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EAGLESから巡る爽やか&哀愁のカントリー・ロック選

スタッフ増田です。

ロック・ファンなら知らない人はいないであろう米国屈指の名グループ、イーグルス。

歴史に残る76年の大名曲「ホテル・カリフォルニア」で名高い彼らですが、元々の出発点はバンジョー、スティール・ギター、マンドリンなどカントリー・ミュージックで用いられる楽器をロックの中に取り入れたカントリー・ロックでした。

BYRDSの68年作『ロデオの恋人』によって幕を開けたと言われるカントリー・ロック。60年代後半から70年代にかけては米国カリフォルニアでカントリー・ロックの人気が高まり、イーグルスをはじめとする多くのバンドが登場。以降、米国ルーツ・ミュージックの要素を多く取り入れた「ウェストコースト・ロック」のシーンが築かれていくこととなります。

ウェストコースト、といえばビーチ。イーグルスのサウンドもどこか潮風のような爽やかさがあって、海岸沿いをドライブしたい気分になりますよね。

今回はそんな初期イーグルスの作品を起点に、爽やかでいて哀愁漂う米国カントリー・ロックの作品を巡ってまいりましょう。

EAGLES/EAGLES

ご存知西海岸を代表するロックバンドによる傑作1st。

ジャクソン・ブラウンと共作のこの曲。爽やかでいて哀愁に満ちた歌声とアンサンブル、目を閉じれば夕暮れのウェストコーストの情景が浮かんできそうです。

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それでは、爽やかさの中に哀愁の滲むウェストコースト&カントリー・ロックを名作・マイナー作合わせてご紹介いたします。

REDWING/WHAT THIS COUNTRY NEEDS

「CCRの弟分」としてデビューしたカリフォルニア出身カントリー・ロック・バンド、72年作。

ヌケ良く爽やかで、かつジャケ通りどこか郷愁を誘うサウンドが非常に愛すべき逸品!

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BUCKACRE/BUCKACRE

イリノイ州のカントリー・ロック・バンド、78年作。

軽快なギターリフと晴れ渡った空のような若々しいボーカルが非常に爽やか。

リズミカルなピアノ、彩りを添えるストリングスのアレンジも見事で、思わず駆けだしたくなるようなサウンドです。

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SWAMPWATER/SWAMPWATER

リンダ・ロンシュタットのバックバンドをしていたことでも知られる、米カリフォルニアのケイジャン・カントリー・ロック・バンド、72年作。

全編にわたってペダルスティールやフィドル、コーラスが心地よく響き渡り、イーグルスに通じる西海岸の哀愁あるメロディが楽しめる、非常に爽やかなカントリー・ロックです。

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POCO/PICKIN’ UP THE PIECES and POCO

キャッチーかつ哀愁溢れるメロディ、ヌケの良いコーラス・ワーク、流れるようなペダル・スティール。

CSN&Y、BYRDS、EAGLES、はっぴいえんどあたりが好きなら、間違いなく気に入る米カントリー・ロックの名バンド!

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続きまして、そんなEAGLESのメンバーによる関連作をご紹介いたしましょう。

SHILOH/SHILOH

ドン・ヘンリーがイーグルス以前に在籍していたことでも知られるテキサス出身のカントリー・ロック・バンド。69年の唯一作。

イーグルスへと通じる叙情性とともに、無骨なルーツ・フレイヴァーがたまらないグッとくる佳曲ぞろいです。

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GLENDA GRIFFITH/GLENDA GRIFFITH

こちらはドン・ヘンリーと恋仲にあった女性SSWによる77年の名作。

プロデュースはドン・ヘンリー自身が担当し、キャロル・キングをはじめ、ウェストコースト・オールスターと言えるゲストも豪華で、ドンの彼女への愛情を感じます。

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ジャクソン・ブラウン/孤独なランナー

イーグルスのメンバーではありませんが、デビュー間もないグレン・フライとJ.D.サウザーのアパートに一緒に住んでおり、イーグルスの出発点となった「TAKE IT EASY」は彼がグレン・フライにプレゼントしたものだとか。

