2019年9月4日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは。9月も後半となり、段々と涼しくなってまいりました。
蝉の鳴き声が鈴虫の鳴き声になって、日も少しずつ短くなり、誰が決めた訳でもないのに季節は確実に変わっていくんだなあ…としみじみとしてしまいます。
さて今日は、「イーグルスから辿る、哀愁のカントリー・ロック」というテーマで作品をピックアップしてまいります。
どうぞご覧ください。
19世紀後半のアメリカに実在したギャングを元に作られた楽曲。
まさに「ならず者」な内容。一刹那に生きる男たちの孤独と寂寥感に満ちています。
どこを切っても哀愁のメロディが溢れだす作品ですね。
グラムパーソンズの後にFLYING BURRITO BROTHERSに加入したことでも知られるSSW。
柔らかく響くスティール・ギター、叙情的で細やかなピアノ、リックのジェントルなボーカル…
カントリー・ロックとSSW的なところとが良いバランスで合わさった、哀愁と繊細さに満ちたサウンドです。
テキサス出身のSSW、75年作。
ソフトで繊細なボーカルに、バンジョーやフィドルが重なり、優しく洗練されたサウンドとなっています。
米テキサス出身のフォーク・デュオ、69年作。
郷愁を誘うフィドルやスティール・ギターのカントリー・サウンドと、SSW作品特有の内省的なサウンドが融合した味わい深い作品です。
テキサスの田舎町ワクサハチ出身SSW、72年デビュー作。
フレッド・ニールに影響を受けたというブルージーな歌声が、枯れた哀愁を漂わせています。
次はデュオ作品を取り上げましょう。
73年に飛行機事故で亡くなった夫が、愛妻と共に遺した美しい優しさに溢れたカントリー・フォーク…。
思わず胸が苦しくなってしまうほどに素晴らしく微笑みに満ちた作品です…。
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初期イーグルスとウェストコースト・シーンを中心に、爽やかさと哀愁を兼ね備えた夏にピッタリのカントリー・ロックをご紹介してまいります。
ペーパーケース仕様、2枚組、ボーナス・トラック1曲、英文ブックレット付仕様、定価3619+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
目立つスレあり、帯に色褪せ・帯に若干折れあり
ブルーレイディスク3枚組、リージョンA、デジパック仕様(トールサイズ)
盤質:無傷/小傷
状態:良好
若干折れあり
DVD、NTSC方式、リージョン2ー、日本語字幕あり、解説元からあったか不明、定価2940
盤質:傷あり
状態:並
帯-
レーベル面にスレ・汚れあり、ケースにスレあり
米テキサス出身のフォーク・デュオ、69年作。郷愁を誘うフィドルやスティール・ギターのカントリー・サウンドと、SSW作品特有の内省的なサウンドが融合した味わい深い作品です。最も聴きごたえがあるのは、3部構成の組曲「Texas Trilogy」。生まれ故郷のテキサスでの生活を描いた楽曲で、展開がとても見事です。オープニングのギター弾き語りはまるでレナード・コーエンのような影があり、枯れたボーカルにからむハーモニカが何とも胸に染み入ります。次第に軽快なリズムになり、ハーモニカとマンドリンの小気味よいカントリーへ。テキサスの陽の当たる風景が目に浮かぶようです。やがて2人のボーカルが重なり、伸びやかなフィドルも交えて美しいハーモニーは最高潮に。最後は夕日が落ちるような寂寥感ある弾き語りへと移行し、静かに幕を閉じます。2人の素朴なボーカルと、各楽器の心地良い音の重なり、カントリーとフォークが合わさった深みあるサウンドに、じっくりと浸れる一枚です。ERIC WEISSBERG参加。
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