2020年4月8日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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こんにちは。
スタッフ佐藤です。
新品CDをメインに直近で入荷した注目のタイトル、売れ筋の人気タイトルの中からスタッフおすすめの作品をピックアップするコーナー「日々是ロック」。
カケレコが厳選して入荷している世界のロック/プログレの新品CDを通して、魅惑の音楽探求をお楽しみください☆
今日のテーマは「クラシカルな優美さを持つプログレ」でお送りしてまいります☆
まずは、今年リイシューされ注目度も高い、クラシカル・ロックの名バンドによるこの作品から!
前作「燃ゆる灰」で作り上げた優美なシンフォニック・サウンドにさらに磨きをかけた74年作!ロック、フォーク、クラシックがスケールいっぱいに交差する壮大かつ幻想的な音世界に心震えます…!
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続いてはちょっとマイナーな作品になりますが、このデンマーク発の一枚、出来栄えはピカイチですよ~。
デンマークにこんな心躍るクラシカル・キーボード・ロック・バンドが居たなんて!トレースやコレギウム・ムジカムあたりのファンはウキウキしちゃうはず。
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いかにもなジャケット通りのエレガントなサウンドが繰り広げられる、とっておきのイタリアン・シンフォ盤がこちら!
LOCANDA DELLE FARTEが好き?でしたら、同郷イタリアのこの新鋭を是非。優美でファンタスティックなアンサンブルがとにかく素晴らしい。90年代叙情派イタリアン・ロックの名作ですね☆
こっちもイタリアの新鋭による新作ですが、MONTEFELTROと同じくLDF好きの方にお楽しみいただきたい一枚となっております♪
ヘヴィな硬質感とクラシカルな気品高さ、そして哀愁溢れるイタリア語ヴォーカル。この気高くも熱いシンフォニック・ロックは、NEW TROLLSやLOCANDA DELLE FATEあたりのファンなら是非!
ラストはアルゼンチンに飛んで、この南米シンフォの決定版をセレクト!
天上からひらひらと降りてくるような奇跡のメロディ、センチメンタルなヴォーカル、そしてフュージョン・タッチのテクニカルさ流麗さにクラシカルな格調高さも加味した美麗かつ精緻なバンド演奏。GENESISやCAMELのファンならマスト・リッスンなアルゼンチン・プログレ最高峰の逸品!
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いかがでしたか?
気になる一枚が見つかりましたら幸いです。
YARDBIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は74年にリリースされた3rd。前作「燃ゆる灰」で作り上げた優美なシンフォニック・サウンドにさらに磨きをかけ、また、バンドのプロダクションに大いに貢献してきたMichael Dunfordがついに正式加入。「アルビノーニのアダージョ」を取り上げた「冷たい世界」や前作には無かったスケール感を持つ「母なるロシア」などを収録し、バンドは一気にその人気を不動のものとします。
デンマーク出身のキーボード・プログレ・バンド、74年のデビュー作。明るく華やかなトーンで広がるハモンド・オルガンとクラシカルなリードを奏でるムーグ・シンセを中心に、粒立ちの良いトーンの明瞭でメロディアスなギター、高音が際立ったゴリゴリとしたトーンでアグレッシヴにランニングするベースがめくるめく心躍るサウンドが印象的。ジェントルなヴォーカル、気品のある美しいメロディもグッときます。エドヴァルド・グリーグによる組曲「ペール・ギュント」をモチーフにした15分を超える大曲も聴きどころ。オランダのトレースやチェコのコレギウム・ムジカムあたりが好きなら間違いなく気にいるでしょう。クラシカルなキーボード・プログレの名作です。
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