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夏バテ気味のあなたに涼風を運ぶ、リリカルなフルート入りプログレ・セレクション!

それにしても、毎日、暑い!
ここ埼玉県寄居町は、全国的にも(たぶん)暑いことで有名な熊谷のすぐ近くで、本当に暑くてたまらないのです。

ということで、風鈴の音が気持ちをちょっぴり涼しくしてくれるように、リリカルなフルートでも聴いて、少しでも暑さをやり過ごそうと思います。

まずは涼しげなサウンドを鳴らしているイメージがある北欧から見ていきましょう♪

KERRS PINK/KERRS PINK

ハモってハモって泣きに泣きまくるツイン・リードのギター、ファンタスティックなキーボード、そして優美にさえずるフルート…。

いかにも北欧的な人なつっこいメロディもグッと来るなぁ。

ノルウェーが生んだ叙情派シンフォの傑作!

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ISILDURS BANE/CHEVAL: VOLONTE DE ROCHER

もはや「バンド」というより「交響楽団」と言った方がしっくりくるほどの色彩豊かで緻密なアンサンブルは唯一無比。

キャメル『スノーグース』の世界をさらなるイマジネーションで展開したような壮大さに圧倒される一枚です。

もちろんクラシカルなフルートの調べも絶品!

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さぁ、北欧を離れ、フランス、イタリア、ハンガリー、イギリス、ドイツへ!

ASIA MINOR/BETWEEN FLESH AND DIVINE

涼やかなフルート入りプログレと言えば、この作品ははずせませんね!

フレンチ・プログレの名作であり、ユーロが誇るキャメル系プログレの代表作。

流麗なフルートが彩るロマンチックさと、このバンドならではの湿り気を帯びたメランコリーは絶品の一言。

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【関連ジュークボックス】

幻惑のフレンチ・プログレ入門編

HOSTSONATEN/SUMMEREVE

90年代以降のイタリアン・プログレを語る上ではずせない最重要ミュージシャンがFabio Zuffanti。

彼が率いるプロジェクト・バンドによる四季をテーマにしたコンセプト作の完結編となる『夏』編。

夜明けのように幻想的なイントロ。ドラムを合図に、ギターがリリカルに疾走し、メロトロン、フルートが重なる。フィナーレでは、スティーヴ・ハケットが乗り移ったかのようなギター。完璧なオープニング曲!

うん、夏も悪くないね。

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.21】夏の叙情がキラキラと輝くシンフォニック・ロック、HOSTSONATEN『SUMMEREVE』

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イタリアのシンフォニック・ロック新鋭、HOSTSONATEN11年作『SUMMEREVE』をピックアップいたしました。

FINISTERRE/IN LIMINE

HOSTSONATENのFabio Zuffantiが90年代に率いていたバンドで、90年代のイタリアン・プログレ・シーンを牽引したバンドがFINISTERRE。

この作品は、90年代のイタリアン・プログレのナンバー1と言っても過言ではない傑作ですよ~。

イントロからの見事なフルートの旋律が堪らんのです。

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LAVIANTICA/EXPERIENCE

素晴らしいフルート入りの新鋭グループが登場しましたのでご紹介。

暗く恐ろしげなジャケットからへヴィなプログレを予想していたら、純度100%のファンタスティック・シンフォが広がって驚き!
GENESISの端正な英国叙情とCAMELの溢れんばかりのリリシズムを正当に受け継いだこれぞ珠玉の一枚♪

ひたすら丹念に鳴らされるフルートの音色も癒されるなぁ~。

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COSMIC REMEDY/COSMIC REMEDY

ハンガリーの人気プログレ新鋭バンドYESTERDAYSのリーダーによるソロプロジェクトの13年デビュー作。

YESTERDAYSもアコースティックな爽やかさが魅力でしたが、この作品も清涼感いっぱいなポップ・プログレで最高ですよ~。

ずばり、冒頭の5分でジェネシスやイエスのファンならヤられること間違いなし!

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THIEVES’ KITCHEN/WATER ROAD

クリムゾン・スタイルの英国のプログレ新鋭なんですが、スウェーデンのアングラガルドのKey奏者が参加していて、透明感溢れるリリシズムがまた絶品なのです。

フルートはもちろん、クリムゾン的轟音からこぼれ落ちる、しとやかなピアノやエレピの音色は、夏の夜長にぴったりではないでしょうか。

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キング・クリムゾンのDNAを受け継ぐ90~10年代プログレ特集!

