イタリアン・ロックの大きな魅力の一つと言えるのが、イタリアならではの歴史と文化により培われたクラシカルな格調高さやリリシズム溢れる叙情美ではないでしょうか。
イタリアより登場し世界的な人気を博した名バンドP.F.M.は、まさにそんなサウンドによって英米のロックしか知らなかったリスナーに大きな衝撃を与えました。
ここでは、そのP.F.M.の音楽性を受け継ぎ、独自のアプローチで蘇らせた新鋭バンドたちをご紹介したいと思います。
芸術の国イタリアの面目躍如たる艷やかでひたすら優美に紡がれる音世界をお楽しみいただければ幸いです♪
HOSTSONATENなどで活躍する90年代以降のイタリアン・プログレを代表するコンポーザーのFabio Zuffantiを中心に、93年にジェノアで結成されたバンド。クラシカルなタッチの流麗なピアノ&リリシズム溢れるフルートによる格調高さと、ギター、ベース、ドラムによるアヴァンギャルドな硬質さが絶妙なバランスを保ったアンサンブルはP.F.M.に比肩しています。
ずばりアレアやP.F.M.のDNAを受け継ぐ地中海プログレの新たなる傑作。90年代はじめに結成されたベテラン・グループによる渾身の2016年作。チェンバー・ロックとシンフォニック・ロックとのせめぎあい。すごいテンションです。
07年にデビューしたグループによる2012年作3rd。クラシックそのものの典雅な管弦楽器、そして伸びやかでエモーショナルな歌声と流麗なメロディ。バロック・プログレの名品。
2013年デビュー作。凛とした響きのアコギ・アルペジオ、格調高いピアノ、クラシック然とした艶やかなストリングス、柔らかに舞うフルート、そしてメロトロン!英語で歌うジェントルでハートウォームな男性ヴォーカルも特筆。
イタリアのコンポーザーの手による楽曲を腕利きミュージシャンが演奏するプロジェクト、2013年作。イタリアらしいたおやかなアコギ、陽光に包まれるようなリリカルなギターとヴィンテージな質感のたゆたうオルガンによるはちきれんばかりの瑞々しさを持つファンタスティックな逸品。
93年から活動を続ける管弦楽奏者を含む7人編成のグループ、満を持しての2010年デビュー作。端正でリリカルなアコギではじまり、バロック調のキーボード、優美なフルートと続く展開は、まるでP.F.M!
2012年デビュー作。格調高く爪弾かれるクラシック・ギター、そして艶やかなフルートによるイントロはいかにもP.F.M.のDNA。まるで70年代の発掘盤のようなヴィンテージなサウンド・プロダクションも特筆。
70年代に結成された伊プログレ・バンド、13年デビュー作。格調高くファンタスティックでリリカルなアンサンブルとともに、あの名曲「セレブレイション」のような祝祭感に満ちた演奏もあって、P.F.M.のファンは必聴!
イタリアの新鋭プログレ・バンド、2013年デビュー作。凛とした響きのアコギ・アルペジオ、格調高いピアノ、クラシック然とした艶やかなストリングス、柔らかに舞うフルート。オープニングからまるであのチェレステの傑作のように、イタリアならではの叙情が溢れ出します。英語で歌うジェントルでハートウォームな男性ヴォーカルも特筆。2曲目に切り替わるとドラムが入り、ヴィンテージなトーンのシンセが軽やかに伸びやかに透明感あるメロディを奏でます。包み込むように優美なハーモニーも絶品。この躍動感あるポップセンスは、そう、まるでムーン・サファリ!ポップさはそのままに、ギターは初期P.F.M.を彷彿させるし、メロトロンも溢れるし、まだ2曲目までしか聴いてないのに、イマジネーション豊かなアンサンブルの連続に圧倒されます。たおやかなアコギを基調としたハートウォームさとP.F.M.など70年代のイタリアン・プログレのDNAを継いだプログレッシヴな感覚とが見事に融合したファンタスティックすぎる名作。これはオススメです。
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2700+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
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