こんにちは、
カケレコ店長の田中です。
5月の月間カケレコ・ベストセラーがまとまりましたので、発表いたします!
5月は英米ユーロ・プログレのマニア垂涎のコレクター盤が一挙再発されて、たいへん人気でした。
カケレコらしく、世界の秘宝盤が集結したランキング、試聴しながら、どうぞお楽しみください!
1位:クリムゾン『リザード』に通じる静謐な気品、『太陽と戦慄』ばりのテンションみなぎる変拍子、ヘンリー・カウばりの狂気の室内楽的アンサンブル。極めつけは全面に出て主旋律を奏でるメロトロン!ギリシャのみならずユーロ屈指の傑作!
2位:目玉は何と言っても、初代ギタリストのホールズワースと2代目オリー・ハルソールの共演!左右のチャンネルからのテクニカル・ギターの応酬は必聴モノの素晴らしさです!
3位:いきなりラッシュ「スピリット・オブ・ラジオ」そっくりのイントロにニンマリですが、ラッシュや初期イエス meets NWOBHMなサウンド最高!
4位:クリムゾンのイアン・マクドナルドのプロデュースでデビューした米シンフォの隠れた名盤。ジャケからして秘宝臭ぷんぷんですが、音もイエス&ジェネシス直系のファンタスティック・プログレでたまりません!
5位:パンク全盛の70年代後半にこのジャケでこの音では売れなそうですが、やはり埋没してしまったのか・・・。同じ77年リリースのイングランド『ガーデンシェッド』の表裏を成すと言えそうな暗黒の英プログレ秘宝。
6位:北欧はフィンランドの新鋭バンドによる13年作は、70年代プログレ名曲のカヴァー集!その中から70s英プログレ屈指の名盤よりこのナンバーをどうぞ♪なんとオリジナルkey奏者ロバート・ウェッブが参加!
7位:ユーライア・ヒープからの影響を軸に、R&B~ファンクからサイケまでをまぶしてアメリカならではの鋭角かつグルーヴィーに聴かせるニューヨーク産オルガン・ハード・こんな凄いバンドがアメリカには眠っているのか・・・・
8位:ゾンビーズ『オデッセイ・オラクル』にフォルムラ・トレのアルベルト・ラディウスが乱入したりこんな音になりそう!?
9位:フェスでの熱演が未だ印象深い伊プログレ史上屈指のヘヴィ・シンフォ・バンド、13年新作!若手を加えた7人編成で繰り広げられる「静」と「動」のダイナミズムに度肝を抜かれる快作に仕上がってます♪
10位:レオン・ラッセルの叙情とグラム・パーソンズのたゆたう憂いをブレンドしたような繊細でメランコリックな歌声にグッとくるなあ。LAスワンプの名品!
それではみなさん、試聴を楽しみながら、全国のリスナーから注目を集める10枚をご堪能ください!
11位以下の作品も含む、5月のベストセラーリストもあわせて是非!
http://kakereco.com/bestseller.php?s=2&m=1
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