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「あなたの好きなプログレの歌詞」結果発表!~Part.1~

早くも11月、晩秋に突入です。カケレコ事務所のある寄居を囲む山々も、徐々に紅葉に色付いてまいりました。

さて秋といえば読書の秋。今年はプログレを文字の視点から楽しんでみませんか?

という事で先月から行っておりました、webマガジン募集企画「好きなプログレの歌詞」。
今回もカケレコユーザーの皆様から沢山の素晴らしいご投稿を頂きましたので、ここに発表いたします♪

抒情的な歌詞、シュールな歌詞、勇気付けられる歌詞・・・。
アーティストの様々な意図が込められた珠玉のリリックを、どうぞ曲を聴きつつお楽しみください。

プログレは、文学だ!

KING CRIMSON “I Talk to the Wind”

Said the straight man to the late man
Where have you been
I’ve been here and I’ve been there
And I’ve been in between
I talk to the wind
My words are all carried away
I talk to the wind
The wind does not hear
The wind cannot hear

中学だか高校の頃、グレッグ・レイクの声を聴きながら、全部、片仮名で覚えちゃいました。中学生英語能力で十分。
シンプルだけど深い歌詞。今もなお宇宙スケールですばらしい。
by zosojhさん

まずはKING CRIMSON「風に語りて」。作詞はご存知の通り詩人としてクリムゾンに雇われていたピート・シンフィールド。
彼の描き出す幻想的な詩世界あってこそ『宮殿』が完成したのはもちろん、KING CRIMSONという名称もシンフィールド発案なんですよね。
静謐なバンド・アンサンブルとグレッグ・レイクの儚い歌声、そしてシンフィールドの文学的な歌詞・・・全てが奇跡的に結びついた一曲。
口ずさむと歌詞とメロディの美しさがより胸に染みます。

KING CRIMSON “Epitaph”

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confusion will be my epitaph.=「混乱こそ我が墓碑銘。」これこそ強烈鼻血ブーです。人は元来違う考え方して生きてます。led zeppelinの「幻惑されて」より「墓碑銘」としたところが、決定的なトドメを刺す歌詞上の殺し文句。
by ナマケモノは見ていた。さん

続けて『宮殿』より「エピタフ」。同じくシンフィールドの作詞ですが、「風に語りて」とは打って変わって暗く破滅的な内容を描いています。「Confusion will be my epitaph」・・・なんて格好いい一節なんだ・・・。

RENAISSANCE “Forever Changing”

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高校時代、理系を志していた私を英文系に向けたのはPete SinfieldでありBetty Thactherでした。二人の詩世界がとても好きで、彼らのような詩が書けたらなあと思っていました。特にこの曲、Where we threw the stone / The stream ran warm inside the sun … プログレが廃れつつあった70年代末の雰囲気と重なって忘れられない1曲になっています。
by octoberonさん

クリムゾンと同じくルネッサンスもまた「専任作詞家」を雇っていたことで知られるグループ。女性詩人Betty Thactherの紡ぎ出す繊細で幻想的な詩は、女性ヴォーカルをフィーチャーしたルネッサンスの美麗なプログレ・サウンドにこれ以上なく調和していますね。
本曲は79年作『AZURE D’OR』より。悠久の時を感じさせる、壮大で暖かなナンバーです。

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ルネッサンスは「Let It Grow」もご投稿いただきました♪(MapiaBOCさんより)

GENESIS “Stagnation”

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これまでの人生で日々勇気づけられてきた歌詞はいくつかあるが、何と言っても何度聴いても私を奮い立たせてくれるのがジェネシスの邦題「よどみ」である。特にオルガンソロの後、「待て、池で洗い流す時間がある」「過去を洗い流してしまえ」~何と言っても終盤の「僕は座りたい」「水を飲みたい!」「のどに詰まったゴミや汚物を吐き出すために!」「水が欲しい!水が飲みたいんだ!」「僕の中に溜まっている汚物を洗い流したいんだ!」のくだりは私の中にある言葉にできない鬱屈した日常のもやもやを吐き出させてくれ、勇気づけてくれる言葉です。
by madmen1956さん

GENESISの70年作2nd『TRESPASS(侵入)』より。サウンドは清流のように澄んでいて美しいのに曲に付けられたタイトルは「Stagnation(よどみ)」、さらに歌詞の人物は何やら自らの内部に停滞する鬱積や罪悪感、渇きに苦しんでいる様子。
そんな矛盾も実に文学的で、GENESIS、そしてピーター・ガブリエルらしい世界観と言えるかもしれません。
中盤の訴えかけるようなヴォーカルも真に迫っていて、人々が胸に抱えている苦しみを代弁してくれているかのようです。

