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プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!

BIG BIG TRAIN/GRAND TOUR(2019)

キャリア30年でこのファンタジックで瑞々しいサウンドはほんと凄い…。20人超の管弦楽隊を従え制作された、スケール大きくもジェントルな優しさに満ち溢れた19年作!

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90年代~00年代のイギリス屈指のプログレ新鋭バンドと言えるBIG BIG TRAINを特集。バンドのオフィシャル・サイトのヒストリーを元に、バンドのラインナップの変遷を見ていくとともに、作品を聴いてまいりましょう。

THIS WINTER MACHINE/A TOWER OF CLOCKS(2019)

JADISや90年代MARILLIONを繊細かつメランコリックにしたようなこの絶品サウンド、1stから変わらず素晴らしい…。期待の英新鋭による待望2nd!

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カルファゲン/ドラゴン・アイランド組曲(2019)

英国を拠点に活動するウクライナ出身の才人Antony Kaluginが率いるシンフォ・プロジェクト。またまた素晴らしい出来栄えの19年作10th。そのサウンドを一言で言い表すなら「THE FLOWER KINGS + GRYPHON」!!

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FAR MEADOW/FOREIGN LAND(2019)

YESやネオ・プログレ勢を受け継ぐ構築的かつメロディアスなプログレを聴かせる英新鋭19年作。疾走感あるパートでもヘヴィにならず英国然とした気品を崩さない演奏、そしてしっとり落ち着いた歌いぶりの女性ヴォーカルがとても良い!

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LOST CROWNS/EVERY NIGHT SOMETHING HAPPENS(2019)

まるでKING CRIMSONにHENRY COW、それからザッパをごった煮にしたみたい!?緊張感みなぎるスリリングなアンサンブルの中にストレンジなポップさが散りばめられた、恐るべき英新鋭アヴァン/チェンバー・ポップ・バンドです。

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WE ARE KIN/BRUISED SKY(2019)

アンビエント/エレクトロニカに通ずる洗練された音響と、メランコリックながらも暖かみに満ちた優美なメロディの対比が美しい。透明感溢れる女性ヴォーカルをフィーチャーした英国新鋭メロディック・ロック。

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EMERALD DAWN/NOCTURNE

ピンク・フロイドをクラシカルなシンフォにしたようなサウンド!?気品高さと幻想性が溶け合った音像が、夢の中にいるような気分にさせる個性派シンフォ・バンド。

25 YARD SCREAMER/NATURAL SATELLITE(2019)

02年結成のイギリス新鋭。ちょっとRADIOHEADっぽい浮遊感ある音作りと、ソリッドで豪快なギターサウンドの対比が見事。ジャケ通り幻想的な雰囲気に包まれた逸品です。

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GIFT/ANTENNA(2019)

モダンな中にも70’s英国プログレ直系の叙情性を滲ませる新鋭ブリティッシュ・シンフォの好バンド。ピアノやアコギから醸し出る繊細な色合いもたまらないなあ。

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次のページでは2018年以前の注目作をご紹介!

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  • KARFAGEN / ECHOES FROM WITHIN DRAGON ISLAND

    ウクライナ出身キーボーディストAntony Kaluginによるプロジェクト、「THE FLOWER KINGS + GRYPHON」と言えちゃう驚異の19年作10th!

    ウクライナ出身、英国を拠点に活動する1981年生まれのキーボーディストAntony Kaluginによるプロジェクト。2019年10th。「ジキル博士とハイド氏」「宝島」などで知られる英作家R.L.スティーブンソンの詩を題材にしたコンセプト・アルバム。前作でTHE FLOWER KINGSに匹敵する途方もなく壮大でエネルギッシュなサウンドを提示した彼らですが、本作はずばり「THE FLOWER KINGS + GRYPHON」!前作を引き継いでスケール大きくダイナミックな構成で描かれるシンフォニック・ロックに、民族エッセンス豊かな管弦楽器が色彩を加える、匂い立つように芳醇な演奏のなんと素晴らしいこと。従来作にあったゴリゴリとヘヴィなパートはほぼ登場せず、終始優美な音だけで構築された、まるで丹念に作り込まれた手工芸品のように柔らかく優しい輝きを放つサウンドがただただ感動的に響きます。繊細なタッチながらも熱い叙情美をまとったプレイが胸に残るギターと、ファンタジックかつスリリングにフレーズを繰り出すシンセが一体となって駆け抜けるスタイルは、初期ジェネシスすら彷彿させる完成度。前作が彼らの完成形かと思いきや、また一段上のステージへと歩みを進めたと言える驚きの一枚。これはシンフォ・ファンにはとにかく聴いていただきたい!

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