今作は77年5作目。ライブ・アルバムですが、ステージでのパフォーマンスの他に、ホテルやバスの中など、ツアーの様々な場所での演奏が収録されています。

タイトル曲「孤独なランナー」は映画『フォレスト・ガンプ』でも流れていました。

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EAGLESの在庫

  • EAGLES / COMPLETE GREATEST HITS

    代表曲を網羅した03年編集ベスト

  • EAGLES / LONG ROAD OUT OF EDEN

    28年ぶりのスタジオ・アルバムとなった07年作

    • UICO1134/5

      ペーパーケース仕様、2枚組、ボーナス・トラック1曲、英文ブックレット付仕様、定価3619+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      解説無

      760円

      608円
      (税込669円)

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  • EAGLES / EAGLES

    ウェストコースト・ロック黄金期の幕開けを告げた72年デビュー作!

    新時代のウエスト・コースト・ロックの幕開けを告げた記念すべきファースト・アルバム。72年作。ジャクソン・ブラウンとの共作による象徴的なナンバー「テイク・イット・イージー」収録。

  • EAGLES / DESPERADO

    数えきれないほどのミュージシャンにカバーされる名曲中の名曲「DESPERADO」収録の73年作2nd、哀愁のメロディが溢れる初期の傑作!

    アメリカ西海岸を代表するロック・バンド、73年作2nd。西部開拓時代をテーマとしたアルバムです。前作同様のカントリー色が濃厚ながらエレキ・ギターを導入することで音が厚くなり、ロック度を増している作品。哀愁漂うアコースティック・ギター、残響音が心地よい大らかなスライド・ギター、ゆったりとタメの効いたリズム隊による、悠然とした寂寥感を感じさせるアンサンブル。素朴なコーラス・ワークも印象的。代表曲として名高い「DESPERADO」は寂しげなピアノ・ソロに導かれる、語りかけるような低音ヴォーカルが素晴らしいバラード。他にも爽快なカントリー・ロック、ロックン・ロール、ハード・ロックなど、バラエティに富んだ楽曲を収録、どこを切っても哀愁のメロディが溢れだします。初期の傑作。

  • EAGLES / HOTEL CALIFORNIA

    76年度グラミー賞最優秀レコード賞を受賞、イーグルスの代表作にしてアメリカン・ロック史上の大名盤

    76年度グラミー賞最優秀レコード賞を受賞した、彼らの文句なしの代表傑作、同75年第5作目がこちら。既に74年リリースの『ON THE BOADER』において全米第1位を獲得していた彼らですが、その多大なプレッシャーを押しのけ、J.D.Southerを迎え完成させた今作。それまでのカントリー・テイストは薄れ、よりタイトでヴィヴィットなロック・サウンドを導入しています。それでいて、70年代に入り、次第に産業として体制に取り込まれてゆくロック界を皮肉ったかのような歌詞が印象的な大名曲「HOTEL CALIFORNIA」を筆頭に、「NEW KID IN TOWN」、「THE LAST RESORT」等、Daryl Hallを歌の主人公のイメージとしたかのような内政的で、示唆的な歌の世界が、正に70年代という疲れを見せ始めたロック界の空気感を上手く捉えた作品であるとも言えるでしょう。

  • EAGLES / THEIR GREATEST HITS

    76年編集ベスト

  • EAGLES / BEST OF

    85年発表のベスト

  • EAGLES / HELL FREEZE OVER

    94年作

  • EAGLES / HELL FREEZE OVER (DVD)

    94年のMTVアンプラグド・ライヴ映像を収録

  • EAGLES / VERY BEST OF

    94年編集ベスト、全33曲

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JACKSON BROWNEの在庫

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SWAMPWATERの在庫

  • SWAMPWATER / SWAMPWATER(1st)

    リンダ・ロンシュタットのバック・バンドをしていたことでも知られる米カリフォルニアのカントリー・ロック・バンド、70年1st

    ナッシュヴィル・ウェストに在籍していたギブ・ギルボーが結成した、カントリー・ロック・バンド、70年作1st。今作の魅力は、瑞々しいカントリー・ロックにギブ・ギルボーのケイジャン仕込みのフィドルがぴったりと合って、流れるような美しく優しい響きを聴かせてくれるところです。アップテンポの軽快なリズム隊に、見事なコーラス・ハーモニー、そして厚みある芳醇なフィドル。アコースティック・ギターやリゾネーター・ギター、エレキ・ギターなど、多彩なギターの華やかなサウンドも、非常に心地良いです。ロッド・スチュワートもカバーした「Big Bayou」で見られる、郷愁を感じる歌詞世界も魅力。爽やか且つ奥深い、そして思わず故郷の風景が浮かんでしまうような、懐かしさに溢れた作品です。