GENESIS “Mad Man Moon”

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GenesisのA Trick of the Tailの全曲、歌詞が大好きです。
歌詞はガブリエル脱退で後退した的なことを言う方もいますが、何をおっしゃるのやらと言う感じです。1曲選ぶならMad Man Moonです。10代のころにこの曲を聴き、いまはアラフィフですがいまだにムネキュンです。
by H.Sさん
ジェネシスは全体に好きなんだけど、夢に見る飛翔する感じを思い出させた。
by 中村商店さん

ピーター・ガブリエル脱退後の第一作目となった76年作『A TRICK OF THE TALE』。ジャケットは各楽曲の歌詞の登場人物がモチーフになっています。
唯一無二の個性を持ったガブリエルの歌詞はもちろん素晴らしいのですが、残されたマイク・ラザフォードやトニー・バンクスらによる、叙情的なサウンドに見合ったファンタジックな歌詞もまた魅力的ですよね。
お二人から投稿をいただいた「Mad Man Moon」はバンクス作。サウンドを聴きつつ詩を読むと、砂漠に囚われた砂男が月に飛翔するロマンチックな情景が浮かんできます。

VAN DER GRAAF GENERATOR “Lemmings (including Cog)”

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純粋な詩としても傑作だと思います。
単純に歌詞だけを取り上げれば VDGGーピーター・ハミルほどの天才はいないかと。とにかく難解ですが 深い! Still Life Killer pilgrims なんて絶句するほど。
ハミルの詩は 暗いばかりでは無く ちゃんと救いも希望も語られているんです。

レミングスより~対訳

今 逃げる奴は臆病者だ。
戦いは今始まった!
剣では無く 生命をかけて 僕らは戦う。
レミングには何も教えられない。
まして 死が希望を指し示すはずはなく
その未知の解答を僕らは手探りで探し求める
僕らの血を一つにして
その流れを抑え
この悲劇を食い止められるならば・・・・・・

生きる以外に 何を選べと言うの?
僕らの子供達を
子供達を救うという希望
他に 何が残されているの??

by N.Kさん

最高傑作と名高い71年4th『PAWN HEARTS』より。ヴォーカリストにして孤高の詩人、ピーター・ハミル・・・彼の創り出す難解な哲学詩と、各楽器がぶつかり合い火花を散らすようなバンド・アンサンブルが合わさった音世界はまさに壮絶。
曲のタイトルになっている「レミング」とはタビネズミの事で、彼らはかつて大量繁殖すると集団自殺を行う習性があると考えられていたとか。そんなレミングたちには従わず、絶望の中にも希望を見出し立ち上がる。人々を奮い立たせる演説のようなハミルのヴォーカルも合わせて、力強い意志がひしひしと伝わってくるような内容です。

MATCHING MOLE ”O Caroline”

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プログレの歌詞ときいて、直ぐに思い付いたのが、マッチングモールのファーストアルバムの必殺の一曲目、オーキャロラインです。歌詞の内容は明解で、男の未練満載のラブソング。ロバートワイアットの渋い歌声と、素晴らしい演奏のハーモニーによって、未練タラタラの歌詞に男の駄目さと必死さを感じて、可愛くすら思えてきます。
by MASAさん

プログレの歌詞といえど、必ずしも抽象的だったり哲学的でなければならない訳ではありません!私小説的でもオッケー、昔の恋人への未練を赤裸々に綴ってもオッケー。むしろ難解で抽象化していたプログレの歌詞へのワイアット流意趣返しだったりして?
愛らしくメルヘンなサウンドと共に、彼らしいユーモア・センスが存分に発揮されているナンバーです。

JOHN GREAVES, PETER BLEGVAD, LISA HERMAN “Kew. Rhone.”

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作詩は Peter Blegvad。
前半は「Kew. Rhone.」に含まれる7文字だけを使ってつくられています。
後半は見事な回文です。
Peel’s foe
Not a set animal
Laminates a tone of sleep

by しんかい6501さん

HENRY COWのJohn Greaves&SLAPP HAPPYのPeter Blegvadが77年に制作したアルバム『キュー・ローン』より。
この二人が揃ったら一筋縄で行かないサウンドが飛び出してくることは予想できますが、まさか歌詞まで実験精神溢れているとは!
前半も後半も見事な言葉遊び。それにしても英語の回文って母音と子音が分かれているせいで日本語より難しそうですが、どうなんでしょうか。


続きはこちら


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