2021年5月20日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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スタッフ佐藤です。
豊かな声量を武器に熱くシャウトするヴォーカル、ロック好きならグッと来ないはずありませんよね!
というわけで、今回は熱きシャウト・ヴォーカルが炸裂する英国ロック作品をご紹介。
このハイトーンのソウルフルなシャウト、やっぱりたまらないなぁ。ロバート・プラントが夢中になったのも納得のカリスマ性がみなぎってますね。ドラムは元クリムゾンのイアン・ウォーレス!
ソリッドかつ粘り強いギターと淡いハモンド。これぞ英国叙情ハードと言えるアンサンブルに、ジャニス・ジョプリンばりの強烈な女性ヴォーカルが炸裂しちゃうんだから、もう必殺!
強靭な女性ヴォーカルを聴きたいならこちらも要チェック。ブルージー&プログレッシヴなブリティッシュ・ロックの好グループ!オペラのように荘厳なスキャットからアグレッシヴなシャウトまでを歌いこなす紅一点シンガーAnna Meekの素晴らしさと来たら…!
ジャケットからしていかにもアングラ感満点なこの一枚はご存じでしょうか。ファズ・ギターとエネルギッシュなシャウト・ヴォーカルが渦巻くアングラ・ハードが軸ですが、メロトロンが溢れたり、アコースティック・ブルースがあったり、一筋縄ではいきません!
この1曲目を聴いて、血湧き肉踊らぬハード・ロック・ファンはいないと断言!エッジの立った切れ味抜群のギターと鮮やかに舞うピアノのコンビネーションと哀愁のシャウト・ヴォーカルが素晴らしい、ブリティッシュ・ハード必殺盤!
FREEを土台にDEEP PURPLEのエッセンス!? ギターのキレも抜群だし、ストリングスのドラマティックさもグッときちゃう。極めつけは男臭さたっぷりのハスキー・ヴォーカル。雄々しいシャウトにやられます。
バキっと歪んだスリリングなギター、ツェッペリンばりにタイトでヘヴィ級のリズム隊、熱くシャウトするヴォーカル。バンド全体が塊となったソリッドなアンサンブルは、本格感ぷんぷん。
パープル加入以前の若きグレン・ヒューズが率いた名グループ!サイケ&プログレッシヴな1stから、ハード&ブルージーなハード・ロックへと舵を切ったのがこの2ndです。のちにホワイトスネイクでも活躍するメル・ギャレーによる恐るべき切れ味のギターワーク、全盛期ジューダス・プリーストを支えるデイヴ・ホーランドによる重厚なドラミング、そしてグレンによるソウルフルかつ強靭なシャウト・ヴォーカルと一分の隙もないカッコよさ!
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英ハード・ロック・グループ、73年作の1st。エッジの立ったキレ味抜群のギター、リズミックで叙情性溢れるピアノ、力強いシャウト・ヴォーカル、コシのあるリズム。これは文句なしに格好良いです。ピアノが美しく響く引きの部分から、左チャンネルにギターがテンション溢れるフレーズで切れ込んでくるのを合図に全パートが一体となって畳みかけ、シャウト・ヴォーカルが仁王立つ。鳥肌ものの格好良さ。圧倒的な存在感です。ハード・ロック・ファン必聴の名作。
ソウルフルなシャウト・ヴォーカルとタイト&スピーディーなアンサンブルによる英ハード・ロック・グループ。74年作の1st。ライナーには、FREEを土台にDEEP PURPLEのエッセンス、と書いてありますが、確かにその通り!絞り出すような太いシャウト・ヴォーカルは存在感抜群で、ブルージー&メロウなハード・ロックを基本に、ツイン・リードやオルガンによるドラマティックなキメのパートを加えるアンサンブルはかなりカッコ良いです!一転して、HUMBLE PIEあたりに通ずるアーシーな雰囲気もあったり、叙情的なストリングスが入ってきたり、この時期のブリティッシュ・ロックの魅力を詰め込んだような味わい溢れるサウンドにグッときっぱなし。ベルボトムが最高に似合う男達による男臭い哀愁や叙情が滲み出た逸品。
英国出身グループのアメリカでのみリリースされた71年唯一作。(録音もイギリス)バキっと歪んだスリリングなギター、ツェッペリンばりにタイトでヘヴィ級のリズム隊、熱くシャウトするヴォーカル。バンド全体が塊となったソリッドなアンサンブルは、本格感ぷんぷん。各パートそれぞれを見ても、演奏の切れ味抜群。それにしてももの凄い強度と疾走感です。ハード・ロック・ファンは必聴の名作。
後にDEEP PURPLEで活躍するGlenn Hughesの在籍で知られるグループ。70年作の2nd。1stからメンバーが抜け、トリオ編成に。サイケデリック&プログレッシヴな1stと比べ、ハード&ブルージーなブリティッシュ・ロックを聴かせています。アーシーでふくよかなドラム、メロディアスかつグルーヴ感いっぱいのベース、そして叙情的なアコギからコシのあるトーンのハード・エッジなエレキまで表情豊かなギター。極めつけは、ソウルフルなGlenn Hughesのヴォーカル!英国的な陰影とアメリカン・ロック的な土臭さやヌケの良さが絶妙にブレンドしたスケールの大きなサウンドはかなり完成度高いです。それにしても圧巻のグルーヴ!これを聴いて体が揺れないロック・ファンは居ないでしょう。
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