こんにちは。スタッフみなとです。
オランダから、神秘的なフォーク作品が届きました。
75年結成のグループ、イロルトの79年作です。
アコーディオンやマンドリンが奏でる牧歌的なアンサンブルと、中世ヨーロッパに迷い込んだような神秘的な旋律が溶け合って、摩訶不思議な無国籍フォークとなっています。
カケレコ棚を覗いてみたら、オランダ生まれのフォーク作品が他にもありましたので、ピックアップいたします。
女性ヴォーカル擁するオランダ産エレクトリック・トラッド・バンド、77年唯一作。
アコースティック・ピアノやフィドルが軽やかに躍動するユーロ的なフレイヴァーが香しい!
スティーライ・スパンなどの英フォークのファンは必聴と言えるユーロ・フォークの名作です。
オランダ産アシッド・フォーク、原盤は高値で取引されている78年の唯一作。
ブリジット・セント・ジョンを彷彿させるサウンドは、聴き手の時間を止めるマジックをもっています。
オランダのサイケ・フォーク・グループ、73年作。
流麗なギター・アルペジオ、気品と幻想性に満ちた管楽器、つややかなストリングス、格調高いピアノ。
そんな朝もやのように静謐なアンサンブルの中、しっとりとした歌声のヴォーカルが、美しいメロディを凛として歌います。
トラッドにファズ・ギターが加わった、オリジナリティいっぱいのオランダ産プログレッシヴ・フォーク名品、79年唯一作。
フェアポート・コンヴェンションが初期アシュ・ラ・テンペルとセッションした感じ!?
オランダ、一体どんなところなのでしょうね。
チューリップに風車、チーズしか思い浮かびません。
いつか行ってみたいです。
オランダ産のエレクトリック・トラッド・バンド、77年唯一作。英フィメール・フォークのファン垂涎と言える澄んだ歌声の凛とした女性ヴォーカル(英詩)がまず特筆もの。アンサンブルも素晴らしく、英フォーク影響下の張り詰めたアンサンブルを軸に、アコースティック・ピアノやフィドルが舞踏音楽のように軽やかに躍動するユーロ的なフレイヴァーも混ぜ込み、英フォークとは違う色彩でサウンドを彩っています。4曲目では、フェンダー・ローズも使って、ジャジーなエッセンスも加えるなどイマジネーションも豊か。スティーライ・スパンなどの英フォークのファンは必聴と言えるユーロ・フォークの名作です。
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