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迫りくる凶暴なアンサンブル、そして叙情美。クリムゾンの遺伝子を受け継いだ90年代以降の新鋭グループを世界中からピックアップ!


プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!

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90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。

EPIDAURUS/EARTHLY PARADISE

76年に結成されたジャーマン・シンフォニック・ロック・バンド、77年にわずか数百枚のプレスで自主制作された唯一作。

ツイン・キーボード編成で、メロトロン、アナログ・シンセ、ピアノ、フルートから美旋律が溢れ、極めつけはアニー・ハズラムをよりクラシカルにしたような美声女性ヴォーカル!

ドイツらしい観念的なシンフォニック・サウンドは、涼やかというよりヒンヤリ。

暑さは忘却の彼方に。いつのまにか内省へとまっしぐら。

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ジャーマン・シンフォニック・ロック特集 - プロテスタントの敬虔主義が息づくドイツならではのシンフォニック・ロック -

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プロテスタントの敬虔主義をベースにして生まれた職人的ストイシズムと人間の感情にフォーカスしたロマン主義が息づくドイツで生まれた、器楽的に繊細でいてファンタスティックなリリシズムに溢れたジャーマン・シンフォニック・ロックを特集!

さぁ、ここからはユーロを離れ、アルゼンチン、そしてメキシコへ!

南米というと暑いイメージがありますが、涼やかなフルート入りプログレはあるのでしょうか!?それがあるんです☆

MIA/CORNONSTIPICUM

アルゼンチンが誇る天才ミュージシャンLito Vitale率いるグループ。

1stは15歳でしたが、この傑作3rdでもまだ18歳とは・・・。

クラシックからフュージョンまで飲み込みつつ、清涼感あるアンサンブルからテンションみなぎるアンサンブル、そして繊細なアンサンブルまで、そのアンサンブルの振幅は圧巻と言えます。

恐るべき才能。

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LA FINCA DE LAURENTO/CIENCIA FILOSOFIA Y CONGA

往年のアルゼンチン・ロックやキャメルのDNAを継いだアルゼンチンの新鋭。

ずばり、これは凄いグループ。フルートに癒やされつつも、そのクオリティに興奮してしまい汗が・・・。

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70年代アルゼンチン・プログレに通じる詩情あふれる新鋭を特集!

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アルゼンチンのロック・シーンの基礎を築いたと言われる2人のミュージシャンSPINETTAとCHARLIE GARCIAを始め、往年のアルゼンチン・プログレのエッセンスを受け継ぐアルゼンチン新鋭たちをレコメンド☆

OVERFLOW/OVERFLOW

ラストは、行ったことないけど何だか暑そうな国、メキシコからピックアップ!

それにしても、70年代のメキシコに、これほど端正かつリリカルでファンタスティックなグループがいたとは。

アルバム最後のギターとピアノによるソロの応酬はもう泣き、泣き、泣きのオンパレードでグッと来っぱなしで、気分は涼やかになるけど、手に汗にぎってしまいます。

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いかがでしたか?

みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

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リリカルなフルート入りプログレ特集

  • MIA / CORNONSTIPICUM

    アルゼンチン出身、天才Lito Vitale率いるクラシカル・プログレ・グループ、78年発表の名作3rd

    LITO VITALEが在籍していたことで知られるアルゼンチンのグループ。78年作の3rd。鍵盤の上を舞うようなリリカルなピアノ、雄大なムーグ・シンセ、室内楽的な繊細さを持つアコースティック・ギター、優しさに満ちたフルート&リコーダー、哀愁溢れるメロディー、ダイナミックなアレンジ、テンション溢れる演奏。すべてが完璧。アルゼンチンのみならず、南米のみならず、70年代を代表すると言っても過言ではない一大傑作。叙情的なプログレッシヴ・ロックが好きな方は迷わず必聴!

