2022年8月5日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ佐藤です。
ELOや10ccに並ぶ、英国ポップの名グループと言えばパイロットですよね!
ブレイク前のベイ・シティ・ローラーズに在籍していたDavid PatonとWilliam Lyallが結成したグループで、「Magic」や「January」といった代表曲の数々はロック好きなら一度は耳にしたことがあるはずです。
今回は、そんなパイロットのマジカルなポップ・サウンドにも負けない大英帝国ポップ作品をご紹介いたします♪
それではパイロットのデビュー作から出発!
「Magic」が有名ですが、こっちの曲のワクワク感も凄い!流れるように美しいメロディと歌心いっぱいのギターとが抜群のアンサンブルを奏でる完璧なブリティッシュポップ・チューンですよね!
そのPILOTでキーボーディストを務めたこの方の名作ソロも実に素晴らしいんですよ。
70年代英国屈指のポップ・バンドPILOTのキーボーディストをご存知ですか?
このソロ唯一作、軽やかでフックに富んだナンバーが満載の、ニッチ・ポップ・ファン垂涎の一枚なのです。
ヒプノシスによるファンタジックなジャケットがずばり内容を表してるなぁ~。
そのヒプノシス中屈指のインパクトを誇る唇ジャケで知られるあのグループの後継バンドも、PILOT好きにおすすめ♪
ヒプノシスの唇ジャケで有名なCAPABILITY BROWNのメンバーによる後継グループなだけあって、美メロ&ハーモニー満載の極上モダン・ポップ!
PILOTや10ccやBADFINGERやQUEENのファンには是非聴いてほしいっ!
当時アルバムを残さなかったこの実力派、パイロットばりのコーラスを聴かせます!
70年代半ばに「LPをリリースしていないロンドンNo.1バンド」と評価されていたバンドとは?キレのあるハイ・トーンが魅力のヴォーカル、突き抜けるキャッチーなメロディ、爽快感のあるコーラスが素晴らしい~!
少しヒネリを効かせたメロディ&アレンジが魅力のモダン・ポップからは、22年に嬉しいリイシューを果たしたこの作品をご紹介♪
73年の名作ソロで知られるSSWダンカン・ブラウンが結成したモダン・ポップ・グループと言えばこちら。
10ccのような美しさと捻りを備えたオシャレなモダン・ポップ・サウンドと、SSW的ナイーヴさが溶けあった唯一無二のサウンドが魅力です♪
ラストは、PILOTやELOファンへとっておきの大英帝国ポップ・アルバムをご紹介しちゃいましょう~。
「田舎のPILOT」はたまた「田舎のELO」って感じ!?コシのある太いギターとコロコロ愛らしいキーボードのコンビが駆け抜けるビートリッシュなポップ・ロックに、柔らかなフォーキーさも織り交ぜた、70s大英帝国ポップの隠れ逸品!
いかがだったでしょうか。
よろしければ、こちらもどうぞお楽しみください!