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BUCKACREの在庫

  • BUCKACRE / BUCKACRE

    イリノイ州のカントリー・ロック・バンド、78年作。

    イリノイ州のカントリー・ロック・バンド、78年作。正統派ウエストコースト・ロックで、軽快なギターリフと晴れ渡った空のような若々しいボーカルが非常に爽やか。リズミカルなピアノ、彩りを添えるストリングスのアレンジも見事で、思わず駆けだしたくなるようなサウンドです。EAGLESやPOCOなど、ウエストコースト・ロックが好きな方なら間違いなくお気に召すでしょう!

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POCOの在庫

  • POCO / POCO

    ウエストコースト・ロックの名バンド、70年作2nd

  • POCO / DELIVERIN’

    71年ライヴ作

  • POCO / FROM THE INSIDE

    ウエストコースト・ロックの名バンド、71年作

  • POCO / GOOD FEELIN’ TO KNOW

    ウエストコースト・ロックの名グループ、72年作

  • POCO / SEVEN AND CANTAMOS

    ウエストコースト・ロックの代表的グループ、74年リリースの2作品を収録

  • POCO / ROSE OF CIMARRON

    ウエストコースト・ロック/カントリー・ロックの代表的グループ、76年作

  • POCO / INDIAN SUMMER

    ウエストコースト・ロック/カントリー・ロックの代表バンド、最高傑作の誉れ高い77年リリース6th!

    70年代、米ウエストコースト・ロック、そしてカントリー・ロックを代表する名グループによる、最高傑作の誉れ高い77年発表、第6作目。表題曲「INDIAN SUMMER」は、新緑の木漏れ日に包まれるかのような、まさに小春日和な大名曲!穏やかな曲調で、アルバムトップには地味かと思わせる曲ですが、あまりカントリー臭さを感じさせないスティールギターの使い方等は、この時代のポップミュ−ジックにも通用させるための、ひとつの実験だったのかもしれません。STEELY DANのDONALD FAGENがストリングス・シンセサイザーで参加している点も特筆すべきでしょう。本作はTimothy B.SchmitとGeorge Granthamにとっては最後のアルバム。絶対の安定感と堅い結束で奏でられて来た、カントリータッチのロックサウンドは、ここでひとまず区切りがつけられました。プロデュースは前作同様Mark Harman。Paul Cottonが4曲、Rusty Youngが4曲、Timothy B.Schmitが3曲となっており、うちRustyの3曲は組曲となっています。サウンド的には基本的に前作の雰囲気を踏襲しつつ、幾分ロック調の曲が増えているのが今作の特徴です。

  • POCO / DELIVERIN’/CRAZY EYES

    カントリー・ロックを代表する名グループ、71/73年作

  • POCO / FORGOTTEN TRAIL(1969-74)

    38曲収録コンピ

  • POCO / INDIAN SUMMER/LEGEND

    ウエストコースト・ロックの代表的グループ、77/78年作を収録

  • POCO / ORIGINAL ALBUM CLASSICS

    69/70/71/72/73年作

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REDWINGの在庫

  • REDWING / WHAT THIS COUNTRY NEEDS

    「CCRの弟分」4人組バンド、やんちゃでストーンズライクなB級カントリー・ロック72年作。

    CCRの弟分としてファンタジーレーベルからデビューした、カリフォルニア州サクラメント出身カントリー・ロック・バンド、72年2nd。抜けの良い乾いたギター、タイトなリズムセクション、まさしくジョン・フォガティの弟のようなやんちゃなハスキーボイスで、初期イーグルスのような疾走感あるカントリー・ロックを奏でています。チャック・ベリーの「BYE BYE JOHNNY」「CAROL」やルーファス・トーマスの「WALKING THE DOG」の軽快なカバー以外はオリジナル曲です。ストーンズそのままのようなギターリフ、ビートリッシュなコーラスワーク等々、UKロックの影響を受けた愛すべきB級カントリー・ロック。

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