【カケレコ放送局】 イタリアン・ロック特集！

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こんにちは、カケレコ店長の田中です。

本日のカケレコ放送局のテーマは、イタリアン・ロック！

いよいよ今週末に迫ったイタリアン プログレッシヴ・ロック フェスティヴァル。
定番、ディープ盤、新鋭を聴きながら、フェスに向けて気分を盛り上げていきましょう！
http://clubcitta.co.jp/001/italianprogfes/

はい、では、まずは定番から。

イタリアン・ロックを英米ロックに対する辺境としてとらえるのではなく、西洋音楽の中心地イタリアで生まれたもうひとつのロック・メインストリームとして捉えてみると？

長い長い西洋音楽の歴史に思いを馳せながら、イタリアならではのダイナミックかつ歌心に溢れた作品を楽しむことにいたしましょう。

• イタリアン・プログレの最高峰ですね。西洋音楽と地中海音楽を土台にクリムゾン1stの影響が加わったサウンドは唯一無比！

  

  P.F.M./PHOTOS OF GHOSTS

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• キレのある変拍子による爆発的にテンション高いアンサンブル、そしてイタリアならではのクラシカルな気品！イタリアン・ロックへの扉を開けるならこの作品がオススメ！

  

  BANCO/IO SONO NATO LIBERO

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• 艶やかな弦楽器によるクラシックの格調高さと、アグレッシヴなギターと荒れ狂うフルートによるロック的ダイナミズムとが見事に融合したイタリアン・ロック史上に残る傑作ですね！

  

  NEW TROLLS/CONCERTO GROSSO N.1 AND N.2

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• EL&P『タルカス』 meets ヴァヴァルディ『四季』！？

  

  LATTE E MIELE/PAPILLON

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イタリアン・ロックは地域毎の特徴に目を向けるとまたおもしろさが増しますね。

一番特徴的なのが、南部はナポリ出身のグループ。
こちらのジュークボックスもあわせ是非！

太陽が輝く情熱と喧噪の都市ナポリが産んだ熱きグループ達

• これをプログレ・ファンだけのものにしておくのは惜しすぎる！狂気の民族フリー・ジャズとも言えちゃう！？

  

  OSANNA/PALEPOLI

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• オザンナのメンバーからのリターン・トゥ・フォーエヴァーやマハヴィシュヌへの返答！？ ギターやエレピが超絶技巧で畳みかけるクロスオーヴァーを土台に、イタリアらしいむせかえるような熱情も加えたサウンドのテンションたるや！

  

  NOVA/BLINK

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地中海の民族音楽と融合したエキゾチックかつたおやかなジャズ・ロックもまたイタリアならではの魅力。

• しなやかでエキゾチックな地中海ジャズ・ロックを代表する作品といえば？ 元P.F.M.のヴァイオリニストがアレアと組んでリリースした大傑作ですね！

  

  MAURO PAGANI/MAURO PAGANI

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• 地中海プログレと言えば、マウロ・パガーニ？ この作品も忘れずに！『地中海の印象』という邦題で当時日本盤もリリースされた逸品ですね。

  

  MEDITERRANEA/ECCE ROCK

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さぁ、ここからは、4月28日からのイタリアン プログレッシヴ・ロック フェスティヴァルに来日するアーティストをピックアップ！

• 奇跡の復活を果たして、2012年作をリリース！しかも、あの77年の名作と、同時期にイングランドで生まれたイングランド『ガーデンシェッド』を掛け合わせたような、最上級の傑作だって！？

  

  LOCANDA DELLE FATE/MISSING FIREFLIES

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• EL&Pをヒントに、バロック音楽をロック化した狂おしくも気品に満ちたイタリアン・キーボード・ロック屈指の傑作！

  

  LE ORME/FELONA E SORONA

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イタリアン・ロックは、英ロック並に裾野が広い・・・。定番だけでなく、アルバム一枚を残して消えていったような作品にも名盤がゴロゴロ転がっていますね。そんな作品をピックアップしていきましょう。

• 1曲目からのイントロから、サックスが唸る変拍子がカッコ良いっ！と思ったら、いきなりアコースティックで詩情豊か。フルートがいかにもイタリアな響き。これ名曲！

  

  BLOCCO MENTALE/POA

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• ジャケは酷いですが、メロトロン、フルート、オルガンが哀愁を誘うイタリアン・プログレの名作なんですよね?。

  

  CAMPO DI MARTE/CAMPO DI MARTE

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• え！？ まだP.F.M.もBANCOもデビューしてないの！？ それでこの完成度は凄い。クリムゾン1stのジャジーでフリーキーなサウンドを土台に、イタリアならではの劇的さをもりこんだサウンドはもう破格のテンション！

  

  BUON VECCHIO CHARLIE/BUON VECCHIO CHARLIE

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• ユーライア・ヒープが、バロック様式の教会で録音したとしたら、こんなサウンドになる！？ マイナーながら、伊ハード/ヘヴィ・シンフォ屈指の名作ですね。

  

  RICORDI D’INFANZIA/IO UOMO

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70年代の名グループの遺伝子は、しっかりと90年代以降の新鋭に受け継がれています。北欧スウェーデンと並んで、現代プログレのメインストリームと言えるイタリアが誇るグループを紹介してまいります。

こちらのジュークボックスもあわせて是非。

70年代イタリアン・ロックの精神を受け継ぐ新鋭たち

• あの『四季組曲』すら序章だったの言うのか・・。
  艶やかな美麗アンサンブルとヘヴィーに展開する荘厳なアンサンブルによる圧倒的なダイナミズムで描かれるロック・シンフォニーにただただ唖然・・。

  

  HOSTSONATEN/RIME OF THE ANCIENT MARINER CHAPTER 1

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• メロトロンやピアノをフィーチャーしたメロディアスなプログレなんですが、クラシックや現代音楽などの確かな音楽的素養を感じさせる、格調高さと緊張感が全体にみなぎってますね。さすが、90年代イタリアを代表するグループ・・・。

  

  FINISTERRE/LA MECCANICA NATURALE

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• これでもかと時にリリカルに時にヘヴィに迫るメロトロン、ピアノ、フルート。クリムゾンやバンコの遺伝子を受け継ぐハイ・レベルな新鋭グループ！00年以降屈指の傑作ですね。

  

  LA MASCHERA DI CERA/LA MASCHERA DI CERA

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いかがでしたか？

イタリアン・ロックをもっと探求したい？
西洋音楽史にさかのぼってイタリアン・ロックの魅力に迫る、カケレコの特集を是非、ご覧ください！

明日もまた、ここカケレコ放送局にてお会いいたしましょう。

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