2020年3月21日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: フォーク
こんにちは。スタッフみなとです。
今日は、カケレコ棚を探検して、春に聴きたい、ちょっとセンチメンタルな英国フォーク作品をピックアップしてまいります。
まずはこちら。
RENAISSANCEと共に英国の女性ヴォーカル・プログレを代表するグループ、最高傑作と名高い72年3rd。
ジャケットに、キノコに座って水タバコをふかしている妖精(?)がいますね。春先のぼんやり霞んだ日に、こういう不思議な存在がふと目に入りそうです。
さて、ではソーニャ作の「Melinda (More Or Less)」を聴いてまいりましょう。
ハープシコード、フルート、ヴァイオリンが繊細に絡み合う、メランコリックで感傷的なサウンドは春にぴったりではないでしょうか。
次は、花の咲くジャケットのこちら。
米ワシントンで出会い、ロンドンに移住して活動した3人組フォーク・グループ、69年作。
気だるくもあり、牧歌的でもあり、格調高くもあるサウンドは、60年代後半の空気をそのまま閉じ込めたような個性溢れるサウンドです。
花ジャケつながりでこちらを。…と思ったのですが、よく見たら花ではないですね(汗)色合いが少々不気味なジャケットです。
こちらは67年に2枚組という大ボリュームでリリースされた作品で、前半はエレクトリック、後半はアコースティックになっており、後半はHMSドノヴァンにも通じる幻想的なサウンドです。
次は、タイトルに「スプリング」とあったのでこちらを。
アメリカン・フォークに心奪われた英国SSW、イアン・マシューズがフェアポート・コンヴェンション脱退後に結成したバンド、70年作の2nd。
イギリスの田園風景が広がる叙情的なメロディとCSN&Yなどを彷彿とさせる乾いたアンサンブルとコーラス・ワークが調和したサウンドに心温まる逸品。
梅の花に囲まれるサンディが印象的なジャケットです。
ジャケのイメージ通りの穏やかで気品に満ちた名作で、彼女のソロの中でもメロディの良さでは一番と言えるでしょう。
心にスッと入り込んで柔らかに広がるハスキー・ヴォイスと艶やかなストリングス…心に染み入ります。
ちょっとしんみりとしてしまいましたので、最後はウキウキとしたこの曲をピックアップ。
このジャケに写るブリジットは何だか妖精のようですね!
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