  • ASIA MINOR / BETWEEN FLESH AND DIVINE

    トルコ系フランス人のメンバーが結成したシンフォ・グループ、CAMELを想わせるファンタジックかつメランコリックなフレンチ・シンフォの名作、80年作

    非常にフランスらしい冷ややかな質感を持ち、流麗なメロディーとフルート奏者によるリリカルな調べでCAMEL系の名グループとして知られるバンドの80年2nd。基本的な路線は前作から受け継がれたものですが、よりバンドとしてメリハリがつき、フルート、ボーカルのメロディーの洗練も素晴らしい名盤となっています。また、もともとトルコ系の人物を中心に結成されていることから、前作よりもエキゾチックなフレーズが目立ち、物悲しく郷愁を誘っています。はかなくも美しい美意識の詰まったシンフォニック・ロックの傑作です。

  • HOSTSONATEN / SUMMEREVE

    90年代以降のイタリアン・シンフォを語る上で最も重要なグループ、四季をテーマにしたコンセプト作の完結編となる『夏』編

    FINISTERREやLA MASCHERA DI CERAの中心人物Fabio Zuffantiによるプロジェクト・グループ。90年代以降のイタリアン・シンフォを語る上で最も重要なグループ。春『SPRINGSONG』、冬『WINTERTHROUGH』、秋『AUTUMNSYMPHONY』に続き、四季をテーマにした作品の『夏』編。2011年作。キーボードがまるで幻想的な夜明けの風景のように広がり、パーカッションが躍動し、煌びやかなキーボードが朝露のようにこぼれ落ちる。そんな映像喚起的なイントロから期待度120%!太陽光が広がるようにドラムがスパっと入り、風のようなSEとともに、ギターが疾走を始める。メロトロンが溢れ出すのを合図にクールな音像へと場面が切り替わり、フルートがリリカルなメロディを奏で、アコギのアルペジオが入り、グッとファンタスティックなアンサンブルへ。柔和なトーンのムーグがしなやかにメロディを奏で、フルートが入って会話するように折り重なる。混声合唱のサンプリングとともに、フツフツとエネルギーを増加。フィナーレでは、スティーヴ・ハケットが乗り移ったかのようなギターが優美なメロディを奏でる。完璧なオープニング曲。2曲目は、一転して格調高いピアノではじまり、艶やかな弦楽器が重なり・・・。文句なしに素晴らしいサウンド!HOSTOSONATENの作品にやはりハズレなし。ファンタスティックなシンフォニック・ロックのファンは必聴の名作です。

  • FINISTERRE / IN LIMINE

    96年リリースの2nd、90年代イタリアン・ロック屈指の名作

    HOSTSONATENなどで活躍する90年代以降のイタリアン・プログレを代表するコンポーザーのFabio Zuffantiを中心に、93年にジェノアで結成されたバンド。96年の2nd。1stに比べ、クラシックや室内楽的な部分にフォーカスしたサウンドは、格段に洗練された印象。クラシカルなタッチの流麗なピアノ&リリシズム溢れるフルートによる格調高さと、ギター、ベース、ドラムによるアヴァンギャルドな硬質さが絶妙なバランスを保ったアンサンブルは静謐かつダイナミック。「動」的なパート、「静」的なパート問わず全体を支配する緊張感は、並のグループに出せるものではありません。恐るべきセンスと演奏力。文句なしの傑作。

  • THIEVES’ KITCHEN / WATER ROAD

    メロトロンが溢れる英シンフォ、幻想性から攻撃性までダイナミックな名作、08年作

    イギリスのグループ、ANGLAGARDのキーボード奏者を迎えて制作された08年作。泣きのフレーズからFRIPPを彷彿とさせるテンション・ノートのスリリングなフレーズまで雄弁なギター、広がり豊かなストリングス・シンセ、メロトロンの洪水、繊細なタッチのリリカルなピアノ、フルートなど豊潤な管弦楽器、澄んだ美声女性ヴォーカルが印象的なシンフォニック・ロック。メロトロンが溢れてギターがヘヴィに炸裂するKING CRIMSONタイプのパート、精緻なタッチのアコギとフルートを中心にメロトロンが鳴らされるファンタスティックなパート、バリバリの変拍子とキレのある演奏で疾走するアヴァン・ロック的なパートなど、起伏に富んだ構成は圧巻。これは素晴らしい作品です。シンフォニック・ロック・ファン必聴の名作。