ブリティッシュ・ポップ永遠の名曲「Magic」収録の名作デビュー・アルバム。74年作。1曲目の「Just A Smile」からPILOT節炸裂弾けるようなギター、明快さの中にも切なさが胸に響くハイ・トーンのヴォーカル、心躍るハーモニー、キャッチーすぎるメロディ。本当に素晴らしい幕開け。そして2曲目が必殺の「Magic」。ギターが躍動するイントロからポップ好きの心を鷲づかみにします。次々と溢れ出るメロディにも涙。Paul McCartneyに匹敵するメロディ・センスと言っても過言ではありません。流れるように美しいメロディと歌心いっぱいのギターとが抜群のアンサンブルを奏でる完璧なブリティッシュポップ・チューン「Sooner Or Later」、リズムギターが心地良い「Don’t Speak Loundly」、ストリングス・アレンジが美しい「Over The Moon」など、本当に素晴らしい佳曲揃い。ブリティッシュ・ポップ史に残るエバーグリーンな名作。
定価1913+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
ケース不良、帯は透明フィルムでケースに貼り付け、カビあり、ケースに汚れあり、トレーに黄ばみあり
ヴォーカルやギターなどCAPABILITY BROWNの主力メンバーにより結成されたグループ。76年作1stと77年作2ndとをカップリングした2in1CD。美しいツイン・リード・ギターとドラマティックなコーラス・ワークによるポップ・プログレ、ヌケの良いギター・リフとキャッチーなメロディ&ハーモニーによるハード・ポップ、粘っこいファンキー・ロック、英国らしい憂いのあるメロディと流れるようなアンサンブルが胸にしみるフォーク・ロックなど、どの曲も印象的なメロディと味わい深いアンサンブルが絶妙な佳曲ぞろい。CAPABILITY BROWNのファンはもちろん、PILOTや10ccやBADFINGERやQUEENなどブリティッシュ・ポップのファン、ニッチ・ポップのファンはかなりグッとくるグループです。おすすめ
BAY CITY ROLLERSやPILOTでの活躍で知られるスコットランド出身SSW/キーボーディスト、76年のソロ唯一作。PILOTの2人のほか、リズム隊にPhil Collins&Phil Chen、オーケストラ指揮にPaul Buckmasterらが参加。PILOT直系の青空へと抜けるように屈託ないポップ・チューンと、陰影あるメロディを持つ英国SSW然とした気品あるナンバーを配した愛すべきブリティッシュ・ポップを聴かせます。もう1曲目から素晴らしくって、軽快に弾むリズムに乗って、シンセがハートウォーミングに広がり、ピアノが煌めき、人懐っこいメロディを淡い歌声の中に時折イーノみたいなエキセントリックさを覗かせながら歌う、とにかく楽しげなサウンドは聴いていてこちらまで笑顔になってしまうほど。オーケストラ・アレンジも特筆で、全盛期ELOばりにマジカルで変幻自在なストリングスがアンサンブルを全編彩っていて、ファンタジックに織り上げられた音世界に終止ワクワクさせられっぱなしです。PILOTファンは勿論、Nicky Hopkinsのソロ作やChris Rainbowあたりがお好きな方にも聴いてもらいたい珠玉のポップ・アルバム!
ギター/ヴォーカルのAndy Arthursを中心とする英ポップ・ロック・グループ、75年の唯一作。冒頭ミステリアスな讃美歌で幕を開けたかと思うと、いきなり女性の叫び声が荘厳な雰囲気を突き破り、POLOTのように伸びやかなポップ・ロックへとなだれ込んでいく1〜2曲目の時点でマジカル!コシのある太いギターとコロコロと愛らしいキーボードのコンビが駆け抜ける、PILOTやELOばりのビートリッシュなポップ・ロックが痛快です。その合間に鳴らされる、アコギと柔らかい管楽器の音色が素敵なフォーク・ロック調もまた絶品。また多彩に変化するコーラスワークにも注目で、QUEENばりのオペラチックな多声コーラスから涼風のように爽やかなウエストコースト調まで、ここぞというパートでサウンドを盛り上げていてGOOD。これは70年代大英帝国ポップの隠れ名品!
73年発表のセルフ・タイトル作で名高いSSWのDuncan Brownと、コンポーザーとしても多くの実績を残すPeter Godwinを中心に結成された英モダン・ポップ・グループ、76年1stアルバム。グールドマン&スチュワート期10ccのような美しさと捻りを備えたメロディラインと、引き締まったリズム&浮遊感あるシンセが耳に残るオシャレかつ躍動的な演奏が組み合わさったモダン・ポップ・サウンドが絶品。ですが彼らの真に素晴らしいのが、そんなモダン・ポップにアコギとピアノで紡ぐセンチメンタルなパートがたっぷりと登場するところで、Duncan Brownのソロ作で聴かれたナイーヴなSSW的感性が十二分に生かされているのが最大の魅力です。モダン・ポップの遊び心とフォーキーな繊細さが違和感なく調和した愛すべき名盤!
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