2020年7月10日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは。スタッフ増田です。
引き続き九州や西日本、東北などで大雨が続いている様子。気の休まらない日々が続いていますが、少しでもカケレコで楽しんでいただけたら幸いです。
さて、今週は韓国BIG PINKレーベルの人気リイシュー盤が再入荷いたしました。
スタッフの予想以上に!?早く売り切れてしまったこの人気作↓も再入荷!
フォーキーでハード・ポップな爽やかウェストコースト・ロック・サウンドに胸キュン!米Steve Millerを思わせる繊細な歌声もいいなあ。
ニコレット・ラーソンがカヴァーした名曲「Rio De Janeiro blue」の作者としても知られるSSW、75年作!
本日はこんなフォーキーでポップで爽やかなサウンドが楽める作品をカケレコ棚より選んでまいりました。
同じく米国からはこちらをおすすめ。RICHARD TORRANCEと同じく、米国だけどどこか英国的な繊細さがあって◎!
「フォーキーなジミ・ヘン」もしくは「ハードなSTEALERS WHEEL」!?
ジミ・ヘンやEYES OF BLUEとも共演した米SSWによる71年作。
ファンキーなベース・ラインに乗せてジミ・ヘンばりに跳ねるエレキと繊細なアコギが絡む、ハード・フォーキー・ポップな逸品♪
STEALERS WHEELの名前が出てきたので、ついでに本家もご紹介!
スコットランドのポール・マッカトニーと言われるソングライター率いるグループと言えば?
「田舎のビートルズ」と言える愛すべき名曲ですね。ピアノが踊る間奏で木漏れ日が降ってきます。
そんなSTEALERS WHEELの片割れといえば・・・
STEALERS WHEELのSSWと言えば・・・ほとんどの人はジェリー・ラファティの名を上げるでしょうが、その相棒の名を知っている人は少ないでしょう。
彼のソロがまた美メロの宝庫でびっくり☆
英国の爽やかフォーキー・ポップでは、この作品もオススメです!
ドノヴァンのマネージャー、Ashley Kozakによって結成されたバンド、72年作。
CS&N系爽やかフォーク・ロックかと思ったら、エレピやクラビネットが大活躍!ポール直系のメロディもグッとくるなあ。
最後は米国に戻って、こんな爽やかソフト・ロックをご紹介。
涼やかな洒落たコード進行による、爽やかなTODD RUNDGREN!?
手書き自画像ジャケからは想像できない洗練されたサウンドが飛び出すアーバン・SSW/ソフト・ロックの名作。
いかがでしたか?気になる一枚が見つかれば幸いです!
聴かなくなったプログレ&オールド・ロックのCDがございましたら、カケレコを是非ご検討ください。
1枚1枚、専任スタッフが丁寧に査定させていただきます。
「カケレコのとことん査定」、詳しくはこちら。
涼やかな洒落たコード進行による、爽やかなTODD RUNDGREN!?ホントに歌いっぷりもそっくり!76年作、アーバン・SSW/ソフト・ロックの名作がこちら!VANDA選「SOFT ROCK A TO Z」にも収録された作品!基本的にアコースティック・ギターのコードストロークを中心とする歌モノなんですが、ひんやりと時にユーモラスなシンセサイザー、瑞々しいパーカションのリズムに70年後期のアーバン・メロウな感覚も感じさせる作品です。フォーキーSSW〜ソフト・ロック〜AOR〜シティ・ポップ的サウンド・プロダクションに気持よく聴けること請け合いです!紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、英文ライナー付仕様、定価2500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケに軽微な折れ・軽微な圧痕あり
レオン・ラッセルのShelterレコードから74年にデビュー、ニコレット・ラーソンやランディ・クロフォードがカヴァーしたAOR名曲「Rio De Janeiro blue」の作者としても知られる米SSW、自身のバンドEUREKAを率い制作された75年作2nd。こ、これはたまらんウェストコースト・ポップ・ロック!西海岸の爽やかさとスワンプ・ロック的粘り強さを兼ね備えた味わい深いバンド・アンサンブルに、エネルギッシュなシャウトも炸裂させつつどこか哀愁とセンシティヴな雰囲気を湛えたヴォーカル。最初に聴いて思い浮かんだのはSTEVE MILLER BANDで、フォーキーさとハード・ポップ・テイストが混ざり合ったサウンドは初期JAMES GANGにも通ずるものがあります。ウェストコースト・ロック好きはもちろん、70’sパワー・ポップ・ファンにもオススメの胸キュンな逸品!
英プログレッシブ・ポップ・フォーク・バンド、72年作2nd。まるでCS&NやBEE GEESのような青々としたコーラス・ワークが爽やかで、全編に渡って心地良いハーモニーを聴かせてくれます。アコギとスライド・ギターが美しい西海岸風サウンドや、ポール・マッカートニー直系のスイートなメロディにぐっときていると、いつの間にやらエレピやクラビネット、メロトロンが入り乱れるプログレッシブな展開に!フォーク・ロックじゃなかったの!?と思ってメンバーを調べてみたら、中心人物TERRY SHADDICKは後にオリビア・ニュートン・ジョンやアメリカに楽曲提供するポップ職人でした!何でもこのバンド、DONOVANのマネージャーが、英国フォークとポップ、ロックを融合させたくて企画し、TERRY SHADDICKはそのために引き抜かれたんだとか。何はともあれ、ニッチ・ポップ好き、それからもちろんフォーク・ロック好きにも聴いていただきたい作品です!
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