  • EPIDAURUS / EARTHLY PARADISE

    ドイツ産ツイン・キーボードのグループ、叙情派ジャーマン・シンフォの名作、77年リリース

    76年に結成されたジャーマン・シンフォニック・ロック・バンド、77年にわずか数百枚のプレスで自主制作された唯一作(94年に再結成作をリリース)。ギターレスのツイン・キーボード編成で、全編に渡って鳴り響くメロトロンをはじめ、ハモンド・オルガンやムーグなど、ヴィンテージ・キーボードがこれでもかとフィーチャーされています。格調高いクラシカルなピアノ、たゆたうリリカルなフルート、アタック感の強いベース、ふくよかでいてキレのあるドラムも印象的。各楽器の音色はどこか霧の向こうから聴こえてくるようで、ジェネシスを奥ゆかしくしたような、そんないかにもジャーマン・シンフォと言える幻想性に溢れています。そして、何と言っても特筆なのが、初期ルネッサンスのジェーン・レルフを彷彿させるようなクリアなハイトーンの女性ヴォーカル!アンサンブルの「奥ゆかしさ」は、女性ヴォーカルによりさらに幻想度を増し、神秘的とすら言えるでしょう。旧アルバムA面とB面でドラマーが異なり、シンフォニックなA面から一転、B面ではジャズ・ロック的な切れ味鋭いドラムとともに、夢想性はそのままに、フュージョンばりのテクニカルなアンサンブルも織り交ぜつつ、シャープに畳み掛けていきます。ラスト曲は、無機的でミニマルなシンセ・シーケンスも飛び出し、メロトロンとともに、観念的に鳴り響くシンフォニック・サウンドはこれまたドイツならでは。自主制作とは思えないテクニックと完成度を誇るジャーマン・シンフォ屈指の名作です。

  • OVERFLOW / OVERFLOW

    メキシコ産シンフォ、85年作、これはぶったまげます!メロディの洪水!

    メキシコのグループ、85年作。端正かつリリカルなピアノ、繊細なアコギ、美しいフルートを中心とする、いかにも南米らしいファンタスティックでたおやかなシンフォニック・ロック。壊れそうなほどに繊細なヴォーカル、叙情性溢れるメロディが胸を打ちます。エッジの立ったスリリングなエレキ・ギターとタイトかつスピード感溢れるリズムによるハードな味付けも巧み。繊細なパートから一転、リズム・チェンジを交えながら徐々にハードさを増していき、クラシカルなピアノと泣きのギターで畳みかける展開にはシビれます。アルバム最後のギターとピアノによるソロの応酬はもう泣き、泣き、泣きのオンパレードでグッと来っぱなし。CAMELファンをはじめ、シンフォニック・ロック・ファンは必ず鷲づかみにされますかなりハイレベルな逸品。おすすめです。

  • KERRS PINK / KERRS PINK

    80年リリース、コロコロとした音色で丁寧に紡がれるギター&キーボード、これぞ北欧シンフォの魅力に溢れた名作1st!

    ノルウェーの名シンフォニック・ロック・グループ、80年作の1st。キーボードにギターにフルートにヴォーカルに、もうどこを切り取っても溢れ出る叙情美。ハモってハモって泣きに泣きまくるツイン・リードのギター、優美なフルート、ファンタスティックなキーボード、いかにも北欧的な人なつっこく胸に染みるメロディ。5曲目『PIMPERNELLE』でのコロコロとした音色で丁寧に紡がれるギター&キーボードは、これぞ北欧シンフォの魅力たっぷり。ずっと浸っていたいと思わせるメロディの洪水。グッときて、ジーンときて、心に響きまくる叙情派シンフォの名作。

  • ISILDURS BANE / CHEVAL: VOLONTE DE ROCHER

    スウェーデンを代表するシンフォニック・ロック・グループ、管弦楽器が躍動するイマジネーション溢れる89年作!

    76年に結成され84年にデビューしたスウェーデンを代表するプログレ・グループ。89年作の5thアルバム。郵便局員の傍ら、33年をかけて夜な夜な石を積み上げて理想の宮殿を作り上げたフランス人フェルディナン・シュヴァルの生涯をテーマにしたコンセプト・アルバム。『Sea Reflections』でのフュージョン・タッチは無くなり、金管楽器のような艶やかで瑞々しいトーンのキーボード、朗らかなフルート、ティンパニを彷彿させるクラシックなタッチのドラム、精緻なタッチのメロディアスなギターが織りなす色彩豊かでイマジネーションに溢れたサウンドが印象的です。デビュー以来、様々な音楽性を取り込みながら、一貫してコンセプトを音像化することにこだわってきたバンドの表現力は、もはやバンドというより交響楽団と言った方がしっくりくるほど。キャメル『スノーグース』の世界を彼らならではの折衷センスでさらなるイマジネーションで展開した北欧プログレ屈指の傑作。これは唯一無比の一枚です。

  • LA FINCA DE LAURENTO / CIENCIA FILOSOFIA Y CONGA

    SERU GIRANなど往年のグループの遺伝子を受け継いだアルゼンチンの新鋭、ずばり名作!

