作!
8:18秒頃から始まる静謐なパートで、ブリジットのコーラスが入っています。
美しい・・・
ほとんどの楽器をオールドフィールド本人が多重録音した大作。75年『オマドーン』の続編とも位置づけられる作品。
29:27秒頃から始まる聖歌隊のようなコーラスが、恐らくブリジットと思われます。
バート・ヤンシュやジョン・マーティン、ロイ・ハーパーと並んで、60年代より英国フォーク・シーンで活躍するマイケル・チャップマン、74年作。
ブリジットはマディ・プライアと共に、バック・コーラスで参加しています。
マイケルの枯れたボーカル、いいですね。しかし、もう少しブリジットが聴きたいところです・・・
同じくマイケル・チャップマンの17年作。「50」というタイトルは、67年のデビューから50周年という意味だそうで。
半世紀も活動を続けているなんて、凄いですね。
そしてこの楽曲。多分お二人とも70歳代なのですが、何と味わい深いサウンドでしょうか。
いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです!
72年発表の3rdアルバム。デイヴィッド・ベッドフォード編曲のオーケストラで幕を開ける本作は、奇抜な演奏とのどかで美しいサウンドとが同居する個性溢れる名盤。全体に漂うユーモア感覚溢れるアレンジと要所を占めるテンションの高い演奏はセンス抜群。どの曲も個性的な逸品ばかりですが、ロバート・ワイアットとデュエットしたタイトル・トラックは特に名曲の誉れ高く、エアーズの優雅なテナー・ボイスとワイアットの消え入るような美しい声のハーモニーが絶品。
70年作の2nd。デヴィッド・ベッドフォード、マイク・オールドフィールド、ロル・コックスヒルなどの全面参加で、前作に比べ実験的なアレンジが冴える傑作。
紙ジャケット仕様、03年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲、内袋付仕様、定価2476+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、紙ジャケにスレあり
廃盤希少!DVD、2枚組、NTSC方式、リージョンフリー、ブックレットなど元から無し
盤質:傷あり
状態:良好
軽微な汚れあり
CD+DVDの2枚組、CCCD、NTSC方式、リージョンフリー
盤質:傷あり
状態:良好
1は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの73年デビューアルバム。契約第1号アーティストのデビュー作としてヴァージンレコードの飛躍にも多大な貢献をした大名盤であり、また、本人の意図の範疇ではないながらも映画「エクソシスト」のテーマとしても有名な作品です。そのためおどろおどろしいイメージを持たれがちですが、実際はどこまでも美しく、雄大な自然を想起させる25分、23分の大曲2曲であり、膨大な数の地道なオーバーダビングを繰り返して作られた完全無欠の音像は70年代ロック史に深く刻み込まれています。
前作同様、多重録音を駆使して制作された2作目。74年作。多彩なゲストの参加やデヴィッド・ベッドフォードのストリングスを導入するなど、さらにスケールアップした作品。
多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの75年3rd。淡く儚い旋律が印象的な物悲しいイントロで幕を開け 、ケルティックなフレーバーをまぶしながら牧歌的な叙情を感じさせます。女性ボーカルの効果的な登用、そしてアフリカン・パーカッションはじめ民族楽器の導入によるエキゾチックさも楽曲に上手く溶け込み、それを覆う爽やかな雰囲気は彼の一番の個性と言えるでしょう。精神を病むほどに追い込まれながら、一切の妥協なく練り上げられた名盤です。
多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの78年4th。彼の最高傑作として評価の高いアルバムであり、「Tubular Bells」から「Ommadawn」までの「三部作」で繊細な多重録音の世界を聴かせて来たのに対し、このアルバムではオーケストラ・セクションや混声合唱の導入、GONGのPierre Moerlenのドラムや、前作から使われるようになったアフリカン・ドラムのより積極的な使用など、外部との有機的且つ開放的な結びつきが感じられます。大曲主義もよりスケール感を増し、アルバムは4つのセクションから成る1曲のみであり、「三部作」を経た彼の総決算的な作品と言えるでしょう。
廃盤、紙ジャケット仕様、00年デジタル・リマスター、内袋付仕様、定価2476+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケット仕様、00年デジタル・リマスター、定価2476+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
軽微なスレあり
1987年作品。『ディスカバリー』以来となる、3年ぶりのオリジナル・アルバムで、構成的には『ファイヴ・マイルズ・アウト』や『クライシス』に近い作品。
81年3月31日ドイツ公演をアンコール含め完全収録! メンバーはマギー・ライリー(vo)、モーリス・パート(ds/key)、ティム・クロス(key/vo)、リック・フェン(b/g/perc)、マイク・フライ(ds/perc)。
2枚組、直輸入盤(解説帯付仕様)、ボーナス・トラックとして同日の2ndショーから2曲を収録、定価記載無し
ハーヴェストよりリリースされた英フォーク系SSWの70年作2nd。ゲストとして、後にDavid BowieのギタリストとなるMick Ronsonが参加しており、サイケデリックなアレンジが効いたフォーク・ロックが楽しめます。ハイライトは、いくつか収録されているエレクトリック・ギターを導入したナンバー。乾いた音色のコンガをバックに、ブルージーなエレクトリック・ギターと哀愁味を帯びたアコースティック・ギターが溶け合います。低音で絞り出すような歌声も相まって、英国らしい陰鬱ながら美しいサウンドは、ROY HARPERにも通じる魅力的なもの。サイケデリックな楽曲ばかりではなくアコースティック・ギターによる美しい旋律を前面に出したバラッドも収録しており、SSWらしい魅力も楽しめるアルバムです。
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