    アルゼンチン出身。KING CRIMSON、CAMELなどの英プログレ、SERU GIRANなど70年代アルゼンチンのグループの遺伝子を受け継いだ新鋭。08年のデビュー作。柔らかに広がるキーボードに、流麗なフルート、伸びやかでメロディアスなギターが絡むリリシズム溢れるパートを中心に、シアトリカルなパート、フリップ譲りのギターをフィーチャーしたスリリングなパートなどを織り交ぜた起伏に富んだアンサンブルが聴き所。キーボードの音色など、かなりヴィンテージ色濃厚。ふくよかで繊細なメロディも70年代的です。いかにも南米らしい詩情豊かなメロディも絶品。これは凄いグループです。南米シンフォや伊シンフォのファンは必聴の名作!

  • COSMIC REMEDY / COSMIC REMEDY

    ハンガリー、YESTERDAYSのリーダーによるソロ・プロジェクト、70年代プログレへの憧憬に満ちあふれたファンタスティックな2013年快作!

    ハンガリー新鋭プログレの人気バンドYESTERDAYSのリーダーでギター/ベース/キーボードを操るマルチ奏者の奇才Bogati Bokor Akosによるソロ・プロジェクト。2013年のデビュー作。バックは、SAMURAI OF PROGに在籍するフィンランドのドラマーなど、世界中のミュージシャンが参加しているようで、インターネットを介してレコーディングを行ったようです。タイトで躍動感いっぱいドラムとリッケンバッカー・ベースのゴリゴリとアグレッシヴで疾走感あるベースが生むグルーヴ、青空へと伸びやかに飛翔するようなヌケの良いムーグ・シンセのファンタスティックなリード。繊細に紡がれるアコースティック・ギターとリリカルなピアノを散りばめた緻密さも印象的だし、メロトロンやフルートによるヴィンテージな味付けもグッとくるし、ピーター・バンクス直系のキーボードのバッキングや、歌心いっぱいの流麗なギター・ソロも良いし、最初の5分で、ジェネシスやイエスのファンならヤられること間違いなしでしょう。次々と溢れ出る70年代プログレへの憧憬に満ちたフレーズにただただ心奪われます。男女ヴォーカルが4〜5人参加していますが、どのヴォーカリストもふくよかでジェントルな歌唱でメロディの美しさ、アンサンブルのファンタジーを見事に引き出しています。手作りの空気感に包まれたアナログな音色もアンサンブルにあっていて良い感じ。ジェネシスなど70年代プログレのファンから、英ニッチ・ポップのファンまでオススメの快作!

  • LAVIANTICA / EXPERIENCE

    イタリア新鋭18年作、GENESISやCAMELを正統に受け継いだ純度100%のファンタスティック・シンフォを聴かせる傑作!

    イタリアの新鋭シンフォニック・ロック・グループ、18年作2nd。ダークなジャケットからは想像できない、とにかく前編にわたってクリアで格調高いアンサンブルが繰り広げられるシンフォ・ファン必聴作!ピアノを中心とするきらきらと輝くようなキーボード、伸びやかなタッチで次々と美しいフレーズを紡ぎ出すギター、そしてあまりにリリカルで可憐なフルートらが作り上げる、純度100%のファンタスティック・シンフォは絶品の一言に尽きます。テクニカルに疾走するようなパートはありませんが、ひたすら丹念にひたむきに織り上げられていくアンサンブルにじわりと感動が押し寄せてきます。ヴォーカルレスということもありイタリアらしさはさほど感じられないものの、GENESISの端正な英国叙情とCAMELの溢れんばかりのリリシズムを正当に受け継ぎ雑味なくアウトプットした珠玉の一枚に仕上がっています。傑作!

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